今回から異変解決のために動き出します!ただ・・・・
「ただなんだ?」
何度も言いますが私は原作未プレイ。なので話はかなりオリジナル色が強くなっています。読者の皆様はそのことをご了承ください」
「・・・・・お前は本当に原作やれよ」
・・・・・時間があんまりないんですよ。
「・・・・・あっそ」
さ、さて!そんなことより本編にいきましょう!
「・・・・では本編どうぞ」
side ミコト
「くしゅっ・・・・・・やっぱり寒いな」
「そうね」
俺と霊夢は雪のなか白玉楼のある冥界に向かっていた。ただ・・・・・
「本当、寒いよな~」
「・・・・・魔理沙。なんであんたまでいるのよ」
なぜか魔理沙も一緒にいる。
「なんだよ?私がいちゃ悪いのか?」
「あんた紫の話聞いてなかったの?今回の異変の現況の幽々子って奴は私かミコトにしか相手にできないのよ。それなのにあんたが来ても意味ないでしょ」
「意味がないとは失礼な奴だな。確かにその幽々子ってやつの相手はできないかもしれないけどそれ以外なら別だぜ。冥界に行くまでの間に邪魔する奴が出ないとは限らないんだからそいつらの相手くらい私がしてやる。ありがたく思え」
魔理沙は胸を張っていった。
「どうせ本音は前みたいに私に美味しいところ持って行かれたくないからでしょ?」
「まあそれもあるな」
「全くあんたは・・・・・ミコトからもなんとか言いなさいよ」
「なんとか言えと言われてもな・・・・・別に俺は構わないぞ?確かに幽々子の相手は俺か霊夢が相手にすることになるだろうけど魔理沙の言うとおり邪魔してくる奴らがいるかもしれない。そういう奴の相手を俺と霊夢だけでしてると消耗していざ幽々子の相手をすると気に力を発揮できなくなってら困るし、魔理沙がいてくれたら俺としても霊夢としても助かるんじゃないか?」
「さすがはミコト、わかってるぜ!」
「・・・・・はぁ、しょうがないわね。わかったわよ好きにしなさい」
霊夢は俺の言うことに納得して魔理沙がついてくることを許可した。
「ただし、何度も言うけどその幽々子って奴は私かミコトが倒すわ。その時はおとなしくしてなさい。わかったわね」
「ああ!わかってるぜ!」
「・・・・・本当にわかってるのかしら」
「はは、頼りにしてるぞ魔理沙?」
「おう!任せとけ」
魔理沙は力強く返事を返した。頼もしい限りだな。
「さて、それじゃあ魔理沙、早速だが・・・・・相手が来たみたいだぞ?」
「え?」
「喰らえ~!」
突然声が聞こえてきて、声のする方から弾幕が降り注いできた。
「「なっ!?」」
霊夢と魔理沙は突然のことに驚きながらも弾幕を躱す。もちろん俺もだ。そこまで規模が大きいわけではなかったので容易に躱せた。
「誰だぜいきなり!」
そう言って魔理沙は弾幕がきた方を見た。そこにいたのは・・・・・
「ふふん、今のを交わすなんて結構やるじゃん!まあ私ほどじゃないけどね!」
チルノだった。
「ん?お前どっかで見たことあるような・・・・・」
「そういえばそうね。どこでだったかしら?」
霊夢と魔理沙はチルノを見て首をかしげた。どうやらちゃんと覚えていないらしい。
「異変を解決するために紅魔館に紅魔館に行った時だろう?忘れたのか?」
「「紅魔館に・・・・・あっ」」
どうやら二人共思い出したようだな。
「そうか。あの時の雑魚妖精か」
「あたいは雑魚じゃない!最強なんだ!」
チルノは魔理沙の雑魚という言葉に反応して怒った。
「あ~はいはい。それじゃあ即効で終わらせてやるからかかってこい」
魔理沙はわかりやすくチルノを挑発した。
「む~だったら望み通り終わらせてやる!氷符「アイシクルフォール」!!」
チルノはスペルカードを発動した・・・・・・・前回俺達に使ったものと全く同じスペルカードを。
「・・・・・・お前、馬鹿だろ?」
魔理沙は呆れたように言った。
「馬鹿じゃない!最強だ!」
「いやだって・・・・・このスペカは前にも使っただろ?対処法ももうわかってるし」
そう言いながら魔理沙はチルノの目の前に移動した・・・・・このスペカにおいて絶対の安全領域に。
「あ、あれ?なんで当たらないの?」
「いやだからこんなの当たるわけないだろ。とりあえず吹っ飛んどけ。恋符「マスタースパーク」!!」
「きゃああああああ!!」
マスタースパークをモロにくらったチルノは吹っ飛んでいった・・・・・・前と全く同じように。これってデジャビュ?
