今回ちょっと長くできました。って言うても1300文字なんですがね。懸念してるのは気づかずに関西弁になってないか、って所なんですが……大丈夫ですよね?多分
まぁ、前書きはここまで。
どうぞ!
少し改変しました。
ルミルミの服について書き足しました。
すっかり外は暗く、春になったとはいえ風が冷たかった。
自転車の鍵を外しながら、ふと空を仰いでみると……なんだっけな、春の大三角?あれ、春に大三角とかあったっけ?夏と冬は良く聞くが、春にあるとかあんま聞かねぇな。(注:あります)まぁ、それらしきものがポツポツと見える。あ、北斗七星。これで迷っても帰れるね!まぁ迷わないけど。
家から自転車でフラフラと漕いで10分のところにスーパーはある。
今日もまた、フラフラと10分漕いでスーパーにたどり着いた。今まで暗いところを走ってきたので光が目が痛い。
いや別に日陰者だからとかいう理由じゃないからね?まぁ、リア充は眩しいけどよ。何それリア充はみんな禿げてんの?それとも昔のスターみたいに金色の衣装を着てるの?
まず、3日分のメニューを考えねばならない。
いや、来るときに考えておけよオレェ!
「お、鰆の味噌焼きとか良いかもな」
たまたま鰯のついでに寄ったお魚コーナーで、鰆の味噌焼き用のパックが置いていたので籠に入れる。ちなみにふたり分だ。両親とも社畜社畜しているので、会社で弁当を食べているらしい。栄養偏るぞー。
後は何にしようと、ゾンb……ナメクジのようにノロノロと歩いていると、餃子の皮が目に入った。餃子の皮で目潰しされた訳では無いのでご安心を。
「餃子か、良いな」
と独り言をブツブツ呟いていると、
「あんた、何してるの?」
という声が聞こえてきた。何をしてるんでしょうね、あんたさんは。って痛ぇ
「話しかけてんだから無視しないで」
どうやら、あんたさんは俺の事だったらしい。
「いや、あんたって言われても分かんねぇだろ。今まで買い物中に話しかけられた事ないんだから、友達居なかったし」
「さらっと、悲しいことを言うね。まぁ、私もそうだけど」
そろそろ読者さんも誰だと気になると思うので説明しよう。そう、鶴見である。あ、生徒の方ね?ってか読者さんってなんだよ。お、俺は何も知らないぞ?鶴見は白い七分袖のシャツにジーンズを履いている(服に詳しくないのでこんな事しか分からん)
「で?何?」
「それこっちのセリフだから……」
そうだったそうだった、八幡うっかり☆彡
……気持ち悪っ!
「そうだったな。いや、買い出しだよ。見たら分かんだろうが」
「この時間に?」
「そこは触れるな。ってかお前も同じだろうが」
鶴見さん、ブーメラン投げるの上手ですねー。
「私は家がすぐそこだから足りない食材を買い足しに来たけど、あんたの籠を見るにあんたはそんな感じじゃないでしょ?」
うん、ブーメラン壊れてたらしい。
「今日、学校帰りに買おうとしてたんだけど、お前らの歓迎会で疲れてな。直帰しちゃったんだよ」
「ああ、納得できた」
謝りの言葉とか無いんですかねー?いや、謝られても困るが。
「で、何にするの?」
「鰆の味噌焼きと餃子と後もう一つ」
「ふうん、じゃあ魚続きにならないように間に餃子挟んで鰈の煮付けとかは?安いみたいだけど」
「マジか、それならそうするか」
流石、家庭科部所属といったところか。さっきお魚コーナーに行ったのに鰈が安いとか目につかなかった。
「じゃあ、また明後日ね」
「お、おう」
鶴見は少し手を振りレジの方に去った。
「さって、鰈を買って帰りますかね」
この時さりげなくマッカンの箱を籠に入れたのは内緒だ。だって小町が怒るんだもん。
追記すると、家に帰る途中で餃子の餡を買うのを忘れていたので引き返すことになった。やっぱ人と話すのは緊張するってことだよね!
そんなこんなで家に辿りつけば俺抜きで川崎家と小町は鍋をつついていたとさ。まぁ、俺が遅いのが悪いんだけどね!
まぁ、そういうことで鰯はうちで処分する事になった。味噌汁にでもつみれにして入れるか……
はい!
ちなみに鰆の味噌焼き用のパックって分かります?
鰆に黄色い味噌が塗ってある状態で売られてるやつです。
ってか留美、こんな感じで大丈夫?なんか不安!
って事で次はテスト明けにでもあげますよっと