「銀○の高○か」
ええ。今回は妹様が出ますので『壊す』にちなんだ名台詞を言ってみました!
「そうか・・・・主はどうなんだ?」
?何がです?
「この世界が腐ってるとか思ってるのか?」
・・・・・ミコトさん。すっっっごい重いんですけど・・・・
「まあたまにはな。で、どうなんだ?」
う~ん。何とも言えませんね。正直私はいろいろ理不尽なことは嫌いなのでそんな理不尽が多いこの世界は腐ってるのかもしれません。ですがこんな世界でも毎日誰かが笑って生きているのでしたら悪くないとも思っていますね。
「・・・・・まさかマジレスするとはな」
って、冗談で言ってたんですか!
「いや、冗談で返すかと思って・・・・」
あんなヘビーな話冗談で返せるほどノリよくないですよ私!
「いつものお前を見ているとそうは思えないな」
私って一体・・・・・
「さて、前置きはここまでだ。本編行くぞ」
・・・・・はい。それでは本編どうぞ。
side ミコト
赤と白の服、白い帽子、金色の髪、本当に翼なのかと疑うような形の翼。そして・・・・何よりも印象的なのはその紅の瞳。その瞳には・・・・・・確かな狂気が宿しているように見えた。
(なんだ?この子は?この子から感じるこの気配は?)
俺は戸惑っていた。この子の存在から感じる言いようのない気配に。
「フラン!?どうやってここに・・・・あなたは地下にいるはず!」
「さあ?わからないわ。なぜか扉が開いていたもの」
「!そんな・・・・どうして・・・・」
レミリアの様子が明らかにおかしい。あの子は一体・・・・
「咲夜。あの子は?」
「・・・・・・フランドール様。レミリア様の妹よ」
「妹?ならどうしてレミリアは妹にこんなに動揺してるのよ?」
「・・・・妹様はレミリア様の手によって地下に幽閉されていたの」
「幽閉・・・・だと?なんでだ?」
「それは・・・・「ねえ、あなたたち」
咲夜の答えを聞く前にフランが遮った。
「・・・・なんだ?」
「あなたたちは誰?もしかして人間?」
「・・・・・ああ。俺は一夢命。ミコトと呼んでくれ」
「・・・・・私は博麗霊夢よ」
「へぇ~ミコトに霊夢って言うんだ~。私生きてる人間って初めて見た!ねえ、あなたたち。私と
遊びましょ?」
「っ!!」
俺はフランが遊ぼうと言った瞬間刀に手をかけて一気に引き抜いた。
「ミコト?どうしたの?」
いきなり抜刀した俺に驚いたのか霊夢は俺の方を見た。
「霊夢!よそ見するな!」
「え?」
その瞬間。霊夢に向かって紅の弾幕が迫ってきた。
「っ!」
霊夢はギリギリで反応し躱すことができた。
「今のを躱すんだ~。結構やるんだね?」
フランは笑顔で霊夢に言ってきた。
「あんた!いきなり何すんのよ!」
「何って・・・・遊びだよ?弾幕ごっこ!」
またしてもフランが笑顔で言ってきた。しかしその目には・・・・・相変わらず狂気が宿っている。
「私を倒せたらあなたたちの勝ちで~・・・・・あなたたちが壊れたらあなたたちの負けね!」
・・・・・俺の聞き間違いじゃなければフランは今俺たちが壊れたらと言っていた。つまりフランは・・・・・・・・・俺たちを壊す気だ。
「ダメよフラン!早く地下に戻りなさい!」
「嫌よ!お姉さまばっかりミコトたちと遊んでずるい!私だって遊ぶんだから!」
そう言ってフランは俺たちに弾幕を放ってきた。俺と霊夢は弾幕を躱す。
ドーン!
「「な!」」
俺たちが躱した弾幕が壁にぶつかり壁が跡形もなく粉々に砕けた。
(こんなの当たったら痛いじゃすまない。本当に・・・・壊れる)
俺は戦慄した。フランが言っていたこと本気だ。本気で俺たちを壊そうとしている。
「いけません!妹様!」
咲夜はフランを止めようと叫んだ・・・・が
「うるさいな~咲夜は・・・・・黙ってて」
フランは咲夜に向かって弾幕を放った。咲夜なら避けられない弾幕ではないが霊夢との戦闘のダメージでまだ動けないレミリアが近くにいたため咲夜は身動きが取れなかった。
「くっ!」
俺は咲夜と弾幕の間に割って入りフランの弾幕を刀で叩き落とした。
ビシッ!