「・・・・・あいつ、全く学習してなかったな」
「・・・・・そうね。さて、それじゃあ先に進みましょ」
「そうだな。行こうぜ霊夢、ミコト」
「・・・・・いや、どうやらまだお客さんがいるみたいだ」
そう言って俺は命の気配がする方向を見た。そこには・・・・白と青の服に白い髪を持つ少女がいた。彼女の周りには雪が激しく渦を巻いている。
「あんた何?」
「・・・・私はレティ、レティ・ホワイトロック。冬の妖怪よ」
少女・・・・レティが答えた。ただその声にはいくらかの怒気が込められているように思われた。
「そう。それで?一体何のようかしら?」
「・・・・・よくもチルノをやってくれたわね」
レティはさらに怒りを強めて言ってきた。
「・・・・・チルノはお前の友達なのか?」
「ええそうよ。だから・・・・私はチルノを吹き飛ばしたあなた達を許さない!冬符「フラワーウィザラウェイ」!」
レティはスペルカードを発動して弾幕を放ってきた。俺達はそれを躱す。というかあなた達って・・・・やったのは魔理沙なんがだ。まあレティにとっては一緒にいた俺たちも同罪なんだろうが。
「仕方がない。俺が相手をする。二人は下がっててくれ」
俺は霊夢と魔理沙に下がるように言った。
「・・・・いえ、ここは私がやるわ」
「霊夢?」
だが霊夢は自分がやると言ってきた。なぜかその目には強い意志が宿っている。
「・・・・・わかった。それじゃあ頼む」
「ええ。レティって言ったわね。私が相手よ」
「ならあなたから倒させてもらうわ!寒符「リンガリングコールド」!!」
レティは別のスペカを発動した。弾幕が霊夢に襲い掛かる。
「甘いわよ」
だが霊夢はその弾幕を軽々と回避する。
「霊符「夢想封印・集」」
霊夢はスペルカードを発動する。それによって放たれる弾幕がレティの弾幕とぶつかり合い相殺していく。
「そんな!」
レティが放った弾幕を全て打ち消し、そのままの勢いで弾幕がレティに襲い掛かる。
「っ!!」
レティは自分に迫る弾幕を身目にして思わず目を閉じた。だが・・・・
「・・・・・」
フッ
レティに当たる直前で霊夢の弾幕は消えた。
「・・・・・勝負ありね。私の勝ちよ」
「・・・・どういうつもり?なんで止めを刺さないの?」
レティは何故止めを刺さないのか霊夢に訪ねた。
「・・・・・ごめん」
「え?」
「私の仲間があんたの友達を吹き飛ばしちゃって。本当にごめん」
霊夢はレティに謝った。
「れ、霊夢が謝った?」
魔理沙は霊夢の行動に驚いている。まあ無理もない。正直に言ってしまうと霊夢がそんなことするなんて思えないからな。まだ付き合いの短い俺でさえそう思ったのだから魔理沙は俺よりも驚いているだろう。
「ただ私たちも目的があって行動している。そしてチルノは私達の邪魔をしようとした。だから私達はチルノを倒したの。それはわかって頂戴」
「・・・・・・・」
霊夢に返事を返さずにレティはチルノが吹き飛んでいった方に飛んでいった。チルノを探しに行ったのだろう。
「・・・・・行きましょ、ミコト、魔理沙・・・・・って二人共どうしたのよ?そんな変な顔して」
レティが飛び去って行った後、こちらに振り返った霊夢がそう言った。
「い、いや、なんというか・・・・・意外でな」
「意外?何がよ」
「霊夢が謝ったことに対してだぜ。霊夢があんな風に謝るなんて絶対にありえないからな。しかも霊夢がチルノ吹き飛ばしたわけでもないのに」
魔理沙、流石に言いすぎじゃないか?・・・・・・まあ俺も少しそう思ったけど。
「あんた私のことなんて思ってるのよ?・・・・・まあ確かに以前までの私なら謝るなんてことしなかったでしょうけどね。でも・・・・・」
「でもなんだ?」
「・・・・・私もわかるから。大切な人が傷つけられて怒る気持ちはわかる」
霊夢は俺の方をまっすぐ見つめていった。
(霊夢・・・・・お前)
おそらく霊夢がそう思うようになったのは俺が原因なのだろう。紅霧異変を解決するために紅魔館に突入したとき、俺はフランとの戦いで命を失いかけた。後になって魔理沙に聞いた話のだが霊夢は俺がやられたとき、怒りに任せてフランに襲い掛かったらしい。
「ほら、無駄話はここまでにしてさっさと行きましょう。とっとと異変を解決して春を取り戻さないといけないんだから」
「・・・・・ああ。そうだな」
俺達は霊夢に並んで再び冥界に向かう。
あの時、俺は霊夢を悲しませてしまった。俺が弱かったから悲しませてしまった。もうあんな風に霊夢を悲しませたくない。霊夢に・・・・怒りに囚われて欲しくない。
俺は何があっても絶対に負けないことを心に誓った。
あとがき座談会のコーナ!IN東方!
