反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
ルパンの犯行予告 当日23時30分、校舎内にある保管庫にルパンが狙っている燕の羅針盤を保管し、保管庫の中には銭形警部と警察から送られてきた警備員が10名、そして風紀委員達が燕の羅針盤を守っていた。
キンジ
「なぁ、理子ちょっと聞いていいか?」
キンジは隣にいる峰理子に声を掛ける。
理子
「ん、どうしたの?」
キンジ
「理子も確かアルセーヌ・ルパンの孫だよな、お前とルパン三世ってもしかして」
理子
「あっ、やっぱり気づいちゃった、私とルパン三世は実の兄妹なのよ」
白雪
「えっ!そうだったの!?」
アリア
「えっ、そうだったのって、あんたバカ?そんなの少し考えたら分かる事じゃない」
白雪
「バカって、そんな言い方ないじゃない!」
理子
「けど、母親は違うの」
キンジ
「えっ?」
理子
「ルパン三世は父親のルパン二世が最初に結婚して生まれた子供、そして私はルパン二世の2番目の妻の子供」
キンジ
「それってつまり…愛人の子供って事か?」
理子
「違うよ、ルパン二世は一人目の妻には内緒で50代の頃に一人の女性と結婚したの、それが私のママ、だからルパン二世が死ぬまでルパン3世の母親も私のママも自分以外にもう一人妻がいる事に気づかなかったのよ」
キンジ
「……何だよそれ、二股ってレベルじゃないだろ」
理子
「ルパン一族の男には初代から、女たらしの遺伝子が組み込まれてるんじゃない、まぁ泥棒としての腕は私と比べて、一目瞭然だけどね、裏の世界じゃ私はルパン三世の搾りかすから出来たなんて言う奴だっているんだから」
キンジ
「………理子、その…悪かったな、辺な事聞いて」
理子
「あっ!気にしないで、逆に私、ルパン三世、お兄ちゃんの事尊敬してるから」
キンジ
「そうか…」
銭形
「おっほん」
キンジ
「おわっ!」
銭形
「思い出話も結構だが、今はコンパスの護衛に集中したまえ」
キンジ
「はっ、はい!」
銭形
「ああ、峰理子君だったかな?」
理子
「はい、そうですけど」
銭形
「……………」
理子
「あっ、あの…」
銭形はじーっと、理子の顔を見つめて、理子はどうすれば良いのか困ってしまうが、
銭形
「しかし信じられん、君とルパンが兄妹だとは…」
理子
「えっ?」
銭形
「いや、こっちの話だ気にしないでくれ」
そう言って、銭形は警備に戻る。
銭形
「後10分…」
銭形は予告の時間が迫っている為か、時計の時刻を一分おきに細かくチェックする。
銭形
「9分……………8分……………7分……………6分……………ごっ…」
沖田
「けど、本当にルパンは来るんですかね?」
銭形
「なにっ?」
銭形は沖田の言葉を耳にして沖田に歩み寄る。
銭形
「今のは一体、どういう意味かな?」
沖田
「いや、今時予告状なんて出すのは個人の自由ですけどね、保管庫には俺達風紀委員やあんた等、警察、それに校舎の中や外じゃ、ルパンを捕まえようとしてる奴らがうようよしてるんですぜ、さすがにルパンも手が出せないんじゃないんですかね?」
黒子
「私もそう思いますの、何の能力も持たないルパンが、私やお姉さま能力者、なのは先輩達魔導師、さらにISまであるのですから、幾らルパンといえど…」
銭形
「あまぁぁぁぁい!」
沖田・黒子
「「!?」」
ルパンを軽く見ている沖田と黒子を銭形は怒鳴り散らした。
銭形
「皆そうやって、ルパンにやられていったんだ、いいかルパンを甘く見るんじゃないぞ、ルパンは我々が思いもよらない方法で盗みに来るはずだ!例えば…」
ジリリリリリリリリリリ!
