反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~ 作:オゼル
真尋「奴隷売買って…」
ニャル子「さすがに笑えない展開ですね」
ラギ「ニャルラトホテプ、戦力になりそうな奴らを集めておいてくれ」
ニャル子「?良いですけど、何か良い考えでも?」
ラギ「ああ、確実な方法がな」
それから一時間後、寮の外
ニャル子「いけないこんなに遅くなっちゃった、寮監に怒られちゃう」
寮に続く一本道、そこでニャル子は一昔前のセーラー服を着て寮に足を進めていた
真尋「なぁ、こんなんで本当に大丈夫なのか?」
ケロロ「大丈夫であります作戦は完璧であります」
近くの茂みには真尋達を含め、風紀委員とコガラシ、そしてニャル子と幼馴染のケロロ軍曹とケロロ小隊の面々、ニャル子達が呼んだ桃香、星、翠、鈴々、セイバー、一誠、アーシア、祐斗、子猫、アマタ、アンディ、カイエン、シュレード、当麻、一夏、ラウラが隠れていた
ギロロ「ニャル子を囮に使い犯人が襲って出てきたところを全員で捕まえる、シンプルだがベストな策だ」
クルル「隊長、一誠から連絡が入ってるぜ」
ケロロ「なんですと!すぐに連絡を取るであります!」
クルル「了解、クック」
一誠「こちらBチーム、聞こえるか?」
真尋「一誠か、聞こえてるぞ」
一誠「おい!アマタ達が宇宙人を見つけたらしいぞ!」
ラギ「何?…そのまま気づかれずに追えと伝えてくれ」
一誠「分かった!」
ラギ「ただちに全員集合、絶対逃がすなよ!」
ケロロ「了解であります!」
ニャル子「はぁ、こんな所で痴漢なんかに襲われたらどうしよう」
ザッ、ザッ、ザッ
ニャル子(!…来ましたね)
ニャル子は後ろから聞こえてくる足跡に気づくと
ニャル子「だっ、誰?誰かいるの?」
宇宙人「ふふっ……」
宇宙人が仮面を取ろうとした時
ラギ「確保ぉー!!」
宇宙人「!!」
草むらからケロロ達が宇宙人を取り囲んだ
ケロロ「ゲロゲロゲロ、まんまとだまされたでありますな」
宇宙人「貴様は…ケロン人!?」
ニャル子「年貢の納め時ですね、密入野郎」
宇宙人「惑星保護機構か…」
一誠「部長や朱乃さん達はどこだ!」
宇宙人「こんな所で……捕まってたまるか!」
ケロロ「ゲロッ!?」
ラギ「!」
バッ!
宇宙人はあたり一面に口から黒い煙を噴射しニャル子達の視界を奪いその隙に走り去った
鈴々「うわー!真っ暗で何も見えないのだー!」
ギロロ「ドロロ、何とかしろ!」
ドロロ「承知!ドロロ忍法大嵐!」
ドロロの周りから風が吹き荒れだし、煙を消し去ったが宇宙人はもう逃げてしまっていた
一夏「くそっ!逃げられた」
ラウラ「落ち着くんだ嫁」
一夏「落ち着いていられるか!このままじゃ箒達…「スパーン!」がっ!?」
ラギ「女子に八つ当たりしてんじゃねえ」
一夏の後頭部をラギは持っていたハリセンでぶっ叩くとラウラに怒鳴り声を上げた一夏を叱った
一夏「じゃあ、どうすればいいっていうんですか!」
ラギ「奴の後を追う」
真尋「けど、追うにしてもあいつがどこに行ったのか分からないんですよ?」
ラギ「俺が何の対策も無しに奴を捕まえようと思っていたのか?」
真尋「えっ?」
ラギは懐から何かの装置を取り出し真尋に見せた、真尋はその装置が点滅している事に気づく
真尋「その装置って?」
ラギ「発信機さ、奴が煙を吐き出す前にこれを付けておいたんだ」
ハス太「じゃあ、これさえあれば」
ラギ「奴がどこにいるのか分かる」
ケロロ「おっしゃー!それでは奴を追うであります!」
ラギ「ちょっと待て」
ケロロ「?どうしたでありますか学園長殿?」
ラギ「この場所は……なるほどそうゆう事か」
ケロロ「ゲロ?」
ラギ「あいつが生徒や教師達の目を盗んでどうやって女子達をさらっていったのか、これでようやく分かった」
ラギ「お前たち付いて来い、向こうに近道がある」
ニャル子「近道?ってどこの」
ラギ「地下への近道だ」
「「地下?」」
真尋達はラギに連れられて校舎の裏にあるレンガ風の壁に来ていた
御坂「それで、これからどうするんですか?」
ラギ「まぁ、見ていろ」
ラギはそう言うと右手を壁のレンガに置いた、するとそのレンガが後ろに下がった
ケロロ「ゲロッ!?」
ラギ「実はこの学園を建てる前に、地下シェルターも作っていたんだ」
一誠「マジすか?」
ラギ「ああ、だが作っている内に熱が入ってしまってね、いつの間にか巨大迷路まで作ってしまい、シェルターとして機能できなくなってしまったんだ」
ケロロ「なんとまぁ、いいかげんな」
ラギ「奴はおそらく地下の入り口の一つを見つけたんだろう、地下なら誰の目にも入らないし、容易に女子に近づける」
最後のレンガを押すと壁が動き出し、中から入り口が出てきた
ラギ「準備はいいかな、諸君?」
ケロロ「もちろんであります!」
ニャル子「さっさと終わらせて、真尋さんと夜のお仕事を!」
真尋「何言ってんだお前は!」
一誠「待っててください部長、今助けに行きます!」
ラギ「では行こう」
そして、地下への入り口に真尋達は進んでいった