復讐者の世界周り Weltdrehung des Rächers 作:ダス・ライヒ
この回・・・自分で書いてて相当マズイで・・・
後微エロ注意。
目標の品を全て手に入れたマリは、近くのホテルに泊まることにした。
所持金の方は襲撃したアジトから持てるだけ頂いたたんまりある軍資金である。
泊まったホテルの一室に、M4カービンと六個の弾倉が入ったギターケースと、少し血の染みが付いている袋に入れてある日本刀をもう一つあるベッドの上に置き、極右翼アジトで調達した服を、ホテルに泊まる前に服屋で購入した衣服に着替え、開いているベッドに寝転がった。
「ノルマ達成・・・」
寝転がりながら独り言を呟いた後、FNハイパワーとギターケース、居合い刀の入った袋を見て、手を伸ばす。
ご丁寧にもガイドルフが自動拳銃の入った袋に清掃道具までいれてあり、それを使って一番発砲しているFNハイパワーを解体し、清掃を始めた。
数十分ほどでFNハイパワーの清掃を終えたマリは元の袋に戻して、ギターケースを手に取り、M4カービンを取り出し、それを分解して清掃を始める。
七発分の汚れが付いていたが、専用のブラシで擦っている内に汚れは取れ、一時間も満たない内にM4カービンは新品同然となり、十五分で元の形に組み立てられた。
ギターケースに戻し、またベッドに寝転がり、天井を見上げていると、自分の股間に手を伸ばして不満を口にする。
「なんか性欲溜まった・・・」
頭を掻きながら起き上がると、マリは最低限の護身用の武器を持ち、部屋に鍵を掛けて出て行った。
途中の売店で煙草を一箱とライター一つ買って、ホテルの外へ出て、一本吸う。
煙を吐きながら、最初にこの世界に足を踏み入れたワルキューレの支部にてあること話し合う女性警備員達の事を思い出した。
『ねぇ、知ってた?この辺のJKとJCって、お金さえ出せばやらせてもらえるらしいよ』
『はぁ、国絡みで売春やってんの?この国チョーヤバイじゃんよ』
第一声にその事を口にしたのは、机に座ってスウェーデンの短機関銃、カールグスタフm/45のスリリングを肩に掛けた茶髪の美人の類に入る女性警備員だ。
机に左腕を乗せながらそれを知り、日本を危険な国と勘違いする同じ銃を持つ赤毛の女性警備員が口にする。
ちなみに全員がスウェーデンの短機関銃だ。
『いや、そんなにやばくないよ、日本は。まぁ、ロリコンは多いけど』
紫染みる黒髪を持つ警備員が、それらを否定した。
『あぁ、そう言えばあんたの出身って日本だよね。別の世界だけど』
『うん。あんまり詳しくないけど。そんなにはやばく無いよ』
『えぇ、でも。女子高生にお金・・・幾らか忘れたけど、やらせてくれたよ?』
『嘘・・・マジ・・・!?』
黒茶色の長髪で、他の者より胸が大きい警備員がそれを口にし、一瞬赤毛が凍り付いた。
巨乳警備員は、何故固まっているのか分からないようだ。
『色々と経験しちゃっててさ。性に活発的だよね・・・気持ちよかったし・・・なんか、不味い?』
『いや・・・それ、不味いよ・・・かなり不味い・・・』
そこでノエルに手を取られ、彼女等の会話を聴きそびれる。
短くなった煙草を喫煙所で捨て、彼女は目を開き、成人男性と歩く13~18の少女を捜し始めた。
まず目に入った中年男性と制服を着た女子中学生の後を追う。
さながらマリが生活安全局の少年課に属する女性刑事のようだが、今の彼女は違う。
人目のないところまで中年男性が近付くと、マリは襟を掴んで男を路地裏に連れ込んだ。
近くにいた女子中学生は何が何だか分からないが、路地裏に放り込まれた男はマリに向けて叫ぶ。
「な、なんだ!お前は!?」
直ぐに携帯を取り出して警察に通報しようとするが、マリがそれよりも早く近付き、携帯を粉砕し、男の頭を掴んで壁に叩き付ける。
一撃で男は気絶し、額から血を流しながら堅いコンクリートの上に倒れた。
一部始終を見ていた女子中学生は、気絶した男から財布などを抜き取るマリに恐怖し、この場から逃げようとするが、全く動けなかった。
「ねぇ・・・」
「は、はい・・・」
「このおっさんの有り金全部渡すからさ、やらせてよ・・・」
