今回は魔理沙さんと諏訪子さんがメインなんですが・・・・・
・・・・・先に謝っておきましょう。魔理沙さんのファンの方申し訳ないです。
「一体魔理沙どうなるんだよ・・・・」
「それは見ればわかるんじゃないかな?」
そうですね。それでは本編いきましょう。
「本編どうぞ」
ミコト達は弾幕ごっこをするために外に出た。
「ふふふふ・・・・・早苗に目にもの見せてやるわ♪」
(((怖っ!!)))
楽しそうに黒い笑みを浮かべながら払い棒と札を構える霊夢を見て竜希、魔理沙、妖夢はそう思った。
「霊夢、少し落ちつけ」
「ミコト・・・・そうね。落ち着いて早苗をボコボコにするわ」
「いやいやいや・・・・・霊夢ちゃんどこまでさなちゃんのこと目の敵にしてるの?」
「まあ気持ちはわからんでもないが・・・・・でも霊夢の出番はまだ先なんだ。大人しくしてろよ」
「・・・・・わかってるわよ」
諭す魔理沙に霊夢はぶっきらぼうに返事を返した。
「それにしても・・・・・気になりますね」
「そうだね~」
「まあ・・・・・おかしいよな」
「ん?三人共どうしたんだぜ?」
魔理沙は妖夢と竜希、ミコトに尋ねる。
「その・・・・・あちら側があまりにもあっさりと弾幕ごっこの申し出を受けたので。そのことが少し気になって」
「幻想郷に来たばかりの早苗達は弾幕ごっこに慣れ親しんではいない。いくら幻想郷のルールだからとは言え普通に考えれば受けるのを渋るはずだ」
「それなのに二つ返事でわかりましただもんね~・・・・・何かあるって思うのが普通でしょ~」
「言われてみればそうね。あいつら一体どうして・・・・」
3人の説明を聞いて霊夢もまた不思議に思ったらしく考え込む。
「そんなのどうだっていいぜ。要は弾幕ごっこに勝てばいいだけの話だろ?というわけでいってくるぜ」
魔理沙は深くは考えていないらしく、弾幕ごっこをするべく前に出た。
ここで今回の弾幕ごっこについて説明をする。
今回の弾幕ごっこは3回戦行われ、2勝以上したほうの勝利となる。
守矢神社側から出るのはもちろん早苗、神奈子、諏訪子の3名。博麗神社側からは霊夢と・・・・・魔理沙と竜希が出ることになっている。
魔理沙が出るのは(一応)霊夢の友人だから(というのは建前で本音はただ単純に弾幕ごっこしたかったからであろう)。
竜希が出るのは・・・・・・諏訪子が近くにいるせいでまともに戦うことができないミコトの代理だ。
そして一回戦・・・・博麗神社側からは魔理沙が赴き、守矢神社側からは・・・・
「へえ、お前が相手なのかちんちくりん」
「だからちんちくりんって言うな!」
諏訪子が出てきた。
「まあ相手が誰であろうと・・・・やることは変わらないぜ!行くぜ!恋符『マスタースパーク』!!」
「うわっ!?」
開幕早々・・・・というより不意打ち気味に魔理沙はマスパを諏訪子に放ち、諏訪子は驚きながらもかろうじてそれを回避した。
「今のを躱すなんて中々やるな!だがこいつはどうだ?魔符『スターダストレヴァリエ』!!」
続けざまにスペカを発動する魔理沙。星型の弾幕が諏訪子に降り注ぐ。
「わわわわわっ!いくらなんでも多すぎ!」
想像以上の弾幕の密度に驚きを隠せずにいる諏訪子。だが慌てつつもどうにか弾幕を回避していた。
「ほらほらまだ行くぜ!次はこいつだ!恋符『ノンディレクショナルレーザー』!!」
魔理沙は一切の隙を与えずに次々とスペカを発動していった。
「ま、魔理沙さん・・・・・いくらなんでもあれはやりすぎでは?」
「いいのよあれぐらい。人の神社を好き勝手仕様とする連中にはいい薬だわ」
あまりにも一方的に展開される弾幕ごっこを見て妖夢は苦笑いを、霊夢は清々するといったように笑みを浮かべていた。
だが・・・・
「ねえミコちゃん、気づいてる?」
「・・・・・ああ」
ミコトと竜希の二人は、神妙な面持ちで弾幕ごっこの様子を見ていた。
「この勝負・・・・・魔理沙は負ける」
「「・・・・え?」」
霊夢と妖夢はミコトの言っていることの意味が分からず首を傾げた。
「負けるって・・・・・どうして?どう見ても魔理沙が押してるじゃない」
「確かに一見そう思えるような一方的な展開だ。だが諏訪子は・・・・・・」
「へえ、あの魔理沙ってやつ人間の割にはやるじゃないか」
弾幕ごっこを見ていた神奈子は魔理沙の実力に感心していた。
「そうですね。あれほどの力・・・・・きっと相当な努力をしたのでしょう。ですが・・・・・」
「ああ。それでもあの程度じゃ諏訪子にはかなわないね。今だって・・・・・・」
「「諏訪子は完全に遊んでいる」」
(あ~もう・・・・さっきからちょこまかと鬱陶しいぜ)
魔理沙は諏訪子を撃ち落とせないことに少々イラついていた。
(まさかここまで回避性能が高いとはな・・・・・あんなでも神だからこれぐらいはできて当然ってことか?でもまあ・・・・・・そろそろ決着をつけさせてもらうぜ!)
