「今日BBQだったんだろよく投稿できたな」
ええ。まあ頑張りましたから。この小説当初の予定よりかなりゆっくり進行になってましてね。だから可能な限り更新速度は早くしているんですよ。
「遅れているのか?」
ええ。ホントならもう紅魔郷に入っている予定でしたんですけどね。
「それは遅れているな」
はい。ですので進行が遅れている分更新を早くしたいと思っています。時間があれば1日2話投稿もあるかもしれません。
「そうか。何度も言うが無理はするなよ」
はい!わかってます。それではそろそろ本編に行きます。
「本編どうぞ」
side ミコト
『ミコト、お前はこの世界を愛してるか?』
『どうした?いきなり?』
『いいから答えろ』
『?まあ、愛してるな』
『恥じらいもなく断言するな』
『聞いてきたのは神楽だろう』
『まあ、そうだが。だがなぜ愛しているんだ?あんな仕打ちを受けておいて』
『なぜといわれてもな。愛してるから愛してるんだよ。ただまあ・・・』
『なんだ?』
『お前に会わせてくれた。それだけで愛する理由は十分だ』
『・・・そうか』
『神楽?』
『ミコト、私はこの世界が憎い』
『えっ?』
『この世界は・・・・・・だからな。だからこの世界を許せない』
『神楽・・・』
『だから私は・・・・・・・・・
この世界に復讐する』
『えっ?』
『私はこの世界にとって、最も忌まわしく、最も残酷で、最も最悪な方法で復讐する、だからミコト
・・・・・・・・・・・・・・・さよならだ』
「っ神楽!!」
伸ばした手は何にも触れず、見慣れない天井にのばされていた。
(・・・夢か)
久しぶりに見たな。
神楽がいなくなってしまったときの夢を。
おそらく、昨日の紫との会話が原因であろう。
(最近は見なかったのにな)
神楽のことを忘れたことは一瞬たりともない。だがあの夢を見ることはなかった。それなのにいまになってみるということは。
(俺は今求めているのか?)
神楽の愛を。あの力強くも繊細で暖かい愛を。俺は求めている?
・・・・・やめよう。今更求めても、もう手に入らないことは分かっている。願っても意味などない。なら考えない。それが今の最善だ。
「さて・・・と」
俺は携帯を取り出す。こんなところに基地局などあるはずがないから使えないことは分かっている。だが時計は機能している。時間を確認するために携帯を取り出したのだ。
(・・・6時前か)
携帯は6時前を示していた。だいたいいつもどおりの時間だ。ならば
(まずはいつもどおりに・・・だな)
俺は起き上がり、布団をたたみ、片付け、部屋を出た。
side 霊夢
これは夢だ。そうに違いない。そうでなければならない。
今私の目の前には地獄が広がっている。紫が、藍が、橙が、魔理沙が、アリスが、そして多くの幻想郷の人が・・・・・・・・・・死んでいる。血塗られ、顔を苦痛と絶望に染め、死んでいる。
『何よ・・・・これ』
(夢だ、夢だ夢だ夢だ!こんなの現実じゃない!夢に決まっている!)
私は必死に否定した。そんな私の目の前に『彼』が現れた。
『ミコト!』
良かった!ミコトは無事だったんだ!そんな思いが私の中を駆け巡った。これは夢だと分かっている。それでもミコトが無事だったのはうれしかった。
『ミコト!よかった無事だったのね!』
『・・・・・・・・・』
私はミコトに問いかける。しかしミコトは何も答えない。
『・・・・・ミコト?』
『・・・・・・霊夢』
ようやく答えた。でもその声の調子は私の知るミコトのものとは違っている。
『ミ・・・コト?』
私は言い知れぬ感覚に襲われた。
(なに?これ?一体なんなの?)
『霊夢・・・・・・
サヨナラ』
『え?・・・』
ザシュ!
一瞬私は何があったのかわからなかった。だが気がついてしまった。私は・・・・・・・・彼の持つ血塗られた刃に貫かれていることに。
「ッ!」
気がついたら目の前には見慣れた天井があった。
(今の・・・夢?)
