反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
最近、ルパンsideの話を書いている方が楽しくなってきてます。(笑)
マリア
「う~う~う~ん」
ルパン・次元・五ェ門・調・切歌
「「「「・・・・・」」」」
マリアは、赤く腫れた右頬を氷で押さえながらうめき声を上げていた。
マリア
「切歌、薬箱の痛み止め取ってきてくれない」
切歌
「今日、マリアが飲んだので最後デスよ」
マリア
「えぇ?そうなの・・じゃあ調、悪いんだけど痛み止めの薬買ってきて」
マリアは、調理場にいる調に痛み止めの薬を買ってきてもらうよう頼むが、
調
「マリア、いつまでも薬で誤魔化すのは良くないよ」
調は、それを拒否した。
マリア
「それは・・」
ルパン
「そうだぜ、よく言うだろ歌手は歯が命ってよ」
マリア
「・・・それを言うなら芸能人は歯が命よ」
ルパン
「そうだったけか?まぁ、同じようなもんだろ」
次元
「いーかげん歯医者に行けよ、そんな調子じゃまともに仕事なんかできやしねーぞ」
マリア
「う~」
次元の歯医者とゆう言葉にマリアは苦虫を潰した様な顔になる。
ルパン
「歯医者がそんなに怖いのか?マリア」
マリア
「そっ、そーゆーわけじゃないけど」
五ェ門
「フフフ、歯痛とゆうのは人間の感じる最高の痛みと言うでござるからな」
マリア
「まったく、他人事だと思ってこれでも私、歯の手入れはマメにする方なのよ」
切歌
「じゃあ何で虫歯になるデスか?」
マリア
「なるときにはなるものなのよ・・・はぁ、虫歯にならない方法ってないのかしら」
マリアがそんな夢物語に近い言葉を吐くと、
不二子
「そんな方法ならあるわよ」
マリア
「うわっ!」
ルパン
「不二子ちゃん、いつ来たの」
突然、マリアが座っていたソファの後ろからマリアは驚き、ルパンは不二子が訪れた事に喜ぶ。
不二子
「ついさっきよ、それよりマリア虫歯なんて大変ね」
マリア
「大きなお世話よ!・・・それで、さっきの話って本当?」
不二子
「えぇ、絶対に虫歯にならなくなる方法は実在するの、それもかなり前からね」
マリア
「うそ」
ルパン
「いーかげんな事いうなよ不二子、そんなのがあったら今頃世界中の歯医者ぜ~んぶなくなってるはずだろ」
不二子
「それなのよ、つまりそれが発表されて一番困るのは」
マリア
「歯医者ってわけね・・・」
マリアは右頬に当ててある氷袋をテーブルに置き、ソファから立ち上がると
マリア
「ルパン、あなたのフィアット借りても良いかしら?」
ルパン
「えっ?別に良いけどよまさかマリア・・」
マリア
「えぇ、今回は私1人でやろうと思ってね」
そう言ってマリアは軽くウインクをする。
ブォー
マリアはルパンから借りたフィアットで不二子にもらったメモの住所に向かっていた、その途中にマリアは不二子の言葉を思い返す。
不二子
(世界的な歯学の権威ドクタートス、虫歯撲滅の研究が完成したものの、その研究を自ら封印してしまったって話よ。特許をとれば自分は一生安泰なのに、かなりの変人よね)
ズキ ズキ
マリア
「うっ!・・またうずきだしてきた」
キィ
痛む歯を押さえながらマリアは目的の歯医者の病院に着くと、金髪の女性に変装して歯医者の中に入って行く。
受付
「次の方どうぞー」
歯医者の中で順番を持っていたマリアは受付に呼ばれ、診察室に入る、診察室は普通の歯医者と違い薄暗く何か不気味な感じが漂っていた。
受付
「座ってお待ちください」
マリア
(・・・やっぱり止めようかな)
暗い診察室の中、歯医者にある椅子の場所だけがライトで照らされている光景を見てマリアは一瞬、帰ろうと思ったが、
マリア
(けど1人でやるなんて大見得切っちゃたし・・・やるしかないわよね)
マリアは覚悟を決めて椅子に腰掛けた、
その途端
ガシャン ガシャン
マリア
「なっ!なに!?」
突然、マリアの両腕両足が椅子に拘束され、驚いているマリアの前に
???
