見ました観ました…?閃乱カグラの最新情報…ヤバくないすかアレ?あんなん見せられたら投稿しないわけ無いやん…
閃乱カグラのピーチバレー、あかんマリオ抜くなコレ。手が滑って購乳しちゃった被害が続出しそう…現にスーパーマリオを抜いてソフト売上げランキング一位になった時あったし。
閃乱カグラアニメ二期、放送決定!!おめでとう!
10月から放送開始だそうです、勿論雪泉や雅緋はもちろん、巫神楽三姉妹や神楽に奈楽も登場!
えっ?月光と閃光…飛鳥達に何したの!?!なんか、二人が悪者みたいになってんだけど!?
し、しかも…飛鳥ゲームやアニメとは違い、あそこまでブチ切れたの初めて見たな…
飛鳥「皆んなに…何をしたああああァァァァァ!!!!」
作者「あかん、これは絶対見よる」
閃乱カグラアニメ二期、シノビマスター:東京妖魔編、楽しみです。
し、しかも今日はヒロアカの映画放映!観たいけど見れない…多分観れる機会があるからそれまで我慢しよう…!
そこでですね…私からも最新情報が有ります…後書きで発表しますね。
テメェの〝個性〟についての話だ――
仮免試験を受け、無事に寮に戻った夕方の頃、爆豪は確かに緑谷にそう口述した。
いつもの不機嫌で苛立ちに染まった仏頂面とは違うし、何時もと違い、イヤに真剣な表情をしていた。
最近になって罵声を浴びせるような発言も、神野区の一件以来、殆ど耳にしないし、仮免試験の一次試験突破の休息の途中で褒められた時は嬉しさよりも動揺と疑いが勝ったりもした。
しかしそれは自分の体…つまり、個性について勘付いてるからであって、決して緑谷自身を認めたわけでも、全ての詳細を認知してる訳でもない。
ただ元となる原因は…最初のキッカケは恐らく、入学して間もない頃に受けた戦闘訓練が一番の説が高いだろう。
緑谷自身から「借り物の力を受け取った」と発言した時から、ずっと頭の中の隅に置いてマークを付けていたのが、考えられる線だ。
そもそも、個性が四歳の頃までに発現しない者は無個性(発達障害も有り、個性の発現が遅い場合もある)と呼ばれ、それ以降成長して個性が発現した異例は存在しないし、教材はまだしもニュースですら知られていない現実だ。
緑谷出久は正真正銘の無個性。
口から火を吐いたり、物を引き寄せる力も、他の能力だって存在しない、恵まれなかった子供だ。
四歳以降、無個性や自分の性根もあってか周りからよく馬鹿にされ、蔑まされたり、爆豪からよく幼稚な虐めを受けていたのは日常茶飯事だ。
爆豪からすれば他の個性を持つ人間をモブと称するのは勿論、緑谷出久のような無個性ならば格下の石ッコロというのが、彼なりに相応しいネームドだろう。
だが、今の現実はどうだ?
不可解な現象や自分すらも食い付くような勢いに、石ッコロだと蔑んでた自分が、いつのまにかここまで苛立ちに染まり、あろうことか張り合うだの超えるだのと、自分と互角に戦い、更に意識すらさせられる。本当の雑魚なら眼中にすら無いだろう…それなのに、その雑魚に仮免試験で出し抜かれるだけでなく、着々と自分すらも手の届かない高みの場所までよじ登っていく彼の姿勢に、段々と焦りを芽生えてる自分がいる。
…これ以上解らないままではいられない。
本当なら、オールマイトに聞くのが賢明な判断だろうし、勿論本人にも話を聞いてみた。
しかし、ダメだった。
三者懇談の後、オールマイトが次の自宅へ訪れる前に声をかけて問いてみた。
けど、真実を口に出してくれなかった。
なら、もう一人の関係者である緑谷と、其れを知る人間に話を聞けば良い訳だ。
もうこれ以上、ないがしろには…出来ないのだから。
『デク、後で表でろ。それとテメェの個性を知ってる他のヤツがいるなら、ソイツも呼べ』