銭形がルパンの行動を例えて言おうとした時、校舎中に非常ベルが鳴り響いた。
近藤
「銭形さん!非常ベルが鳴ってるんだすけど!」
銭形
「そう、例えば学園の非常ベルを鳴らすとか……なにぃぃ!?」
銭形が非常ベルに気づき、保管庫を開けて外を見ると、校舎や学園の様々な場所で煙が昇り始めていた。
スバル
「何がどうなってるの?」
土方
「ルパンの野郎、火事でも起こしたんじゃないだろうな」
銭形
「兎に角煙が昇っている場所に向かうぞ、お前達はその場に残ってコンパスを守れ!」
警備員A
「了解しました!」
銭形
「続けぇぇぇ!」
銭形と風紀委員達は保管庫から出て、煙が昇っている場所へと向かって行った。
警備員A
「気を付けろ、ルパンがここに来るかも知れないぞ」
警備員L
「ああっ、そうだな……けど」
警備員A
「けど、どうしたんだ?」
警備員L
「けど、もう来ちゃってたりして!」
警備員の一人が自分の顔を引っ張ると警備員の顔の皮が剥がれ、ルパンが正体を現した。
警備員A
「るっ!ルパン!?」
警備員B
「つっ、捕まえ…」
警備員J
「おっと」
警備員B
「がっ!」
警備員J
「悪いがそこでお寝んねしてな」
警備員がルパンを捕まえようとした時、後ろにいた警備員が前の警備員の後頭部を殴り気絶させ、その警備員がヘルメットを取る、警備員に化けていた次元はソフト帽を被りマグナムを構える。
警備員C
「なっ!なにっ!?」
警備員D
「ルパンの仲間だ捕まえろ!」
警備員E・F・H
「「「うおおおおお」」」
警備員が3人、ルパンと次元を捕まえようとした時、
警備員G
「でやあぁぁぁぁ!」
警備員の一人が白鞘に納められた剣を向き、3人の警備員を斬りつける。
五ェ門
「また、つまらぬ物を斬ってしまった」
五ェ門はヘルメットを取り、斬鉄剣を鞘に収めると、警備員達の服は破れ、警備員達はパンツ一丁になってその場に倒れた。
警備員A
「おっ、お前達いつのまに…」
ルパン
「最初っからさ、それじゃあお休み」
プシュ
警備員A
「あっ!……ふにゃ」
バタッ
グーグー
ルパンはそう言って警備員にピンク色の煙を嗅がせ、それを嗅いでしまった警備員はその場に倒れ、眠り込んでしまう。
ルパン
「さてさて、それじゃあコンパスを頂くとしますか」
ルパンはケースを外し燕の羅針盤を手にし、
ルパン
「燕の羅針盤ゲットだぜ!……なんつって」
次元
「はぁ、ふざけてる場合かよルパン」
五ェ門
「そろそろ銭形達もあれに気づく頃だ」
ルパン
「それじゃあ俺達も逃げるとしますか」
ルパン達は警備服を脱ぎ捨て、保管庫から出て行く。
銭形
「煙はここから上がっているようだな」
銭形達は煙が上がっている理科室のドアに手を掛け、
銭形
「開けるぞ!」
理科室のドアを開けると、銭形達の目の前に、
銭形
「なっ…何だこれは?」
教卓の上に七輪が置かれていて、その七輪の上で秋刀魚が焼かれていた。
斑鳩
「七輪ですよね?」
御坂
「七輪…ですね」
翼
「秋刀魚を焼いているな」
クリス(戦)
「うまそう」
銭形
「確かに、これの上に大根おろしをつけて醤油を掛けるとなんとも言えない匂いが……って違ぁぁぁぁぁう!!これはルパンの罠だ!」
近藤
「罠?」
銭形
「全員すぐに保管庫へ戻るぞ!」
銭形達は七輪の火を消して理科室を後にし、保管庫へ戻って行く。
銭形
「くっそー、あんな幼稚な罠に掛かってしまうなんて、この銭形一生の不覚!」
フェイト
「警部さん、急がないと!ルパン達にコンパスを奪われてしまいます!」
銭形
「そんな事言われなくても分かっている!」
銭形
「こっ、これは!?」
保管庫に着いた、銭形達の目に飛び込んできたのは倒れこんだ警備員達と空っぽのケースだった。
翼
「一足遅かったか」
クリス
「おい、しっかりしろ!」
銭形
「んっ?」
銭形は倒れている警備員達を見て、ある違和感に気づく。
銭形
(これは…確か最初警備員は10人いたはず、それが今は…4、5、6,7…!!)
