図書室の天使さん   作:史上最強のラーメン

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初、番外編です。この話は所謂ifストーリーというやつです。本編がシリアヌばっかりで書いていて楽しくなかったので息抜きで書きました。この話は、書いてて楽しかったです。やりたい放題やりました。
本編を楽しみにしていた人はすいません。でも........たまにはこういうのもいいよね?あと、バレンタインはとっくに終わったけどいいよね?
番外編なのでタイトルの縛りは無しです。



番外編
Q.チョコの甘さは何で決まるの?


静岡県のとある中学校に、照れているのか頬を赤くしている一組の男女がいた....

 

「山田くん....その...これ、受け取って貰えないかな?」

 

「えっ?あ、ありがとう....」

 

「........」

 

2月14日、バレンタイン。それは、女性が気になる異性に自分の気持ちを込めて作ったチョコレートを渡す、それはそれは素敵なイベントである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な訳ねーだろ!悪魔のイベントだよ!本命チョコ友チョコ義理チョコ偽チョコ罠チョコ(獲得数ゼロの男を地獄に叩きいれる為に渡される箱は立派で中身が入ってないもののこと)とかあるけどな!全てお菓子メーカーの策略なんだよ!

そして学校にチョコ持ってきてんじゃねーよ!ここ中学だぞ!

 

あと山田てめぇそんな初々しい感じで貰ってんじゃねぇ!今日二十個目だろーが!ふぁ○く!○ね!ぶっこ―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~

 

さっきは汚い言葉ばかり使ってしまい、誠にすいませんでした。

 

 

「長文が読めないよ~!どうしたらいいずら~!」

 

2月14日。世の中はバレンタインでざわ....ざわ....しているが、高校受験生にとっては丁度私立高校の受験シーズンに当たる。国木田さんとルビィちゃんは次の土曜に入試があり、今日は三人で図書室で勉強をしている。ちなみに俺は先週終わった。

 

「国木田さん、もう入試まで時間がないから音読をもっとしよう。あと、不定詞と関係代名詞を覚えるんじゃなくてしっかりと理解しよう。そうすれば長文も読みやすくなるよ。大丈夫、俺が教えるから」

 

「頼りになるずら~!......こういう時は」

 

「おい」

 

てめぇ、可愛いからって調子乗ってんじゃねーぞ!調子乗ってると1on1(良い子には見せられない紳士の為のレッスン)するぞ!

 

 

「天城君、ルビィにも教えて欲しいな」

 

「へいっ!喜んで!」

 

 

ひゃーーー!!我が天使ルビたそに勉強を教えられるなんて、やる気と共に俺の俺(通称ジョン)がもりもりになるぜ!もし俺が下手な教えかたしたら、ルビィちゃんに『うゆ?天城君、その説明じゃ全然分からないよぉ!』とか言われて『さっせん!えっと、これはこうで....』って頑張ったけど伝わらなくてルビィちゃんに『天城君教えるの下手!もういいよ、おねぃちゃに教わるから!天城君クビね、ばいばい』って言われて冷たい目で見られたり見られなかったりしてね!妄想が捗るでち!!

 

「ひっ!は、花丸ちゃん!」

 

「天城君....ニヤニヤしてて気持ち悪いずら」

 

 

国木田さんの言葉と冷たい視線が俺に突き刺さる。いいよ?そっちがその気なら俺にも考えがあるよ?国木田さんが読んでる本からブックカバーだけとってエッチな小説にすり替えとくよ?で、それ読んだ瞬間にタイミングよく参上した俺が『あー!国木田さんなに読んでるの?見せて!』って言って本を取り上げて悪い顔をしながら『国木田さんこんな趣味あったんだ~』的な風に迫って国木田さんに『お願い....ルビィちゃんにだけは秘密にして欲しいずら...』って涙目で言われた俺が野獣になった瞬間実は近くに隠れていたルビィちゃんが呼んだポリスに取り抑えられちゃうの!?(支離滅裂)国木田さんはポリスに連行されそうになっている俺に『待って!最後に言いたいことがあるずら!』と顔を赤く染めながら言ってきた為ドギマギしている俺の期待を裏切るように次の瞬間悪い顔を浮かべ『期待したずら?残念だったな変態!二度とシャバに出て来るなずら!』と言って何故か近くにあったバットで俺の尻にケツバットする........

