反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~   作:オゼル

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今回はラギに被害にあった生徒の話とラギのおかげで助かった生徒の話です。


第4話 暮井 珠緒の情報録

ラギが生徒達の前に姿を現してから数日後

 

2年Z組

 

土方「まっ…マヨ…マヨネーズを吸わせろ…」

 

マヨネーズを絶たれミイラの様に衰弱してしまった土方をクラスメイトの平沢唯は心配そうに見ている

 

唯「土方さん大丈夫かな?」

 

律「まぁ、さすがにマヨネーズ食べなくて死ぬ事はないんじゃねえの」

 

ニャル子「しかし学園長がそんな凶暴な人だったとは驚きですね」

 

珠緒「うん、生徒の間でも学園長の人気は賛否両論なんだよね」

 

ハス太「へぇ、どんな話があるの?」

 

珠緒「ええっと、私が入手した情報によると」

 

 

暮井 珠緒の情報録

 

~島津岳人の場合~

 

岳人「はぁ……」

 

放課後、岳人は仲良く帰るカップルを眺めながらため息をついた

 

ラギ「どうした、悩める男子生徒?」

 

岳人「うわっ!学園長!?」

 

ラギ「恋の悩みか?経験者として相談に乗るぞ」

 

岳人「そっ、そうですか……実は、どうしてこの学園の女生徒は俺の筋肉に惹かれないのかと思って……」

 

ラギ「そうか…」(何言ってんだコイツ?)

 

岳人「女は普通、男の肉体美に惚れるもんじゃないんですか!」

 

岳人はそう言うと服を脱ぎだして上半身裸になる

 

ラギ「まっ、まぁ男性や女性の好みは人それぞれだからな」(キモッ!)

 

岳人「学園長!どうすれば女の子、特に年上のお姉さんにモテモテになれるんですか?教えてください!」

 

ラギ「…………とりあえず、お前の筋肉がどれだけすごいか見せてくれないか」

 

そう言うとラギは拳を握る

 

ラギ「ちょっと、軽く殴っても良いか?」

 

岳人「いいっすよ、俺の鋼の筋肉にはどんな攻撃も効きませんからね」

 

岳人はそう言って腹に力をこめる

 

ラギ「いくぞ」

 

岳人「はいっ!」

 

ボスッ

 

ラギ「ほおっ、結構硬いんだな」

 

岳人「ええっ!毎日鍛えてますからね!」

 

ラギ「じゃあ、少し強めで」

 

ボスッ!

 

岳人「ぜんぜん大丈夫ですよ」

 

ラギ「へぇ……」

 

ゴッ! ガッ! ガンッ! ゴンッ! ボスッ!!

 

岳人「ちょっ、学園長…ちょっと…」

 

ラギは執拗に岳人の腹筋にパンチを浴びせ続け

 

ガスッ!

 

岳人「ぐはっ!」

 

岳人の腹筋ではなく、肝臓にパンチを入れた

 

銀時「ストップ!ストップ!」

 

千冬「やめてください学園長!」

 

そこに銀時と千冬が現れ岳人にパンチを連打しているラギを止める

 

銀時「それ腹筋じゃねえからレバーだから!」

 

千冬「島津、お前はもう早く帰れ!」

 

岳人「はっはい」

 

~回想終了~

 

 

澪「ひぃぃ~!」

 

珠緒の話を聞いた澪は耳をふさいで机の中に入り込んだ

 

ムギ「澪ちゃん」

 

律「澪には刺激が強い話だったな」

 

一誠「それより何で銀さんや織斑先生があんなタイミング良く出てきたんだ?」

 

珠緒「うん、聞いた話なんだけど、学園長が顔を出す時は学園長が暴走したら止める為に先生が二人で見張るんだって」

 

真尋「何でそんな人が学園長なんてやってるんだ?」

 

珠緒「あっ、それとこんな話も」

 

真尋「まだあるのかよ?」

 

 

暮井 珠緒の情報録Ⅱ

 

~用務員 長谷川泰三の場合~

 

雨が降り出してから3日目の朝、用務員の長谷川泰三(マダオ)は長く降り続く雨にうんざりしていた

 

長谷川「はぁ、こう何日も雨が降ると掃除が面倒なんだよな」

 

そんな事を愚痴っていると、渡り廊下からラギが歩いてきた

 

ラギ「おい、長谷川」

 

長谷川「えっ?何ですか学園長?」

 

ラギ「雨やませろ!」

 

バンッ!