「はぁ~い、今日は今日はどうしたの~?」
妙にハイテンションな白衣の男が暗闇から姿を現した。
マリア
「だっ、誰よあなた?」
トス
「僕はドクタートス、君の歯を治療する為に来た男さ」
マリア
「あ、あなたが?」(なんか思ってたのと違うわね)
ドクタートス
「それで今日は、あぁ言わなくても分かってるよ歯が痛いんでしょ?僕には全てお見通しさだってここは歯医者なんだも~ん!」
マリア
(やっぱり帰れば良かった)
マリアはハイテンション過ぎるドクタートスを見て、この歯科に来た事を後悔する。
ドクタートス
「カマーンドリル!」
ガシャーン!
マリア
「!?」
ドクタートスの声と同時に上から歯医者で使うドリルなどの器具を付けたロボットが下りてきた。
ドクタートス
「はぁ~い、死ぬほど痛いと思うけど大きく口を開いて~」
ウィィィィン! ドリルが回る音
マリア
「ちょっ、ちょっと待って麻酔はどうしたの!?」
ドクタートス
「大丈夫、大丈夫」
キィィィィィ!! ドリルが激しく回る音
叫ぶマリアを他所にドクタートスはマリアに麻酔も打たずドリルを近づける、
そして回転するドリルがマリアの口の歯に・・
マリア
「いやあぁぁぁぁぁぁ!!」
その夜
マリア
「う~ん!う~ん!」
歯医者から帰って来たマリアは、痛さのあまりベッドでもだえ苦しんでいた。
調
「マリア大丈夫?」
ルパン
「そーとー酷い目にあったみてーだな」
次元
「でも歯はちゃんと治してんだろ?」
マリア
「歯よりも精神的ダメージの大きいわよ、あれは」
切歌
「じゃああきらめちゃうデスか?」
マリア
「冗談じゃないわ、あそこまでされて黙って引き下がれる分けがないわ!」
切歌の言葉が癇に障ったのかマリアは珍しく切歌を怒鳴りつけた。
切歌
「!今日のマリア、なんだか怖いデス」
マリア
「かならずシッポを掴んでやるんだから」
次の日
受付
「ハーイ、次の方どうぞ~」
ギュイィィィィン! ドリルが景気よく回る音
昨日と同じようにドクタートスは麻酔も打たずマリアの歯をドリルで削ろうとする
マリア
「待って!お願い待って!」
ドクタートス
「何を?」
マリア
「患者の事を考えるならちゃんと麻酔を使いなさいよ!」
ドクタートス
「大丈夫私の腕ならそんなのなくても通常の痛みの30%は痛みを抑えられるよ、それに・・・・」
マリア
「?」
ドクタートス
「歯医者はこうでなくっちゃねぇ」
キュイーーーーーーン!! ドリルが愉快に回る音
マリア
「あーーーーーーー!!」
そしてその夜
マリア
「うぅ~ん!うぅ~ん!」
五ェ門
「デジャブか?」
切歌
「昨日よりもっと痛そうデス」
次元
「いや、医者に行く前よりヒドくなってるな」
調
「マリア、もうあきらめよう」
マリア
「そーはいかないわ、これはもうプライドの問題よ、あのいかれたヤブ医者に一発おみまいしないと気がすまないわ」
ルパン
「・・・そうか、じゃあこれは俺からのプレゼントだ」
そう言うとルパンは懐からUSBメモリを取り出すと、それをマリアに手渡す。
マリア
「ルパン、これは?」
ルパン
「言っただろ、プレゼントだきっと役に立つぜ」
ルパンはそう言って部屋から出て行った。
次の日
受付
「はーい次の方どうぞー」
受付の女性は次の患者つまりマリアを呼ぶが、
受付
「どうしました?今から出来ますけど・・」
受付の女性はマリアに話しかけるが、
マリア
「・・・・・」
金髪の女性に変装したマリアは一言もしゃべらずじーっとその場に座っているだけだった、なぜなら金髪のマリアは・・・・人形だからだ。
そして
カタカタカタ
マリア
「いったいどこにデータを残してるの?」
本物のマリアは病院内のパソコンで例の物のデータを探していた。
マリア
「いけない、そろそろ私の番だわ」
マリアは腕時計の時刻を見て、自分の番がもうすぐで来ることに気づき、その場を後にする。
マリア
「今日で治療も終わり、明日になったらテッテー的に探してやるんだから」