銭形は警備員の数を数え、警備員が7人に減っている事に気づく
BGM
~Theme from Lupin III '89~
銭形
「しまった!」
銭形はルパン達の正体に気づき保管室から飛び出て行く。
翼
「どうしたんですか、銭形警部!」
ルパン
「ルパンだ!警備員がルパンだったんだ!」
翼
「ルパン?」
土方
「俺達も行くぞ」
土方達も銭形に続いて行くように保管庫を出て走り出す。
D
『ルパン、燕の羅針盤は手にいれたか?』
ルパン達が校舎内を駆け回っているとDから連絡が入ってきた。
ルパン
「ああ、とっくに羅針盤は俺の手の中よ」
D
『すぐそっちに向かう、屋上で待ってろ』
ルパン
「あいよ」
ルパンは通信を切り、上に続く階段を昇っていく。
五ェ門
「ここまで簡単に事が進むとは」
次元
「何か嫌な予感がするな」
ルパン
「嫌な予感って何だ次元?」
次元
「こんな時は決まって…「ルパァァァン!」ほら来た!」
ルパン
「なにっ!?」
ルパンが後ろを振り向くと銭形と風紀委員達が階段を駆け上がり自分達を追いかけて来た。
銭形
「ルパン逮捕だあぁぁぁ!」
ルパン
「また、銭形のとっつぁんだよ…急ぐぞ!次元、五ェ門」
五ェ門
「いや、ルパン上に行くのは止した方が良い、上を見てみよ」
ルパン
「なにっ?…ああっ!」
五ェ門に言われ、ルパンが上を向くと、学園の生徒達が階段を駆け下りて自分達を捕まえようと向かって来ていた。
次元
「どうする?ルパン」
ルパン
「しゃあねぇ…おい、D聞こえるか?」
ルパンは通信機を取り出し、スイッチを押してDに連絡を入れる。
D
『どうしたルパン、もう屋上に着いたのか?』
ルパン
「いや、作戦変更だ校舎じゃなくて学園の旧校舎の屋上に向かってくれ」
D
『旧校舎だと?……分かった、そっちに着くのはもう少しかかるそれまで待っていろ』
ルパン
「あいよ」
ルパン・次元・五ェ門
「「「…………」」」
コクッ
ルパンは通信機のスイッチを切り、次元と五ェ門の二人にアイコンタクトを取り、旧校舎に続く、橋がある3階を目指して走り出した。
ルパン
「へっ、やっと面白くなってきやがった」
『ルパン三世』
銭形
「待てぇ、ルパ~ン!逮捕だあぁぁぁぁ!」
ルパン
「とっつぁん、校則違反だぜ、廊下は走るなって先生に習わなかったのか?」
ルパンは追われながらも何時ものノリで銭形をおちょくる。
銭形
「うるせぇ!お前を捕まえるのにそんな事気にしてられるか!第一わしはここの生徒じゃない!」
ルパン
「とっつぁんがそう言うんなら、俺も校則違反しちゃお」
パクッ
クチャクチャクチャ
ルパンはポケットから一枚のガムを取り出すと、それを口に入れて噛み出した。
次元
「おい、何やってんだルパン?」
ルパン
「まぁ、見とけって」
ルパンは噛んだガムを床に吐き捨てる、
沖田
「あっ、い~けないんだ、いけないだ~せ~んせいに言ってやろ~」
土方
「ガキかてめえは!」
すると、ルパンが吐き捨てたガムが突然、膨らみ始めた。
銭形
「なっ、なに!?」
ガムは巨大な風船になるまで膨れ上がり、天井から床までを隙間なく塞いでしまった。
黒子
「こんな物で私達から逃げられると思うなんて、考えが幼稚すぎますわ」
黒子は太股に忍ばせてある鉄矢をテレポートで取り出し、それをダースのようにガム目掛けて投げ掛けようとした、
翼
「待て!白井」
黒子
「えっ?」
突然、翼が黒子に鉄矢を投げるのをやめさせようとしたが、鉄矢は黒子の手を離れ、ガムに向けて投げ出される。
バアンッ!
