反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
教壇のメイドガイはとても面白い作品なので皆さんもぜひ読んでみてください。
「はぁ、強化合宿?」
「忘れたのか銀時、生徒の学力アップの為の高等部1、2年合同の2泊3日の強化合宿だ夏休み前の職員会議で何度も話てただろ」
「何だよ、せっかくの夏休みなのに学校行くのも嫌なのに、何でわざわざ勉強しなきゃいけねえんだよ」
「勉強するのはお前ではなく生徒達だ、とにかく明日出発だ、忘れるなよ」
「へいへい…それとよ千冬」
「何だ?」
「二人の時だけ名前で呼ぶのやめねえか、こっぱずかしくてしょうがねえよ」
「何を言っている、私とお前は…」
「私とお前は…何?」
「「うわあぁ!」」
銀時と千冬は、突然現れた学園長に驚く
「そんなに驚かなくてもいいだろ、俺とお前達の仲なんだからさ」
「突然後ろから現れたら誰だって驚きます!」
「まぁ、そうかっかするな、それより二人とも明日は気を引き締めてかかれよ」
「何でだよ?」
「俺の勘だが、明日の強化合宿は一騒動起こりそうだぞ」
「「?」」
学園長は意味ありげな言葉をかけると、職員室から出て行った
そして翌日
「当たったな…」
「当たっちまったな…」
合宿当日、生徒達より前に到着していた銀時と千冬の目の前では銀時が担任のZ組の新八の眼鏡が割れていて顔から血を流し、ハヤテも同じ様に顔から血を垂れ流して辛うじて立っている状態で、ニャル子は頭からフォークが突き刺さっていた
A組の土屋康太が乗り物酔いでグロッキー、同じくA組の吉井明久が何故か死にかけていて
B組の結城リトは両頬にビンタされた形跡があり、邦枝葵は顔を真っ赤にしていたが、何故か黒焦げで
1年C組の男鹿、古市、ヒルダは葵と同じで黒焦げになっていた
「旅館に着く前でこれかよ、おい誰か説明できる奴いる?」
「坂本、木下何か知っているか?」
鉄人こと西村は自分のクラスの木下秀吉と坂本雄二に問いかけるが
「何と言えばよいのかワシらにもわかりかねますが…」
「しいて言うなら、バイオテロか…」
「はぁ?」
「分かるように説明しろ」
雄二と秀吉の話と他のクラスの話をまとめるとこういう事になる
Z組のバスでは、ハヤテがナギに紅茶を渡そうとした時にバスが曲がって、その紅茶がうん悪く、隣にいたヒナギクに掛かり、そのせいでヒナギクの制服のブラが透けてしまい、それを見てしまったハヤテはヒナギクに殴り飛ばされて、そのまま後ろにいた新八とぶつかり、ニャル子は手製の弁当を嫌がる真尋にむりやり食べさせようとして、それに怒った真尋がいつもの様にフォークをニャル子の頭に突き刺した。
A組のバスでは…以下、原作又はアニメ参照
B組のバスでは、リトがバスが大きく曲がった勢いで隣にいた西連寺と小手川の胸を触ってしまい、二人が顔を赤くしながらリトの頬にビンタをくらわした。
1年C組のバスでは、間違えて邦枝が乗ってしまい、バスが揺れた時に男鹿が謝って隣にいた邦枝に膝枕の体制で落ちてしまい、ベル坊が床に激突し、ベル坊が泣き出し、近くにいた古市とヒルダを巻き込んで電撃をくらったという事らしい
「どんなアクシデント!?バカ共が奇跡のコラボレーション起こしてんじゃねえか!」
「まったく、取りあえず全員、救護室に運べ!」
負傷した生徒達を救護室に運んで夕食を済ませて、そろそろ入浴時間になろうかという頃、教師達が控えていた控え室に数名の女生徒が入ってきた
「あの、坂田先生…少しよろしいでしょうか?」
「んっ?アーシアか何だ、言っとくけど金は貸さねえぞ」
「そんな事じゃありません!…その、少し困った事になってしまって」
「困った事?」
「取りあえず先生来てくれよ、あいつら頭に血が上って私達の言う事聞かないんだ」
クリス(戦)にそう言われ、銀時と千冬、学園長とコガラシ、鉄人は女子に連れられ、男子達に割り当てられた部屋の前に来た。
「何か、部屋の中からガンガン聞こえてくんだけど、あいつら何やってんだ?」
「しょうがない、開けるぞ」
「お前ら、一体何を騒いで…い…て……」
