反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
「待たせたな皆、この俺様ルパン三世が遂に小説に登場!」
ルパン
「今度のお宝は学園に眠る魔法のコンパス」
次元
「ルパン、そんなのんきな事言ってる場合かよ、そのコンパスを狙って裏の組織が手を組んだんだぞ」
ルパン
「良いじゃないの、こっちには新しい仲間Dがいるんだからよ」
ルパン
「ルパン三世 スペシャル 燕の羅針盤(スワロウ・コンパス)」
次元
「血塗られた歌姫」
第19話 燕の羅針盤 序章
ある日、千冬は学園の校門前である人が来るのを待っていた
千冬
「そろそろか」
千冬は時計の時刻を見て呟き周りを見回すと、一台のパトカーが学園に向かっているのが見えた
千冬
「来たか」
パトカーは校門の前で止まり、パトカーから一人の男が出てきた
千冬
「お待ちしていました、銭形警部」
銭形
「あんたは?」
千冬
「この学園の教師をしています織斑千冬です。どうぞこちらへ、学園長がお待ちしてます」
千冬は銭形をラギがいる学園長室まで、案内する
銭形
「織斑先生でしたかな?一つ聞いてよろしいでしょうか?」
千冬
「何でしょうか?」
銭形
「なぜ警備にそちらの…ええっと、風紀委員(ジャッジメント)でしたかな?なぜ、学生が我々警察と一緒に警備する事になるのですか?」
千冬
「風紀委員達は学園の治安維持の為に作られた組織です、その為学園内の事件の時だけ、特別に警察と同じ様に動ける事が許されているんです」
銭形
「ほぉ、それは初耳だ」
千冬
「着きましたよ、銭形警部」
銭形
「おっ、そうですか」
トントン
銭形と千冬は学園長室に着くとドアの前で止まり、千冬はドアをノックする
千冬
「学園長、ICPOの銭形警部をお連れしました」
ラギ
「そうか、では銭形警部を中にお連れしてくれ」
千冬
「分かりました…どうぞ、銭形警部」
銭形
「あっ、ああ」
千冬はラギに言われドアを開けると銭形を学園長室に入れた
銭形は、椅子に座っているラギに近づくと、懐から警察手帳を取り出した
銭形
「ICPOの銭形です、さっそくですが学園長、ルパンがそちらの学園に保管されている燕の羅針盤(スワロウ・コンパス)を盗むとゆう予告が来たと言うのは本当ですか?」
ラギ
「本当だよ、証拠にこの封筒が数日前私の元に送られてきた」
ラギは引き出しから一枚の封筒を取り出し、それを銭形に手渡す
銭形
「では、中身を拝見させてもらいます」
銭形は封筒を開けて、中の手紙を読む
その手紙にはこう書かれていた
『三日後の午前0時、貴方の学園が保管している燕の羅針盤(スワロウ・コンパス)を頂にあがります ルパン三世』
銭形
「確かにこれはルパンからの予告状だ」
ラギ
「銭形警部、貴方はルパンの事を誰よりも知っていると聞きます、そちらの警備と合わせ我が学園の風紀委員達の指揮も貴方に一任したいのですが、よろしいでしょうか?」
銭形
「お任せください!この銭形、命を賭してルパンからコンパスを守ってみせます!」
ラギ
「ああ、それと一つ言い忘れたのだが、予告状が届いた翌日に生徒達とある賭けをしてね」
銭形
「はぁ?賭けですか」
ラギ
「見事ルパンを捕まえた生徒には私が可能な限り望みを叶えると言ってしまってね、だから当日は生徒達がルパンを捕まえようとするだろうから、気をつけてくれ」
銭形
「何ですってぇぇぇぇ!?」
銭形はラギの言葉に驚きラギに詰め寄っていく、その様子を窓から小さなハエが見ていた、カメラを搭載している目で、
あるホテルの一室
ルパン
「うひょひょひょひょ、まさかそんな手で来るとな、面白い奴だぜやっぱり」
フランスの大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫、ルパン三世はハエのロボットのカメラで映した映像をホテルの部屋で笑いながら見ていた
次元
「笑ってる場合かよルパン、普通の学生だったら怖くも何ともないが、あそこの学生は手ごわいぞ」
その横でマグナムの手入れをしているルパンの相棒の次元大介は笑うルパンに忠告する
五ェ門
「左様、あの学園には若いながらも有能な学生がいると聞く」
ルパンの仲間である十三代目石川五ェ門も次元の言葉に頷く
次元
「それに、何で今回は手紙なんて古風な予告をしたんだ?いつものお前ならもっと派手にやるだろ?」
ルパン
「まぁ今回は、相手に敬意と礼儀を弁えようと思ってな」
次元
「こりゃ驚いた、お前から敬意や礼儀なんて言葉が出るなんてな」
ルパン
「一言多いんだよ…一言」
???