銭形
「のわぁ!?」
黒子
「きゃっ!」
鉄矢はガムに刺さり破裂したが、破裂してバラバラになったガムが銭形達に降りかかった。
近藤
「なっ、何だこりゃあ!」
なのは
「うっ、動けない」
黒子
「ちょっと、真っ暗で前が見えませんわ!」
銭形達は立ち上がろうとしたが、ガムが体にくっ付いて、体を動かせなくなってしまった。
ルパン
「とっつぁんどうだ、俺が新しく発明した超強力粘着ガムの威力は?」
ルパンは動けない銭形達に先ほどと同じガムを手に取って、それを見せ付けた。
銭形
「おのれ、ルパン!」
ルパン
「あばよ、とっつぁん!」
【 ルパン三世 】
【 栗太貫一 】
ルパン達は動けない銭形達を尻目にその場から逃げ去っていく。
御坂
「ちょっと黒子!あんたの能力で何とかしなさいよ!」
黒子
「無理ですわ、お姉さまガムが目にこびり付いて何も見えませんの」
銭形
「ルパン、逃がしはせんぞ!うぉぉぉぉぉぉぉ!」
ブチブチブチ
銭形
「どりゃあああああ!!」
ブチィィィン!
御坂
「うそっ!」
クリス
「なんつー馬鹿力だ…」
銭形は粘着ガムを引きちぎりルパンが逃げていった方に振り向き。
銭形
「待てぇぇぇルパァァァァン!」
【銭形警部】
【山寺宏一】
クリス
「ちょっ!私達はそのままかよ!」
動けないクリス達をそのままにしてルパン達を追いかけて行ってしまった。
次元
「んっ?ルパン、また来たぞ」
ルパン
「あら、ほんと」
ルパン達の前に吹寄制理と上条当麻、土御門元春、青髪ピアスのデルタフォースが立ちふさがる。
吹寄
「見つけたわよルパン三世、コンパスを返しなさい!それは学校の備品よ!」
当麻
「はぁ、上条さんは別にやる気はないんですけど」
土御門
「カミやん、まぁその場のノリで楽しみぜよ」
青髪
「お祭りだって思えば楽しいもんやで」
当麻
「まぁ、そう言うわけで…捕まってくれません?」
次元
「悪いが、漫才に付き合ってる暇はないんでな」
バァン!
【次元大介】
【小林清志】
次元はそう言うとマグナムを取り出し、当麻たちの頭上にあるスプリンクラーに弾を当てた。
吹寄
「えっ?きゃあ!」
当麻
「うわっ!?」
弾が当たった事でスプリンクラーが誤作動を起こし、スプリンクラーから水が散布され、当麻達の視線がスプリンクラーに向いた。
ルパン
「今だ!」
ルパン達はその隙を着いて当麻達の間を擦り剥けて行った。
吹寄
「しまった!待ちなさいルパン!」
当麻
「やれやれ…まぁ、上条さんはこうなるだろうって最初から分かってましたけど……おおっ!」
土御門
「どうしたぜよ、カミやん?…んっ?おおっ!」
青髪
「二人とも、どうしたん?……うひょおお!」
吹寄
「なっ、なぜ私を見る?……!」
当麻達の視線が、自分に向いている事に気づいた吹寄がふと、自分の胸を見ると、スプリンクラーの水で服から下着が透けて見えていた。
吹寄
「貴様ら……ふんっ!」
当麻
「ぐはっ!」
土御門
「ぐひっ!」
青髪
「ぐへっ!」
当麻達が自分の下着を見ている事に気づいた吹寄は最初に隣にいた当麻の右頬にグーパンチを決め込むと、土御門のアロハシャツの襟を掴み土御門の顔面に頭突きを食らわし、最後に逃げようとした青髪の首根っこを掴み脳天にチョップをくわえた。
その頃、欲に目がくらんだ教師と生徒、それに無理やりつき合わされている生徒達が血眼になってルパンを探し回っていた。
銀時
「ルパ~ン!どこに隠れたぁぁぁぁ!!」
神楽
「出てこいやこそ泥があぁぁぁぁ!!」
さっちゃん
「銀さんと結婚、銀さんと結婚、銀さんと結婚、銀さんと結婚、銀さんと結婚、銀さんと結婚」
銀時
「おらっ!」
パリィィィィン!