約束の時間は皆が就寝する時間帯。
深夜、空は漆黒の闇に覆われており、夏だというのに真夜中は静けさと涼しさが増し、何処と無く胸が騒がしくなる。
雄英の寮と忍基地は基本的に9時以降の外出は禁止されており、それ以降の時間に外出が見受けられた場合、問答無用で担任教師を始め、生徒指導を務めるハウンドドック先生にこっぴどく叱られ、最悪謹慎させられてしまうのである。
「で?個性のこと知ってんのはデカ乳女だけか?」
「デカ乳女って…もう突っ込まないけど……話があるなら三人っきりの時で良いじゃない……なのに何でこんな深夜に限って外に出なくちゃいけないの…?」
現在、寮の外から出て闇夜の下、歩む者は――爆豪勝己、緑谷出久、飛鳥の三人組である。
いつ先生方に自分たちが平然と深夜を彷徨ついてる姿を見られ、叱られるかと考えると、気掛かりで仕方がない。
「そうだよかっちゃん!それに…9時以降の外出は禁止されてるんだしさ……て、ていうかさ…どこに向かってるの?」
飛鳥に続いて助言するよう口を開く緑谷も、先生達に見つかる危惧を鑑みて止めようとするも本人は聞く耳持たず、足を緩める気配はない。
街灯の光が闇夜を照らしているため、爆豪の後姿や、不安そうな表情を浮かべてる彼女の姿はくっきりと見えるが、其れでも漆色で塗り潰されたような暗さに、視界が悪く何処へ向かっているのかも読めない。
「ねえ……かっちゃん……」
緑谷がどれほど声をかけても、飛鳥が何をしたいのか意見を求めても、爆豪は頑なに口を開かない。喋る気配が一切感じ取れない。
普通、ここまで言葉を発せば「煩え死ね!」「黙れやクソが!!」の暴言の一つや二つ吐くというのに、今ではイヤに冷静で、どこか表情が暗く見える。
(そういえば…ずっと学校の行事や敵連合のやり取りで忘れガチだったけど……僕とかっちゃんは幼馴染、昔はこうしてよくかっちゃんの背中を見て、付いて来たんだっけ……)
過去の記憶と今の現状が、二人のエピソードを物語る。
四歳の頃――幼馴染であり近所という理由もあってか、二人は絡む機会も多くよく遊んでいた。
公園でサッカーやドッジボール、鬼ごっこをして遊んだり、山奥でヒーロー探検ごっこや虫取りなんてしょっちゅうだった。
爆豪が個性を発現してから、緑谷自身に於いて爆豪への眼差しは、友達から薄々と尊敬へと変わっていった。
爆破という至ってシンプルで、派手さや強さもプロヒーローになれそうな彼の能力面は将来プロヒーローになれるだろうと幼稚園の先生にも言われてた。
そんな個性と供に才能に恵まれた少年と、無個性に産まれ恵まれなかった少年とは、行き違いをし…いつしか少年の頃だった友情関係は、時間と供に忘れ去っていたのだ。
(そう言えば、緑谷くんと爆豪くんって幼馴染だったけ…初対面では焔ちゃんに気荒い性格と野蛮を足したような、暴君って感じだったけど…
今となっては随分マシというか…そもそも、二人は幼い頃から知り合いで、友達だったんだよね…)
一方、飛鳥は二人の重いやり取りを見て何か思う部分が有ったのか、先を見据え前方に進む爆豪と、距離を置いて背中を見ながら追いつこうとする緑谷を、遠い目で見守る。
自分は幼い頃、特に友達と呼べる方もおらず、偶々公園で知り合った子と遊ぶ程度で、ガキ大将が見知らぬ子供を虐めてると、ついカッとなってボコボコにした記憶程度だ。
とても、二人のような関係を築ける友達はいなかった。
しかし其れは昔の話で、今は違う――
(私も、幼少期から焔ちゃんと逢ってたら…こうなってたの…かな?)
もし自分も焔ちゃんと幼馴染だったら…きっと二人のような関係になってたのかな…?
それとも、善悪なんて問わずに普通の女子学生として過ごしてたのかな?