魔理沙は懐からスペカと八卦炉を取り出す。
「悪いがここらで終わりにさせてもらうぜ!ここまでもった褒美に私のとっておきを見せてやる!魔砲『ファイナルマスタースパーク』!!」
魔理沙がスペカを発動させると、八卦炉から特大のレーザーが発射される。
その質量は魔理沙にとっておきと言わしめるのにふさわしく、通常のマスタースパークを大きく上回る。
さらにこのレーザーは発射後も角度を修正して追尾する性能を持つので回避することは困難を極めるであろう。
もっとも・・・・・・諏訪子には回避の必要さえないであろうが。
「・・・・・・え?」
魔理沙は目の前に起きたことを信じられずにいた。
魔理沙が放ったファイナルマスタースパーク。諏訪子はそれを・・・・・・・手を振りかざすだけでかき消してしまったのだ。
「ふふふっ、今のは中々いい攻撃だったよ。思わず躱すのがもったいないって思うほどにね」
諏訪子はニッコリと笑いながら魔理沙に言い放った。
「私のファイナルマスタースパークが・・・・・かき消された?一体どうして・・・・?」
「どうして?おかしなことを言うね。そんなの・・・・・・・私が神だからに決まってるでしょ?」
「ッ!?」
魔理沙は戦慄した。無理もない。諏訪子はとても可愛らしい笑顔を浮かべてはいるが・・・・・同時に悍ましいほどの覇気を放っているのだから。
「確かに魔理沙は強いよ。でもそれは・・・・・・普通の人間にしてはの話だよ。今の魔理沙程度では私には勝つことはできない」
「で、でも・・・・さっきまでは私が押して・・・・」
「それはただ魔理沙の実力が知りたかったから反撃しなかっただけだよ。まあ・・・・・私からしてみれば遊びのようなものだね」
「遊・・・・び?」
魔理沙は先ほどまでのやり取りが諏訪子にとって遊びなのだと知り愕然とした。
「気を悪くしたならごめんね?でも・・・・・私は和の国において古より信仰されていた土着神の頂点。普通の人間ごときでは私の遊び相手にしかならないんだよ」
例えどんな可憐な姿をしようとも諏訪子は神だ。秘めたる力は並の人間では到底かなわないほどに強大にして絶大。
例え弾幕ごっこで百戦錬磨の魔理沙であろうが・・・・・力の差は歴然であった。
「さて、それじゃあ・・・・・そろそろ終わりにしようかな?」
諏訪子はポケットからスペルカードを取り出した。
「スペルカード!?どうして・・・・?」
「どうして幻想郷に来たばかりの私がスペルカードを持ってるかかな?私達だって別に幻想郷に来てからただ遊んでたわけじゃあないよ。ちゃんと色々と調べてたんだよ。もちろん弾幕ごっこのこともね」
これが弾幕ごっこを受けた理由であった。
諏訪子達はあらかじめ調べた上で弾幕ごっこの存在を知っていた。そしていずれ自分達も弾幕ごっこをすることになるであろうと予測し、スペルカードを作っていたのだ。
彼女達が弾幕ごっこを受けたのはそのルールを把握し・・・・・その上で自分達が負けることはないと確かな自信を持っていたからであった。
「さて・・・・・・魔理沙に選択肢をあげる。はっきり言ってこのスペルカード・・・・・今の魔理沙じゃ躱すのはほとんど不可能に近いよ。間違いなく被弾するね。でも・・・・・今降参するって言うならこれは使わないであげる。さあ・・・・・・どうする?」
諏訪子は首を傾げながら魔理沙に尋ねた。相変わらず放っている覇気は衰えを見せない。
「私・・・・・私は・・・・・」
魔理沙はたどたどしく口を開いた。
そして・・・・
「私は・・・・・降参する」
魔理沙は・・・・・降参の道を選んだ。
「・・・・ごめん。私・・・・」
ミコト達のところに戻ってきた魔理沙は涙を流しながら申し訳なさそうに謝った。
「魔理沙・・・・何泣いてるのよ馬鹿」
コツン
霊夢は泣いている魔理沙の額を軽く小突いた。
「霊・・・・夢?」
「謝る必要なんてないわ・・・・・今勝てなくても次勝てばいいじゃない」
「次に勝てば?」
「そうよ。確かに今回は負けたけど・・・・・そのままにしておくあんたじゃないでしょ?」
「霊夢の言うとおりだな。このまま負けっぱなしにしておくのは・・・・・魔理沙の気がすまないんじゃないか?」