さっちゃん
「ぐへっ!……ああぁぁぁぁぁぁぁ!」
銀時の隣で「銀さんと結婚」と連呼していたさっちゃんを銀時が蹴り飛ばしさっちゃんは窓を突き破り、外に落ちた。
九兵衛
「待ってて妙ちゃん、僕がルパンを捕まえて妙ちゃんの願いを叶えてあげるよ」
お妙
「ありがとう九ちゃん…おっしゃあぁぁぁ!金づるはどこだぁぁぁぁぁ!!」
東城
「若ぁぁぁぁぁぁ!この東城、ルパンを捕まえた暁には、若にゴスロ…」
九兵衛
「ふんっ!」
パリィィィィン!
東城
「ぐほっ!…あ…あぁぁぁぁぁぁ!」
九兵衛はゴスロリ服を取り出した東城を蹴り飛ばし、東城は窓ガラスを突き破り、さっちゃんと同じ様に外に落ちていった。
銀時
「んっ?……見つけたあぁぁぁぁぁ!」
銀時は外に目を向け旧校舎に続く橋の上をルパン達が走っていくのを目にした。
神楽
「そこ動くなネェェェェェ!!」
銀時達はルパンを追って、旧校舎に続く橋に向かっていく。
ルパン
「よしっ、後は旧校舎の屋上に向かうだけ…」
銀時・神楽・お妙
「「「ルパァァァァァァァァァァン!!」」」
ルパン
「なっ、何だ!?」
ルパン達は驚き後ろを振り向くと、目を血走らせた銀時達が自分達を追いかけて来ていた。
銀時
「お前捕まえて、報酬に3000千万と給料3倍だ!ルパン三世の3に掛けて!」
神楽
「私もネ!あの野郎捕まえて学食一生食べ放題券を作らせるネ!ルパン三世の3に掛けて!」
新八
「何も掛かってねえよ!3どこいった!?」
お妙
「あの金づるを捕まえて、学園長の全財産は私の物よ、ルパン三世の3に掛けて!」
新八
「だから掛かってねえって言ってんだろうが!」
九兵衛
「妙ちゃんの願いは僕が叶える、3に掛けて」
新八
「いい加減にしろ!お前ら3に掛けてって言いたいだけだろ!」
五ェ門
「醜い」
追ってくる銀時達を見て五ェ門はそう呟くと、橋の中央に足を立めた。
次元
「何やってんだ?五ェ門」
五ェ門
「次元、ルパンここは拙者に任せろ」
ルパン
「分かった、頼んだぜ五ェ門」
次元
「遅れるなよ」
ルパンと次元はそう言って、五ェ門を残し旧校舎に向かって走っていく、
銀時
「あっ?足止めのつもりかこのヤロー!」
神楽
「舐めんじゃねえぞ!この侍かぶれがあぁぁぁ!」
お妙
「二人とも、あの野郎を捕まえて人質にするのよ」
神楽
「分かったアル姉御!」
銀時
「おっしゃ!その作戦のった!」
新八
(もうこの後の展開分かっちゃったけど、やっぱり行かなきゃだめだろうな)
銀時・神楽・お妙
「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」
銀時、神楽、お妙は五ェ門を捕まえようと五ェ門に襲い掛かる、
五ェ門
「……!きぇぇぇぇぇ!!」
だが、五ェ門は銀時達が襲って来るよりも早く斬鉄剣を抜き橋を銀時達がいる場所だけを正確に斬り落とした。
銀時・神楽・お妙
「「「えっ?」」」
新八
「あっ、やっぱり…」
銀時・神楽・お妙
「「「ああぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
九兵衛
「妙ちゃあぁぁぁぁぁん!」
橋が斬り落とされ、銀時達はそのまま下に向かって真っ逆さまになって落ちていった。
カチャ
【石川五ェ門】
【 浪川大輔 】
五ェ門
「また、つまらぬ物を斬ってしまった」
五ェ門はお決まりのセリフを吐き、斬鉄剣を鞘に収めルパン達が待つ旧校舎に走ってく。
