今回は私のお気に入りの東方キャラが出ます!誰なのかは本編でご確認ください!
「それでは本編どうぞ」
side ミコト
「こんにちは」
「あらミコトくん、いらっしゃい」
俺は八百屋の売り子の女性に挨拶をした。俺は今人里に食材の買い物に来ている。まずは八百屋で野菜の買い物だ。
「今日は何がおすすめ?」
「今日は白菜、大根、ネギがお勧めよ。いいのが入ったから」
ふむ、白菜に大根にネギか・・・・・最近また寒くなってきたし、鍋にしようかな。
「じゃあそれをもらおうかな」
「毎度。ミコトくん美人だからサービスするよ」
「ははは、冗談がうまいな」
「・・・・・冗談じゃないんだけどな」
「ん?何か言った?」
「なんでもないわ。今袋に入れるから待ってて」
「ああ」
一体なんて言ってたんだろう?そういえばこの人俺が来るたびに顔を赤くしてるけど俺何かしただろうか?
「お、ミコトくん。買い物かい?」
「ああ。後でおじさんの魚屋にも寄るよ」
「そうか。なら今日捕れたばかりのフナをとっとかないとな。またな」
そう言っておじさんは魚屋に戻っていった。フナか・・・・・取れたばかりなら刺身がいいか?だが煮付けも捨てがたいな。
「はい、ミコトくん。詰め終わったよ」
「ありがと。はい、お代」
「うん。それじゃあまた来てね」
「ああ」
俺は買った野菜を受け取り、今度は魚を買いに行く。それにしても・・・・・
「あ、ミコトお兄ちゃん。こんにちは!」
「今日も買い出しかミコト?せいがでるな」
「あ、み、ミコトさん・・・・・こんにちは///」
・・・・・幻想郷にはいい人が多いな。こんな俺なんかにも友好的に話しかけてくれるなんて。外の世界では考えられなかったな。あの世界の人は・・・・・・・ほとんどが俺を嫌悪していたからな。
本当、俺があの世界にどれだけ嫌われていたか認識させられる。あの世界で俺の存在を受け入れてくれる人なんてそれこそ片手で数えるぐらいしかいなかったしな。本当に・・・・・・・幻想郷に来られて良かったかもしれない。
「よし、こんなもんだな」
しばらくしてある程度の食材の調達が完了した。
「さて、帰るか」
俺は購入した食材を持って神社への帰路についた。
(う~ん・・・・やっぱり鍋は明日にして今日はフナの刺身にするかな?刺身なんて普段あんまり食べれないし)
俺は今日の晩御飯の内容を考えながら歩いていると・・・・
「ん?」
道に何かが落ちているのを見つけた。俺は近づいてそれを拾い上げた。
「これは・・・・新聞?」
落ちていたものの正体は新聞だった。
「幻想郷にも新聞があるのか・・・・なんて読むんだこれ?」
新聞には大きく『文々。新聞』と書かれている。この新聞の名前だろう。
「・・・・・帰ったら霊夢に聞いてみるか」
俺は新聞を荷物と一緒に手に持ち、再び博麗神社への帰路についた。
「ふう、ようやく着いた」
人里から歩いて1時間してようやく博麗神社に帰ってきた。わかってはいたが神社から人里は結構距離があるな。何となく歩いてたけど、やっぱり飛んで行ったほうがいいな。
「ん?」
神社の中に入ろうと境内に入ったらそこには霊夢ともう一人誰かがいた。その人は白い服に黒いスカート、赤い小さな帽子をかぶった少女だった。
(霊夢の知り合いか?)