学園長が扉を開くと、そこには女子達に囲まれて、男子達がそろばん板と呼ばれる三角柱に斬られた木材の上に正座させられ、さらに脚の上に平たい石を乗せられそろばん責めをさせられ、さらには三角木馬に乗せられた男子や磔にされた男子達が目に映り、言葉を失ったが、学園長はすぐに持ち直し言葉を紡いだ
「……お前らの趣味や性癖にとやかく言うつもりは無いが、もうちょっと場所を考えてくれないか、一般のお客さんだっているし迷惑になるからな」
「ちょ、ちょっと待って下さい学園長!」
「何か誤解してますって!」
そっと扉を閉じようとした学園長を、女子数人がドアの取っ手を掴んで必死に止める
「大丈夫だ、今日の事は忘れる!」
「だからそういう事じゃないんですよ!」
「恥ずかしがるな、さすがに旅館でSMプレイは引くが個人の自由だ!」
「だから違うんですって!」
「約束しよう、今日の事は俺の心とこの写メの中に永遠に封印する!」
「人の話聞く気あるんですか!?ってか、いつ写メとったんですか!?」
その後、男子達の拘束を解いた銀時達はお互いの話を聞いた
「なるほど……盗撮ね」
「こんな事をするのは、こいつらだけですよ!」
「こういうのが冤罪を生むんだな…」
「何か言いました学園長!」
女子の中心人物であろう小山は学園長を睨む
「まっ、盗撮されたお前達の気持ちも分からないでもない、それにこいつらの普段の行いから、疑われてもしょうがないが……さすがに証拠もないのに拷問は、やり過ぎだと思ってな」
「なっ!?」
「取りあえず、この問題はこちらで何とかする、以上だ男子以外は自分達の部屋に戻れ」
「何言ってるのよ!アキ達がやったのは間違いないのよ!」
「盗撮などの卑劣な行為をこのクリスティアーネ・フリードリヒが見逃すと思っているのか!」
「Hはいけないと思うわ!」
「…………」
ワーワーギャーギャー
「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
部屋中どころか、旅館中に響き渡る様な怒鳴り声を学園長が発すると、さっきまで女子が騒いでいたのが嘘の様に部屋は静寂に包まれた
「ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー、ガキかお前らは!文句があるなら証拠をだせ証拠を!こいつらが盗撮をやったって、確かな証拠をよ!」
浜ちゃんモードになった学園長を前に完全に女子の心は折れていた
「分かったなら、さっさと風呂入って、歯磨いて、寝ろ!」
「「はっ、はいぃぃぃぃぃ!!」」
女子達は一部を除いて、部屋から蜘蛛の子を散らす様に逃げ去った
「……さて、うるさい奴らが消えた所だし、全部話してもらおうか」
「学園長、僕達の事信じてくれるんですか?」
「証拠もないのに教え子を犯人と決め付ける馬鹿な教師はいねえよ、そんな奴は教師じゃねえ、唯の屑だ」
「学園長……」
「けど、お前らがやったんじゃないかって疑ってはいるけどな」
「……そっ、そうですか」
「さて、それじゃあ何があったのか最初から話してくれ」
そして明久達の話を聞いた学園長は考え込んでいた
「なるほど、脅迫か…十中八九、今回の盗撮犯も吉井と坂本を脅迫した奴に間違いはないだろうな」
コンコン
「?誰だ」
「西村です、学園長 こいつらが坂本と直江に話しがしたいと」
「?……良いだろう、通せ」
鉄人がドアを開けると、そこにはA組の椎名京、霧島翔子と1年B組の黛由紀江が立っていた
「翔子…」
「京にまゆっち」
「雄二…」
「何だよ…」
「ごめんなさい」
「えっ?」
「雄二の妻なのに私、雄二の事信じてあげられなかった、本当にごめんなさい」
そう言った霧島の目には涙が浮かんでいた
「翔子………はっ、別に気にしちゃいねえよ…だから、泣くなよ」
「雄二……うれしい」
「私もごめん大和」
「一度でも大和さんや皆さんを疑ってしまい本当に申し訳ございません」
「京…まゆっち」
「おいおい、お熱いねぇ」
「ラブコメはもう良いか?」
「あっ…ああ」
「さてと、犯人を見つける手っ取り早い方法が浮かんだ」
「えっ!?」
「コガラシ!」
「何だ、ご主人よ!」
「犯人の目星は?」
「すでについている、真実見抜くためならば、人権蹂躙何するものぞ! 人呼んで白銀色の脳細胞! それがこの俺メイドガイ!!」
「よし、西村明日風呂場に男子、女子全員を集めさせておけ」
「分かりました」