何か哀れむような目線で自分と性行為をするよう問うマリに、女子中学生は恐怖に満ちた表情を見せながら逃げた。
「なによ・・・金さえ払えばやらせてもらえるんでしょ・・・」
逃げていく女子中学生を見ながら、マリは男の財布を叩き付けて苛々し始める。
仕方なく別の方を探すことにしたマリであるが、偶然にも、彼女の怒りを発散できるような者達が声を掛けてきた。
「おっ、金髪の外人な姉ちゃんじゃん。お~い!お姉さぁ~ん!」
彼女に手を振りながら近付いてくる男に、マリは腹に強烈な膝蹴りを食らわせた。
蹴られた男は嗚咽し、仕舞いには嘔吐し始めた。
仲間を倒された為、バイクに跨っていた三人の男達が向かってくる。
「このアマぁ~!」
一人金属バットを持った男が居たが、華麗にかわされ、全員が者の数秒で片付けられた。
暫く辺りを見回して探したが、中々見付からず、遂に我慢が出来なくなったのか、ダークビジョンを使って探し始めた。
主に背丈の沿わないグループを捜す。
「(男の方が169㎝、女の方が155㎝・・・身長が合わない)」
直ぐにその場所へと向かい、先の女子中学生と同じく後をつける。
男はなんと制服を着た立派な警官であり、連れている女性は女子高生だった。
端から見れば、女子高生を補導する警官であるが、マリからすれば、パトカーに連れ込んで性行為をする警官に見えたのだ。
「制裁する理由は十分あるわね」
直ぐに警官と女子高生の元へ急ぎ、警官の肩を掴んだ。
「なにか?」
振り返った警官にマリは路地裏を指差し、そこへ来るよう指示した。
警官は無視しようとするが、マリが女子高生の手を引いて路地裏に向かった為、やもえずついてくる。
「それで、なにしようって・・・!?」
警官が言い終える前に、マリは胸倉を掴み、路地の奥の方へ投げた。
投げ出された警官は堅いコンクリートの上に倒れて顎を打つ。
「何を・・・!?うぅ!?」
直ぐに立ち上がろうとする警官であったが、マリが馬乗りになり、振り放そうとするが、強烈な拳を食らって動けなくなり、さらに何度も顔を殴られ気絶する。
その光景を見ていた女子高生はただ口を押さえて震えているだけであり、気絶した警官から警察手帳と財布を抜き取ったマリは、警官の左手に手錠を掛け、近くのはめられそうな配管に付けた。
鍵は遠くの方へ投げ込み、警察手帳を破って、財布から有り金全てを抜いた。
「ねぇ、私とセックス・・・あれ?」
先の女子中学生のように、金を使って性行為を迫ろうとしたが、等の女子高生の姿は無かった。
憂さ晴らしに白紙のページに「私は援助交際してました。警官失格です」と書いて、警官の背中に張った。
その後、幾つかの援助交際をする年配の男、サラリーマン、上流階級、何処かの野党や他の党員、右翼系、左翼系、その他70代までの男達を彼女は襲撃したが、少女達を怖がらせ、逃げられるばかりだった。
遂に女子大生を連れた企業幹部や社長などを襲撃し始めたが、結果的には女子大生にも逃げられるばかりであった。
「お金が無くても良いから・・・私とセックス・・・」
「ひ、ヒィィィィ!!」
議員を締め上げている最中に、性行為を議員の愛人の女子大生に迫るが、女子大生は悲鳴を上げて逃げ出してしまった。
「は、離してくれ・・・金なら・・・幾らでも出す・・・」
壁に叩き付けられている白髪の議員がマリに解放するようこうが、等の彼女は泣きじゃくりながら議員を殴り始める。
「どうして!どうして!どうして!こんな!妻もいる老いた男と!出来て!私とは・・・!出来ないのよ・・・!」
怒りに任せて何度も殴り付けると、顔面崩壊を起こし、殴った右手は既に血塗れになっていた。
歯がずたずたに折れて気絶している年配の議員を離し、ホテルに帰って寝ようとした。
その時、丁度目の前にガタイの良い179㎝の男と制服を着た身長153㎝の女子高生が一緒に歩いているのがたまたま目に入った。
「これが駄目なら・・・諦めよ・・・」
涙を吹き払い、ガタイのいい男と少女の後についていくことにしたマリ。
男はマリに全く気付かず、そのまま女子高生と共に泊まる場所へと向かう。