旧校舎では、ルパンと五ェ門が屋上を目指して階段を駆け上がっていた。
ルパン
「いや、場所を変更して正解だったぜここには俺達以外誰もいないみてえだ」
ルパンが言うとおり、生徒達は殆どが校舎でルパン達を探していて、旧校舎には誰もいなかった。
次元
「このまま順調に行けば良いんだがな」
五ェ門
「待たせたな」
橋で足止めをした、五ェ門が戻ってきた。
ルパン
「おっ、結構早かったじゃねえか」
次元
「また、つまらぬ物でも斬ったか?」
五ェ門
「言うな…」
【 峰不二子 】
【沢城みゆき】
次元
「へいへい……ルパン」
ルパン
「あぁ、行っくぜぇぇ!」
ルパン達は階段を駆け上がり、旧校舎の五階にたどり着き、ルパンは階段を一気に駆け上がり、屋上へと続くドアを蹴破った。
『燕の羅針盤~血塗られた歌姫~』
ルパン
「おっDちゃ~ん、ナイスタ~イミ~ング」
屋上に出たルパンがDが乗るヘリが来ていないか当りを見回すと、屋上から50mの場所にヘリが見えた。
ルパンはポケットから通信機を取り出し、スイッチを押してDに連絡を入れる。
ルパン
「D、俺達はもう屋上に着いたぜ、見えるか?」
D
『ばっちりだルパン、こっちからでもお前の猿ヅラが良く見える』
次元
「ぷっ!」
五ェ門
「ふふっ」
Dの言葉に次元と五ェ門は思わず吹いてしまう。
ルパン
「はははっ!猿ヅラは余計だ!」
D
『すまんすまん…屋上の真上に着いたら縄ばしごを下ろす、それを使って乗り込め』
ルパン
「あいよ」
ルパンは通信機を切り、ヘリが屋上の真上に来るのを待つ
銭形
「どこだ、ルパァァァン!……んっ?あれは…」
校舎の中でルパンを探し回っていた銭形は旧校舎に近づく一機のヘリに気がつく
クリス
「おい、どうしんだよ警部さん?」
翼
「銭形警部、何か見つけたのですか?」
銭形
「あのヘリ…」
クリス・翼
「「ヘリ?」」
クリスと翼は銭形が指差した旧校舎に目を向けヘリに気づいた。
銭形
「あのヘリは君たちの学園の物か?」
翼
「いえ、学園にヘリは無いはずです」
クリス
「警察のヘリなんじゃねえのか?」
銭形
「いや、あれは警察のヘリじゃない、それにもしヘリが来るのならワシに連絡が来るはずだ」
翼
「では、あのヘリは?」
銭形
「………そうか!」
クリス
「うわっ!何だよ、急に大声出して」
銭形
「ルパンだ、ルパン達はあのヘリで逃げるつもりなんだ」
翼
「何だと!?」
銭形
「すぐに風紀委員全員に知らせろ、ルパンは旧校舎の屋上にいると」
翼
「分かりました」
クリス
「無理だ、もう間に合わねえよ!」
銭形
「無理じゃない!ワシが何十年ルパンを追い続けたと思っているんだ」
クリス
「……しょうがねえな、まぁ私も、あのまま逃げられるのは癪に障るからな」
銭形
「ルパァァァン!逃がさんぞぉぉぉぉ!」
銭形達はルパン達を追って、旧校舎に向かって行った。
Dが乗るヘリコプターは旧校舎の屋上の真上に着き、Dはヘリのドアを開けて縄ばしごをヘリから吊り下げた。
D
「ルパン早くしろ、銭形がこちらに気づいた」
ルパン
「なにっ?とっつぁんが」
D
「ああ、窓越しからこっちを見た後、走り出して行った、あの男なら5分もしないでここに着くぞ」
ルパン
「やべ、急ぐぞ次元、五ェ門」
五ェ門
「承知」
次元
「ルパン、先に行け」
ルパン
「悪いな」
ルパンがヘリに吊り下がっている縄ばしごに手をかけた。
ドガァァァァン!