とりあえず俺は近づいて話しかけることにした。
「ただいま霊夢。お客さんか?」
「ミコト・・・・帰ってきちゃったのね」
俺が話しかけると霊夢は頭を押さえた。
「どうしたんだ?霊「あなたがミコトさんですね!!」うおっ」
俺が霊夢にどうかしたのか聞こうとしたら、もうひとりの少女がすごい勢いで俺に迫ってきた。
「はじめまして!烏天狗の射命丸文と申します!どうぞよろしくお願いします!」
文はそのままの勢いで俺の手を握り顔を近づけてきた。
「あ、ああ。よろしく」
「ちょっと文!ミコトが戸惑ってるでしょ!やめなさい!」
「あやや、これはすみませんミコトさん」
「い、いや気にするな」
うん、間違いないな。俺・・・・・・・この子苦手だ。嫌いじゃあないけど苦手なタイプだ。
(ここまで戸惑ってるミコト初めてみるわ。文が苦手なのかしら?)
「それではミコトさん!あなたには色々と聞きたいことがあるんです!気を取り直して是非取材させてください!」
文はいつの間にかペンとメモを取り出した。その目は眩しいほどに輝かせている。
「取材?」
「ええ!私は『文々。新聞』という新聞を作っているです記者なんです!」
「『文々。新聞』?それってもしかしてこれか?」
俺は荷物の中から拾った新聞を取り出した。
「あやや!それはまさしく私の『文々。新聞』!」
「それどうしたのよミコト?」
「神社に帰る時に拾った。後で読んでみようと思ってな」
「おお!私の新聞を読もうとしていただけるとは嬉しいですね!これはなおさら取材させてもらわなければ!」
「「いや、なんでそうなる」」
俺と霊夢は思わず突っ込んでしまった。
「まあいいじゃないです!ミコトさんには色々聞きたいことがあるんですから!」
「はあ・・・・・取材は受けるからとりあえず食材だけ先にしまってきていいか?いつまでもこのままにしておくわけにはいかないから」
「はい!どうぞどうぞ!」
「・・・・じゃあちょっとここで待っててくれ」
「私も手伝うわミコト」
「ありがと、霊夢」
俺と霊夢は食材をしまいに神社の中の台所に向かった。・・・・まだ取材受けてないのになんかすごい疲れた気がする。
side 霊夢
「大丈夫ミコト?」
私は食材をしまいながらミコトに聞いた。
「大丈夫って何がだ?」
「なんか疲れてるように見えるんだけど。それにあんなに戸惑ってるミコト初めて見たし」
「あ~そうだな。文は俺の苦手なタイプだからちょっとな」
「そうなの?」
「ああ。どうにもあのノリがな」
意外ね。ミコトにも苦手なタイプがあるんだ。
「だったらなんで取材を引き受けたの?文が苦手なら嫌なんじゃない?」
「別に嫌ってわけじゃあないさ。苦手ではあるが嫌いではないから」
「苦手と嫌いって違うの?」
「まあ少なくとも俺は違うな。むしろ文には好感持てるし」
「苦手だけど嫌いじゃなくて好感が持てる?」
なんだかわけがわからないわ。つまりミコトは文を・・・・・どう思ってるの?
「まあ霊夢が深く考える必用はない。あまり気にするな」
「ええ。そうするわ」
考えても答えが出るわけでもないし。ミコトの言うとおりもう考えるのはよそう。
「さて、食材もしまい終わったし文のところに戻るか」
そう言ってミコトは文のいるところに戻っていった。
「あややや!来ましたねミコトさん!それでは色々と聞かせてもらいましょう!」
ミコトが戻ってくるやいなや、文はものすごくテンションを上げてミコトに迫ってきた。
「それではまず、以前起きた『紅霧異変』について聞かせてください!あれはミコトさんが解決したと噂が流れていますがそこのところどうなんですか?」
ああ、あの異変か。そういえばそんな名前がついたんだっけ。
「それは違う。あれは霊夢が解決したんだ。俺は少し手伝っただけだ」
「え?ですが噂によるとミコトさんが大活躍して吸血鬼さんたちを篭絡させて異変を解決させたと・・・・・」
「・・・・・・どこでそんな噂を聞いたか知らんがそれはデマだ。霊夢が異変の元凶を倒して異変を解決した。それが真実だ」
「そうだったんですか」
文は少し残念そうにそう言った。ただまあ文の言った噂はあながちデマではないわ。実際レミリアもフランもミコトに惹かれたみたいだし。
「まあ真実を知ることも記者のさが!気を取り直して次の話に行きましょう!」
こうして文はミコトに次々と質問をしていった。それこそ間断なく次々とだ。そしてミコトは戸惑いつつも質問に答えていった。
「ふむふむなるほど。これはいいネタ・・・・もとい!いい話が聞けました!記事にしがいがありそうですね!」
今ネタって言った。間違いなくネタって言った。あんたは一体どんな記事を書くつもり?
