とある一族の落ちこぼれ   作:勿忘草

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今回でジレン戦は終了です。
そして徐々に第7宇宙も落とされていく可能性が……
ちなみに全員脱落の宇宙は考えています。


『頂上決戦、決着』

「があっ!!」

 

頭突きでさらに追撃をする。

手を緩めはしない。

このまま連打連打で確実にジレンを追い詰める。

無傷なわけではない。

 

「エイ!!」

 

上段蹴りが捉える。

そして連続で脇腹。

よろめいていくジレン。

しかし違和感があった。

 

「まるで俺がサイヤパワーを取り込んでいる時のような……」

 

ジレンの肉体の傷が徐々に治っていく。

火傷の皮膚がきれいに戻っていく。

 

「だぁああ!!」

 

亀のように防御を固めるジレン。

低空タックルで足を抱え上げて地面へ叩きつける。

 

「ぐぅ!!」

 

痛みに呻くがぐるりと大仰に体を回転させて追撃をさせまいとする。

だがそれでも……

 

「火傷の場所ががら空きだー!!」

 

爪先を捻じ込んでいく。

痛みを与えるだけが目的ではない。

その傷を広げるのが本来のやるべきこと。

 

「お前の回復速度を凌駕して痛みを与え続ければ……」

 

確実にお前を倒せる。

俺は肘打ちを放つ。

 

「ぐっ!!」

 

防いできて、返しの刀で腹部へアッパーを放ってくる。

それを後ろに下がって回避しようとする。

 

「ふんっ!!」

 

しかし、その勢いのまま飛び後ろ回し蹴り。

顔面に喰らって吹っ飛ぶ。

腕を伸ばしてきて、胸倉を掴まれて、地面に叩きつけられる。

 

「ふんぬっ!!」

 

叩きつけられて起き上がる時に顎へ頭突き。

揺らした頭を掴んで膝を叩き込む。

 

「だあ!!」

 

互いに近接距離。

頬を風圧で切り裂きあいながら、一撃を叩き込む隙を伺う。

 

「せいっ!!」

 

リバーブローを叩き込まれる。

胃袋から物が逆流してくる。

 

「があっ!!」

 

首を蹴って一気に体をぐらつかせる。

そこで出来た隙をさらに大きくさせる。

 

「『100倍太陽拳』!!」

 

気を爆発させて放つ、今までの光をさらに眩くした太陽拳。

気の感知もできなくなるこの場面ではうってつけの技だ。

仕掛けて勝負を決めるならばここしかない、

俺は最強の技をぶつける。

 

「『競影鏡己』」

 

曼荼羅模様の煌きがジレンの後ろに現れる。

俺の一撃がジレンに放たれる。

しかし次の瞬間……

 

「ハアッ!!」

 

全く俺と同じフォームでの一撃でこちらに攻撃を放つ。

お互いの拳がめり込みすっ飛んでいく。

だがすぐに立ち上がり、俺は睨み付ける。

 

「小細工ではあるがお前だから使う、お前の最大の熱量と同じ熱量をぶつける為に」

 

互いにダメージはある。

俺が技を止めればいいがこの好機を逃すわけにもいかない。

そう言った事情からもう動き始めた技を今更止められない。

 

「いくぞ……」

 

そう言ってこちらより速く俺の構えをする。

あいつの性格からしてこちらをコケにしているわけではないが、いら立ちが募る。

踏み込んできたジレンに対して引き上げられた熱量を噴き出させる。

 

「舐めるなよ……」

 

ジレンよりもさらに深く踏み込んで一撃で体を浮かす。

一撃のダメージが浅いと感覚ではわかる。

よく凌いだもんだという感心さえある。

だが賞賛以上に怒りが徐々にこみあげている。

 

「その構えには負けられないんだよ」

 

自分が、ずっとやってきた構えで負けましたは格好がつかない。

このまま続けても、お前は俺の一撃を真似ている間は、ダメージを与えるのは困難だ。

しかし、そうは思っていないのかもう一度同じ構えをとる。

 

「懲りない野郎だ……!!」

 

俺はゴキゴキと指を鳴らして明確に怒りを表す。

そしてジレンよりも速く深く踏み込む。

反応する事も許さない。

ここで引いては己の否定、縋りつくものの消滅。

突き動かすのは自身の中にあるプライドだ。

 

「だあっ!!」

 

肩からぶつかり体を浮かせる。

ジレンの防御が間に合っていない。

 

「シャー!!」

 

首筋に手刀の一撃。

前のめりになって体勢を崩した。

 

「ツァー!!」

 

そして迫撃砲のような前蹴り。

腹部にめり込んで飛んでいく。

目にもとまらぬ三連撃。

ジレンがバウンドする形で背中をつけていた。

その時に曼荼羅模様は消えていた。

 