夢だった。いまのは夢だった。やはり夢だった。私の思ったとおりだった。それでも
(・・・夢でよかった)
私はあれが夢だと分かりほっとした。そうだ彼があんなことするはずがない。だって彼は・・・
『あなたは彼のこと何も知らないでしょう?』
私は紫に言われたことを思い出した。・・・そうだ私は彼のことを何も知らない。なのになんで彼があんなことしないと言い切れる?『何も』知らないのに。
(これは、私のただの願望?)
私はようやく気がついた。私が夢の中の彼を否定したのは・・・私の自分勝手な願望だということに。それでも私は
(ミコトはあんなことしない)
ミコトがあんなことをしないと改めて思った。いや『信じた』というほうが正しい。たしかに、ミコトのことは何も知らない。でも・・・・この私の勘がいっているのだ。だから大丈夫だ。そう思い私はこれ以上このことを考えるのをやめることにした。
「にしても、なんで私寝てるの?」
私は記憶を辿り思い出そうとした。
たしかミコトの歓迎会を開いて、ミコトたちと食事をして、紫の勧められたお酒を飲んで・・・・・・
なぜだろう・・・・そこから先が思い出せない。いや、思い出したくない。なぜだかわからない。だが私の頭の中で思い出してはいけないと警鐘を鳴らしているのがわかる。
(・・・・・やめましょう)
私は私の勘に従い、思い出すのをやめた。そして布団から起き上がり、朝食を作るため台所に向かった。
台所に向かう途中。いい匂いが漂ってた。
(あら?もしかして・・・)
私は先ほどより足早に台所に向かうと
「おはよう。霊夢」
やはりミコトがいた。どうやら朝ごはんの準備をしていたらしい。
「おはよう。朝ご飯作ってくれたの?」
「ああ。といってもまだ出来ていないがな。勝手で悪いけどお風呂沸かしておいたから先にお風呂入ってこい」
「ええ、ありがとう」
正直嫌な夢を見たせいで汗をかいて気持ち悪かったから彼の気遣いが嬉しかった。
「それじゃあ入ってくるわ」
「ああ。いってらっしゃい」
・・・いってらっしゃい、か。
「いってくるわ」
私は気分が良くなるのを感じお風呂場に向かった。
「それで?俺は何をすればいい?」
お風呂を出て、彼用意した朝ごはん(ご飯に味噌汁、焼き魚、ほうれん草のお浸しだ。やはり美味しい)を食べていると彼がそう訪ねてきた。そういえば仕事を手伝ってもらうと言ったことを思い出した。
「そうね・・・それじゃあ境内の掃除をお願いしようかしら?」
「掃除ね。わかった。」
そう返事を返して彼は止めていた箸を進めた。
(そういえば彼の服調達しないと)
彼の姿を見てそう思った。彼の服装は昨日と同じだ。まあ彼はほとんど手ぶらで幻想郷に来たので着替えなんてあるわけない。幸い彼のおかげでお金はあるから安いものなら買える。
「ごちそうさま」
どうやら彼は食べ終えたようだ。
「霊夢。食べ終わったら食器を台所に置いといてくれ。昼ご飯作る前に洗っとくから。あと台所残ってるとんかつは昼にカツ丼にするから残して置いてくれ」
ミコトは自分の食器を片づけながら言った。
「食器ぐらい私が洗うわよ。お昼ご飯も作るわ」
私はそう返した。いくらミコトが居候とはいえそこまでさせるのは気が引ける。
「わかった。じゃあ食器の片づけはお願いする。けど昼ご飯は俺に作らせてくれ。早くあの台所に慣れたいんだ」
「だったらお昼ご飯はふたりで作らない?そうすれば手間は減るでしょ?」
「そうだな・・・じゃあそうしよう」
(よし!これでミコトと料理できるわ!)
私は心の中でガッツポーズをとった。
「それじゃあ俺は境内の掃除してくる。掃除道具は外にあった倉庫みたいな小屋の中か?」
「ええ。そこにあるわ」
「わかった。じゃあ行ってくる」
「ええ。いってらっしゃい」
彼は自分の食器を持って部屋からでた。
・・・いってらっしゃい、か。
これもいいわね。
side ミコト
俺は今箒を持って境内の掃除をしている。今は冬で落ち葉のピークである秋は過ぎているが、以前落ち葉の量は多い。極端に大きい神社ではないが小さい神社でもないので結構大変だ。
「ようやく終わったな」
掃除を始めて2時間程だったろうか。ようやく落ち葉を集め終わった。俺の目の前には落ち葉の山がある。境内中の落ち葉を集めたのでかなりの量だ。この落ち葉を処理しようとしたとき。
(ん?)