それとも、善と悪で啀み合い、競い合う仲になってたのかな…
幾多もの〝もしかしたら〟という妄想が増え続け、時にこんな未来も楽しそうだな…と楽観的に見てしまう。
だが、今の自分の進むべき道に不満や後悔は微塵たりとも存在しない。例え緑谷くんや爆豪くんみたいに、人を救う
(まあ…500円玉を取られてた時の私は…全然ダメダメだったけどね…)
尤も、昔の自分はとても忍らしくも無く、才能のない無個性に近い少女でもあるが。
各して三人はこれ以上言葉を投げかけても無意味だと見解し、鎮まる闇夜の中、目的地に足を運びながら黙々とした空気に従うのであった。
街灯の光に導かれるように辿り着いた先は、いつも訓練で使ってる場所で、でも少し特別な想いがある場所だ。
グラウンド・β
解り易く言えば、入学して初めて戦闘訓練を行った場所で、この勝敗をきっかけに、爆豪はある意味代わり始めたスタートラインでもある。
「ここで…何をする気…なんだよ?」
「まさかだとは思うけど…爆豪くん??」
善かれ悪かれ――二人にとっては忘れられない、甘苦い経験の場所。
飛鳥はさておき、緑谷にとっても爆豪にとっても、互いの主張と意思をぶつかり合い、示し合わせた訓練所でもある。
「初めて戦闘訓練でデクと戦ってら俺が負けた場所……最初は無個性のテメェが何で俺に喰らい付くんだって、クソ目障りで気色悪かった…」
似合わない冷徹な声は、今まで耳にしたことがない。
「訳わかんねえヤツが訳わかんねえこと吐き捨ててさ…自分一人で納得した面して、どんどんドンドン上へと登って来やがる…」
不敵な笑みは、勝利に拘る彼とは違う、見たことの無い表情。
「ヘドロの時から…いや、オールマイトが街にやって来たあの時から…どんどんどんどん…
そして、忍なんつー歴史に載りそうは意味不明な連中がやって来た…」
爆豪勝己は前々から頭の回転が良く回る繊細な子どもではあるが、ここまで回転が良いと少し気味が悪くなる。決して批判的な意味では無いのだが、ここまで奥深く考えてることに意外性を感じてしまうのである。
爆豪にとって異変と勘付いたのはヘドロ事件後、緑谷出久が雄英を受かったのは勿論、その後だ。
入学初日で半蔵学院と言う進学マンモス学校に忍学生が在籍してることを雄英側に伝え、士傑すらも忍学生が在籍してない所業に、何故、自分たちが関わることになるのかと、ずっと警戒していた。
「オールマイトの噂やテメェらの話を聞いてて解った…他のモブヒーローだって裏で忍と繋がりのある奴らが何百人もいるんだろ?
それ自体はどうでも良いんだよ…猿でも知恵を手に入れりゃ簡単に分かる。
けどよ…問題は其処じゃねえんだわ…
飛鳥は爺さんの孫で、オールマイトは爺さんと繋がってた…んで、クソデクはオールマイトと会ってから何もかも変わり始めた…」
「な、何が言いたいの…?」
ぎこちない声を張る飛鳥は、妙に怯えてる。
「お前らは上へ登って仮免許取得して、俺は落ちた…何だこりゃあ?なぁ??」
「それは実力ってよりも性格の問題じゃ…」
「黙って聞いてろクソカスがッ!!!!」
緑谷の余計な一言に、久し振りに怒気を孕んだ大声を出す爆豪。反射的に「ごめん…」と謝罪する緑谷は、やはりこう言った爆豪の気荒い性格には慣れてないのだろう。
「兎に角、苛々してた…まあ、デカ乳女は祖父の孫だもんな、お前のど直球な性格や強さも、納得するわ…」
「私は別に…じっちゃんの孫だからって、血が流れてても別に血縁は関係な――「黙って聞いてろッつッてんだろーが!!!」――は、はい!」
ブルータス、お前もかと言わんばかりの流れに、飛鳥は身を縮こませる。
正直、争い事や暴力を好まない飛鳥は爆豪とは話す機会も薄ければ、何気に絡む機会も無い。
「けどよ、そんなモヤついてた鬱憤も晴れて、全部理解出来た…
神野区の最後、そしてオールマイトと敵の親玉のやり取りを身近で見た俺なら尚のことだ…」
――人から授かった〝個性〟なんだ、いつかちゃんと自分のモノにして、〝僕の力〟で君を超えるよ
――〝借り物〟の力、自分のモンになったのかよ
「オールマイトから貰ったんだろ、その〝個性〟」
爆豪の解き放たれた真実の言葉に、固唾を飲み込む緑谷は、何も答えない。
頷かない、反応すら取らない、冷や汗が流れ、図星ですと晒してるような情景だ。
「待って緑谷くん、爆豪くんに個性のこと話したの!?アレだけ他人に話すなってオールマイトが…ッ!」
「〝アレだけ〟〝オールマイト〟〝話すな〟…ねえ。
やっぱデカ乳女とテメェは繋がってたか、まあ薄々勘付いてたけどな。お前ら二人はメガネに麗日含めて、いる時間も多いしオールマイトに半蔵と繋がってりゃあ寧ろ知ってても可笑しくねえわな」