「まだ終わらせる気はないんだぜ」

 

むくりと起き上がる。

ダメージはあった。

とどめを刺そうとするが構えを変える。

 

「この技で終わる……この熱戦、そしてお前の運命も!!」

 

俺は全ての気を手のひらに集中させる。

これ以上ない速度。

この戦いの中でのすべてを捧げる。

決まれば終わる最強の技、『ソウル・オブ・サイヤン』

サイヤ人の魂を見せつける一撃。

 

「感謝する」

 

そう言って腰を落とし迎撃の構えをとる。

ただ事ではない構えだ。

だがこのまま打ち込むのみ。

 

「お前との戦いは……」

 

ジレンもこの一撃に対して対策を打つ。

一気に気を腕に集中させていく。

歯を食いしばって膝から力を抜いている。

 

「これ以上ない高揚感に包まれた」

 

腹部に迫っていく俺の拳を見定める。

それを腕を前に出して……

 

「この技をお前への手向けにしよう」

 

防ぐのではない。

反らしてかちあげる事で上空へと放り投げられる。

自分の攻撃の勢いを見事に利用される形となった。

その俺を追い越し、体勢を固める。

 

「『世塵神灰』!!」

 

足を交差させられた状態。

胴に腕を回して海老反りにされる。

猛烈な風圧の中、抵抗を試みる事も許さない一撃。

ジレンの全身全霊の一撃が牙をむく。

まさにこの技を受ける者の世を塵とし、神に放てば灰にせしめんとする最強奥義。

 

「はあっ!!」

 

地面に叩きつけられる。

本来ならば『無の界』全体を壊す一撃。

その膨大なエネルギーを発する一撃を一点集中の要領でぶつけられた自分。

そうなれば結果は必然だった。

 

.

.

 

地面に埋もれて指一本も動かないガタバル。

その姿を見れば勝敗は分かる。

 

「終わったか……」

 

そう言うが倒れ込みそうになる。

放ったこちらも満身創痍だ。

絞りつくした戦い。

 

「落とすか……」

 

そういって奴が埋没した場所へ向かう。

手を伸ばそうとした瞬間……

 

「残念ですが渡せませんねえ」

 

黄金色に輝く敵がいた。

今の自分では叶わない。

仕方なくその場を退こうとする。

しかし……

 

「もらったー!!」

 

そう言って第2宇宙と第4宇宙の戦士、第9宇宙の戦士がガタバルを掴みに行った。

こいつらの行為は蛇足に他ならない……

そう思い、足に力を込めるが……

 

「くっ……」

 

足がもつれそうになる。

すると肩を支えてくれる影があった。

 

「トッポ……」

 

トッポが支えてくれている。

ガタバルを掴もうとした奴らは弾き飛ばされている。

 

「よく見ろ」

 

バリアを張っている一人の男がいた。

奴がディスポが言っていた魔術師か。

 

「奴を落とす機会はもう逸してしまったな」

 

少しばかり詰めの甘さにため息が出る。

とは言ってもあのまま強行していたならば、この今の肉体の状態では落とせない。

 

「構わない、まだ機会は探ればある」

 

そう言われて支えられたまま、俺は体力の回復に勤しむため、瞑想が可能な場所へと向かっていた。

 

.

.

 

「さて……うちの切り札を軽率に狙ったってことはやられたりする覚悟があるという認識で良いか?」

 

フリーザとワシで3人を睨む。

あの女傑も敵討ちとしてあの者を狙うようだが……

 

「宇宙の消滅があるな」

 

ゆるりと構える。

相手は血気盛ん。

ゆえに実力差については目が曇って見えてはおらん。

 

「哀しいものよ」

 

そう言って地面に手を置く。

そして……

 

「『スコーピオン・パイル』!!」

 

地面から出てきたサソリの尻尾の形をした杭。

それを相手も回避していくが……

 

「『ジェミニ・ゲヘナ』」

 

二人となった自分が一人を後ろからとらえる。

そいつをこっちに投げる。

 

「飛べ!!、『タウルス・ブレイク』!!」

 

二本の腕を使った波状攻撃のラリアットで場外まで飛ばす。

そして次の相手には組みついて放り投げる。

 

「『バルゴ・プロミネンス』!!」

 

飛び上がって捕まえた後、炎を纏った錐揉み回転からの落下による一撃。

相手の体は焼かれて落ちた。

死んではいない。

 

「『ヘイトフル・シャイニング』!!」

 

一人の相手に対して二人で技をかける。

無茶な体勢や猛烈な風圧、関節への負荷。

人体構造上、あり得ない形に関節が曲がっていく。

 

「ぐへぇ……」

 

凄まじい着地音を立てとぁざが決まる。

死んではいないがズタズタの肉体。

それを掴んで無造作に放り投げた。

 

時間にすれば一分も経ってはいない。

超サイヤ人級はごろごろいるが自分とフリーザ、そしてあの女傑にとっては物足りない。

 

「流石の手腕ですねえ」

 

瞬く間に3人を落としたこちらを見て微笑む。

こちらに向かってきていたからよかったが、一瞬無防備じゃなかったか?