近づいてくる人の気配を感じた。少なくとも霊夢でないとわかる。なぜならその気配は神社の外の空から感じたからだ。俺はそちらの方を見てみようとすると
「わ~!退いてくれ~!」
気配のする方から声が聞こえた。そちらを見てみると何か(もちろん人だか)がものすごい速さでこちらに向かって来た。
(まずいな)
そう思った俺はその場から急いで退いた。そして空からきた何かはすごい勢いで先ほど集めた落ち葉に突っ込んでいった。衝撃で砂埃と落ち葉が舞った。
(大丈夫か?)
そう思い。突っ込んできた何かの方を見ていると次第に砂埃が晴れてきて見えるようになってきた。
砂埃が晴れ、そこにいたのは大量の落ち葉を体中つけ、白黒の服と大きな黒い帽子をかぶった金髪の『魔法使い』の少女がいた。
あとがき座談会のコーナー!
今回はミコトさんはお休みで超スペシャルなゲストを呼びました!ゲストはこちら!
「神楽だ。来てやったぞ」
ミコトさんをただひとり愛した少女。神楽さんです。
「全く。死んだ人間である私を呼ぶとはどういうつもりだ」
まああとがきですからいいじゃないですか神楽さん!さすがにミコトさんとは会わせられませんけど。
「ミコトに会えんのは残念だが、まあいい。今回は私の少し細かい設定などを教えてやる。光栄に思え読者たち!」
おお~さすがのものいいですね神楽さん。私が思い描いたとおりですよ。
「ふ、当たり前のことを言うな。ところで私には元となったキャラがいるのだろう?」
はい!神楽さんはPandoraHeartsのアリスさん(黒)を元にしています。容姿も性格も同じにしているつもりです。知らない人はぜひ読んでみてください。私のおすすめです!
「私の元となっているんだ。さぞいいキャラなのだろうな」
はい。私はかなり好きですよ。この小説を書くと決めたと同時に神楽さんのことは決めていましたから。
「そうか。さてそれでは次に行くぞ」
はい。次に神楽さんの能力についてです。神楽さんの能力は東方風に言うと、あらゆるものに愛される程度の能力です。
「効果はいつかミコトが言っていたとおりだ。私はあらゆるものに、世界からさえも愛されていた存在だ。だから私はある意味ミコトとは逆なんだ。まあ私はミコト以外のものを一切愛していなかったがな」
そこなんですよね。なにものからも愛されていなかったけど愛情深いミコトさんとなにものからも愛されていたにもかかわらず何も愛さなかった神楽さん。ふたりの愛がこの物語を始める本当の入口ですからね。
「まあ詳しいことはまだ言えんがな」
そうですね。この話はいずれちゃんと書くつもりなんで気長に待ってくださると幸いです。
「まあそういうことだ。ところで主」
はい?なんです?
「ミコトはちゃんと幸せになるんだろうな?(スラッ)」
あ、あの。なぜ神楽さんがPandoraHeartsのアリスさんの鎌を持っているんですか?
「借りてきた」
ちょっと!あとがきだからって次元超えないでください!
「うるさい!細かいことを気にするな!それで?どうなんだ!」
え、ええ。まあ幸せになっていただけるようにするつもりですが・・・
「そうか、ならいい。ただ一つ言っておく。もしミコトを不幸にするようなことをしたら・・・・わかっているな?」
はい!肝に銘じます!
「ふんっ。それでいい」
そ、それじゃあそろそろ締めますか。
「そうだな。ちなみに私の設定を更新しておくから確認しておけよ」
東方のもうひとりの主人公『霧雨魔理沙』ついに登場!
そしてミコトは霊夢、魔理沙と共に服を買いに香霖堂へ
香霖堂にて新たな出会い?
そしてミコトの逆鱗に触れる!?
次回 東方~儚き命の理解者~ 第8話
「「次回もまた来い(くださいね)!」」