東方~儚き命の理解者~   作:shin-Ex-

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第99話!

今回はラストで衝撃の事実が・・・・!

「どんな内容かは本編で確認してね~」

「それじゃあ本編に行くか」

はい。

それでは本編どうぞ。


第99話

『おはようございますミコト先輩!』

 

学校の屋上で横になっているミコトに、早苗は元気よく挨拶をした。

 

『おはよう早苗』

 

ミコトは起き上がりながら早苗に挨拶をした。

 

『神楽先輩と竜希先輩はまだいらしてないんですか?』

 

『ああ。今日はまだ来ていない。まあもう少ししたら来るだろうがな』

 

『そうですか。それじゃあお二人が来るまでお話しましょう』

 

早苗はミコトの隣に腰掛けながら言う。

 

『それは構わないんだが・・・・・早苗、お前いい加減に授業出たほうがいいぞ?もうずっとサボってるだろ?』

 

ミコトは少し心配そうな表情で早苗に尋ねた。

 

実はミコトが学校にいる間ずっと屋上に来ていると知った時から早苗も毎日授業をサボって屋上に訪れているのだ。

 

『確かにそうかもしれませんが・・・・・・私にとっては正直授業なんてどうでもいいんです』

 

『え?』

 

『私にとっては・・・・ミコト先輩と一緒にいる時間の方が授業なんかよりもずっとずっと大切ですから』

 

早苗はニコリとミコトに微笑みを向けた。

 

『早苗・・・・それって・・・・』

 

『そんなことよりもミコト先輩!昨日やっていたドラマなんですが・・・・』

 

ミコトの言葉を遮って、早苗は別の話しを始めた・・・・・まるで何かを誤魔化すかのように。

 

二人は神楽と竜希が来るまでずっと二人で話し続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、もう日が暮れそうですね。帰って夕食の準備をしないと」

 

地平線に沈みかけている夕日を見て、早苗が立ち上がった。

 

「ようやく帰るのね・・・・・さっさと行きなさい。そして二度とここに近づかないで(黒笑)」

 

清々しいほどの(黒い)笑顔を早苗に向ける霊夢。

 

・・・・・どうやら霊夢の中で早苗への好感度は底辺に近くにあるようだ。

 

「そんなつれないこと言わないでくださいよ。私と霊夢さんの仲じゃないですか(黒笑)」

 

対して早苗も満面の(黒い)笑顔を浮かべながら返す。

 

・・・・・・ここまで来ると逆にこの二人は仲がいいのではないかと錯覚してしまいそうだ。

 

「た、竜希さん・・・・・なんだか凄く寒いです」

 

「覚えておけ妖夢。これが修羅場ってやつだ」

 

霊夢と早苗が纏う凍てつく空気に当てられて怯える妖夢に竜希は無駄に真面目っぽく諭した。

 

「修羅場?どういうことだ竜希?」

 

わけがわからないといったように首を傾げるミコト。当事者であるにもかかわらず事態を把握しきれていないとは・・・・・驚きの鈍さである。

 

「ミコちゃん・・・・・・・事情はわかってるけどマジでもうちょいちゃんとしようよ」

 

「??」

 

竜希に言われるも依然意味はわかっていないようだ。

 

「では私はこれで帰りますね。失礼します」

 

早苗は皆の方に向き直ってペコリとお辞儀をした。

 

ただ・・・・・

 

「それでは行きましょうミコト先輩」

 

「「「・・・・・・は?」」」

 

早苗の口から出たこの一言によって、皆は頭に『?』を浮かべ硬直してしまった。

 

「えっと・・・・さなちゃん?君は一体何を言っているのかな?」

 

いち早く硬直から解けた竜希が早苗に尋ねる。

 

「なにって・・・・・ミコト先輩を連れて行こうと思っただけですが?」

 

竜希の問いかけに早苗はコテンと首を傾げてさも当然のように答えた。

 

「何言ってるのよあんた!ミコトはうちに住んでるのよ!そんなの許されるはずないでしょ」

 

もちろん霊夢は早苗のこの発言に憤怒し、早苗を怒鳴りつけた。

 

「いいじゃないですか。そもそも私とミコト先輩はミコト先輩が幻想郷に来る前からの付き合い・・・・つまり霊夢さんよりもずっと長く時間を共にしてきたんですよ?だったら霊夢さんのところにいるよりも私のところに来た方がいいに決まっています」

 

霊夢に怒鳴られながらも早苗は全く戸惑うことなく、堂々と言い放った。

 

なお・・・・・

 

(・・・・あの~さなちゃん?だったら何で俺を連れてこうとしなかったのかな~?)

 

竜希はミコトと同じく付き合いが長いにもかかわらず自分だけ除け者にされたことに心の中で疑問を抱いていた。

 

「良くないわよ!あんたははじめから何でもかんでも勝手に決めて・・・・・いい加減私も堪忍袋の緒が切れそうなんだけど?」

 

霊夢は青筋をピクピクさせながら早苗に言う・・・・・もはやいつ爆発してもおかしくはない。

 

「霊夢・・・・少し落ち着け」

 

そんな霊夢の肩に手を置いて抑えるミコト。

 

「ミコト・・・・でもあいつ!」

 

「・・・・大丈夫だよ(ボソッ)」

 

「え?」

 

ミコトはそっと霊夢にだけ聞こえるように耳打ちした。

 

「早苗・・・・・お前の言っている事はわかるし気持ちは嬉しいよ」

 

「本当ですか?でしたら・・・・」

 

「でも・・・・いくらなんでも急すぎる。そんないきなりじゃあ俺だって戸惑うよ」

 