それともわざと向かってくるように相手に隙を見せていたのだろうか?

結果としては相手がこっちに全員向かってきたから無駄だったけど。

 

 

「大方、もう落ちる計算をしているのでは?」

 

流石はかつての宇宙の帝王。

洞察力もそれ相応。

こちらの考えを看破してきたか。

 

「3人も落としたから戦果としてみれば十分だし、自分にしかできない事だからな……」

 

そう言って首を鳴らして、未だに伸びた状態のガタバルを拾い上げた。

 

.

.

 

「流石にあんな戦いを見てしまうと滾るな」

 

そう言って相手を探す。

すると丁度、良い相手がいた。

第3宇宙の奴と第10宇宙の奴が落ちていく。

 

「俺の6人目の標的はお前だ……」

 

そう言って急接近をして相手を殴る。

相手は受け止めるがそれでもまだまだ。

 

「甘いんだよ!!」

 

蹴りを受け止めた後に延髄切り。

蹲りそうになったところに膝を叩き込む。

 

「ぐっ……」

 

相手も起き上がって反撃をしてくる。

まだまだ攻撃に迫力がない。

強いのは分かるけどな。

 

「最強のサイヤパワーを見せてやるぜ」

 

そう言ってこちらから苛烈な攻撃を始める。

回避しても裏拳を、蹴りを避けようとすれば跳躍して捉える。

 

「がっ……」

 

相手が受けに回っていく。

こっちとしてはもっと攻撃してもらわないと困るんだがな。

 

「ハアアッ!!」

 

全開で向かってくるようだ。

いいぞ、迫力も増した。

だがな…

 

「ふんっ!!」

 

拳を受け止めて相手を転がす。

跳躍して腹部へ肘の一撃を叩き込む。

 

「まだお前からは本当の全力が見えてねえ!!」

 

頭を掴んで引っ張り起こす。

そして顔面に一撃を加えて相手が倒れるのを見る。

 

「本気で来やがれ…孫悟飯!!」

 

まだそんなものじゃない。

その確信がある俺は戦っている相手に向かって叫んでいた。

 

「はいっ!!」

 

その呼びかけに対して超サイヤ人4で向かってくる。

良いぜ、それこそが求めていた力だ。

 

「でも……」

 

負けてやるつもりなんざ微塵もない。

悟飯の一撃を受け止めて腹部に蹴りを叩き込む。

 

「がふっ!!」

 

くの字に曲がった体に対して腰から抱え上げる。

そして地面に頭から叩きつけた。

 

「ぐああっ!!」

 

転がる悟飯を踏みつける。

落ちてもらっては困るぜ。

 

「『魔閃光』!!」

 

起き上がって気功波を放ってくる。

それを腕で払いのけようとする。

 

「はっ!!」

 

上に曲げてフェイントをかけてくる。

だが……

 

「こうして防げばいいだけだ」

 

腕を交差して防ぐ。

しかし、悟飯のやつはその落とす瞬間に気功波のコントロールをやめる。

 

「ふっ!!」

 

腹部に拳がめり込む。

こっちの防御態勢を見てから選びやがったか。

 

「動きが格段に良くなってきたじゃねえか」

 

そう言って構える。

それを見て一気に攻めてくる。

 

「ふんっ!!」

 

回避をしようとすると足を搦めて機動力を奪ってくる。

厄介な真似を。

 

「はっ!!」

 

尻尾で目を打ってきてこっちの隙を作って蹴りをこめかみに打ってくる。

それを防ぐと次は気功波。

流れを作っていやがる。

 

「だが!!」

 

尻尾で足を払って仕返しをする。

この程度の真似は普通にできるぞ。

 

「はっ!!」

 

 

 

地面に打ち込んで、俺の体を僅かに浮かせられる。

それを好機と読んだか、大技を仕掛けてきた。

 

「かめはめ波!!」

 

実際、身動きをとりにくい場面での一撃だから間違いではない。

だが易々と喰らってやる俺でもない。

 

「ふんっ!!」

 

手のひらで受け止める。

そのまま押し込もうとしてくる。

 

「ぬおおおお!!」

 

力を振り絞る悟飯。

俺はそれを押し返して、場外に押し出そうとする。

しかしそんな押し合いの最中に一発の気功波が向かってきていた。

 

「なっ!?」

 

