東方~儚き命の理解者~   作:shin-Ex-

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あくまで執事ですから

「黒執○のセバ○チャンのセリフだな」

はい!今回から執事ミコトさんの登場ですからね!それに伴ってこの名台詞を載せました!

「とうとう執事になるのか・・・・・これからどうなるんだ俺?」

まあそれは今後のお楽しみということで!それでは本編にいきましょう!

「ああ。では本編どうぞ」


第34話

side ミコト

 

「はあ!?紅魔館の執事!?」

 

紅魔館での話が終わった後、俺はひとまず神社に帰って来た。レミリア達には泊まっていけと言われたが霊夢と夕食までには帰って来ると約束していたからな。そして今は霊夢と夕食を食べながら紅魔館でのことを霊夢に話している。

 

「何でそんなことになってるのよ?」

 

「まあ成り行きでな」

 

「どんな成り行きよ・・・・・・それで?まさかその話受ける気?」

 

「ああ。何事も経験だし。やってみようと思う」

 

「やってみようと思うって・・・・・・じゃあミコトはこれから紅魔館で暮らすの?」

 

霊夢は不安そうな顔をして聞いてきた。

 

「いや、執事になると言ってもたまにの話だ。せいぜい月に3、4日程度の事だから紅魔館で暮らすつもりはない」

 

まあレミリアには毎日紅魔館で執事として尽くしてほしいと言われたがな。さすがに霊夢の断りもなくそんなこと決められないし、何より俺自身博麗神社で暮らしていたいと思ってるしな。

 

「そう。ならいいわ」

 

俺が紅魔館で暮らさないと聞いて霊夢はホッとした様子だ。そんなに俺って霊夢に重宝されているのか?

 

「とりあえず明日から3日くらい紅魔館で働くことになっている。その間は神社に帰ってこられないけどいいか?」

 

「ええ。わかったわ」

 

ひとまず霊夢からの許可が得られた。

 

「すまないな霊夢。帰って来たばかりなのに神社のことあまり手伝えなくて」

 

「まあそのことはいいわよ。帰ってきたらその分働いてもらうから」

 

「ああ。もちろんだ」

 

「それと・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

翌日、俺は再び紅魔館に訪れた。今この場には俺、レミリア、咲夜、そして・・・・

 

「何で霊夢までいるのよ」

 

なぜか霊夢もいる。

 

「何よ?何か問題ある?」

 

「問題も何も私はあなたを招待した覚えないんだけど?」

 

レミリアは怪訝そうな顔をして言った。

 

「別にいいじゃない。あと今日は泊まってくから」

 

「はあ!?何勝手に決めてるのよ!」

 

「あら?まさか紅魔館の主はそんなことも許せないほど心が狭いのかしら?」

 

「うっ・・・・・一体どういうつもりで紅魔館に泊まるつもり?」

 

「別に。ただの気まぐれよ」

 

(まあミコトの執事姿が見たいからなんだけどね)

 

(絶対にミコトが理由ね)

 

「はあ。わかったわ。特別に許可してあげるわ」

 

「わかればいいのよ」

 

こうして霊夢は今日紅魔館に泊まることになった。

 

「ところでレミリア、執事の仕事って何やればいいんだ?」

 

霊夢とレミリアの話が一段落したので俺は肝心な事をレミリアに聞いた。

 

「基本的には掃除とか食事の用意をしてもらうことになるわ。詳しいことは咲夜に聞きなさい。それと・・・・・・咲夜。ミコトにあれを渡しなさい」

 

「はい」

 

レミリアの指示を受け、咲夜は俺に袋を渡した。

 

「これは?」

 

「制服みたいなものよ。紅魔館で働く時はそれを着なさい」

 

どうやら袋の中身はいわゆる執事服というやつのようだ。俺はどんな服なのか気になり袋を中身を見てみた。そこにあったのは・・・・・・

 

「・・・・・・レミリア、これはなんだ?」

 

「だからあなたの制服よ」

 

「それはわかっている。俺が聞きたいのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ俺の制服がメイド服なのかだ」

 

そう。袋の中身は執事服ではなくメイド服だった。しかも咲夜がきているものではなく・・・・・・なぜか肌の露出部分が多いものだった。

 

「色々考えてみたけどミコトに一番似合いそうだったのはそれなのよ。だからそれを着てちょうだい」

 

・・・・・プチッ!