緑谷はオールマイトと出会うことで変わり始め、オールマイト本人が雄英教師に在籍し、半蔵学院の忍学生が転入し始め、飛鳥は伝説の忍・半蔵の孫である。孫である祖父の半蔵はオールマイトと裏で繋がっていた。
これらの線を考え辿り着くと、別に知っていても可笑しくはない。
「敵のボスヤロー、アイツは人の〝個性〟や〝忍術〟をパクって使ったり与えたりするそうだ。
信じらんねえが、
脳無とかいうカス共の個性複数持ちから考えて…信憑性は高え。チート野郎も良いところだが…あんなのが現実に起きたんだ。そもそも超人社会と呼ばれてる時代、何かしら事が起きても可笑しかねえよ」
オール・フォー・ワンの個性に、忍術の使用、更に脳無という数ある敵連合の操り人形、更には爆豪や二人も知られてないが、妖魔の製造法。信じ難い事実ばかりだが、何となく辻褄も合う。
「んで、オールマイトとボスヤローには確かな面識があった。
さっき述べたみてぇに、個性をパクったり忍の血を吸って能力を発動する素ぶりを見るに察して、個性や忍術の能力は〝移動〟する事が出来るんだろ」
微かだが、オールマイトとオール・フォー・ワンは旧知の知人のように語り合っていた。
オールマイトに憎み恨みを買う人間は少なくはない。だからと言って、あのオールマイトを死の淵まで追い込ませた彼の異常な強さは認めたくはないが本物でもあった。
何より、二人で実技試験で当たったオールマイトと一戦交えた自分達が痛いほどよく理解している。
圧倒的なパワー、驚異的なスピード、頑丈なタフネス、その三つのシンボル的なステータスを誇ってながら、あそこまで瀕死に追い詰める敵は早々無い。だから、敵の親玉がオールマイトと何らかの繋がりが存在しても、別に不思議では無い。
「オールマイトとあのボスは関係が有り、テメェの〝人から授かった〟ッつー発言を聞きゃあ自然と結び付く。
お前は個性を貰って変わり始め、代わりにオールマイトは個性を失い力が消えた…
少なくとも、だ。神野の一件…オールマイトのメッセージを違う受け取り方をしたお前を見て確信したよ」
全てを悟った爆豪の解説に、緑谷は何も言えずじまいになる。
自分の言動が浅はかだったのかな…と、今更になって過去を悔やむ自分が在る。
「オールマイトに聞いても答えてくれなかったし、俺以外にも知ってるヤツもいるかも知れねえから、他のヤツも誘うようにした…そんで、テメェとついでのデカ乳に聞いた…」
「「………」」
「否定しねえ、揃いもそろって黙り込んだりしてるって事は、肯定として捉えて良いんだな?」
鋭い彼の言葉がイヤに心に突き刺さり、嫌味を言われてるようで釈然としない。
「………」
これは、個性の言いつけを守らなかった報いであり、当然の帰結。
黙り込む緑谷の心情を察した爆豪は、髪を掻き毟りながら、爆豪の表情は変わらない。
「テメェも俺も、オールマイトっつーNo.1に憧れた。なぁ、そうなんだよ…お前だけが全てじゃねえんだよこの世界」
ずっと石っころだと認識してた底辺が、オールマイトに見初めて貰い、個性と共に意思を引き継いだ。
「今、俺と戦えや――二人一緒にねじ伏せてやっからよ」
『!?!』
爆豪勝己は、二人に宣戦布告する。
二人一緒…つまり爆豪は、二人でペアになった緑谷と飛鳥を全力で叩き潰す所存なのだろう。
爆豪の文字通りの爆弾発言に、二人は困惑する。
「ちょ、ちょっと待って!?何でそうなるの!?」
「そ、そうだよ!今のやり取りを見てて私が爆豪くんと争う必要は無いじゃん!それに…何で私が戦わなくちゃいけないの?」
飛鳥の意見はご尤もだ。
あの流れで、緑谷出久のことが気に食わない流れと想定すれば、百歩譲って良しとしよう…
しかし、どっからどう考えても、二人の輪に自分が加入する必要性はどこにも感じ取れない。
「だ、第一さ、仮に僕のことが気に入らなくて戦いたいなら…先生に頼んでトレーニング室借りるべきだし…何もこんな学生が外に出て良い時間じゃ無いのに…戦うなんて!」
「
「わ、私は…関係ないよ…?こんな喧嘩して…何の意味が…」
「テメェに無かろうと俺とクソデクにはあるんだよ、いつまで経っても何も知らねえままでいる俺が嫌なんだよムカつくんだよ…
なぁ、クソデク…お前の何がオールマイトにそこまでさせたのか…確かめさせろ」
「……じゃあ、私には何の意味も……」
「あるんだよ、其れが。クソデクと俺の…昔絡みの事情じゃねえ。俺はお前にも用があるんだよ」
尚更不可解に思う飛鳥は、頭の中にクエスチョンマークが自然と溜まってるような気がした。
何故、こうなってしまうのか…観戦だけではダメなのか?
