ベル君が月山さんみたいになるのは間違えてるだろ。   作:くるしみまし

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今回の作品は作者が東京喰種の月山さんとダンまちが好きだったので書いたものです。
連載はする予定です


ベル君登場! 覚醒!

この世界にはダンジョンというものがある。 ダンジョンには凶悪なモンスターが産み落とされ、富と名声を得るために数多の冒険者がこのダンジョンに潜って行く

 

「はあ・・はあっ・・・あああっ!」

 

「ブモォオォオォォォォォォォ!!」

 

 

 

ここはダンジョン都市オラリオ、その中にあるダンジョンの五階層である。

ここではとある冒険者が必死にモンスターから逃げていた

 

 

 

冒険者の名前はベル・クラネル

 

オラリオのギルドに属するレベル1の冒険者である、

レベルというのは冒険者やモンスターの強さを表す段階のようなものでありレベル1はその中でも最底辺である

 

対する追うモンスターは〈ミノタウロス〉

 

ミノタウロスは頭が牛でできている人型のモンスターであり、2mを超える巨体をほこり、とてつもない量の筋肉を搭載している。全身には分厚い毛が生えており、両手両足には蹄が付いている危険度の高いモンスターである。

 

 

ミノタウロスはギルドからレベル2に指定されているモンスターだ。

 

ベルとミノタウロスのレベルは一つしか離れていないが、レベルが一つ違うとまさに次元が違いレベル1のベルとレベル2のミノタウロスでは勝負にならないためベルは死ぬ気で逃げていた

 

(な、なんでこんな事に!? ただぼくはダンジョンに出会いを求めていただけなのに!!)

 

ベルが冒険者になった理由は育て親の祖父の影響でダンジョンで素敵な出会いをしたいという邪な考えでなったのだが・・・・

 

「何をどう間違えたらこうなっちゃうのおお!?」

 

などと文句を言っていたら

 

「ブモォウゥォ!!」

 

ミノタウロスは巨大な蹄をベルのすぐ後ろに叩きつける

 

「うわあ!!?」

 

当たりこそしなかったがミノタウロスはベルの足元の地面を砕いた為、派手に転んでしまう

 

慌てて起き上がろうとするが足がもつれ立てなくなる

 

「グウーーーー!」

 

そこにミノタウロスが近ずいてきたため、慌ててあとずさるが・・・・

 

ドン

 

壁にぶつかり行き止まりにまで追い込まれた事に気づく

 

(あ・・・・死んだ)

 

声に出すこともなく自分の死を確信する

 

結局可愛い女の子との出会いは無かったな・・・

 

ベル・クラネルの冒険はここで終わってしまった

 

 

ヒュン

 

 

ミノタウロスの胴体に銀の光が走る

 

「ブモオオオオオオオ!!?」

 

光をなぞるように鮮血が飛び散る

 

「え?」

 

ベルが間抜けな声を出している間にもどんどん銀の光はミノタウロスの身体中に走り最終的にミノタウロスはただの肉塊になってしまう

 

ベルがミノタウロスの返り血で真っ赤になったときミノタウロスだったものの後ろからベルに近づいてくる影がある

 

それは・・・・いや、その人は恐ろしく可憐な少女であった、今起きた惨劇を忘れベルが見惚れていると

 

「大丈夫ですか?」

 

その少女はベルに声をかけてくる

 

ベルはこの少女を知っていた

 

少女の名はアイズ・ヴァレンシュタイン

オラリオの中でも数少ないレベル5に到達した超一級の冒険者である。 その余りにも美しい姿と凄まじい強さから「剣姫」の二つ名を持つ冒険者である

 

「あの・・・・大丈夫ですか?」

 

アイズさんは心配そうにへたり込んでいるベルの顔を覗き込んでくる

 

絶望からの天使の登場にベルの頭はショートしてしまい固まる

 

「アイズ、帰るぞー!」

 

どこからかアイズさんを呼ぶ声がする

 

「あ・・行かなきゃ・・。 あの・・・よければこれ使ってください」

 

アイズさんはそう言うと目の前にハンカチを置いて行き走っていく

 

ベルの中で何かが膨れていくような感覚を得る

 

「なんて・・・・綺麗な人だったんだ・・・・」

 

アイズさんの姿が見えなくなった頃、ベルが声をポツリと漏らす

 

なんて綺麗で、なんて可憐で、なんて美しさで、なんて美貌で、なんて強さで、なんて神々しさで、なんて優しくて、なんて慎ましくて、なんて優しくて、なんてなんてなんてなんてなんて

 

「なんてなんてなんてっ!!? ああ言葉が足りない!あの人を表現できる言葉が見つからないっ!!?!?」

 

ベルの中で何かが弾ける

 

ベルは勢いよく立ち上がり、腕を大きく広げ天を仰ぐような姿勢をとる(ちなみに今は地下にいるので上を向いても土の天井しかない)

 

「ああ神よ! 今日ほどあなたに感謝したことはない! ハッ・・・これは」

 

ベルはここでアイズの置いていったハンカチを手に取る

 

そして

 

「 スゥゥゥゥゥゥゥ・・・ああ柔らかな甘みとビターな酸味のハーモニー・・・トレッビァアアン!!!」

 

勢いよく鼻に押し当て大きく息を吸い込み、ハンカチの匂いを堪能する

 

「嗚呼、アイズさんアイズさんアイズ・ヴァレンシュタインさん! あなたを見つけたことは私にとっては星の発見以上の事だ!」

 

ベルは完全に何かが吹っ切れたようで一人称さえも変わってしまっている

 

 

 

「アイズさんアイズさんアイズアイズアイズさああああああ!!?」

 

そこにあったのは肉塊の前でハンカチを握り締めながら奇声をあげるベルの姿があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日ベルはスキルが発現した

 

「憧憬一途(リアリスフレーゼ)・異常執着」

・早熟する

・懸想(おもい)が続く限り効果持続

・懸想(おもい)の丈により効果向上

 

・対象に対して感情が高ぶるのに比例しステータスが一時的に上昇する

・対象に対して感情が高ぶると独占欲が湧き、心情に変化が生ずる

 

 

 




なかなかキモくできたのではないでしょうか?
これから頑張ります
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