 

笑みを浮かべているレミリアのその言葉を聞いて俺の中で何かが切れるのを感じた。

 

「・・・・・・レミリア。少し話をしようか?」

 

「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 霊夢

 

(レミリア・・・・・・やってしまったわね)

 

今私の目にはレミリアを正座させて説教しているミコトの姿が映っている。

 

「れ、霊夢。ミコトは一体どうしたのかしら?」

 

その様子を見ていた咲夜が少し顔をひきつらせて聞いてきた。

 

「ミコトは女と間違えられたり女の格好をさせられるのを嫌ってるのよ。詳しくは聞いてないけど女っぽい顔のせいで外の世界で色々あったみたいよ」

 

「それで説教しているのね」

 

「ええ。ああなったらもう止めるのは無理ね」

 

「そう・・・・・」

 

咲夜はどこからか袋を取り出した。

 

「何?その袋」

 

「・・・・・・ミコトのために用意した執事服よ」

 

「・・・・は?じゃあさっきミコトに渡したのは・・・・・」

 

「・・・・・お嬢様が冗談のつもりで用意したものよ」

 

レミリア・・・・・あんた本当に何やってるのよ。

 

「・・・・これどうしましょう?」

 

「ミコトに渡せばいいじゃない」

 

「・・・・・今行ったら私も説教を受けそうね」

 

「受ければいいじゃない。あんたの主人は進行形で受けてるのよ」

 

「・・・・・いくら私でもあれはちょっと」

 

・・・・・・咲夜。あんた本当にレミリアの従者なの?まあミコトの説教を受けたくないっていう気持ちはわかるけど。私も二度と受けたくないし。

 

「咲夜」

 

「!な、何かしらミコト?」

 

レミリアへの説教を終えたらしくミコトはこちらに来た。ちなみに説教を受けていたレミリアは・・・・・・

 

「・・・・・・・」

 

疲れたようでぐったりしている。

 

「レミリアに聞いたがちゃんと用意してある執事服を持ってるんだよな?」

 

「え、ええ」

 

「渡してくれ。着替えてくるから」

 

ミコトは服を渡すように行ってきた。

 

「・・・・・私には説教しないのかしら?」

 

「レミリアに悪いのは自分だから咲夜には説教しないでくれって涙目で言われたからな。流石にそんな風に言われたら説教なんてできない」

 

「・・・・・お嬢様」

 

咲夜は申し訳なさそうにぐったりしたレミリアを見つめた。

 

「咲夜。早く渡したら?」

 

「そうね。はい、ミコト」

 

咲夜はミコトに服を渡した。

 

「ん。それじゃあ俺はそこらへんの部屋で着替えてくるな」

 

そう言ってミコトは着替えるために部屋から出ていった。

 

「お嬢様。大丈夫ですか?」

 

咲夜はミコトが部屋から出ていくとすぐにレミリアに駆け寄った。

 

「う~・・・・・えらい目にあったわ」

 

「自業自得ね。冗談でもあんなことするからよ」

 

「仕方ないじゃない。面白いことになると思っちゃったんだから」

 

「・・・・・・本当にそれだけかしら?」

 

私は他の理由があるのではないかと思い聞いたみた。

 

「・・・・・・少しだけミコトのメイド服姿が見たいとも思ったわ」

 

「・・・・・・私も思ったわ」

 

レミリアと咲夜は少し顔を背けていった。

 

「はあ、そんなことだろうと思ったわ」

 

「だ、だってミコトのメイド服姿よ!みたいに決まってるじゃない!」

 

レミリアは開き直って力強く言った。

 

「まあ気持ちはわからないでもないけど・・・・・・見れなくて幸せだったかもしれないわよ」

 

「?どういうことよ」

 

レミリアは疑問に思ったらしく首をかしげて聞いてきた。

 

「私も前にミコトに女物の服着させようとしたんだけど・・・・・」

 

「ちょっと待ちなさい。ミコトは女の格好させられるのが嫌いなんでしょ?説教されなかったのかしら?」

 

「・・・・・されたに決まってるでしょ。そのことは思い出させないで」

 

あれは・・・・・私の人生で思い出したくない記憶ベスト3に入るほどのトラウマだったわ。

 

「・・・・・ごめんなさい。話を続けて」

 

「ええ。それで強引に頼み込んでなんとか着てもらったの。その服はすごく似合っていたんだけど・・・・・・」

 

「だけどどうしたのよ?」

 

「・・・・・・私の女としての自信がいろいろと崩れ去った瞬間だったわ」

 

「・・・・・・そんなに?」

 

「・・・・・ええ」

 

あの時は一緒にいた魔理沙と思わず膝をつくほどショックだったわ。

 

「それは・・・・ある意味見られなくてよかったかもしれませんね、お嬢様」

 