路地裏まで二人が通りかかると、一気に距離を詰めて女子高生の手を取り、路地裏へと連れ去った。
男は後を追うべく、路地裏まで入ってくる。
人気に着かない距離まで着いた所でマリは立ち止まり、男を出迎えようとする。
「おい、俺を自衛官だと知っての事か?」
自衛官である男は上着を脱ぎ、戦闘態勢を取った。
少女は流石に怖がるが、マリに頭を撫でられ、少し安心感を覚える。
「女だからとはいえ、容赦しないぜ?」
意気込みながら、殴り掛かってくる自衛官であるが、腹に強烈な蹴りを食らって吹き飛ばされそうになる。
だが、それを耐えて再び攻撃に移ろうとする。
「舐めるなぁ!」
蹴りをお見舞いするが、呆気なく回避された挙げ句、蹴りで足払いされ、バランスを崩す。
「しまっ・・・!?」
言い終える前に、頭部に強力な蹴りを受け、壁にぶつかって倒れた後、脳震盪を起こして気絶した。
今までやって来た追いはぎと同じ行動に移り、手帳に白紙のページを見付けて「私は自衛官失格です。援助交際をしてました。国民の恥です」と書き込み、それを気絶した自衛官の背中に張る。
一連の作業を終えたマリは、少女に聞く。
「逃げないの?」
「・・・」
答えを求めるが、少女は黙ったままだ。
財布の中身を抜き取って捨て、つまりに詰まった財布をポケットに仕舞った後、マリは少女に夕食はまだなのかを問う。
少女はその問いに答えた。
「はい・・・」
「じゃあ、行こ」
手を伸ばしたマリの長い手を、少女は取り、路地裏から出た。
自分が泊まっているホテルに少女を連れ込んだマリは、受付で追加の申請を行った後、ホテルのレストランに向かい、空いている席に座った。
メニュー表を手に取り、どれを食べるか選び始める。
「幾らでもあるから、遠慮しないで高いのも食べて良いわよ?」
「は、はい・・・じゃあ・・・」
少女は緊張しながらメニュー表を見ながら答える。
数時間後、食事を終えた二人は部屋に戻った。
マリは部屋に戻るなり、護身用の武器を少女に見えないように仕舞った。
一連の作業を終えると、マリはバスルームに向かおうとする。
「じゃあ、適当な所に座って待ってて。私はシャワー浴びてくる・・・」
突然少女に抱き締められたので、マリは少し驚き、頭を撫でる。
「一緒に入ろうか・・・?」
「うん・・・入る」
少女と一緒に入ることになったマリは共に浴室に向かい、衣服を脱いでシャワーを浴び始めた。
シャワーを浴びるマリの妖艶な裸体を見ながら、少女は自分の身体を見て赤面した。
彼女のやや大きすぎる胸と尻が羨ましくて堪らないのであろう。
「どうしたの?」
「いえ、何も・・・」
マリに気付かれた為、引き下がる少女であるが、彼女にシャワーを掛けられ、全身が濡れる。
「ほら、あんたも洗わなきゃ」
「え、ちょ、やめ・・・!」
泡立つスポンジを持つマリに洗われる少女は嫌がるが、その内大人しくなり、どこもかしこも徹底的に洗われた。
彼女も身体を徹底的に洗った後、少女のむだ毛を全て、手慣れた手付きで剃り、全ての泡を落として髪を綺麗に洗う。
それが終われば浴室から出て、バスタオルで水滴を全て吹き払ってから少女にバスローブを着せ、隅々まで綺麗さっぱりになった。
自分の身体も拭き終えた後、何も身に着けず、机に置いてある飲料水を少し口に含むと、裸のままベッドへ向かう。
「あの・・・これ着なくて良いんですか?」
「え、私は全然平気だけど?」
全裸のマリに少女は問うが、彼女は平気と答えてベッドに腰掛ける。
足を組み、妖艶な笑みを浮かべ、少女を誘う仕草を取る。
「私・・・溜まってるからさ・・・セックスする・・・?」
仕草を取りながら、少女に問うマリであるが、少女は下を俯いたまま立っているだけだ。
何も答えない少女に、マリは諦めてベッドの上に寝ころんだ。
「まぁ、良いわ。無理言っちゃってゴメンね。隣のベッドの上に乗ってるのは片付けるから、勝手に寝ちゃって」
そう目の前で立ったままの少女に告げ、シーツを被って枕に自分の頭を置いた。
暫く横を向いていると、ただ立っていた少女が飲料水を一口飲んだ後、マリの上に被さっているシーツを引っぺがし、上に馬乗りになる。
