「で、話は何? 一通の手紙をこの私に送るって、相当な悪趣味なのね」
人前に見せる余裕綽々な態度は一変し、常に真顔で無表情。アレだけ常に悪意に満ちていた顔も、今となっては殺意を飛ばしている。
私が何故此処に訪れたのか…どうして京の都で、忍商会をマークしてた私が、こんな場所で道草を食うように、大層なビジネス企業のビルに、全国指名手配犯の私が此処に立ち尽くしているのか…全てはコイツの元凶だ、と擦り付けて置こう。
「クックック 、お褒めの言葉として受け取っておきますよ。天咲魅影」
黒い社会人の整えたスーツ、悪魔のように細長い指と邪悪で禍々しい手、両頬が人間の手の様に形成されており、頬から派生された親指は人間でいう両目部分に当たる空洞を無理矢理埋め込み、指先は口元や顎に固定するようにガッシリと触れられている。口歯は常時微動だにせず露わとなっており、其れ以外は不要と言わんばかりに顔は何もない。強いて言うなら親指で抉られてる左目部分が、真っ赤な光により瞳だと強調しているのが印象的だろう。不気味、不可思議、理解不能と呼ぶに相応しい整形された顔は、見た者に不快感を抱かせる。
「私の住所、誰にも明かしてないんだけどなぁ…最悪、野宿してたりもするし」
「死柄木弔はお元気ですか?最近、新しく味方を手なづけたようですが…まあそれは後々、未来で語られるとして……改めて、『おはようございます』――貴女が無事に記憶を取り戻せたことを、大変嬉しく思いました」
「あっは、態々知った上でお気遣いするなんて、良い性格してるね。ええ、おはよう。漸く全てを思い出したから、だからこそそのタイミングを見計らって、私宛に赤い不吉な手紙を送ってくるアンタに、久々に不安という絶望を覚えたよ……それで?要件は?」
「天咲魅影、要件をお出ししたのは私ですが、そう急かすさず。過程を重んじて着地点に到達するのも、会話の成り立ちに置いて必須です。ソレに、大方予測は付いてるのでしょう?」
「……かぐら、いえ…神楽のコトでしょう?」
御名答――そう答えると、指を組んで謎の男性は語り続ける。
「京都で神楽と護神の民の目撃情報が入りました。100年に一度復活する、ヒノカミ。いち早く復活すれば、我々も貴女の身も危うい状態なのは明白。それに、既に『クドラウム』もこの件で行動されております」
「……一応言っておくけど、私アンタらの事は詳しく知らないんだけど。精々アンタ達が天竜衆だって事くらいしかさ。先生も、アンタ達の誰かに手を貸していたのでしょう?」
「先生…ええ、彼は素晴らしい頭脳と未来への分析能力を持っておりました。故に、彼の黄金時代は正に魔王と呼んでも過言ではない、支配者として凡ゆる権利を得ていた。生殺与奪も、財力も、力も、真理も、地位も。だからこそ、彼の様な人間が天賦の才覚を持っていた事に非常に残念で有りません」
「ふ〜ん…なんで?」
「彼は自分以外の者は一切信頼しておりません。我々も、彼とのコンビであった『エリザベス』も、所詮は切り捨てる駒でしかないと。彼は凡ゆる未来、全ての未来の障壁となり、不安要素を取り除く為なら最終的に支配された者の救いなど御座いません。そのスケールが大きいか小さいか、その瑣末な問題が、未来や個人に大きく影響を及ぼすのは、貴女もご存知のはず」
彼は恐らく先生のことは認めている…だけど、口振りからして協力者では無さそうだ。
「嗚呼、勘違いの無い様に言いますと、私自身彼の行動ややり方をどうこう言う資格も意思も御座いません。賢い者が愚かな者を騙し、力の有る者が力の無き者を屈服させ、都合のいい様に利用するのは大人のやり方ですから。問題は彼が誰かを信頼してるか、心の底から誰かと本気で苦楽を共に歩むことができるか、それが有るか無いかの違いだけですよ」
「…同じ憑黄泉の癖に、随分と人間らしい考えをしてんのね。嗚呼、アンタは変わってるんだね。ある種、特異点な存在か」
「話を戻しましょう。神楽が復活し、より過程を踏まえることで京都は半壊滅状態に陥ります。私が上手く忍を派遣させ、忍務を飛ばしてますが…大方、犠牲は絶大でしょうね」
「……何が言いたいの?要するに私にかぐらを殺せって命令でもする?」
「トンデモナイ、其れが本心だとして万が一にも貴女の身に何かが起きれば、我々もどうなることかと…」
コイツは、コイツだけは予測が付かない。
ある種予測できる私でも、コイツの判断にだけは…知識量が上回るのもあるだろうが、ソレよりもコイツは不確定要素が強すぎる。
「私の要件は別――私の仲間になりませんか?」
は?