いや、仮にそうなったとしてもどの道止めるとおもうが…
「なぁ、デク。
お前の憧れは良くて、何で俺の憧れはダメなんだよ――お前の目指すもんが正しくて、俺の目指す道も何もかも間違いだってんのかよ」
「かっちゃん…」
――どんだけピンチな時でも、最後は絶対勝つんだよなぁ!
――どんなに困ってる人でも、笑顔で救けちゃうんだよ…
オールマイトの勝つ姿に憧れた少年
オールマイトの守る姿に憧れた少年
想いは違えど、尊敬の懸念は確かに二人の魂には存在する。今も昔も変わらず、熱きたるや闘志は、胸に宿っている。
「飛鳥、お前も…何で神野区後でも平然とヘラヘラ笑ってられるんだ?テメェの爺さんは、死んでたかもしれねえ…いや、もう二度と目を開けることさえ叶わねえかもしれねえのに、何で俺に何も言わねえんだよ」
「爆豪くん、其れは…」
「ずっとムシャクシャしてた…何も言わず、悩んでる俺を構わず自分で前に進んで、バカみてえに成長して…テメェは俺に何も思わねえのかよ…
お前の爺さんあんな風にさせちまった原因の俺を、何で責めねえんだよ」
一陣の風が、横殴りするように吹き、髪が微かに揺れる。
爆豪は、自分の心の何かを押し殺し、僅かに悲鳴に似たような、心苦しい声を喉に絞らせて問う。
元の原因は、自分にあって雲雀にもあるんだろう…だが、オールマイトの個性と緑谷の話に薄々勘付いてた自分しか、行けなかった。
雲雀にも最初は声をかけようとした、けど…オールマイトが話したくないと聞いたあの時の記憶が蘇り、何も知らない雲雀を誘うのをやめた。
だから、緑谷に個性に関する人間がいれば呼んで来いと申し頼んだ。
飛鳥や雲雀以外なら、争う要素が無いので黙ってても良いのだが、相手が飛鳥となれば、そうはならない。
「……雲雀ちゃんにも、そんなこと言われたな……」
面食らった顔を浮かばせながら、ポツリと心で呟いてたハズが、口に漏らして居た。
「こんなことでもしねえと、殴りあえる機会なんざ滅多に無いだろ。喜びながら存分に殴ってみろよ俺を…まあ、サンドバックになる気はねえから抵抗すっけどな」
早速、爆豪は軽いウォーミングアップと言わんばかりに準備をする。
本気だ。
本気で殴り合う気だ…いや、そもそもここまで来て仕舞えば誰にも止められないし、こうなった以上、何を言っても言葉では無駄だ。
爆豪は冗談を吐くような人間ではない、常に日頃から何かの勝負には拘る勝利への固執とプライドの高い人間なのだ。
「おら行くぞデク!テメェの大好きな
右手を大きく振り被る動作に、初期の頃を思い出す。
入学してから始まった戦闘訓練…爆豪の底のない才能のセンスに、フルボッコにされたし、痛々しい血生臭い記憶が染み付いてるのは善いのか悪いのか、どう捉えれば良いのだろう。
(本当に…!?いや、まて…取り敢えず回避を選択しろ!
