反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
第1話
私立反転学園
そこは「自由と信念」を校風とするこの学園は、個性的な生徒や教師が多くいること以外いたって普通の学園である。
そんな学園にも7不思議と呼ばれる物がある
1つ 校舎裏の森にあるかなめ石から夜な夜な男の不気味な声が聞こえる。
2つ 旧校舎のオカ研の部員は悪魔である。
3つ 忍者を育てる忍クラスと呼ばれる教室がある。
4つ 学園の地下には巨大な迷宮が広がっている。
5つ 年に一回、学園最強のバカを決めるテストが開催される。
6つ 科学室には恐ろしい細菌が保管されている。
そして最後の7つ目は、
学園の象徴とされる二つの時計塔には学園を作った創設者兼学園長が今でも住んでいる
4月も後数日とゆう某日、理事長室には理事長である天王州アテネと初等部、中等部校長のシンドバッド、おとせ、そして向かいのソファに座っている男性、理宗清人が淡々と告げる。
「単等直入に申し上げますと、あなた達の学園には、一週間以内に我々、U社の傘下に加わってもらいたい」
アテネは彼に鋭い目つきで言葉をかけた
理宋氏、あなたは何をおっしゃりたいのですか?」
「簡単なことです、U社の傘下になればよいのです。そうすれば、よりよい学園生活を送れる保障をします」
実はこの学園には界的巨大資本「U社」がスポンサーになっていて、U社から学園運営をする分の資金援助をもらっており、この学園を担当する理宋は語り続ける
「…もしこの話を受け入れられなかった場合、勝手ながら我々は貴校へ援助を取りやめ、学園の所有権および校舎と敷地を我々に譲渡していただきます」
「資金援助をしているあなた方が、そんなことをおっしゃるとは。ずいぶん身勝手ではないか?」
話の展開にシンドバッドが眉をひそめて理宋を睨みつける
「…少し、言い方が悪く感じられましたかな?今回の件は、もし貴校が我々からの援助分を返済しなかった場合に限ります」
「返済…?援助分を払えという事ですか」
「はい。我々は貴校へ5億の援助をしています。つまり、貴校は1週間以内に5億を返済しなければなりません」
「もし、その返済が済めば今回の話は取り消し…ということでしょうか?」
アテネが話しの要点を呟く。それに対し理宋はうなずく。
「ええ。ですが、貴校が一度に耳をそろえて返済などとは考えられませんがね…」
理宗は皮肉を込めてこう言ったので、おとせが返事をした。
「学園を私等で管理する代わりに、援助分を借金として返すこと。そうしなけりゃ学園をあんた等に無条件で明け渡す…そういうことかい?」
「平たく言えば、そうなりますね」
「なんで援助分を返済しなきゃいけないんだい?」
「我が社の意向で決定したことですから」
この言葉を聞いたシンドバッド
「話が全く違う。あなたの世界では、我が物顔でこういう手段を平然とやるんですか?」
「我が物顔だなんてとんでもない。我々は正当な手段で経営しているだけですよ」
「出資側であることを盾に、そちら側にとって都合のいい話を持ちかける。それのどこが正当な…」
「それは思い込みでしょう。我が社の履歴には一切法に触れるようなことをしていません」
「まさかあなた方は、初めからこの学園を自分たちのものにしようと考えていたんですか?」
アテナそう言ったとたん、理宋は紅茶を飲む手を止め、彼に問いかけた。
「……それで?」
「なんでも、かつてこの学園が金銭的困難に陥ったとき、その改築を無償で行ったのはあなた方だと聞きます。しかし話を聞く限り、私にはあなた方がこの学園そのものを支配するようにしか聞こえません」
しかしアテナから散々に言われても理宗は顔色一つ変えない。
「それは勘違いだと思います。あなたが契約書の内容を読み違えたのではありませんか?」
そしてアテナがある事を聞いてきた。
「その条件を飲むとして、その後在校生と教職員はどうするのです?丸ごと引き取ってくれるのでは…」
「最近の学生はゆとり教育、サブカルチャーの普及、少年犯罪の横行などで昔と比べてレベルが低いといわれております。また、いじめや不登校、その他不祥事などの問題で、生徒のみならず教職員にも問題が生じているこの現代です。だからこそ未来を生きる若者たちのために、変わってしまった教育問題に変革をもたらさなければなりません」