 

 

ふーっ、今日も俺の脳の回転は最高だぜ!

 

 

「なにやりきった感だしてるずら」

 

「いや、今とても長い仕事を終えたからさ........」

 

二人は引いていた。俺が考えてることわかるのかな?

いつの間にやら~引かれていたんだ悔しいなぷんぷんっ(`Δ´)(リリホワ推しの人さーせん)

 

 

「急に棒立ちしてニヤニヤしてたら誰でも引くずら」

 

こいつ!やっぱり俺の考えていることを....!

 

「天城君は成績は良いけど頭悪いずら」

 

「やめてっ!」

 

国木田さん今日口悪すぎだよ!そんなんだと色んな人からキャラ崩壊とか言って苦情コメ来ちゃうから!キャラ崩壊タグつけてないしね!(応援コメは大募集中だよん!)

 

 

 

「はぁ.....天城君がそんな調子だと、あれを渡す気が無くなるずら........」

 

「ん?」

 

「しっ!花丸ちゃん!」

 

「しまったずら!」

 

あれ?あれ........とは?英語でよく省略されるthatのこと?それとも、和服のおねーさんがエッチな男の人達に帯を引っ張られる(通称帯回し)時にだすあの男のロマンな声のこと?

それとも....

 

「あれ!?あれって何!?もしかしてあれの事!?」

 

最初の文字がチで始まってトで終わるあれか!?

 

 

「うっ......無駄に察しがいいずら....」

 

「うーん......少し早いけど花丸ちゃん、もう渡しちゃおっか」

 

「ルビィちゃん.........そうずらね」

 

おいおいおい!まさか!

 

「じゃあ練習通りにやるよ!」

 

やっぱり思った通りあれって言うのは―――

 

「 「せーの!」 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 「 ハッピーバレンタイン!いつもありがとう! 天城君 ! 」 」

 

 

 

 

 

 

 

~~~

 

 

はぁ......ルビマル尊いわぁ....可愛い過ぎだわあの二人。邪な心を持つ俺は危うく天に召されそうになったよ。天に召されたら是非とも委員長系美少女天使さんに性格矯正の為に色々(ヌルフフフ...)なことしてもらいたいね!で、天使さんにセクハラし過ぎて地獄に落とされた俺は、鞭をもったムチムチ悪魔ちゃん(ウマイッ!)に調きょ........教育されたいよね!

で、ここまで長ったらしく書いたけど、つまり俺の言いたいことはな、セクハラはみんなで楽しくマナーを守ってやれってことだ!ク○ちゃん!!

 

 

 

あと、あれだわ.......

 

 

 

 

 

 

バレンタイン最高だな!

 

さっきは悪く言ってごめんなバレンタイン。お菓子メーカーも良いこと考えるな!これからはポカリ買う時についでになんか買ってやるよ!バレンタイン最高!アニメではタスクにオラオラされんなよ!(分かる人には分かるネタ)

 

まぁ、欲を言えばあそこで顔を赤くしながら『ちょっとだけ....特別な義理です』とか言って欲しかったよな!

貰えただけいいけどね!人生初チョコだし!ま、俺みたいなフツメンが本命なんか貰える訳ないけどね。

 

『次は~沼津駅~終点で~す』

 

あっ、下らないこと考えてたら着いた。

 

さっさと用事を済ませるかね.......

 

 

 

 

 

 

あっ....

 

 

 

 

 

「な、なんであんたがここに........!」

 

 

中二がいた。

 

 

 

 

~~~

 

「おい津島。なんでついて来んの?」

 

