図書室の天使さん   作:史上最強のラーメン

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小説投稿は初めてです。暖かい目で見守って頂けたら嬉しいです。


図書室の天使さんに出会った

青春ってなんだろう?

 

 

 

 中三の春、俺はそんなことを考えていた。小学生の頃は、中学に入ったら友達とバカやって、部活やって、女子と付き合ってイチャイチャする、そんな漫画みたいな青春を送れると思い込んでいた。

 

 

しかし、そんなのは幻想だった...

 

 

 待っていたのはボッチな青春。友達は一人もできず、ラノベのように美少女との出会いも無かった。まさに灰色の学校生活である。

いや、諦めるな俺。もしかしたらこれから某目が腐った男が主人公のラノベのように美少女との出会いがあるかもしれないじゃないか!まぁ、こうなったのも全部俺の...いや、過去の俺のせいなんだけどな。

 

 

あれは入学式早々に行った実力テストの結果が帰ってきたときのことだった...

 

 

 

 

 

 

 

---黒歴史その1---

 

 

「クックック ...」

 

「ねぇ君!テストどうだった?」

 

「貴様は誰だ?」

 

「え、あ、ごめん。自己紹介してなかったな。俺は山田太郎。よろしく!!」

 

「山田太郎か...貴様のテストの結果はどうだったのだ?」

 

「あぁ、全教科平均点ギリギリあったよ。そういう君は?」

 

「ククク...山田太郎とやら。貴様、名前と同様に平凡過ぎるぞ。だが、私は貴様とは違う...これを見よぉ!!」

 

「な、ナンダッテェーー!!全教科百点だとぉーー!!」

 

「ククク...この程度私にとっては牛乳を一気飲みするよりも簡単なことだ」

 

「いや、なんで牛乳の一気飲みを例えにしたんだよ...」

 

「ふ...平凡な人間は細かいことばかり考えるな...だか、私は違う!なぜなら私は知識の神、オーディーンの化身だからだ!さぁ皆のもの!闇に飲まれよ!!」

 

 

 

 

 

---黒歴史その1終了---

 

 

 

 

 

 

 

ぐわぁぁぁぁぁぁ!!いっそ死なせろぉぉぉ!!

 

 

 

 

 

 

 

※少々お待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ...はぁ...やっと落ち着いたぜ...

 

 そう、俺は中学入学時、思春期の夢見がちな少年少女なら誰でも発病してしまうあの病気を患っていたのだ。

 あのようなオープニングバグをかましてしまったせいで、当然の如く友達はできず、女子にモテることもなく...ゔゎぁぁぁ(持病の痙攣発症)。落ち着け落ち着け。素数を数えて餅つけ(激寒ギャグ)。3、5、7、11、13......落ち着いた。幸いなことにからかってくる奴らがいなかったのは良かった。それは俺が勉強運動共にスペック強強だったからだと考えられる。顔面以外はハイスペックな元厨二病患者。属性過多ですねぇ!!

 

 

「ほんと、これまでの二年間はろくなものじゃなかったな。でもせめて、せめて最後の一年は友達が...いや、美少女な友達が欲しい!!」

 

 

 1人、放課後の人気の無い廊下で叫ぶ。恥ずかしくないのかって?俺が恥ずかしいのなんて今更だ舐めんな。

 とはいえ、話を戻すと、そんなラノベみたいなことこのリアルで起こるわけないけどな......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、この本の返却は来週の金曜日までにお願いします。あと組と番号と名前を教えて欲しいずら...です」

 

 

あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!『暇だからこれまで殆ど行ったことのない図書室で本を借りようと思ったらな目の前に超絶美少女がいた』

 

な...何を言っているのかわからねーと思うがおれも(ry

 

 

「は、はわわわわ......」

 

「あ、あのぉ?だ、大丈夫ずら?...ですか?」

 

 

「は、ははははい!だ、だだ大丈夫でしゅ!!」

 

「いや、全く大丈夫じゃないと思うずら」

 

 

大丈夫だって言ってるのに、しかも見た目もこんなにクールでイケメンなのにこの美少女は...