「・・・・取材はもう終わりか?」
ミコトは少し疲れた様子で言った。まあ休みなく喋ってたんだから仕方ないわね。
「最後にひとついいですか?ミコトさんは外の世界から来た外来人だそうですね?」
「・・・・・ああ。そうだが」
「外の世界ではどのような生活を送っていたんですか?きっとミコトさんほどの器量が良い人なら面白い・・・・じゃなくていい生活を送っていたんでしょうね!」
面白いって・・・・ほんとに文は。
「・・・・・・面白い生活をか」
私が文の言ったことにに頭を抱えていると、ミコトは表情を暗くしていた。
「あややミコトさん?どうしたんです?」
「確かに面白いかもな。外の世界での俺の生活は・・・・・コメディよりも滑稽な喜劇だからな」
ミコトは自嘲気味に笑みを浮かべてそう言った。
『ミコトは・・・なにものからも愛されていない存在よ』
私はミコトが幻想郷に来た日に紫から聞いたことを思い出していた。
そうだ。ミコトは誰からも愛されていなかったんだ。そんなミコトが楽しい生活なんて送れた?・・・・いや、きっとそんなことはない。だってミコト自身が言っていたじゃない。元の世界に帰りたくないって。自分がいなくなっても・・・・心配する人なんていないって。
「・・・・ミコト。あなた「すみません」文?」
「私・・・・遠慮がなさすぎました。自分が聞きたいからってミコトさんのことを考えずに・・・・・本当にすみません」
文はミコトに頭を下げて謝った。
「いや、こっちこそ悪かった。雰囲気悪くしちまったな」
「いえ、お気になさらずに」
・・・・・なんか空気が重いわね。
「ねえ文」
「なんですか霊夢さん?」
「どうせなんだからミコトの写真も撮ったら?」
私はこの空気をなんとかしようと思い文に提案してみた。
「写真ですか!いいですね!いいでしょうかミコトさん?」
「ああ。構わない」
「ではでは・・・・」
文はどこからかカメラを取り出した。
「それでは撮りますね!」
パシャッ!
文はカメラを構えて何枚もミコトの写真を撮る。
「うんいいですね!やっぱり被写体がいいと撮りがいがあります!」
「あ~うん。それは良かった」
ミコトは苦笑いを浮かべてそう返した。やっぱり文のノリが苦手なようね。
「と、そうだ!次は霊夢さんと一緒に取りましょう!」
「わ、私も?」
「ええ!ささ、どうぞ霊夢さん!」
・・・・・ミコトと写真か。
「それじゃあ・・・・」
私はミコトの隣に立った。
「霊夢さんもっとミコトさんによってください!というか腕組んじゃってください!」
「文、霊夢にそんな無茶を「わかったわ」霊夢!?」
私は文の言うとおりミコトと腕を組んだ。
パシャッ!