 

突然、ラギは長谷川にそう言うと長谷川の股に蹴りを入れた

 

長谷川「ぎゃあああああ!!」

 

そのおかげかどうかは分からないが、その翌日に雨はピタッと止んだ

 

~回想終了~

 

 

新八「いやっ…雨やませろって……」

 

真尋「絶対ドSだろ、学園長……」

 

珠緒「あっ、でもいい話も合ってね」

 

唯「いい話?」

 

 

暮井 珠緒の情報録Ⅲ

 

~向島拓朗&リア充男子撲滅の会の場合~

 

昼休み 空き教室の一角、そこに磔にされたZ組の生徒、向島拓郎と黒いフードを被った数名の男子生徒が向島拓郎を取り囲んでいた

 

須川「罪人 向島拓郎お前は自分が犯した罪を理解しているか?」

 

拓郎「いやっ!理解も何も何で俺がこんな事されなきゃいけねえんだよ!」

 

須川「黙れこの虫けらが!」

 

拓郎「むっ、虫けらって……」

 

須川「向島拓郎、お前は自分の罪をまだ理解していないようだな」

 

猿山「知りたかったら教えてやるぜ、これを見ろ!」

 

フードを被った猿山が出した写真には堤防で拓郎が人魚のコスプレ?をした女性と一緒に写っている写真だった

 

「「「死、しぃぃけぇぇぇい!!」」」

 

拓郎「そっ!それは……」

 

岳人「ちくしょー!こんな年上のお姉さんを彼女にした挙句、コスプレ趣味にまで目覚めさせるなんて!」

 

須川「罪人は質問に正直に答えること、質問その1…どっ、どうやってコスプレ趣味に目覚めさせたの?」

 

拓郎「どんな質問だ!?」(つーか、あれはコスプレじゃないし)

 

拓郎「……最初に会った時からあの格好だったけど」

 

「「「なっ、なにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」」」

 

須川「会った時からって、いったい何処で会ったんだ!?」

 

智樹「先輩!本題からずれています!」

 

須川「おっ、すまん…では気を取り直して……キスとかした?」

 

拓郎「してねえよ、つーか何でそんな質問ばっかりなんだよ」

 

須川「だって気になるじゃん、後刑罰のランクが上がる」

 

拓郎「はぁ…キスなんかしてないよ、まぁイタズラとかは良くされるけど」

 

「「「いっ、イタズラだとぉぉぉぉぉ!!」」」

 

拓郎「ええっ!何?もしかして逆効果!?」

 

須川「おのれぇぇぇ向島拓郎、お前には最大級の刑を執行しなければならないようだな」

 

拓郎「ちょっ、ちょっと待て!」

 

須川「やってしまぇぇぇ!!」

 

「「「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」

 

拓郎「うわぁぁぁぁ!」

 

リア充男子撲滅の会が拓郎に襲い掛かろうとした…その時

 

ラギ「うるせぇぇぇぇぇ!!」

 

「「!?」」

 

突然、教室の外からラギの怒号が響き渡ると拓郎達がいる教室の中にラギがあがりこんできて

 

須川「がっ、学園長、なぜここ「ゴンッ!」……ぶべらっ!」

 

いきなり須川の顔面に鉄拳をお見舞いし

 

ラギ「昼ねしてんだ静かにしろぉぉぉ!!」

 

リア充男子撲滅の会のメンバーに大声でそう怒鳴りつけ

 