刀は衝撃に耐えられずにヒビが入った。
「ミコト!」
「咲夜!レミリアを連れてできるだけ離れろ!急げ!」
「っ!!分かったわ!」
「ミコト!気をつけて!」
咲夜はレミリアを連れて離れた。
「すっご~い!そんなおもちゃで私の弾幕を叩き落とすなんてミコトってすごいんだね!」
「褒めてくれてありがとな」
俺は笑みを浮かべて返すが実際にそんな余裕はない。正直刀を持っていた手が痺れて感覚がほとんどない。刀を握るだけで精一杯だ。
「・・・・・霊夢、いけるか?」
「誰に言ってるのよ。当然でしょ?」
「・・・・・そうか」
霊夢はああ言っているが実際にはかなりきついだろう。先ほどのレミリアとの戦いで夢想天生まで使ったのだ。かなり消耗しているはずだ。かくいう俺も美鈴や咲夜との戦いでスペルカードを使いすぎ、体力もかなり使ってしまったので長期戦は無理だろう。
「ふふふ。これはどう?禁忌「カゴメカゴメ」!!」
フランがスペルカードを発動した。おびただしい量の弾幕が襲い掛かる。
「くっ、混符「黒と白の奈落」!!」
「霊符「夢想封印」!!」
俺と霊夢は同時にスペルカードを発動し、フランの弾幕にぶつけて相殺した。
「あはは!やるわね!すっっっごく楽しいよ!」
フランは笑いながら言う。・・・・だが
(なんだ?さっきから・・・・・フランが笑うたびに何か感じる)
そう。さっきからフランが笑うたびになにか妙な感覚が俺を襲ってきた。それに・・・・・この感覚はなぜか知っているような感じがした。
「じゃあじゃあこれは?」
そう言ってフランは両手を前にだし、手を開いた。
「きゅっとして~・・・・・」
ゾクッ!
俺は凍るほどの寒気さを感じた。
「霊夢!」
「わかってる!」
俺と霊夢はその場から飛び退いた。
「ドカ~ン!」
フランが手を握ると俺たちがいた場所が爆発した。
「ちょ!なによ今の!」
「驚いた?これが私の能力だよ。私の能力は『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』なの!つまり・・・・・」
そう言ってフランはまた手を前にだし開いた。
「私はなんでも壊せるの!きゅっとしてドカ~ン!!」
そう言ってフランはまた俺たちのいる場所を壊しにかかった。俺と霊夢は動き回ることでなんとかそれを躱す。
(くっ、これじゃあ反撃する隙がない!)
このまま避けているだけじゃあ自体は好転しない。しかし回避で精一杯で攻撃することができない。霊夢の方を見ると霊夢も同じようで苦々しい顔をしている。
(このままじゃあ二人とも・・・・どうすれば)
俺はこの事態を打開する方法を考えた。
side 霊夢
「くっ!」
私は焦っていた。今フランとかいう吸血鬼の攻撃を避けているが正直いつまで避け続けられるかわからない。ミコトには大丈夫だと言ったがさっきのレミリアとの戦いで消耗しすぎたのだ。
(このままじゃまずいわね。何とかしないと)
ミコトの方も大分消耗しているようだ。かなり苦しい表情をしている。やられるのも時間の問題だ。せめて魔理沙がいれば何とかなるかもしれないが・・・・・・
(全く!なんでどうでもいいときにはいるくせに肝心なときにはいないのよあいつは!)