「はい、いただきました!」
ミコトが驚いているスキに文は写真を撮った。
「・・・・・文。頼むからその写真は新聞には載せるなよ?」
「え?なんでですか?こんなにいい写真なんだから載せましょうよ」
「ダメだ。あらぬ誤解を与えるだろ」
私としては大歓迎なんだけどね。
「う~ん、仕方ないですね。わかりました、新聞には載せません」
「絶対に載せるなよ」
「わかってますって!信用してくださいよ!」
正直あんまり信用できないわね。あの文だもの。
「さて、それでは私はこれで失礼します。帰って今回の取材内容を記事にしなければなりませんので。それではミコトさん、霊夢さんさようなら」
文は羽を出して帰ろうとした。
「待ちなさい」
「あや?なんですか霊夢さん?」
「・・・・・さっきの写真現像したら私に頂戴」
私は文に近づいてミコトに聞こえないように耳打ちした。
「もちろんですよ。その代わり、ちゃんと私の新聞読んでくださいよ?」
「わかったわ」
「それでは今度こそ失礼します!」
そう言って文はものすごい速さで飛んでいった。流石は自称幻想郷最速ね。
「霊夢。最後に文になんて言ったんだ?」
「なんでもないわよ。ミコトは気にしなくていいわ」
「そうか。それにしても・・・・・すげえ疲れた」
「ふふ。お疲れ様」
「・・・・・なんか機嫌よさそうだな?俺は疲れたっていうのに」
「気のせいよ」
まあ実際ミコトの写真が手に入るからとか文の取材で私が知らなかったミコトの一面が知れたからとかの理由で機嫌はいいんだけどね。
「・・・・まあいっか。それじゃあ夕飯の準備にしよう」
「そうね」
私達は夕飯を作りに神社の中に入った。
ちなみにミコトの取材内容の載った文々。新聞は過去最高の発行部数、購読者数を叩き出したそうだ。まあ当然の結果ね。
あとがき座談会のコーナー!IN東方!
今回のゲストは伝統の幻想ブン屋こと射命丸文さんです!
「どうも!清く正しい射命丸です!よろしくお願いします!」
はいよろしくお願いします!いや~とうとう文さんを出せましたよ!
「お前早く出したいって言ってたもんな。そんなに好きなのか?」
はい!私の特に好きな東方キャラベスト5に入っていますからね!文さんのことは好きですよ!
「ありがとうございます。ちなみに私のどういったところが好きなんですか?」
なんといってもそのノリですね!二次創作の影響っていうのが大きいですけどそう言ったイケイケなノリが大好きなんです!
「それは嬉しいですね!さて、それでは主さん色々と聞きたいことがあるのですがいいですか?」
はい、何なりと。
「それでは、今回私が登場したということですが私はミコトさんのヒロインになれるんですかね?」
「・・・・・最初に聞くことがそれなのか」
「だって気になりますもん」
お答えしましょう。文さんはミコトさんのヒロインになります。
「おお!そうですか!ですが大丈夫なんですか?ミコトさんは私のことが苦手なようですが」
大丈夫ですよ。本編でもいいましたがあくまで苦手なだけで嫌ってはいませんから。それにミコトさんが文さんに苦手意識を持っているのは実は文さんはミコトさんの・・・・
「混符『アンビバレンス・スプラッシュ』!!」
ぎゃああああああああ!
ピチューン!
ミ、ミコトさん!何をするんですか!(もちろん包帯ぐるぐる巻)
「お前が余計なことを言おうとするから制裁を下しただけだ」
だからって本編でまだ使ってないスペカ使わないでくださいよ!ネタバレですよネタバレ!
「お前がさっき言おうとしたこともネタバレだろうが。本編じゃあまだ一切触れてないんだから」
うっ・・・そ、そうですね。
「あの~、結局ミコトさんが私のことを苦手にしている理由ってなんなんですか?すごく気になるのですが」
それは・・・・・今言うとまたミコトさんにピチュられるんで言えません。いずれわかるのでその時まで待っていてもらえますか?
「わかりました。なら待っていましょう」
ありがとうございます。さて、それでは今回はここで締めますか。それでは・・・・
「「「次回もまたきてください(きてくれ)!!」」」
shin-X- 残り残機
80→76