今度こそ、私は素っ頓狂な声が漏れた。
「死柄木弔、その他を始めた仲間を手放し――私の隣に並び、新たな人生をスタートするのです。その分、貴女には安寧の地、権利、財力、求める者を与えましょう」
「……それが、アンタが私に手紙を寄越して、こんなご立派なビルに連れ込んだ要件なのかしらん?悪いけど、私はアンタの手には…――」
「ええ、そうでしょうね。これだけを聞いた、普段の貴女なら断るでしょう…ですが貴女は以前、記憶喪失の時とはいえど、偉大なる母君を出現させましたね?」
「ッ……」
彼の声に、焔の顔が思い浮かぶ。
窮地と死への焦燥と、大いなる絶望…過去の断片的な記憶により、心理的に刺激を与えたことにより、顔を出した、私の…。
「矢張り、今もコントロールは難しいのでしょう?ソレは必ず、貴女自身呑みならず、周りの仲間や人間達を巻き添えにしてしまうでしょう。アレほどご立派な偉大なる母君…別次元の存在である神と人間が並ぶなど、器として選ばれた貴女呑みが許される!!」
そう、唯一の悩みはコイツの牙が、何れ組織に…弔や仲間を殺してしまう危険性は、100%に近い段階で存在する。然もあの時、記憶はなかったから上手く言えないが…コイツに意識を持っていかれたら、終わりだ。
「要件はソレだけでは御座いません。貴女が我らが偉大なる母を使役可能になる術、身につけさせましょう。丁度良いタイミングで貴女と協調を結んだ会社にマークしてたのですよ」
「キッッモ…アンタの能力が、邪眼とか千里眼とか言われても可笑しくない位、清々しく変態だわ」
「私は、常に貴女達を見守っておりますから、ね…。悪い話ではないハズです。勿論、退屈だってさせません…実は、もう一人仲間に加えたい輩も検討しておりまして…貴女が良く知る人物ですよ」
簡潔に言えば、コイツは自分の仲間になる代わりに弔達を手放せ。じゃないと憑黄泉神威は、仲間を殺す危険性が高いのだと。コイツがどうして、天竜衆という立場におりながら、私を仲間に企てたいか…恐らくこれも、上述した様に私の身に何かが起きれば、お互い消滅してしまう危険性も高いから、というコトになるのだろう。
嗚呼、全くもってコイツは…オモシロイなぁ。
「人間なんて100年近く、直ぐ死ぬ存在。故に貴女も、絶恵勇希も、結城守も、誰も彼も人間は貴女達とは側に寄り添わず、拒絶され、分かち合えなかった者達だ。私の今の技術でなら、新たな転身により常時不老を留めるコトも可能…。決して悪い話ではないハズです」
「………」
「他にもまだ有ります。偉大なる母君でなければ、いずれこの世界は…──」
「――断る」
コイツの言葉を遮るように、私は高らかに悪意の籠った満面な笑みで、そう答えてやった。
場所は離れ、お昼過ぎた京都府の繁華街。
往来する人の数々はそこまで激しくなく、況してや騒音に溢れてる訳でもなく、和も相まってか微かな静かさも含まれており、過ごしやすそうな街中は人々の憩いの場として理に適って居た。
「でも何だか嬉しいなぁー!私たち忍学生にも修学旅行があるなんて!」
相も変わらず明るく曇りなき明るみのある飛鳥の声は、自然と心が安らぐような気分にさえ陥る。
彼女達は忍学生であり、幾度となく修羅場を潜り抜け、剰え死地を乗り越えたこの少女が、まるで何処にでもいる一般市民の学生とさえ錯覚してしまう。