今回のゲストは霊夢さんです!
「よろしく・・・・・ってまた私がゲストなの?前回もそうだったじゃない」
まあまあいいじゃないですか。出番が増えるんですから。
「まあそうだけど」
「というか今回のゲストってレティじゃないのか?レティは初登場のキャラだろ?」
ええ。確かに彼女は初登場キャラなんですが・・・・・・はっきり言ってしまうと今後出番があるのかわからないので・・・・・
「・・・・・それでゲストに呼ばなかったのか?」
・・・・・・はい。
「・・・・・・お前、あとでレティのスペカくらって来い。もちろん無抵抗でだ」
・・・・・・・今回は甘んじて受けます。
「はぁ、さて、それじゃあ座談会を進めるか」
「そうね。今回はチルノとレティとの弾幕ごっこの話だけど・・・・・・チルノはともかくレティとのことは原作と随分違わないかしら?確か原作では冬を終わらせないために私達に襲いかかってきたんでしょ?」
「この小説ではチルノがやられた仇討ちのために襲いかかってきたからな。原作とはだいぶ違う」
まあ確かに原作とは大分違いますね。これには大きく二つの理由があります。
「二つの理由?なんだそれは?」
まず第一に何度も言いますが私が原作未プレイだからですね。原作の流れがあんまりわからないのでもういっそオリジナルの展開で進めようかな?と思ってこのような話になりました。
「なるほど。もうひとつの理由は?」
もう一つの理由は霊夢さんの心の変化を表すためです。東方好きの皆さんならわかっているでしょうが原作の霊夢さんでは確実にレティさんに謝ることはせずにレティさんをチルノさん同様に吹っ飛ばしていたでしょう。ただ当小説の霊夢さんは以前目の前でミコトさんが倒されるのを見た為大切な人が傷つけられる悲しさと怒りを理解しています。なので自分と同じような思いをさせたレティさんにもい仕分けなく思って謝ったんです。
「なるほどそういうことか。霊夢は原作よりもそういうところにも気を使うようになったんだな」
ええ。ミコトさんに出会ったことで霊夢さんは原作よりも色々と考えるようになったんです。ただ・・・・・
「ただなによ?」
ミコトさんとの出会いによって霊夢さんは・・・・・・若干ヤンデレへの道を歩んでしまってるんです。
「「・・・・・は?」」
鋭い読者さんなら気がついているかもしれませんが当小説の霊夢さんはミコトさんに依存してしまっている部分があるんですよ。ミコトさんが傷つけば怒り狂い、ミコトさんと一緒にいる時間が減るとミコトさんへ思い馳せる時間が増え、余計にミコトさんに対する思いが深くなる。今の霊夢さんはミコトさん無しでは情緒を不安定になってしまうほどになってしまっているんです。
「・・・・・それって大丈夫なのか?」
・・・・・はっきり言って大丈夫ではありません。このままヤンデレへの道が続いていけばバッドエンドルート③『ヤンデレ霊夢』に突入してしまうでしょうね。
「・・・・・・どうするつもりよ?」
ま、まあそうならないように気を遣うっていう方向性で行こうかと思います。ただ・・・・・今のところ高確率でこのバッドエンドに突入してしまいそうですが。
「・・・・・マジで気をつけろよ?」
・・・・・・はい。さて、ではそろそろ締めましょう。それでは・・・・・
「「「次回もまたきてくれ(きてください)(きなさい)!!」」」