バンッ
突然、辺りが暗くなる。
マリア
「てっ、停電?」
ドクタートス
『何かお探しですかな~?患者さ~ん』
すると、スピーカーからドクタートスの声が流れ始めた。
マリア
「バレた!?」
マリアが自分が盗みに来ていた事がバレた事に驚きすぐにその場から逃げようとしたが、
ガタッ
マリア
「!」
ガブリ
床から巨大な入れ歯が出てきて、マリアを捕まえる。
ドクタートス
『歯の具合はどうかな、泥棒の患者さ~ん』
マリアは、昨日、一昨日と治療を受けた椅子に拘束されていた。
ドクタートス
「君の探してるモノは分かってるよ、アレだろ?」
マリア
「!」
暗闇から突然、ドクタートスが現れマリアの前に迫る。
ドクタートス
「そうつまりアレだ、私が発明した虫歯をなくす薬その治療法だろ?我ながらつまらんモノを造ってしまったものだ、これだから天才ってのはツライんだなぁ」
マリア
「どうゆう意味?」
ドクタートス
「どうゆう意味って、決まってるじゃないか歯医者はドリルでキュイーンだよ」
マリア
「・・・歯医者としてのプライドって事かしら?」
ドクタートス
「プライド?誇り?そんなつまらないものじゃない」
マリア
「えっ?」
ドクタートス
「だって苦痛で歪む患者の顔はサイコーじゃないか」
マリア
「!・・・訂正するわ、あなたはサディストよ、それも下種の部類に入る」
ドクタートス
「さてと、秘密を知ってしまったからには生かして帰すわけにはいかないよねー」
ビシッ
ドクタートスはマリアの口を指差し、
ドクタートス
「この世で感じることの出来る最高の痛みを与えてやろう、ショック死するくらいのね」
ハハハハハハハハハハッ!!
そう言ってドクタートスは大口を開けて笑い出す、
キラッ
マリア
「!」
ニヤッ
マリア
「見つけたわ、あなたの口の中ね」
ドクタートス
「!?」
ドキッ!
ドクタートスはマリアの言葉に驚き、咄嗟に口を手が隠す。
ドクタードス
「どっ、どうして分かった!?」
マリア
「あんな大口開けて笑ってたら嫌でも気づくわよ」
ドクタートス
「フッ、だが分かった所でお前には何も・・」
出来ないとドクタートスが言おうとしたが、
ガシャ ガシャ
突然、マリアの両手両足を拘束していた拘束具が解けた。
ドクタートス
「えっ!?うそっ!!」
突然の事にドクタートスは驚きを隠せない。
マリア
「ダテに通ってたわけじゃないのよ」
ドクタートス
「カマーンドリル!」
ドクタートスはロボットを出そうと大声を上げたが、
シーン
ドクタートス
「!・・カマーン!カマーン!」
どんなに声を上げてもロボットは降りてこない。
マリア
「ドリルカモーン」
ウィーン
そしてマリアの声に反応しロボットが上から降りてきた、そのボディには
『マリア命』
と書かれていた。
マリア
「ルパン特性のハッキングソフトよ、どお?」
ドクタートス
「うっ・・うぅぅ」
マリア
「さぁ、おとなしくしてなさい」
キュイィ~~~~ン!! 今までの借りを返すように回るドリルの音
ドクタートス
「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!」
そしてその夜
ルパン
「でっ、目的の物がこれか?」
ガシガシ
切歌
「ただの歯磨き粉デス」
シャカシャカ
マリア
「そうよ、つまりこれを使って歯磨きすれば絶対虫歯にはならないの、ただし効力は2日間だけ」
シャコシャコ
次元
「2日に一回はそれでもちゃ~んと磨かなきゃダメって事か」
ガシガシ
マリア
「そう言うこと、まぁ私は毎日歯は磨いてるから良いんだけど」
シャコシャコ
そう言いながらマリア達は盗んできた歯磨き粉を使って歯磨きをする。
五ェ門
「拙者は一度も歯を悪くしたことはござらぬが・・」
調
「私も」
不二子
「ならない人はならないものなのよ」
今回の話はルパン三世のマンガを買っている人なら分かると思いますよ。