そう言った意味では、ある種として忍の才能はあるのかもしれない。
「忍学生も学生だからな、修行する時は修行する――楽しむ時は楽しむ!何事もメリハリだ」
半蔵学院忍学科の担任教師である霧夜も何処と無く楽しそうな感じを見る限り、教え子達を欠かす事なく修学旅行に行かせる事が出来て心の底から嬉しいのだろう。
特に飛鳥、雲雀、柳生の三人組なんかがそうだ。
林間合宿にて敵連合の襲撃を受け、柳生と飛鳥は重傷、雲雀は爆豪と共に拉致されたと聞く。そんな大事件があったにも関わらず、こうして京都の旅行へ全員揃って行くのだから、本当に人生は何が起きるか分かったものではない。
「そう言えば霧夜せんせー、雄英の皆んなはどうしてこれないんですかー?」
ここでのんびりと可愛らしい小動物らしい雲雀の声は、疑問そうに霧夜に投げかける。
「漆月を処罰する為と、雄英生の安全を確保し守る上、最高峰である金の卵の巣に紛れて学業と修行に励むのがお前達だ。態々向こうが此方のカリキュラムに合わせる必要はないし、何かと物騒な事件が起きてるからな。
今となっては漆月の処罰から敵連合の捕獲と処罰に訂正されているのもまた大きな変化だな」
今は忍の存在が明らかになり、オールマイトという平和の象徴が悪の抑止力が無くなった今、急激に犯罪回数が増えている。
雄英生も迂闊な外出は控えられてるとすれば、半蔵学院と共に合宿など何処かで噂が流れるだろう。そして雄英側にも情報を提示する事なく修学旅行に行く事で、更に情報漏洩を防ぎ、内通者をあぶり出し、襲撃を許さず完璧に合宿に取り込めるという事だ。
「でも結局ウチら半蔵学院が狙われないのは、最高峰より最高峰してません?やっぱ雄英よりも半蔵学院の方が優れてるって事ですよ」
自慢げに語りながら八つ橋を頬張るのは半蔵学院選抜補欠メンバー筆頭の風魔。
飛鳥と同じく名のある善忍家系の名門家に生まれながら、何故か飛鳥とは対極として血筋のことは嫌ってる傾向があるのは内緒だ。
「いやでも、蛇女に侵入されちゃったそうじゃないですか?菖蒲達その頃は学校にいませんでしたし…」
「いやいやいや、アレは向こうが悪忍だからこそ姑息な手を使って攻めてきたのが悪いんですって。ヒーロー科のようにああいうゴテゴテなシステムだから複雑で隙が出来ちゃうんですって。其れに超秘伝忍法書を除いて襲撃してきたのはゼロじゃないっスか?」
「もぉ、態々旅行にまで来たのにそんな話しないの」
何やら風魔はあんまり雄英側には余り宜しくない印象のご様子だ。恐らく憧れの大好きな先輩が雄英に佇んでるからが大きな理由なのだろう…。
「そうだぜ、京都に来た以上は満喫しないと…なぁ?斑鳩!」
「そう言いながら厭らしい手つきで尻を揉もうとするのをお辞めなさい…!全く、京都に来た以上は情緒に関心を…」
「関心なら持ってるぜ…舞妓さんのおっぱいやお尻をモミモミと…♡」
そして漫才コンビ化さえしているこのやり取りも馴染めてるだろう。
金髪の葛城に、黒髪清楚の斑鳩は、三年生になっても変わらない。不審者そうなエロ親父風なスキンシップに、軽々しく手を払い身を守る斑鳩、何処へ行っても変わらずにいると、謎の安心感がある。最早お約束でさえある。
「あぁん!葛姐様!それなら是非菖蒲にもセクハラしてください!何ならも、ももも揉んであげましょうか!?」
「菖蒲さん、貴女も落ち着いてください…」
