このお話はジアビスのアッシュがヴェスペリアの世界へと飛んでしまわれるお話です
マザーシップ、クロスオーバーが苦手な方は御注意を
また薄暗くアッシュが可哀想な目に合っているのでそこも御注意下さい
腐向けにするつもりはありませんが腐向けに見えるやもしれません(ボーイズラブタグは念の為です)
まあ楽しんで頂ければ幸いです
お付き合い下さい。
第一話
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「んだ、これ…?」
雲の浮かぶよく晴れた空の下、帝都−ザーフィアスに住む青年、ユーリ・ローウェルは下町の水道魔導器(アクエブラスティア)の側で立ち尽くしていた。
ユーリは今日水道魔導器の様子を見に降りてきた貴族様を自室から見張る予定であった。
元々相棒のラピードとこの下町で暮らしているユーリは騎士団に目を付けられてはいたが同時に下町を守る用心棒としても活躍していた。
今日も用心棒として監視するつもりで自室の窓から水道魔導器の方を見ていた―
しかしまさかあんな事が起こるなど思っていなかった
世界では様々な事件が起きているとは言うが、自分がその関係者になるとは誰しもが思いはしないだろう―
―まさか水道魔導器の水が光輝きそこから人が浮かんでくるなど――
滅多に表情を表に出さない性格ではあるがこの時ばかりは流石に驚かずにはいられなかった。
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(……よく眠るなぁ)
ユーリは目の前ですうすうと、静かに寝息を立てる赤髪の青年を見つめていた。
あれから水を含んだ服で重さを増した青年を抱き上げ取り敢えず自室へ運んだユーリはタオルを敷いた上へと寝かせその寝顔をじっと見つめていた。
まるで幻の様ではあるがそっと身体に触れると微かに伝わる熱が彼が「生きている」事を示していた。
「…っと……取り敢えずタオル持って来ねえとな」
まだ彼はびしょ濡れのままだ。
それに起きた時の為に水や軽い料理何かも必要だろう。
息を吐き呟く様に言い立ち上がって下へと降りていった。
赤髪の青年が起きたのはそれから数時間経った頃だった。
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「と、起きてたのか」
ユーリが戻った頃、日も沈みかけ夕日が橙色に輝き帝都の綺麗な街並みと相まって幻想的な風景を醸し出している。
下町にもその夕日の光は届いておりやっと目覚めた青年の顔を橙色に染めている。
「色々聞きたい事はあるが…まずは着替えてもらわねえとな」
そのままだと寒いだろ、と揃えて来たシンプルなシャツとパンツを相手へと無造作に投げる。
青年は無言で小さく頷いて素直に着替える。
「…で、いきなりでわりぃがお前さんの名前をお聞かせ願おうか」
窓に腰掛け床に座る相手へと視線を向け問い掛ける
青年は暫し答え難そうに視線を彷徨わせそうとしたが俯き加減で呟く様に答えた。
「………アッシュ、」
「アッシュか、俺はユーリだ。」
まるで道に迷った幼子だな、と思いつつ自己紹介と自分が相手を助けた事を伝えた。
「そうか……それはすまなかった」
多少目は見開いたものの対して驚いた様子はなく落ち着いた物腰で頭を下げた。
「頭上げてくれ…こんな性格なんでな」
礼なんて要らねえよ、と頭をポンと撫でた。
アッシュは頭を下げたままでビクリと肩を震わせた。
こりゃ、何か訳ありか……?
拾った時から厄介事を引き受けたな、とは感じていたし人目見た時からこいつ自身も何か厄介事を引き受けてるな、とは感じていたが……
俺はアッシュの頭から手を退かし頭を上げろ、と促した。
「……取り敢えず飯食うか、ハラ減ったしお互い色々と話す事あるしな」
態とらしくではあるが安心させる為に微笑んで窓から降りて床に立った。
外を見ると明るく光る月と瞬く沢山の星が見え始めていた。
さて、何か起こるな
――ユーリはアッシュをちらりと見てそう感じていた
アッシュの出番少ねえな^^;
もっと文を整理してから書かないと分かりにくっすね
次はもっと頑張るので、お付き合い下されば嬉しいです
ではでは。