D
「!?」
次元
「何だ!?」
ルパン
「D!」
だが、突然ヘリコプターに何かが直撃し、ヘリの尻部が爆発する。
銭形
「なっ、何だ何だ!?」
クリス
「ヘリが…」
翼
「爆発しただと…」
校舎を出て、旧校舎に向かっていた銭形達はヘリが爆発するのを目の当たりにした。
D
「くそっ、操縦が……ええい!」
ドガァァァァン!
銭形
「うおぉぉぉぉ!」
翼
「くっ!」
Dはヘリのドアを蹴破り、屋上に飛び移った、ヘリは尻部を燃やしながら、地面に激突し爆発を起こし、銭形達はその爆発で起こった爆風から身を守る。
ルパン
「大丈夫か、D?」
D
「あぁ、平気だ」
Dはルパンから差し伸べた手を掴み立ち上がり、ルパン達は爆発したヘリの残骸を上から見下ろす。
ルパン
「ちくしょう、誰だこんな真似しやがるのは?」
五ェ門
「ここの生徒ではござらぬか?」
次元
「おいおい、そりゃいくらなんでも考えすぎだろ」
五ェ門
「いや、橋の上で拙者達に襲い掛かった奴らならやりかねん」
次元
「だからって、ガキがヘリを爆破するか普通?」
D
「んっ?……次元、どうやらお前が正しいようだ」
次元
「なにっ?」
D
「気をつけろ、こちらに何か近づいて来ている」
ルパン
「何だって?」
Dの言葉にルパンは驚くが、すぐにワルサーP38を懐から取り出し、次元と五ェ門も無言で腰のコンバット・マグナムを抜き、斬鉄剣を構え、Dも次元同様、腰からコルト・キングコブラを抜いて上空を見上げる。
そして、
D
「………!来たぞ!」
Dの声と共に、上空から突然、巨大な大型輸送機が出現した。
ルパン
「なっ、何だありゃあ!?」
次元
「ステルスだと!?」
五ェ門
「面妖な…」
ルパン達は突然現われた輸送機に驚いく
ラギ
「馬鹿な!」
学園長室のソファで資料を読んでいたラギは輸送機の出現に気づき、ソファから立ち上がる
ラギ
「この私が、気づかなかっただと…」
そして、輸送機のカーゴドアが開きそこから謎の集団が輸送機から飛び降りてきた
次元
「んっ?おい、ルパンあれ見てみろ」
ルパン
「?……あれは…」
ルパンは輸送機から飛び降りた何かを見ると、それは毛むくじゃらの体にアリクイのような形の顔をした生き物の様なものだった
次元
「ありゃあ、確かGTロボじゃねえか」
五ェ門
「GTロボ?」
ルパン
「正式名称グルメ・テレイグジスタンス・ロボット、遠隔操作で遠くの場所からでも動かせる人型ロボットさ、すごい所は、操縦者の動作を1/1000秒以下の誤差で正確に動くどころか、五感全てを操縦者に伝える事が出来るすぐれものだ」
次元
「だが、あのロボットの姿、ありゃあ…」
ルパン
「あぁ、美食會の奴らが使うGTロボだ」
五ェ門
「美食會、この世全ての食材を独占しようとしている闇組織か」
ルパン
「あぁ、ヘリを撃ち落しやがったのも美食會の連中だろうな」
D
「いやルパン、どうやら美食會だけじゃないらしい」
ルパン
「なにっ?」
ルパンはDの指差す方向に目を向ける、そこにはくの一の様な姿をした者達がGTロボと一緒に学園に降り立っていた。
ルパン
「うひょぉ、くの一の団体様だ」
次元
「喜んでる場合かルパン」
五ェ門
「あの者達、おそらく悪忍の手の者」
次元
「まっ、美食會なんかとつるむ奴らだ、悪忍で間違いないだろうな」
ルパン
「次元…何か、怪しくねえか?」
次元
「何がだルパン?」
ルパン
「俺達のヘリを撃ち落したのは、あいつ等で間違いないはずだ、だったら何であいつ等俺達がいる旧校舎じゃなくて、校舎の方に向かってるんだ?」
ルパンが言うとおり、GTロボや悪忍たちはルパン達がいる旧校舎には目もくれず、校舎の中に入っていく。
そして校舎の中では
御坂
「このっ!」
GTロボ
『ぐあっ!』
御坂
「ったく、何なのよこれ?」
御坂は、襲い掛かってくるGTロボを超電磁砲(レールガン)で薙ぎ払い、動かなくなった、GTロボに触ろうとした時、
GTロボ
「がぁっ!」
御坂
「!しまっ…」
突然、動かなくなった筈のGTロボが動き出し、御坂の腕を捕まえた。
黒子
「お姉さま!」
ガッ!