「さて、明日はこの名探偵ナテル・ラギの出番のようだ」
そして翌朝
大浴場には男子と女子、そして教師達が集まっていた
初めにコガラシ達は
浴湯に繋がる一本道の廊下を確認する。
「特に遮蔽物は無いから、誰かが来たら隠れようがないな」
「逆にこの通路に人がいなければ、静かにしていれば見つかることもないというわけか…」
「そう、雪音と風鳴が言ったように、この場所では隠れようは無いが同じ通路内にいなければ見られることもない、あくまで近辺にいる者からはな」
「校長、一つ気になる事があるんだが」
「何だ、織村教諭」
「確か脱衣所のドアは施錠されていたはずだ、犯人が男子生徒ならば、どうやって施錠されているはずの脱衣所に忍び込んだんだ?鍵は私と西村先生しか持っていないはずなのだが」
「ピッキングをしたんじゃないの、それなら鍵が無くても開けられるわ」
「いや、そこは対策済みだ、鍵の先端にはセンサーがあって、その反応がなければ奥まで届かないようになっている」
「じゃあ、カメラは仕掛けられたのは男子じゃなくて、風呂にいた女子だけって事になるな」
銀時の言葉に女子達がざわめき始める。
「そうだ、犯人は女子(こ)の中、あるいは……、脱衣所(こ)の中にいる」
「この中って……でも脱衣所には入浴時間の直前まで鍵がかかっていたんですよね?」
「ククク、真実は一つでもそこに至る道は一つではないということだ。百聞は一見に如かず、まずは中に入るぞ」
いよいよ現場であった脱衣所に入る一同。女子達の話では、カメラは備え付けのタオルが置かれている籠の底に設置されていたという。決して複雑でもバレにくい場所でもなく、冷静に考えれば盗撮目当てにしては不自然な位置だ。単に良い場所が見つからなかっただけかもしれないが。
「当然だが窓は無えし、スパイ映画みたいに排気口があるわけでもねえ。こりゃ外から入るのは――」
「……コガラシ校長、もう一度同じ場所をできるだけ足音を立てて歩いていただけますか?」
「クククク、心得た!」
脱衣所内を見渡した雄二が侵入できそうな部分が無いことを確認したところで、千冬がゆっくりと歩き回っていたコガラシに声をかけた。彼女の求めに応じ、同じルートを大きく足を踏み鳴らしながら歩いていくコガラシ。ある一点を踏んだところで千冬が得心がいったと小さく頷き、その理由に気付いた鉄人が呟く。
「今の部分、他と音が違ったな……」
「どうやら、真下に空洞があるようですね」
「……ねえ秀吉、今の音の違いわかった?」
「いや、全くわからなんだ……」
千冬は音が違ったあたりへ向かう。屈み込んでよく見てみるとそこには、床と同化していてわかりづらいが小さな窪みがあった。指を差し込んで力を込めると、床の二メートル四方の正方形部分が重い音を立てて持ち上がる。その下には彼女の予測通り空洞が。
「これって……!」
「見ての通りの隠し通路だ。宿の外まで通じていることも確認した。緊急避難用か、改装前の旅館にからくり屋敷の要素があったかのどちらかであろう。見つけづらさからして恐らく後者だろうな。……わざわざ女風呂の脱衣所に造ってあるあたり、他意を感じぬでもないが」
「昔っからムッツリーニみたいなヤツがいたのか……」
「撤回を要求する!」
雄二の呟きにまだ己の性癖を隠し切れているつもりなのか、康太が心外だと反論する。そんな暢気なやり取りをよそに、周囲は再び騒がしくなった。外に通じる道があったということは、容疑者が男女問わずに戻ったということなのだから。
じゃあやっぱりアンタ達にもやりようはあるってことじゃない!」
「そりゃまあそうなるが、お前らの中に俺達をハメようとしてるヤツがいるって可能性が消えたわけじゃねえだろ」
「そうだよ! あの脅迫状のことだってあるんだし!」
「ここでそんな平行線にしかならない言い合いしたって仕方ないだろ、 まずは校長の話の続きを聞かなくては」
「この通路に気付いてたってことは、何か対策は取ってあったんだろ、ガイ校長?」
泥沼の論争が再開しそうになったところで、冷静な翼がそれをたしなめ、クリス(戦)が穴から何か黒い糸のようなものを手繰り寄せているコガラシに尋ねた。
「ククク、無論よ! 我が念を込めた髪は本体から分離しても、四十八時間は単純な動作ならば実行できる! これぞメイドガイ・ヘアセンスマリオネットの応用、名付けてリスペクト・ハエジゴク!!」