「そうね・・・・・」

 

「私も同感だわ。次ミコトの女装姿を見たら・・・・・立ち直れない気がするもの」

 

「「「・・・・・・」」」

 

私たち三人の間に何とも言えない空気が流れた。

 

「三人とも・・・・なぜ暗くなっているのですか?」

 

そんな空気を醸し出しているとミコトの声が聞こえてきた。

 

「あ、ミコトもう・・・・・」

 

私はミコトにもう着替え終わったのかと聞こうとしたがその先の言葉が出てこなかった。

 

 

振り返った私の目に映ったのは黒いスーツのような服に黒いネクタイ(イメージは黒執○のセバス○ャン)をつけたミコトだった。

 

「「「っ!!」」」

 

ミコトの姿を見た私たち三人はすぐさま視線をそらした。レミリアと咲夜は顔を赤くしている。自分では見えないが私も顔が赤いだろう。

 

(こ、これは・・・・)

 

(想像以上の破壊力ね)

 

(まさかここまでとは私も思いませんでした)

 

私たちはミコトに聞こえないように小声で言った。はっきり言って今のミコトはヤバイ。本当に。いい意味でヤバすぎる。とにかくカッコよすぎる。

 

(・・・・・あの服ってレミリアが選んだの?)

 

(ええ。そうよ)

 

(よくやったわレミリア。あなたのセンス最高よ)

 

(流石はお嬢様です)

 

(ま、まあ当然ね。私も自分で自分を褒めてやりたいわ)

 

「三人とも先程からどうされたのですか?様子がおかしいですけど?」

 

こそこそとしている私たちを不思議に思ったのかミコトが聞いてきた。

 

「な、なんでもないわ。それよりもミコト、その口調どうしたの」

 

「はい。これから三日間執事として過ごすことになりますので、まずは口調からでもしっかりしようと思ったのですが・・・・・おかしいでしょうか?」

 

「そ、そんなことないわ。いいと思うわよ」

 

「ありがとうございます霊夢様」

 

(・・・・・マズイ。これ私のツボに完全にはまってる)

 

私はしばらくの間執事ミコトを直視できなかった。

 

 




あとがき座談会のコーナー!IN東方!

本日のゲストはレミリアさんです!

「よろしく。来てあげたわ」

はい、ありがとうございます!そして!今回からしばらくの間はミコトさんはあとがきでも執事バージョンとなります!

「皆さん。よろしくお願いします」

いや~かっこいいですよミコトさん!そのセバスチャンの執事服もすごく似合っています。

「お褒めの言葉ありがとうございます」

「似合っていて当然ね!私が散々頭を悩ませて選んだんだから」

レミリアさん6回も頭ショートさせていましたからね。

「そんなにですか・・・・そこまで考えて下さりありがとうございます。レミリアお嬢様」

「はうっ!?」

でた!執事ミコトさんのイケメンスマイルだ!レミリアさんもイチコロですね!

「う~///っていうかミコト!あなたキャラが変わってるわよ!」

「そうでしょうか?いつもどおりのつもりなんですが・・・・・」

ミコトさんは根が真面目なため完全に執事になりきろうとしていますからね。それに伴いキャラも執事モードに若干変化しているんですよ。

「そ、そうなの?」

ええ。ちなみにそのおかげで執事ミコトさんは普段よりもタラしレベルが1.7割増(当社比)になっています。これで落ちない人はほとんどいないでしょうね~

「そんなことありません。こんな私などに惹かれる方なんていませんよ」

「しかも謙虚だなんて・・・・・・」

もう幻想郷の女性達を次々と魅了していっちゃうでしょうね~。ハーレムが広がるよ!やったねミコトさん!

「やめてください主さん。少し調子に乗りすぎですよ?(スラッ)」

え?あの~ミコトさん?なぜナイフとフォークを構えているのですか?

「執事の武器はナイフとフォークだとどこかで聞いた覚えがありましたので」

武器?え?どういうことですか?

「・・・・・覚悟してくださいね。主さん」

え!?ちょっと待って・・・・・

「問答無用です。執事秘技『銀光繚乱』!!」

ぎゃああああああああ!!

ピチューン!

「ふう。やれやれですね」

「執事になってもそういうところは変わらないのね」

「ええ。私は私ですので。さて、それではそろそろ締めましょう」

「主はまだ気絶してるけどいいの?」

「構いませんよ。主さんが悪いんですから」

「そう。わかったわ」

「それでは・・・・・」



「「次回もまたきてください(きなさい)!!」」


うう・・・・三週連続でピチュられるとか(ガクッ
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