だが、そこにテレポートで黒子が現われ、鉄矢をテレポートでGTロボの核の部分に突き刺し、GTロボは機能停止した。
御坂
「いったい、何なのよこいつら」
シグナム
「御坂、白井!」
ヴィータ
「お前ら、無事か!」
右の廊下からシグナムとヴィータが現われ、御坂と黒子に声をかける。
御坂
「ヴィータ先輩にシグナム先輩」
ヴィータ
「気つけろ、校舎のあちこちでGTロボや悪忍の忍者が暴れまわってやがる」
御坂
「何ですって?」
シグナム
「悪忍がここまで表立って姿を現したのはこれが始めてだ、先ほど、局長から連絡が入った、学園長が学園に侵入した者達を捕まえろと命令が出されたそうだ、死なない程度にやれとな」
御坂
「オーケー、つまり」
御坂は自分達を取り囲んでいるGTロボや悪忍達に目を向け、
御坂
「こいつらを全員、死なない程度でぶっ倒せば良いって事ですよね?」
黒子
「少し野蛮ですけど、ここまで無礼な輩に遠慮は無用ですわね」
シグナム
「ああ、その通りだ」
ヴィータ
「まぁ、そっちの方が手っ取りばやいしな!」
シグナムとヴィータはレヴァンティンとアイゼンを構える。
シグナム
「いくぞ!」
ヴィータ・御坂・黒子
「「「おう!」」」
シグナム達は襲いかかるGTロボと悪忍達に向かっていった。
銭形
「どりゃあぁぁ!」
悪忍・壱
「ぐわっ!」
銭形は襲い掛かってきた悪人に投げ手錠をかけ、悪忍を自分の所まで寄せて背負い投げで悪忍を倒す。
銭形
「ICPO(インターポール)を舐めるな!」
クリス
「すっ、すげぇ……」
銭形
「邪魔だどげぇぇぇ!」
悪忍・弐
「なっ、なんだこいつは!?うわあっ!」
悪忍・参
「あっ、あの男を止めろ!」
銭形は悪忍達を蹴散らしてルパンがいる旧校舎へと走っていった。
クリス
「この状況でまだルパンを追うつもりかよ」
翼
「それが銭形警部の生きがいなのだろうな」
クリス
「それで、私らはどうする?」
翼
「いくら警部でも、一人では危険すぎる、護衛が必要だ」
翼はそう言って、自分の刀型のアームドギアを構える
クリス
「へっ、しょうがねえ」
翼
「行くぞ、雪音!」
クリス
「おう!」
悪忍・四
「おのれ、これ以上好きには…きゃあぁぁぁ!」
クリスもクロスボウ型のアームドギアを持ち直し、二人は悪忍を蹴散らしながら銭形の後を追って行った。
ルパン
「美食會の奴らよくやるぜ」
次元
「ルパン、あいつ等がこっちに来ない内にさっさとずらかろうぜ」
ルパン
「そうだな、お宝は頂いたんだ、美食會はとっつぁん達に任せて俺達は逃げるとするか」
ルパン達は屋上から出ようと、ルパンが蹴破ったドアに向かっていこうとしたが、
???
「悪いけど、あなた達は逃げられないわ」
ルパン
「んっ?」
次元
「誰だ?」
後ろから何者かに声をかけられ、ルパン達は足を止めて後ろを振り向く、
そこには、響達と同じシンフォギアを装着した、3人の少女が立っていた。
???
「貴方がルパンね」
ルパン
「人に名前を聞くときは、まず自分からって習わなかったかいお穣ちゃん」
???
「そう、それもそうね…私はマリア、マリア・カデンツァヴナ・イヴ」
ルパン
「マリア…」
マリア
「ルパン三世、貴方が盗んだ燕の羅針盤は、私達が貰い受けるわ」
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