「心配するなルパン、お前はこの俺が見込んだ認めた数少ない人間の一人なんだぞ」
ルパンの言葉をベッドに座っている銀色の髪をした長髪の男が褒める
ルパン
「へぇ、アンタが人間を褒めるなんて珍しいじゃねえか」
???
「前にも言っただろ私は大体の人間は嫌いだが気にいった人間は好きだ、例えばお前や、お前の祖父ルパン1世とかな」
ルパン
「へいへい、それであの男については何か分かったかD?」
ルパンは銀髪の男をDと呼び、ある事を聞く
D
「この前の件で、あの時の傷は40%ほど完治しているだろうな」
ルパン
「へぇ、デーボス軍って奴らに手貸して、それが分かれば上出来だぜ」
D
「まぁな、だがあの時もし来なければ私がデーボス軍を倒すはめになっていたんだ、報酬に手数料も加えさせてもらうぞ」
Dはそう言うと、ベッドにあったフードを洋服掛けに投げ掛けた、そのフードは前にデーボス軍の前に現われた男が着ていたフードだった。
ルパン
「かぁ~!やだやだ、そんなみみっちいこと言うなよ」
D
「馬鹿者、お前こそ手数料ぐらいでぐだぐだ言うんじゃない」
ルパン
「はいはい分かりましたよ、まぁ兎に角、明日の最終確認と行きますか」
ルパン達はテーブルに集まり、作戦の内容の最終確認を行う。
その頃
学園では生徒達がルパンの話やルパンをどう捕まえるか等、ルパンの話で持ちきりだった。
そして、学園の食堂の片隅で御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子の4人もルパンの話をしていた
佐天
「本当にすごいんですよルパンって、難攻不落と言われた刑務所から脱獄したり!幻の名画を狙うマフィアと争奪戦を繰り広げてそのマフィアを壊滅した挙句、その名画を盗んだり!さらには最強と呼ばれた殺し屋を返り討ちにしたり!もうルパン三世って、ネットで検索したらそんなスゴイ噂がごろごろあるんですから!まさに、世界一の怪盗と呼ぶに相応しい人なんですよ!」
御坂
「へぇ、私も名前ぐらいは知ってたけど、そんなすごい奴なんだ」
黒子
「はっ、何をおっしゃるかと思えば」
初春
「白井さん?」
佐天から、ルパンの事を聞いて、御坂は素直に関心するが、御坂の隣に座っている黒子は佐天の話を鼻で笑う
黒子
「いいですの、ネットでヒーローの様にもてはやされていますがしょせんルパン三世なんて唯のコソ泥、学園にいる不良と何ら変わりありませんわ…それよりお姉さま、私がルパンを捕まえた暁には、黒子と夜のお勤めを…」
御坂
「何言ってんだアンタは!」
黒子
「ああぁん!」
自分を舐め回すような視線で近づいてくる黒子に対し御坂はとっさに電撃を浴びせた
佐天
「ってか、白井さんまさかルパンを捕まえる気なんですか!?」
黒子の言葉から黒子がルパンを捕まえようとしている事に気づいた佐天は驚き黒子に詰め寄って話しを聞こうとする
黒子
「ええ、学園長が言っておりましたでしょ、ルパンを捕まえれば可能な限り願いを叶えると…ですか私、佐天さんは真っ先にルパンを捕まえようとすると思ったのですが」
佐天
「いや、確かに願いが叶ったらうれしいけど、さすがに私みたいな女子高生がルパンを捕まえられる分けないし」
御坂
「確かにそうよね、ルパンって警察から何回も逃げ切ったんでしょ、さすがに私も自信ないな」
初春
「御坂さんの言うとおりですよ、生徒の中でルパンを捕まえようと意気込んでる人達は大勢いますけど、ルパンを捕まえるなんて無理だと思いますよ」
黒子
「まぁ、3人共何を言ってますの!特にお姉さま、お姉さまは私と同じ風紀委員なのですから、ルパンからコンパスを守るとゆう使命を持って下さいまし!」
御坂
「はいはい……あっ!そう言えば、一つ気になる事があるんだけど」
佐天