理宋は一息つくと、平然とした顔でとんでもないことを告げた。
「そこで、在校生については完全一新し、今の校風を捨て、我々の指導の下『優秀・万能・高潔』という新しい教育方針を打ち立てたいと考えております。教職員についても、有能な人材のみを採用する予定です」
理宋は彼女の話を無視して自分の主張だけを述べた。彼の態度に思わずシンドバッドが声を荒げた。
「待ってくれ!それはウチの生徒や教師は追放して、そのあとは無視ってこtか!?」
「そうですけど?理解が早くて助かります」
「それでは不公平だ!今の態度は完全に彼女をバカにしている!」
「何を申される、私は正常ですよ」
理宋は抑揚のない受け答えでシンドバッドに返答すると、アテナに封筒を投げ渡した。
「…これからについてをまとめた書類となります。お読みいただければ、我々の申し出がいかに正当なものであるのかということもご理解いただけると思います。では、忙しいので私はこれにて」
そういって理宋は丁寧に一礼し、カバンを手に、学園長室を出ようとした時
「ちょい待ち」
理事長室のドアが開き、そこから一人の男が理宋の前に立ちふさがった
「「「!?学園長!」」」
アテナ達はドアから入ってきた男を学園長と呼んだ
「話は大体聞かせてももらった、理宋さんだったか?」
「はい…そうゆうあなたは?」
「申し遅れた、俺はこの学園の学園長、ナテル・ラギだ、それで理宋さん、あんたが言うとおりなら、5億円を返済すればこの学園には一切手をつけない、そうゆう事だな」
「ええ、そうです」
理宋は先ほどと同じ表情でラギを見ていたが
「わかった、では援助分の5億円を返そう、そちらが言ったとおり一週間以内にな」
「!?なっ、何を言っているんですか!?一週間以内に5億円の金を返すというのですか!?」
ラギの言葉に理宋は焦りだした
「ああ、だから今日のところは…お引取り願おうか!」
「ひっ!……はっ、もっ、もし一週間以内に返済できなければ、学園はそっこく…」
「おい、あんま調子に乗るなよ」
「はっ?」
「俺を脅そうなぞ1億年早いわぁぁぁぁ!!」
「ひぃぃぃぃぃぃ!!しっ、失礼しましたぁぁぁ!!」
ラギの気迫に押され理宋は先ほどまでとは打って変わって逃げるように理事長室から出て行った
「お久しぶりです、ナテル学園長」
「久しぶりだなアテネ、しかしシンドバットにおとせ、お前ら3人がいながらあんな三下に言われ放題とは、悲しくて涙が出てくるぞ」
「しかし学園長、幾ら何でも5億なんて大金をいったいどこから?」
「心配するなシンドバット、手はすでにうってある」
ラギは携帯を取り出すとある人物に電話をかけた
「………ああ、俺だ大至急、俺の口座から5億円を引き出して、U社に返済しておいれてくれ、それと理宋とゆう男に「今度ちょっかいを出してきたらどうなるか分からんぞ」…と伝えておいてくれ」
ラギはそういい終えると電話を切った
「さて、3人共、急だが明日の朝、全体集会を行う」
「……!はっ、はい!」
「学園長、U社の件は…」
「心配するな、今日中にかたが着く」
ラギはそう言って何処からかウイスキーを取り出し、グラスに注ぎだした
「それと、明日から俺も仮教師として働くから」
「「「はあっ!?」」」
ラギの一言でアテナ達はU社の事など頭から抜けてしまう程、驚いた
「ちょっ、ちょっと待って下さい学園長、それはあなたが生徒達の前に顔を出すと?」
「そうだ」
「今までアテネ理事長や我々、校長一同、それに一部教師にしか顔を見せないあなたが?」
「そうだ」
「まさかとは思うけど、銀時やシンドバッド見たいに生徒達と接するんじゃないだろうね?」
「そうだが?」
「「「それだけはやめろ!!」」」
そしてその夜 U社
「ひっ、ひぃぃぃぃ!!」
理宋の目の前に謎の男が5億円が入ったトランクを持って仁王立ちしていた
「くくくっ、確かに5億円は返済したぞ」
「ばっ、化け物……」
「これは我が古きご主人の忠告だ!喰らうがいい!」
ボアアアアアアアアアアアア
「ぎゃああああああああああああ!!」
その夜、街中の理宋の叫び声が響いたとか響かなかったとか。
この作品のオリ主は学園長です、オリ主と言っても出ない話があります