興奮状態に陥ってる菖蒲を制するように肩を持ち、何とか止めようとするのは土方。斑鳩のような規律と正義を貫くその姿勢に、蒼天のような心広い彼女は、ある種としてヒーロー向きであり、斑鳩も彼女に対しては大評価を押している。
そして葛城に対してヤケにアタックを仕掛けるのは菖蒲。実は仮免取得を受ける前に緑谷が半蔵学院で足技を伝授した張本人でもあり、一応雄英志望者でもあった。
「全く…騒々しいな。これじゃアイツらといる場所と変わらないじゃないか…ふむ、ポリポリ…この千枚漬け中々いけるぞ」
口の中に放り込み、咀嚼音を立たせながら静かに貪る柳生は、相変わらず表情を変えることなく冷静さを保っている。
流石は天才児でありクールな少女は、京都の観光程度ではしゃぐ年齢ではないそうだ。…尤も、雲雀との遊園地デートならば鼻血放出で一人部屋でテンションマックスで舞い上がってるに違いないが。
「ん…?なんか…こっち、来るよ?」
此処で今まで無口だった青髪少女の清明は、眠たげな顔立ちで指を指す。
清明の謎の勘や予知夢はよく的中する。皆が清明の言葉通りに振り向くと
「はぁ……はぁ… クソッ!アイツら、本当にしつこいな…24時間ずっと追い続けてくるのか…?!」
ボロボロになりながらも疲労困憊とした様子で幼女を抱いてる女性が、息を荒くして膝を下ろしていた。
「わっ…!凄いボロボロ…大丈夫ですか!?」
まず先に声をあげたのは飛鳥。
流石は仮免取得で人命救助で培っただけのことはある。迅速に身に駆け寄ろうとする飛鳥は、怪我を負った女性に近づいて行く。
「お前達…その気は、善忍か…!?」
「え、どうして私達のこと忍と知って…」
次の瞬間――
「マジでいい加減にしろよ奈楽テメェ――」
商店街に破壊の轟音が鳴り響く。
団子屋の店が突き出された拳によって大きく破壊され、粉々に吹き飛ばされると同時に、奈楽に拳が振るわれる。
「クッ…!!」
それは間違いなくあの巨漢の筋骨隆々な拳。
まさか街にまでと思って居たのだが、どうやら思った以上にイカれてた様子で、繁華街に逃げ込んでも意味がないようだ。
「はぁっ!」
そして振るわれた拳を、距離を取り飛燕で防ぐは斑鳩。
鋭い太刀が、屈強な拳を受け止める。
「あァッ…?」
「重い…!?」
弾き飛ばされた斑鳩は、体制を維持したまま地面に足を擦らせる。突然の出来事に何とか対応できたとはいえ、状況に追いつけない後輩達は勿論、住人達も悲鳴をあげる。
「誰だぁ?今俺のパンチに刃物で止めた野郎は…?」
建物を壊し、顔を覗き込むは忍商会第十座位の邪淫乱闘。顔は炎を連想させる覆面で覆われており、以上に先端部分の鼻がもっこりと膨らんでいる。
「斑鳩先輩!大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫です飛鳥さん――そう言う貴方こそ…一体何者です?」
「お?何だこのエロい嬢ちゃん。めっちゃ可愛いじゃねえか!!俺の逸物と電車ごっこしねえか!?!バブミーランドのボッ○ーマウスにしてやるってな、はは♪取り敢えず邪魔するならせめてデケェおっぱい揉ませろ可愛子ちゃあぁん♡」
開始早々、葛城以上にやばいイカれた抜忍が現れ、同時に日本語ではあるのだが日本語ではない(というか日本語に失礼の領域)淫語を発する狂人に、頭が痛くなる斑鳩はまるで「葛城以上」の汚物を見るような目を飛ばす。