頭を下げて回避をした。

その方向をちらりと見る。

なんという事に気功波を放った相手はベジータ王子だった。

あのプライドの塊のような人がサポートに回るなんて。

 

「今だ!!」

 

一気に気を爆発させる。

こっちの集中力が途切れた直後とはな。

見事にしてやられたようだ。

 

「ぬぐううう!!」

 

しかしそう簡単に負けてやる気などはさらさらない。

俺はその一撃に呑み込まれていく。

しかし、まだ終わってはいない。

ここから耐えきれば済む話だ。

 

「ハアハアッ……」

 

呑み込まれたのを見て、悟飯の奴が腕を下げている。

相手の状態が分かっていないならば無防備な状態を晒すのはよくない。

 

「まだまだ威力が足りていないぜ」

 

そう言ってもうもうと立ち込める煙から出てきた。

技が悪いわけではなかったし、いいタイミングだったぞ。

しかし、超フルパワー超サイヤ人4を倒すにはまだ今の一撃では倒せない。

全開の一撃を放つべきだった。

長期戦という事も割って、ペースに意識が行き過ぎてしまったようだな。

 

「そっ……そんな!?」

 

あの一撃を受け止めてやった。

驚愕の顔で一瞬動きを止める。

そう言った所が甘い。

 

「『リベリオン・トリガー』!!」

 

その一撃で悟飯を吹き飛ばす。

最高の技を叩き込んだから、勝ちなどと短絡的に決めつけてはいけない。

相手の強靭さなども想像しておくべきだったな。

 

「俺の勝ちだな、我が孫よ」

 

『リベリオン・トリガー』で気絶した悟飯を場外へと投げる。

これで第7宇宙の頭数も減った。

次は誰を標的にするか……

そう思い、獣のような眼光で敵を見渡していた。




原作では先週と言い、今週といい第2宇宙が執拗なまでに多かった印象
クリリンを馬鹿にするのが本作だと、ガタバルかピオーネを罵倒するような形になるところでした。
今回で悟飯が落ちました。
悟飯のレベルじゃあまだまだ遠い背中だと思いましたのであのような結果に。
現在までの脱落者:
()内は落とした人間

第2宇宙:9名脱落
リブリアン(ガタバル),カクンサ(ガタバル),ラパンラ(ガタバル)
ビカル(ピオーネ),ロージィ(ピオーネ)
ハーミラ(ベリー),ザーブト(悟空),ザーロイン(サラガドゥラ),プラン(ベジータ)

第3宇宙:8名脱落
コイツカイ(悟空),ニグリッシ(悟空)
ボラレータ(バーダック),ナリラーマ(ヒット),ザ・プリーチョ(ガタバル)
ビアラ(ベルガモ),マジ・カーヨ(ジレン),パンチア(悟飯)

第4宇宙:6名脱落
ガノス(バーダック),マジョラ(バーダック)
ダーコリ(亀仙人),キャウェイ(亀仙人)
モンナ(キャベ),ニンク(サラガドゥラ)

第6宇宙:6名脱落
フロスト(ジレン),ドクターロタ(ジレン)
ボタモ(悟飯),マゲッタ(ピッコロ)
ベリー(ディスポ),キャベ(トッポ)

第7宇宙:3名脱落
亀仙人(ジレン),ピッコロ(ジレン)
悟飯(バーダック)

第9宇宙:8名脱落
ホップ(フリーザ),コンフリー(フリーザ)
ベルガモ(ジレン),ラベンダー(ジレン)
オレガノ(バーダック),チャッピル(ガタバル),バジル(ベジータ)
ローゼル(サラガドゥラ)


第10宇宙:8名脱落
ジラセン(ブロリー),リリベウ(ブロリー),ジルコル(ブロリー)
ザマス(ガタバル),ナパパ(ガタバル)
ムリサーム(フリーザ),ジウム(フリーザ)
メチオープ(悟飯)

第11宇宙:8名脱落
カーセラル(カリフラ),ゾイレー(カリフラ),ケットル(カリフラ)
タッパー(ケール),ブーオン(ケール),ココット(ケール)
クンシー(バーダック),ディスポ(ベリー)

現時点:56名脱落
残り24名
撃墜数
7人:ガタバル,ジレン 6人:バーダック 4人:フリーザ
3人:カリフラ,ケール,悟空,ブロリー,サラガドゥラ,悟飯
2人:ベリー,亀仙人,ピオーネ,ベジータ
1人:キャベ,ヒット,ピッコロ,ベルガモ,ディスポ,トッポ

指摘などありましたらお願いします。

ちなみにジレンの技『世塵神灰(せいじんしんかい)』は
ゆでたまご先生の作品『キン肉マン』の『ザ・マン』という超人が使う技
『零式奥義 千兵殲滅落とし』がモデルです。

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