ホウエン地方で始まる日常 作:kazusaichinomiya
「いや、無理ですよ、どう考えても」
「弱音を吐くのか?」
「よ、弱音って、今さっき倒れたばかりなんですが」
そう、少女のメガボーマンダに大敗を喫したばかりだった。それだと言うのにこの男は何を!?
「その追い詰められた状況でも立ち上がる力が必要なのだ」
「何言ってるんですか?無理させたr…」
またしてもボスゴドラに唇を塞がれた。大好きだーーーーーーーーーーー!ってそんな事考えている場合じゃない!
「いや、君たちにならできる」
「アタシもそう思うかも」
えええええええええええ!?コル二さん裏切ったな!
「愛は地球を救う」
いや某テレビ局の二十〇時間テレビじゃないし!こんな状況誰が助けてくれるだろう。それに……後ろのボスゴドラちゃんは抱きつく強さが強くなっている。いやむしろ抱き抱えられてる。愛おしそうに頬ずりするのである。可愛いボスゴドラのためにもここは!
「少し休ませてあげてもいいか?」
「甘やかしすぎだ。心を鬼にしなくては守れんぞ!」
えーと、何か後ろがヤバイ気がする。いや、完全に感触で分かるけど……大きなモノが。こんなオレに対して興奮してくれるのはすごく嬉しいけど、R-15的にはアウトだし。あ、でも初めてはどうせあげるつもりだったんだし、いいか…ってそういう問題じゃないし!とりあえず……
「一旦ボスゴドラと2人にして欲しい」
良かったぁ〜!これなら問題ないな。ふぇ、えっちなシーン?ンなのカットに決まってるだろ!なにせR-15なんだからな!
*(愛を育み中)
「ずいぶん時間かかったじゃないか、それで覚悟はできたんだね?」
「ゼエゼエ、だ、大丈夫」
「息が上がってるが大丈夫か?」
そりゃ敏感なポイントばかり舐めてくるし、おまけにボスゴドラを抱いちまったしな。抱かれた訳じゃないぞ。そりゃあ息も上がるわ。しかも当の本人は二発出してるのに余裕だし、ってこれ以上話すとガチでR-18指定かかるから。
「あ、あぁ、大丈夫」
大丈夫な訳あるか!初めてを終えたばかりなんだぞ!でもボスゴドラが満足したならヨシ!
「始めようか、行け、ギャラドス」
すると赤いギャラドスが姿を表す。
「色違い!?」
「メガシンカだっ!」
*
その頃リーフィアはタツキの近くに戻ってきていた。
「うわぁ、大丈夫かな?」
アタシを守るために戦ってくれたんだもん、疲れたなんて言ってられないよ!絶対に一緒に戦う!
……でもなんか様子が変だよぅ?さっきボスゴドラは倒されたんじゃ……!
*
オレはもう二度とタツキを泣かせねェ!さっきそのために愛を育んだつもりだ。別に性欲処理ではねェ!でも気持ちよかったけどな。ってそうじゃなくてオレがタツキを守らなくちゃいけないんだ。絶対に……!
*
……ヤバイ、クソ疲れた。ンな事するんじゃなかった、って言いたいとこだけど、オレの中ではフツフツと焔の様に燃え盛る力があるんだ、これをボスゴドラと分かち合いたい、いや、分かち合えてる気がする!
*
……なんだこの気分、全身が猛烈に熱い、熱中症になったのかな?そうならタツキに膝枕してもらわないと。でもそんな感覚じゃない!何か萌え、ゲフンゲフン、燃えるような力がこみ上げてくる!これじゃ体が燃え上がるかもしれな…うっ!
突然ボスゴドラがうずくまる。
「ボスゴドラ!!って熱ッ!」
ボスゴドラの満身創痍の姿を見て、オレは思わず抱き締める。ダメだ、目の前で……!
「また失うなんて!もうッ!いやなんだよッ!」
オレの中で何かが燃えた。それは自分の中でとどまることなく、まるでボスゴドラを包む様に。
燃えた。
熱い。
オレ……また守ってやれなかったんだな……。
ボスゴドラの咆哮が近くで聞こえた……気がした。
「グルゥオオオオーーーーーーーーーーー!!」
へ?生きてる?でもなんか違う……?
目の前でボスゴドラの全身が燃えている。発火しちゃったんだ……。
しかし急にその焔が中心から吸収され、焔がなくなる。その中心に立っていたのは……。
「ぼ、ボスゴドラ……なの?」
オレが目の前で見たのはボスゴドラなのか、正直確信を持てなかった。硬さが自慢だった全身銀色の鎧は、今は赤熱したように染まっている。その姿は禍々しいまでのオーラを纏っており、それでいてもともとのエロさ……いや間違えた…優しさを残している。体の見た目も僅かではあるが、変化している。どういうことなのだろうか…。
「フッ、やはりか」
「絆現象!?」
『Vモード!?』
ああああああああああああああ!!!!
ついにタツキボスゴドラがあぁぁぁぁ!!!!
衝撃の能力については次回以降で判明していくでしょう!
不定期投稿ですが宜しくお願いします!