 

 

すいません、すごく調子に乗りました。

 

それにしても、なんだこの違和感は。なにか大事なことを見落としているような......そうだ。

 

 

「ずら?」

 

「はっ!?い、いいい今のは、ち、違くて、えーと、その...あ、あなたの聞き間違えだとおもうずら!」

 

「いや、それはない」

 

 

この子、もしかして...いや、もしかしなくとも語尾にずらをつけちゃう子なのか?

 

 

 

あ、ありのまま今起こったことを(ry

 

 

 

美少女、巨にゅ....豊満なお胸、ずらっ子=方言系女子

 

 

 

 

......キタコレ。

 

 

 

 

「と、ととと、友達になってくくく、ください!!」

 

「いや、その...い、今のは違くてぇ...え?」

 

 

こ、これは友達になってもらうしかない!だって美少女なんだぞ!?しかもずら!桂じゃない方のずら!方言系ロリきょにゅー美少女とか絶滅危惧種だろマジでよぉ!!希少種すぎてテンションおかしくなっちゃってるわぁ!!

 

 

「お願いします!命令されたら必ず一分以内にパンを買ってきますから!他にも言うこと何でも聞きますから友達になってください!」

 

「それは友達じゃなくて下僕だと思うずら...」

 

 

なんか言ってるようだが知らん!このチャンスを逃したら、タイトルが『俺の青春ラブコメは間違っている(確信)』になってしまう!今不思議な電波を受信した。オフレコでよろしく。

 

 

「え、えっと...まずは名前を教えて欲しいずら」

 

「は、はい!3年1組、出席番号1番!天城未来です!!よろしくお願いします!!」

 

「そ、そんなに大きい声で言わなくてもいいずら....」

 

 

ふっ、これぞ我が秘作、その名も......勢い任せ大作戦だっ!

 

 はい、適当です。とはいえ、世に生まれた過去の天才と呼ばれる偉人達もテキトーな発想から歴史的発明があるというし、あながち適当な考えも馬鹿にはできないのだ。知らんけどぉ〜〜〜

 

 

さて、無駄な思考はこの辺りで切り上げねば。そう思い、目の前の人物に再び意識を向ける。さぁ、どうなる...

 

 

「えっと、その...いいよ」

 

 

無理ですよね!!!適当だもん!

 

 

「はい!僕は今までテストで学年一位を取り続けて来ました!貴方の参謀としてどうで......え?」

 

 

ワッツ?

 

 

「その、マルがずらって言うこと、みんなに黙っててくれたら、いいよ...」

 

 

な、なんだこの可愛い生き物...いや、そうじゃなくて...

 

これはイケる!!!

 

 

「い、言うわけないだろ!言っても俺に得なんてなんにもないし、そ、それに俺、口は結構かたいんだぞ!それに言う友達もいないし!いないし...はぁ...」

 

「なんかごめんなさいずら...」

 

 

は、はぁ?か、悲しくなんてないし?な、なぁに言ってんだか!

 

しかし、特に最後の友達いない発言で少しは信頼を得られたかもしれない。死中に活を見出す。やはり知将が俺は...

 

 

「えっと、その...友達に...なってくれるの?」

 

「言わないって約束してくれるのなら...」

 

「あ、あぁ!約束するよ!約束するから友達に...」

 

 

目の前の美少女は、俺の慌てた様子を見て、穏やかに微笑んでいた。

 

 

「ふふっ、わかったずら。でも、マルはまだあなたのことは名前しか知らないから、マルも名前だけ教えるね」

 

 

 

 

 

俺は、中学校生活最後の年に出会う。

 

 

 

 

「国木田花丸です。よろしくお願いします」

 

 

 

まるで、天使のような女の子に。

 

 

 

 

 青春とは、学生として過ごす全ての者に与えられる尊く、儚く、まるで夢のような時間である。辛いことも楽しいこともあり、何が起こるか予測不可能だけれど、きっと最後には...

 

 

 

 

俺の青春が、今動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プロフィール

天城未来

成績優秀、運動神経抜群。もと中二患者。


好きな物

ポカリ
辞書

嫌いな物

過去の俺
知識の神、オーディンの化身

みなさん、Aqoursで誰推しですか?

  • 高海千歌
  • 渡辺曜
  • 桜内梨子
  • 黒澤ルビィ
  • 国木田花丸
  • 津島善子
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  • 松浦果南
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