霊夢とミコトは魔理沙に微笑みを向けながら言う。
「でも・・・・あんな相手に勝ち目なんて・・・・」
「それこそ魔理沙なら・・・・・勝てるようになるまでがむしゃらに努力するんじゃないのか?少なくとも・・・・俺の知ってる魔理沙ならそうする」
「今までだって魔理沙は一生懸命努力して強くなってきたんじゃない。私・・・・・あんたのそういうところは素直に尊敬してるのよ」
「霊夢・・・・・ミコト・・・・そうだな。私は今までそうしてきたんだ。だったら・・・・・今回もそうする。次弾幕ごっこをするときは諏訪子を跪かせてやるぜ!」
ミコトと霊夢に励まされ元気を取り戻した魔理沙は堂々と宣言した。
「それでこそ魔理沙だ」
「ま、せいぜいがんばんなさい」
「ああ。二人共ありがとな」
魔理沙は満面な笑顔を浮かべながらミコトと霊夢に礼を言う。
その目からはもう涙は流れていなかった。
「いいね~そういうの。青春って感じだよ~」
3人の様子を見ていた竜希がヘラヘラとした笑顔を浮かべながら言う。
「竜希さん・・・・・ここで茶化すのはちょっと」
「別に茶化してるわけじゃあないよ~。素直にいいな~と思ってただけ~。ね、ミコちゃん?」
「・・・・・残念ながらコイツの言ってることは事実なんだよ妖夢」
「残念ながら!?」
「あんた・・・・・本当にムカつく顔してるわよね」
「同感だぜ」
「まさかの俺の顔面否定!?ひどいよ~・・・・」
竜希はあからさまにショックを受けたといった感じに膝をついた。
まあそれはあくまでポーズだけ実際は大して気にはしていないのだが。
事実表情は笑顔のままだ。
「そんなことよりも早く行って来い竜希。向こうはもう準備万端なようだぞ」
ミコトが視線を向けるとそこには前に出てきてスタンバイしている神奈子こ姿があった。
「はいは~い。それじゃあミコちゃんの代理としていってきま~す」
竜希はひらひらと手を振りながら歩いて行った。
今、『最強』と『軍神』の戦いが始まる。
あとがき座談会のコーナー!IN東方!!
今回のゲストは魔理沙さんです!
「よろしくだぜ!」
それでは進めていきましょう。
さて、今回は魔理沙さんと諏訪子さんの弾幕ごっこだったわけですが・・・・
「・・・・私は全く諏訪子には敵わなかったぜ」
・・・・・本当にすみません。物語の展開上ああする必要があったので。
「まあ考え方を変えればある意味ではおいしいとも思えるが・・・・やっぱりちょっと凹むぜ」
「よし、ここはミコちゃんが頭を撫でて慰めてあげよう」
「えっ!?」
「まあ俺は構わないが・・・・・魔理沙は嫌がるんじゃ?」
「い。嫌じゃないぜ!むしろ・・・・その・・・・」
「?まあ嫌じゃないならいいが・・・・・」
ではやっちゃってくださいミコトさん。
「わかった」
ナデナデ(魔理沙の頭を撫でる)
(ミ、ミコトに頭を撫でられてる・・・・・やっぱり気持ちがいいぜ)
魔理沙さん嬉しそうですね~。
「まあ魔理沙ちゃんはミコちゃんにぞっこんだからね。と、そういえば主、おれちょっと気になってたことがあるんだけど」
なんですか?
「なんか魔理沙ちゃん語尾に『ぜ』を付ける頻度上がってない?」
「あ、それ俺も思ってた」
ああ、それはわざとですよ。やっぱり魔理沙さんといえば語尾に『ぜ』を付けるのが正義ですからね。
「よくわからないんだが・・・」
「ミ、ミコトが嫌だって言うならもう言わないようにするけど・・・・」
「いや、別にやめなくてもいいさ。それも魔理沙らしさだからな」
「な、なら良かったぜ」
というわけで今後も魔理沙さんの語尾に『ぜ』が付く頻度は高くなりますので。
それはそうと私が言うのもなんですが次回の話・・・・・なんか凄いことになりそう(汗)
「『最強』対『軍神』とか・・・・・凄まじいな」
「いや~・・・・・流石の俺もそれは否定できんわ」
「・・・・・どうなるのか気になるぜ」
まあそれは次回にわかるということで今回はここまでにしましょう。
それでは・・・・・・
「「「「次回もまたきれくれ(きてね~)(こいよ)(きてください)!!」」」」