「あ・・・・・」

 

早苗は今になってそのことに気がついたようであった。

 

「というわけで悪いけど今日は早苗についてはいけない。すまないな」

 

「いえ・・・・私に方こそ急にすみませんでした。ミコトさんへの配慮が足りませんでしたね」

 

「謝ることないさ。とりあえず今日のところはもう帰りな」

 

「はい。それではまた」

 

ミコトに説得されて、早苗は大人しく帰って行った。

 

「流石はミコちゃんだね~。さなちゃんの扱いをよくわかってる」

 

竜希は感心したようにミコトに言った。

 

「・・・・・その言い方なんかムカつくんだが?」

 

「いや別に他意はないよ~。素直に感心してるだけだって」

 

「・・・・・そうか」

 

「ところでミコト。さっき今日はついていけないって言ってたけど・・・・?」

 

さっきのミコトの言い方からもしかしていずれミコトは早苗のところに行ってしまうのではないかと考えた霊夢は不安そうにミコトに尋ねてみた。

 

「ああ、あれな。あれはなんというか・・・・その場しのぎに言ったことだよ。ああでも言わないと早苗は引き下がらないと思ったからさ」

 

「だろうね~。さなちゃん結構頑固だし~。でもどうするのミコち?今回は誤魔化せたけど・・・・・次同じ手は通用しないと思うよ~?」

 

「私も竜希さんと同じ考えです。なんというか彼女は・・・・・相当ミコトさんに入れ込んでいるように見えましたし」

 

「それは・・・・まあ考えておくさ」

 

竜希と妖夢苦笑いを向けながら答えるミコト。

 

「それよりも二人もそろそろ帰ったほうがいいんじゃないか?あんまり遅くなると幽々子が心配するぞ?」

 

「と、そうだね~。それじゃあ俺とよ~むちゃんもそろそろおいとまさせてもらうよ~。それじゃあ行こっかよ~むちゃん」

 

「はい。それでは失礼します」

 

竜希ちよ~むは白玉楼へと帰って行った。

 

「・・・・さて、俺もそろそろ夕食の準備しないとな」

 

そう言いながら夕食の準備をしようと立ち上がるミコト。

 

だが・・・・・

 

「・・・・・ミコト」

 

霊夢はミコトの服の袖を掴んで、ミコトを引き止めた。

 

「どうした霊夢?」

 

「その・・・・本当なのよね?本当にあれはその場しのぎで・・・・ミコトは早苗のところに行ったりしないわよね?」

 

ミコトから説明を受けてもまだ霊夢の不安は晴れることはなかったようだ。

 

まあ無理もないであろう。なぜなら早苗は霊夢よりもミコトとの付き合いは長いという事実があるのだから。

 

「霊夢・・・・そんなに不安そうな顔するなよ。さっき言ったことは本当のことなんだから。それに・・・・前にも言っただろ?俺の帰る場所は・・・・・この博麗神社だって」

 

ミコトは霊夢を安心させるために優しく頭を撫でた。

 

「早苗がああ言ってくれたことは嬉しかったけど・・・・俺にとって帰る場所はこの博麗神社。それが変わることはないよ。だから・・・・・・心配しなくても大丈夫だ」

 

「ミコト・・・・・ありがと」

 

「別にお礼を言うようなことじゃないさ」

 

ようやく安心したように笑顔を浮かべた霊夢を見て、ミコトもまた微笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(・・・・ミコト先輩)

 

守矢神社へ帰る道中、早苗はミコトへと思いを馳せていた。

 

(もう会えないと思っていたのに・・・・・未練は断ち切ったと思っていたのに・・・・・・)

 

もう二度と触れることはないと思っていたミコト。もう二度と声も聞くことができないと思っていたミコト。

 

そんなミコトに・・・・・・早苗は再開することができた。

 

(ミコト先輩・・・・・相変わらずかっこよかったな。それに優しいし一緒にいると凄く安らぐ)

 

「・・・・・ああ、やっぱり私はミコト先輩のことを・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛しているんだ」

 

 

 

 




あとがき座談会のコーナー!IN東方!

今回はミコトさんと竜希さんはお休みで早苗さんと二人で勧めていきます!

「よろしくお願いします」

はいよろしくお願いします。

それでは早速ですが・・・・・ラストに衝撃発言しましたね。

「そんなに衝撃ですか?」

いやそりゃあもうね・・・・まあ一部読者はやっぱりかと思っているかもしれませんが。

ですがまあ・・・・早苗さんのすごいところはそれを竜希さんにも悟らせていなかったことですよね。

「竜希先輩気がついていなかったんですか?」

はい。竜希さんは早苗さんがミコトさんのことを兄のように慕っていると思っていますので。あの鋭い竜希さんに気づかせないっていうのはすごいですよ?

「まあ確かに隠してはいましたからね・・・・・ミコト先輩には神楽先輩がいましたから」

あ~・・・・確かにそれは隠すをえませんね。

「ただ・・・・神楽先輩にはバレていたんですが」

・・・・・あの人本当にハイスペックだな。というかそれって結構やばかったんじゃ・・・・?

「いえ、問題にはなりませんでしたよ。むしろ神楽先輩は私に気を遣おうとしていましたし」

早苗さんは神楽さんにとって唯一の女性の友人ですからね・・・・

「さて、今回はここまでにしましょう」

え?中途半端じゃありません?

「でもこれ以上言ったら結構ネタバレになっちゃいますよ?」

・・・・それもそうですね。ここで締めましょう。

それでは・・・・・








「「次回もまたきてください!!」」
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