朝食を食べ終わった後、私はナァーザに話しかけられた。それも若干怒っている。大丈夫か?おくすりか?おくすりが必要なのか?
「ねぇ、ミディー。昨日言ったよね?仮面外せって」
むっ?...あぁ、確かに言っていた。忘れていたよ。それも完全にね。
「朝からなんでそんな不気味なの見なきゃいけないの?外すのかと思って、黙ってたら結局外さなかったし」
こいつは怒ったら怖い。素直に謝ろう。
「それはすまないことをした」
「次はないよ」
そう言い残し、去っていった。さて、覚えていられるかどうか。
「彼女。怒ってたね」
様子を伺っていたミアハがこっちに来て言った。「あぁ。恐ろしい限りだ」
「でもまだマシな方だよ。この前、怪我をしていた冒険者に無償で渡したときよりかはね」
そんなことをしていたのか。この男神は。それはあいつも怒るだろう。ここまで来たらもうただの阿呆だな。おくすりが必要か?
この男神はなにか感じ取ったのか話題を変えてきた。
「そ、それはそうと。今日もダンジョンに行くのかい?」
「あぁ。そのつもりだ」
「そうか。絶対に無事でね」
大丈夫だ。おくすりでなんとかなる。そうして私はおくすりなどの準備をして、ダンジョンへ向かった。
ダンジョンはバベルの塔の地下にある。それで魔物が出てこないようにしているとか聞いたことがあった気がする。そうして私はダンジョンに到着し、
「さぁ。実験開始だ」
あぁ気分が高揚する。自然と笑みがこぼれてしまう。あぁ。あぁ...あぁ!!なんて素晴らしいのだ!!こんなにたくさん
「おくすり投入!!気分はいかが?」
投げたおくすりは
「HA!HA!HA!最高だ!素晴らしい!もっとだ!もっと!」
次はこれだ!さーて...
「おくすりを君たちにあげよう」
私はおくすりを愛しい愛しい
「実験成功だっ!私のおくすりがまた新たな高みへと...」
よーく見ると
「さぁ次の実験だ」
「ふむ、結果としては微妙なとこだがそれでも改良の余地があるとわかった」
これだけでも実験のやり甲斐があるというものだ。私は
「うーむ。...むっ?」
なにか来る?この足音は聞いたことがないな。なかなかの質量をもっている何の
「おーこれはこれは」
来たのはミノタウロスだった。ここよりも下の層の奴だ。なぜここに?下からきたのか?...まぁそんなことはどうでもいい。それより感謝しなければな。なんせ...
「こんな素晴らしい
「ふぅ。素晴らしく有意義な実験であったよ」
さっき試したおくすりをこいつにも使った。納得いく結果に終わったとだけ言っておこう。それはそうとさっき悲鳴が聞こえたな。まだ他にミノタウロスがいたのか?こうしてはいられない早く行かなければ。...と、言いたいとこだが実験に使うおくすりはもうない。非常に残念だ。しかし、もう戻らなければな。こうして私は帰路についた。途中、血まみれな少年がいた。おくすりが必要かと本気で思った。おそらくそういうスキルなのだろう。名前はそうだな...
「ねぇアイズいたー?」
「うん。でも...」
「どうしたの?」
「もうすでに倒されてた。でも、瀕死の状態で放置されてた」
「瀕死?どういうこと?結局とどめを刺したの?」
「ううん。なんかおかしくて」
「おかしい?なにが?」
「なんか、体が所々腐ってたり一部が膨らんでたりしてた」
「え?なにそれ。一緒に見にいこー」
「...うん」
...そしてそのあと彼女たちが見たのは破裂するミノタウロスだった。
むずいな