私は肝心なときにいない白黒の魔法使いに思わず文句を言いたくなった。でも今いない奴のことを考えてもしょうがない。今は現状を打破する方法を考えないと。
「・・・・・・」
私が考えているとフランは攻撃をやめた。
「?何のつもり?」
「・・・・・・飽きた」
「え?」
「この壊し方飽きた~。別の方法で壊す~」
飽きたって・・・・・・この子本当に遊びでやってるようね。でも助かったわ。さっきの攻撃を続けられたらもたなかった。
「う~ん・・・決めた!あなたたちは・・・・・・斬り壊してあげる!禁忌「レーヴァテイン」!!」
フランがスペルカードを発動するとフランの手に巨大な紅い剣が現れた。
「いっくよ~」
フランは私に向かってとつもない速さで斬りかかってきた。
「霊夢!」
「っ!」
私に向かって振り下ろされる刃を私はどうにか避けられた。そしてフランが私に攻撃してきた隙にミコトがフランに手に持った刀で斬りかかる。
「甘いよ~」
しかし、フランはいとも容易くミコトの攻撃を受け止め逆にミコトを弾き返した。
「ぐっ!」
「ミコト!」
「よそ見なんてしていいの?」
フランが再び私に斬りかかりにくる。私はフランの攻撃を避けることしかできなかった。
(一体どうすれば・・・・・・)
私はどうすればいいか考えていたら・・・・・・
ガクッ!
(!!)
私の体が疲労に耐えられなくなり膝がおちた。もちろんフランはそれを見逃さない。
「アハハ!霊夢これでお~しまい!」
私はこれからくるであろう衝撃に思わず目を閉じた。そして私を衝撃が襲う。・・・・・・しかしその衝撃は斬られたものとは明らかに違っていた。何かに突き飛ばされたような・・・いや間違いなく突き飛ばされた衝撃だ。
(何?)
私は何が起こったのかと思い目を開けた。そこには・・・・・・・・・
ミコトがいた。手にはフランの斬撃を防ごうと構えていたであろう刀身が粉々になった刀を持ち、フランに斬り裂かれ体から鮮血を流すミコトが
「ミ・・・コト?」
私がミコトの名を呼ぶとミコトは崩れるように倒れ伏した。
あとがき座談会のコーナー!IN東方!
今回はミコトさんと2人で進めていきます!
「・・・なあ主」
はい、どうしました?
「俺・・・・・・斬られたよな?」
斬られましたね。ばっさりと。
「・・・・・・この小説終わりか?」
ちょっと!なんでそうなるんですか!
「いや、俺って一応この小説の主人公だろ?正直フランにばっさり斬られて助かるとは思えないんだが・・・・・・」
何言ってるんですか!まだ書かなきゃいけないことだってたくさんあるんですよ!こんなところで終わる訳ないでしょう!
「でもこれってバッドエンドルート②「死亡」じゃないのか?」
勝手にバッドエンドルートを作らないでください!これは正規ルートですよ!これからミコトさんはちゃんと復活しますって!
「いいのか?ネタバレしてるぞ」
いいんですよ!どうせミコトさんが復活するなんてベタベタな展開読者の皆さんは予想できてるんですから!
「お前がそれいっちゃあダメじゃないか?」
シャ~ラップ!第一、章タイトルに目覚める力って書いてあるのにまだ何も目覚めてないじゃないですか!
「章タイトル詐欺じゃなかったのか」
違いますよ!ていうかミコトさん今回ボケすぎでしょう!あなたはどちらかと言えばツッコミキャラでしょう!
「たまにはボケて主にツッコミの気持ちをわからせようと思ってな」
そんな必要ありません!もともと私はツッコミ系何ですから!
「なん・・・だと」
だからボケないでくださいって!ツッコミの気持ちは十分にわかってますから!あとがきでボケてるのはたまにはボケたいなあと思ったからです!
「わ、わかったから少し落ち着け」
はあはあ・・・なんなんですか?本編はシリアスなのになんであとがきはこんな漫才みたいになってるんですか?
「本編がシリアスだからこそ笑い成分が必要だろ?」
気持ちはわかりますけど私の文才じゃあ笑いとるの難しいですって!
「おい。あとがきだからって文才とか言うなよ」
もう知りません!今回はこんなノリでいいんです!
「少々ふざけすぎたか?)
はあはあ・・・それでは次回予告で締めましょう。
「いいのか?結局漫才みたいのしかしてないぞ?」
ミコトさんがそれ言いますか・・・正直もうツッコミ疲れたので早く締めたいです。
「そ、そうか。なら次回予告にはいろう」
次回
フランの凶刃に倒れるミコト!
霊夢は怒りと悲しみに任せフランを攻撃する!
そして倒れたミコトは意識の底で始まりの鈴の音を聞く!
果たしてミコトは・・・・・・
次回 東方~儚き命の理解者~ 第19話
「「次回もまた来てください(きてくれ)!」