「ハエジゴクって、虫が入ると葉っぱが閉じるアレですよね?」
「確か中の毛に二回触れないと閉じないんだったな。つうことはその髪に二回触れたヤツを自動で捕まえるとか、そんなところか?」
「ご名答。より正確には一度通路の外に出た後に再度触れた対象を絡め取るようになっている。脱衣所内に侵入していればカメラを仕掛けた可能性が高いということになるからな。そして伝わる振動は、対象の人数や体格を如実に教えてくれる。……ハハァン? ホホォウ?」
弦楽器を奏でるように穴から伸びる髪を弾き、絡め取られている対象の情報をサーチするコガラシ。心なしか穴の奥から喘ぎ声が聞こえてくるような気がするが、どうなっているのかは誰にも見えない。
「人数は一人。そしてこの体型に該当する者とその嗜好及び日頃の言動を鑑みれば、今回の一件の動機も自然と見えてくるというもの。その名は嫉妬、七つの大罪に数えられし、げに悲しき人の業よ。……そう!この事件の犯人は…」
「きゃっ!」
「2年D組、清水美春お前だ!」
「あっ!こいつおいしい所だけ持っていきやがった!」
コガラシが手にした髪を勢いよく引き寄せると、かなり際どい縛り方をされた金髪縦ロールの少女――美春が穴の奥から飛び出してきた。
「美春……、本当にアンタがやったの?」
「お、お姉さま……、それは……」
「仮に貴様が犯人ではないと言うならば、何故その通路内に貴様がいたのか、何故唯一の侵入口であるそこに貴様以外の者がいなかったのかを説明してもらおうか」
「おい、何お前自分が推理した感じで言ってんだよ」
「銀時黙っていろ…」
「いや、だってよ…」
「今、自分のした事を認めるなら、そこまで重たい罰をあげんでもないぞ」
「そ、それは……! それ、は……」
「どうした、何か言ってみろ」
「う、ううう……! うあぁぁぁぁぁああっ!!」
「!?」
「学園長!」
「はあっ!」
「あっ……!」
徹底的に追い詰められ逆上したのか、はたまた錯乱し正気を失ったのか。美春はポケットから取り出したスタンガンを学園長に押し付けようとしたが、済んでの所で、スタンガンをかわすと、一瞬の隙をつき美春のスタンガンを奪うと、そのまま美春を床に押さえつけた
「そんなおもちゃで俺をどうこう出来ると思っていたのか?しかしここまでやるとはな、説教で済むと思うなよ」
「ま、待ってください! 確かにそこの豚野郎に目に物見せてやろうという気持ちはありました! でも、これはお姉さまのためでもあるんです! お姉さまへの愛故の――」
「黙れ! 自分の欲の為に他者を巻き込んだ時点で、貴様に愛を語る資格は無い!!」
学園長はそう言って、美春を天井に向けて投げ飛ばす
「きゃああああ!!」
「判決……」
学園長は空中で十字を刻み
「死刑!!」
ドオオオオオンン!
死刑の宣告で落ちてきた美春の周りが何故か爆発した
「……………」
「……ええええええっ!!何やってんですか学園長!?」
「えっ?何って、お仕置き」
「お仕置きのレベル軽く超えてんだろうが!ってか、死刑って言ったよね!?」
「落ち着け新八、よくある事だろ」
「あるわけねえだろ!」
BGM~スキ●スイッ● スカー●ット~
「何で土曜ワイドのエンディング流れてるの!?」
「事件解決だ帰るぞ」
「いや、帰るぞじゃねえだろ~!」
今回、第3者の立ちいちにいた女子生徒は
桂ヒナギク、西沢歩、鷺ノ宮伊澄、春風千桜、剣野 カユラ、瀬川 泉
平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、真鍋和
桃香、セイバー
ニャル子、クー子、暮井 珠緒
風鳴 翼、雪音 クリス
霧島翔子、木下優子、工藤 愛子
椎名京、榊原 小雪、マルギッテ・エーベルバッハ、源 義経、武蔵坊 弁慶
ララ・サタリン・デビルーク、西連寺春菜、小手川唯、籾岡里紗、沢田未央、ルン・エルシ・ジュエリア、お静
邦枝葵
西住 みほ、武部 沙織、五十鈴 華、秋山 優花里、冷泉 麻子
中野梓
固法美偉、吹寄制理、姫神秋沙
金色の闇、モモ・ベリア・デビルーク
立花 響、小日向 未来
黛 由紀江、九鬼 紋白
楠幸村、志熊理科
ミコノ・スズシロ
モルジアナ
塔城小猫
間桐桜