ラギ「………でっ、何だこの状況?虐めか?お前ら全員でこいつ虐めてたのか?」

 

東城「いっ、虐めですって!無礼な、我々はこの無礼者に鉄槌を下そう…ぶべらっ!」

 

ラギ「違うんだったらちゃんと説明しろ」

 

ラギは東城に須川と同じく鉄拳を与えるとリア充男子撲滅の会を睨みつけた

 

古市「じゃあ、俺が説明します」

 

そう言って恥将フルチンがラギの事の経緯を話し始めた

 

 

5分後

 

ラギ「へぇ、じゃあお前らは向島が女の人と仲良くしてたからこんな事したんだ…」

 

古市「ぐはっ!」

 

ラギは古市の腹に突然、蹴りを入れた

 

猿山「ふっ、フルチーン!」

 

ラギ「おい、お前ら全員、そこに正座しろ」

 

智樹「えっ?」

 

ラギ「早くしろ!!」

 

「「はっ、はいぃぃぃぃ!!」」

 

ラギ「それと向島、早く教室戻れ、もうすぐで昼休みも終わるから」

 

拓郎「あっ、はい…ありがとうございます」

 

拓郎はラギにお礼を言うと教室から出て行く

 

ラギ「それじゃあ話続けるか、お前らの言い分だったら、女の子と付き合ってる男子生徒には何をやっても良いって分けか?」

 

岳人「いやっ…別にそういうわけじゃ」

 

ラギ「別にじゃねえよ、現にさっき向島を拉致ったり、磔にしただろ……女と付き合ってる生徒は傷つけても良いのか?」

 

須川「それは…その」

 

ラギ「して良いのかって聞いてんだよ!ちゃんと答えろよ!」

 

猿山「それは……駄目なのかな?」

 

ラギ「駄目なのかな?……じゃねえよ!」

 

猿山「いたっ!」

 

ラギは猿山の頭に平手打ちをして怒鳴りちらす

 

ラギ「お前ら卒業して、社会に出て同じことしてみろ、すぐ豚箱に放り込まれるぞ」

 

須川「…………」

 

ラギ「それで話変わるけど、お前ら女の子にモテたいの?」

 

「「「モテたいです!」」」

 

ラギ「それだけは大声で言うんだ……こんな事やってるかぎり絶対彼女なんて出来ねえぞ」

 

「「「うっ!」」」

 

ラギ「自分たちはモテる為に何の努力もしないで、モテてる奴を恨むだけの奴、お前らがもし女だったら、そんな奴と付き合いたいと思うか?」

 

「「「……………」」」

 

ラギ「思うかって聞いてんだろ!!」

 

須川「!!……思いません」

 

ラギ「常識身に着けろバーカ!」

 

ラギはそう言って教室から出て行った

 

~回想終了~

 

 

真尋「常識ない奴が常識身に着けろって」

 

珠緒「学園長って、ドSの時と説教する時の温度差が激しいんだよね」

 

澪「まぁ、結果的に良いことしたって事になるのかな?」

 

珠緒「なるんじゃないの?説教の内容はほぼ正論だし」

 

ニャル子「しかし、昭和の先生の様ですね、学園長は」

 

クー子「スクールウォーズを思い出す」

 

唯「けど」

 

「基本ドSなんだよな「ね」「ですよね」」

 

ヘックシュン!

 

西村「風邪ですか?学園長」

 

ラギ「いや、そうではないんだが…誰か俺の噂でもしてんのかな?」

 

ザザッ

 

ラギ「!………」

 

さわ子「どうしたんですか?」

 

ラギ「いやっ、なんでもない」

 

ラギ(さっきの気配……まさかな)

 

学園内部の森

 

???「へへへっ、ここが地球か、上玉がゴロゴロだぜ」

 

 

次回

邪神編~突入

 

 




次回から長編に突入します。

長編の主なメインキャラはニャル子さんと他多数です。
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