「君たちは一体…其れにそいつは…忍商会か!?」
傍観していた霧夜は、心配するように奈楽と幼女を見つめながら、邪淫を凝視する。
あの肩にある10の数字は、間違いなく商会側の証。恐らく第三支部の者達だろう。まさか京都で姿を現わすとは…しかも、何故か幼女と奈楽と呼ばれる女性を追って。
「ア?やっぱお前ら忍か、ガキって事は学生か。ははっ!コイツぁ面白い巡り合わせだ、そうだろ兄貴ィ?」
嘲笑を浮かべる邪淫の言葉に、次に不意を打たれるのは、突如として現れる長い舌。
「なっ!?」
黒く唾液で粘り、蛇の如く追いかける太い舌が、奈楽を襲おうとする。それを防ぐように、葛城は長い舌を蹴り飛ばす。
「ったく、次から次へとキリがねぇぜ!!」
足蹴りをしたのは葛城。
流石は半蔵学院の上級生にしてそこそこなバトルジャンキーのある事だ。素早い対応に、迅速な立ち回りを経験で活かしてるだけのことはある。
「じょ、じょうだね、邪淫……じゃ、じゃじゃまばっか、してぐりゅ………うっじょーじー…にゃ、にゃぷび…ぎひ、ひひ」
建物の陰から不気味そうに立ち歩く兄気分の『両舌部露』は、ボロ布マスクに不快な目と口元を描きながら、破れかけてる穴から舌をデロりと伸ばしている。
こう見えても第6座の地位を確立している。
「わ、わわわ…!なんなんスかこの如何にも狂ってるようなヤバイ連中!どう見ても普通じゃないですよね!?」
「私たちも先輩に応戦し…」
「いいえ、此処は葛城さんと共に食い止めますわ」
応戦しようと駆けつける柳生と土方を制する斑鳩は、飛燕を強く握りしめながら、居合の構えを取る。
どうやら葛城も言うまでもなく戦闘態勢に入っている。
「然し斑鳩に葛城…!アイツらは他の抜忍やチンピラと訳が違う……」
「安心してください霧夜先生。勝てずともその場凌ぎに時間稼ぎにはなります。その間にその子達を離して下されば彼等も身を退かざるを得なくなります!」
「まっ、アタイはコイツらが誰であろうと構わず蹴り飛ばしてやっけどな♪」
二人の頼もしい返事に、霧夜は言葉が詰まる。
確かに斑鳩と柳生は仮免を取得してるし、状況のケース的に上層部からの忍務無しに抜忍との戦闘が可能である。条件があってるので、別に戦闘する行為に止めはしない。
ただ相手は得体の知れない、況してや隠れてた忍商会側の姿を現しただけでなく、全国指名手配犯のリスト的に幹部級であるのは特上氏の以上の大人達が知っている。
「分かった…ただ無茶はするなよ…それと、危なくなったら身を引け…」
霧夜にとっては苦渋の決断だろう。
相手が格上であり、忍の運命に沿うならば、こう言うケースは珍しくない。
然し、飛鳥の事と言い…その決断こそが過ちでは無いかというのが頭に過ってしまうのだ。
「お前達!俺は避難誘導を行う、その間その子達を安全な場へ行かせてくれ!!」
「わ、分かりました…!」
否が応に答える間も無く担任の言葉に頷く飛鳥達は、素早くこの場から立ち去ろうとする。
「だからイかせる訳ねえだろ孕めオラァ!!」
大きな拳を繰り出すも、同じく斑鳩の飛燕によって止められてしまう。
「テメェらの相手は、アタイらだけでジューブンだ!!」
「ガキ共ぉ…許しを請うても着床行きの膣内おっ射精は免れねえぞ?」
嵐のような猛烈な戦い、火蓋が切り落とされた――
修正有り。