ジッとこちらを見つめる少女に対し、笑みを浮かべてバスローブを器用に脱がした。
少女のまだ成長途中の裸体が露わになるが、マリは再び妖艶な笑みを浮かべ、腰を両手で掴んだ。
「やっぱり・・・したいの・・・?」
「
自分の名前を言った郁奈はマリの大きい胸に飛び込み、まるで幼い子供のように抱き付き始めた。
「あら、まるで子供みたい。ウフフ・・・」
それを見たマリは郁奈の髪を撫で、右頬を頭に付ける。
柔らかい胸に抱き付いている郁奈は幼子のような笑みを浮かべ、マリから聞こえる心臓の鼓動を聴き、安心感と母親に抱かれている気分を覚える。
「どう・・・私の鼓動、聞こえる?」
郁奈は抱き付きながら無言で頷き、顔から胸を離した。
揺れる大きめの胸を見て再び赤面したが、マリの顔を見てさらに赤らめる。
「私・・・処女じゃなくても良いかな・・・?」
自分が処女では無い事が恥ずかしくなり、下を俯きながら問うが、マリは首を横に振って、郁奈の顔を右手で掴み、唇を塞いだ。
当然のマリの行動に驚き、郁奈は何が何だか分からなかったが、彼女からの自分の口の中をなめ回すようなキスに我を忘れていく。
キスが終わると、二人の唾液が糸橋のように繋がり、郁奈が顔を離すと、糸は途切れる。
「じゃあ・・・しようか・・・」
「うん・・・」
自分達の部屋の明かりを消し、同性同士な二人はベッドの上で一糸縫わぬ姿で情を交わし始めた。
その頃、新宿の何処かにあるビルにて、マリの標的にされている大柄で年配の白髪の男が、広すぎる自室で苛々しながら左右を行ったり来たりを繰り返していた。
そんな男に、出入り口のドアから部下らしき男が報告するべく入ってくる。
右拳と右脚の膝を共に付け、頭を下げたまま報告を始める。
「申し上げます!ワルキューレ日本支部襲撃隊残像部隊、一人として帰らず!!」
「おのれぇ~!ワルキューレめぇ・・・!こうなったら本隊の義勇軍団を出動させるしかあるまい!予備兵力のコリア連隊も投入だ!伝令を走らせ、奴らを迎え撃つのだ!!」
「ハッ!!」
報告を聞いた年配の男は、長い時間を掛けて編成した自分の手駒を動かす事にした。
指令を受けた部下は直ちに返答し、部屋を出て行った。
標的の男の名はマザイ・コアラーと言い、ムガル帝国が健在の時は政務に関する職業に就いており、現在は軍の士官の訓練も受けたことがあり、この世界の攻撃司令官に就任している。
自分の椅子に座り、これからどうするべきか、悩み始める。
「用心棒を雇うか・・・なるべき狙撃者を・・・参加の組やマフィアにも雇わせるか・・・」
決断が出来たのか、マザイは命令書を取って白紙のページに書き始めた。
一夜明け、朝日がこのコンクリートジャングルの東京を照らす中、マリは先に目を覚す。
「昨日は滅茶苦茶しちゃった・・・」
自分の胸の中で、寝息を立てながら眠る郁奈を見ながらマリはそう呟く。
起こさないように郁奈を退けて、自分の下着を身に着け、衣服を着込んだ後、椅子に座り、机の上にメモを置き、ペンを右手で握って書き始める。
それは郁奈に向けてメッセージだ。
書き終えれば、貯まりに貯まった札束を財布から抜き取り、置物になるような物を置き、鍵を閉めて部屋を後にする。
受付で「少女が出て行けば鍵を渡せ」と伝えた後、マリはホテルを出た。
「よぉ、おはようさん。装備の方は準備してるぜ?」
電柱に凭れているガイドルフから挨拶されたマリは振り向き、後へ着いていくことにした。
「あのお嬢ちゃんはどうするんだ?ホテルに残しっぱなしだが」
「大丈夫、メモ置いてきたから」
答えるマリに、ガイドルフは鼻を鳴らした後、アパートの一室を指差す。
「そうかい・・・じゃあ、装備はあの一室にある。準備は良いな?」
「もちろん」
「よし、じゃあこれが鍵だ。行ってこい」
ガイドルフから鍵を受け取ったマリは、アパートの一階にある右側から二番目の一室へと向かった。
こうして、彼女の大人数との孤独な戦いが始まった。
次回、一人対三千六百人+一千四百人。
足せば某一人旅団が足止め出来る人数。