右…と思わせておいて左か?いや、敢えてそう思わせての…逆か…とっちだ――)
ボガアァン!轟く爆発音は、大地に振動が伝わる。
「緑谷くん!?」と彼女の虚しい叫び声も闇夜に消え去り、爆豪はすぐさま標的を飛鳥に変えて爆速ターボで接近を試み爆破劇を披露する。
右から左の爆破を、回避し距離を取ろうとするも、爆破の軌道と調整を上手く合わせ、背後に回り込み横蹴りを入れる。
「あッ――がっ!?」
「確かテメェ二丁刀からデクや俺見たく素手の肉弾戦メインに変えたんだってな?蹴りも使えるんだろ、さっさと戦えよ…
じゃねえとお前、冗談抜きで怪我で済むレベルじゃねえぞ」
汗ばむ爆豪は、戦闘に於いて必ず強者の余裕とは違う、不敵な笑顔を見せる。
決して相手を舐めてる訳でも、見下してるわけでもない…オールマイトの憧れに来る笑顔を、必ず見せるのだ。
だが今が今な現状…とてもそんな気分では居られないらしい。緑谷も頬に爆破の煙で汚れ、表情を曇らせている。
「来いや!!!」
憤り、焦燥を孕ませた声。
二人から、三人へ…運命の歯車は、狂い始める。
トラソティス作者による、最新情報の発表。
はい、こちら前書きでも話した通り、この作品の最新情報を明かします!
え?ネタバレは大丈夫なのかって?まあまあ、興味を唆らせる一興だと思えばいいじゃないですか。それにアニメのOPでも大抵ネタバレ喰らいますし、ねぇ?
では先ずー「光と闇に咲き誇る英雄譚」
①――妖魔衆です。
はい、なんとこの作品、妖魔衆が登場するんですよ…!
因みに真紅2の妖魔衆とは違います、これまでの常軌を逸する存在にして、普通の妖魔とは違い強さは格別、これまでの常識は通用しません。
多分、真紅2よりも強いんじゃないかな…うん、普通に強いね。
今後この妖魔の組織がどう作品に関わり、戦っていくのか?楽しみですねぇ。
次にこちら
②――京都編、セリフ付き予告です。
まあPVみたいな感じで、セリフだけを残した次回予告的なあれですね。あんまり好きじゃないんですけど、最新情報でやる分には別です。
では早速…
京都真紅編
飛鳥「あー!焔ちゃんとまた会えたーー!嬉しいな〜、抜忍生活はどう?」
焔「順調さ…それよりもお前、爺さんは無事なのか?」
詠「し、新幹線なんて爆発しますよ!!」
焔「安心しろ詠!新幹線は爆発しない!もっと新幹線を信じろ!」
斑鳩「む、村雨お兄様!?どうしてここへ?」
奈楽「どうして…こんな所に忍商会が……」
かぐら「奈楽ちゃん、けが…大丈夫?」
奈楽「ええ、大丈夫ですよかぐら様…私は、貴女を守る為に、その為だけに生まれてきたのですから…」
嘘月「おい、もう諦めろよ奈楽。お前と俺とで勝負はついただろうが…」
雲雀「あなた達誰?!」
綺語「雲雀ちゃんと言ったかのぅ?勘の良いガキは嫌いだよ」
漆月「いんやぁ〜…泣かせる話じゃないの…ねえ、お兄ちゃん♪」
月光「貴女を相手にするのは骨が折れますが…出来れば…」
閃光「ソイツを離してくれないか?漆月」
漆月「ねえ、月光ちゃんと閃光ちゃんは何者なの?何十…ううん、何百人人を殺してきたの?」
未来「負けられないのよ!焔達や、皆んなの居場所を守る為に!あんたみたいな三下に負けてられないのよ!!」
斑鳩「これは飛燕です…貴方のような侍気取りに、簡単に渡せる品物では無いのです」
日影「なんやコイツ、気持ち悪いな」
葛城「日影…やっぱお前、感情あるだろ」
佐門「価値無き者は、価値ある者の養分となり踏み台になるんだ、活きの良い成長具合を見せてくれよ紅蓮隊…半蔵学院…」
漆月「妹の自慢の兄でいるー、とかほざいてた。兄として何の価値もない、お馬鹿な村雨お兄ちゃんのことよ♪」
飛鳥「奈楽ちゃんに何をしたんだああぁぁぁ!!佐門!!!」
光と影に咲き誇る英雄譚、京都真紅編。
神楽と神威が衝突した時――太陽と月は、啀み合い、滅し合う。
はい、こんな感じです。
更にこの作品にはなんと…麗王と夕焼、参戦決定です!!まあ、総司に芭蕉も参戦してるから当然かな?
しかし、どういう感じで登場するのでしょうかね?楽しみです。
いやぁ、カグラやヒロアカには驚かされることばかりだよ…閃乱カグラ7EVENはグラフィックめっちゃ変わってて立体的だし、初代と比べると進化したなぁと思ったり。
ではでは、これからもヒロアカグラロードを突っ走りましょー!!
それでは、プルスウルトラ!!