「なによっ!悪い!」

 

「俺今からゲーマーズ行くんだけど」

 

「ぷぷっ!バレンタインなのにゲーマーズ行くとか寂しいわね!」

 

「あぁん!?寂しくないし!それに今年チョコ貰ったからな!」

 

「なっ!?う、うう嘘つくんじゃないわよ!」

 

「嘘じゃないしー!見ろっ!これを!」

 

「ふ、二つも!」

 

「どうだ?お?悔しい?悔しいよね!」

 

「ムキーッ!あんただけは仲間だと思ってたのに!!」

 

「すいませんなー!俺だけリア充になっちゃってなー!」

 

「調子のんなぁ~!」

 

「おうおうおう!哀れな堕天使がいるな!一人で悲しいなぁおい!」

 

「で、でもそれ、どうせ本命じゃないんでしょ!」

 

「うぐっ!い、いやどこにそんな証拠が....」

 

「あんた、嘘つく時に頭掻く癖、まだ治ってないのね」

 

「うそっ!?」

 

「うそよ!騙されたわね!」

 

「津島!てめぇは俺を怒らせた!」

 

「所詮このヨハネの世界(ザ・ワールド)の前には全て無駄無駄ァ!なのよ!」

 

「........」

 

「な、なによ?」

 

「唐突に話変わるけどさ」

 

「ほんと唐突ね」

 

「お前、なんであんな時間にバス停にいたんだよ?」

 

「そ、それは........」

 

「まぁ、言いにくいんなら聞かないけど」

 

「ありがと....」

 

「........」

 

「........」

 

「そっ、そうだ!」

 

「どうした?」

 

「ククク....本命チョコに恵まれないあんたにヨハネからプレゼントをあげるわ!」

 

「は?プレゼント?」

 

「うぅ........う、受け取りなさい!」

 

「これは......チョコ?」

 

「そうよ!このヨハネの手づくりよ!」

 

「へぇー!ありがとう!」

 

「なっ!お、お礼なんていらないわ!別に感謝される為に作った訳じゃないし!」

 

「ふーん。てかお前、なんで手づくりチョコなんか持ち歩いてんの?」

 

「そっ、それは!」

 

「もしかしてお前、好きな人でもいるの?」

 

「こ、この堕天使ヨハネが人間風情を好きになるなんてあり得ないわよ! 」

 

「ほー、じゃあ友チョコとかそんな感じかー」

 

「....そうよ」

 

「成る程なー」

 

「......あんたは....」

 

「ん?」

 

「好きな人とか........いないの?」

 

「俺?どうしてそんなこと―――」

 

「いるの?」

 

「!............いや、い、いないよ....」

 

「そっか....」

 

「あぁ....」

 

「........」

 

「........」

 

「.......そ、そうだ!もうそろそろ暗くなるし、帰った方が―――」

 

「ねぇ........」

 

「ど、どうした?」

 

「ちょ!?な、なに抱きついて―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私........未来のことが.......好き...」

 

「........は?」

 

「前からずっと......ずっと好き」

 

「つ、津島!?お前、なに言って―――」

 

「好きな人........いないんでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私じゃ......ダメかしら?」

 

「津島............」

 

「答えて」

 

「........」

 

 

 

 

 

 

「俺は―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~

 

今日は2月14日、バレンタイン。

 

「ただいまー」

 

「お帰りなさい善子。遅かったわね。丁度ご飯出来たところよ。早く着替えて食べなさい」

 

「うん」

 

地上の人間どもは、いつもこの日は浮かれていて、このヨハネには縁が無いものだと思ってた........

 

「それにしてもこんな時間に、内浦まで何をしに行ったの?」

 

だけどヨハネは........

 

「えっ......それは........」

 

今年のバレンタインの思い出を―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふっ、内緒!」

 

 

―――いつまでも忘れないだろう

 

 

 

 

 




最近ヨハネ様を書くのが一番楽しいです。

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