「えっ?気になる事、それって何ですか御坂さん?」
御坂
「うん、そのルパンが狙ってる燕の羅針盤って何なの?」
黒子
「………お姉さま、自分が護衛する物を分かっていないなんて、黒子は嘆かわしいですわ」
御坂
「なっ!……じゃあ黒子、あんたはそのコンパスが何か知ってるの?」
黒子
「もちろんです、燕の羅針盤とは、学園長が持っているコンパスの事ですわ」
黒子は自信満々に御坂にそう説明したが
御坂
「だから、コンパスは分かってるのよ!何でルパンはそのコンパスを狙うのかって事」
黒子
「へっ?」
御坂
「例えば、純金で出来てるコンパスとか、宝の地図を示す手がかりがあるとか、そんな感じの理由でルパンは狙ってるんじゃないの?」
黒子
「いやっ…それは……その」
黒子は先ほどの自信満々な時と打って変わって汗をかきながら目を泳がす
御坂
「結局、あんたも知らないんじゃない」
佐天
「御坂さん、それなら私それっぽい噂を聞いた事がありますよ」
御坂
「えっ、それってどんな話?」
御坂は興味津々に佐天の話を聞き始める
佐天
「確か、燕の羅針盤は昔どこかの大海賊の船長がある一族から貰い受けた物で、コンパスには不思議な力が宿っているとか」
御坂
「不思議な力?」
佐天
「はい、その不思議な力ってのが…」
佐天は御坂達に燕の羅針盤の事について語り始め、そして4人が食堂を出たのは日が西に傾きかけた頃だった
その日の夜、太平洋沖
沖の海では、一艘の漁船が漁を行っていた
漁師A
「よ~し、引き上げろ!」
一人の猟師の合図で猟師達が網を海から引き上げるが、網の中には魚は一匹も入っていなかった
漁師B
「はぁ、おかしいな昨日はあんなに大漁だったのに?」
漁師C
「なぁに、こうゆう日もあるさそんな落ち込むなって」
漁師B
「……まっ、仕方ねえよな」
漁師D
「んっ?なぁ、あれ見ろよ」
漁師の一人がある場所を指差し、他の漁師達がその場所に目を向けると、そこに巨大な島が映りこんだ
漁師D
「あんな所に島なんてあったか?」
漁師A
「いや、こんな所に島は無いはずだ」
漁師B
「なぁ、今日はもう港に戻ろうぜ気味が悪いよ」
漁師C
「それに今日は魚も取れなさそうだし、帰ろうぜ」
漁師A
「……そうだな、よし港に戻るぞ」
漁師達は漁船を港に向けて動かして行った
漁師達が目にした島は全長15km、幅10kmで森が生い茂り、その中心には1城の大きな城が立っていた
その城の中央の部屋にある円卓にはそれぞれ、この世にある全ての食材を牛耳ろうとする闇の組織、美食會の副料理長、スタージュン、グリンパーチ、トミーロッドの3人、殺人や誘拐などの違法行為も厭わず任務を遂行する悪忍、その悪忍を育てる秘立蛇女子学園の首領道元、そして数ヶ月前、ライブステージQUEENS of MUSICにて全世界に宣戦布告した武装組織フィーネ、そのフィーネに所属しているDrウェルが円卓に集まっていた。
道元
「それで、それぞれの人員はどうなっているのだね?我が蛇女は腕の立つ悪人を50名程出す予定だが」
スタージュン
「我が美食會からは私とグリンパーチ、トミーロッドの他に第1支部を除く第2から第6支部の支部長と腕の立つ団員を数十名にGTロボを20体」
ウェル
「我々フィーネはシンフォギア奏者の3人を」
グリンパーチ
「ぐひひ、後は奴らがうまくやった後で」
ウェル
「我々が全て頂くとしましょう」
様々な思いや野望が交差する中、時は過ぎていき歯車が動き出した
ルパンの予告まで後1日
前々から書いてあった有名キャラクターとはルパン三世でした。
学園物関係ないじゃん!
と言う事は気にしないで下さい。
この長編はルパン達を主役に置きますので、他のキャラの影が薄くなるかもしれませんが、それはなんとか努力しようと思っています。