東方~儚き命の理解者~   作:shin-Ex-

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祝!UA300突破&お気にいり件数6件記念!
このような小説を読んで下さり、感謝感激雨あられです!

「随分嬉しそうだな、主」

そりゃ嬉しいっすよミコトさん!私が作った小説を読んでくれるなんて、もう悶絶もんですよ!

「そうか・・・それより主よ、喜ぶ前に読者に言うことがあるだろう?」

どき!

「タグのミスに、設定の編集。挙句書きかけの第1話を間違えて投稿。言うことがあるだろう?」

すんませんっしたー!!(五体倒置で土下座)

「まったく・・・どうしてこうなった?」

はい。今回初めて小説を投稿したということで、調子に乗ってしまいまして。正直舞い上がったゆえのミスです。

「気持ちはわかるが、こんな小説でも読んでくれる人がいるんだぞ。申し訳ないと思わないのか?」

思います!これ以上ないくらい申し訳なく思っています!

「だったら今後気をつけろよ」

はい!気を付けます!ミコト様!

「様付すんな、キモイ」

(´・ω・`)

「さて、それでは本編を始めよう。主」

はい。それでは本編どうぞ。




第1話

side ミコト

 

俺は目の前にある神社を眺めていた。お世辞にも大きいとは言えない神社。しかし、小さいとも言えない神社だ。ただ、参拝客がいないことから、あまり有名の神社ではないのだろうと推測した。

 

(さっきの猫も見失ってしまったし、とりあえず参拝するかな)

 

そう思い、俺は鳥居をくぐり、神社の境内に足を踏み入れた。真ん中は歩かないように、いつか数少ない友人が言っていたことを思い出しながら、境内を歩く。やがて賽銭箱の前に到達する。賽銭を入れようとポケットから財布を取り出す、小銭を取り出そうとするがあることに気づいた。

 

(1円玉しかないな)

 

小銭入れの中には1円玉が3枚しかない。いくらなんでも賽銭に1円玉を使うのは失礼だ。そう思い、札いれを開けてみる。そこにあったのは諭吉が2枚。どう考えても賽銭には多過ぎる金額だ。しかし、今はこれしか手持ちがない。両替使用にも近くに売店らしきものは見当たらない。

 

(仕方がない)

 

俺は2枚の諭吉のうち1枚を手にして、賽銭箱にいれた。その後作法どおり、2礼2拍し、目を閉じ、手を合わせお参りする。といっても、神様に願うことも、願いたいことも俺にはない。強いて願うとしたら。

 

(昔の自分に戻れるきっかけが来ますように)

 

しばらく念じて、目を開け、手を下ろす。そして、また1礼しようとした瞬間。

 

(誰か近づいて来る?)

 

生き物の気配を感じた。少し違和感があるが、この感じからしたら人間だろう。神社の中からこちらに近づいてくる。

 

俺は、生き物の気配に敏感だ。近くに生き物がいれば、たとえ見えていなくてもわかる。だから今も2つ(・・)の生き物の気配を感じている。そして、近づいてきた人間が姿を現した。近づいてきた者の正体は巫女だった。歳は俺よりもいくつか年下であろう。顔は男性受けする可愛いものだと思う。しかし、俺が一番気になったのはその服装だ。紅白の装束を着ているがなぜか腋の布がない。袖はベルトのようなもので固定されており、胸元には黄色いスカーフ。髪には大きめの赤いリボンをつけている。俺の知っている(大して詳しくないが)巫女装束とは明らかに異質なものであった。そんなことを考えていると、紅白巫女は満面の笑みを浮かべ俺に近づいてきた。

 

「あなた!参拝客ね!」

 

紅白巫女はものすごい勢いで俺に顔を近づけてそう言ってきた。

 

「あ、ああ」

 

その勢いに気圧されながらも俺はかろうじて返事を返せた。紅白は賽銭箱を持ち上げて中身を確かめるように振った。

 

(どこにそんな力があんだよ)

 

そう思いながら、俺は見ていた。すると紅白は表情を変えた。

 

「・・・・・・ない」

 

紅白はそう呟き、俺の方を見た。・・・とてつもない怒りの表情をあらわにして。

 

「あなた!賽銭も入れずに参拝するなんてどういうつもり!」

 

どうやら俺が賽銭を入れたことに気づいてないらしい。まあ札だから音がならなかったのだろう。というか。

 

(俺以外に賽銭入れた奴いないのか?)

 

俺以外に入れたものがいるならば音が鳴るはずだ。しかし実際に音はならなかった。つまり俺以外に賽銭を入れたものがいない=参拝客がいないということだ。まさかここまで廃れた神社だとは。

 

「人をぬか喜びさせてそんなに楽しいのかしら?」

 

紅白は怒りで震えながらおれに向かって言う。

 

「落ち着け、お前は誤解している」

 

「言い訳無用!覚悟しなさい!」

 

そう言って紅白は手のひらに光る玉を出してきた。

 

(なんだ、あれ?気○弾?)

 

俺が気になって見ていると、紅白はその玉は俺に向かって放ってきた。玉は俺の頭部に直撃し、体は少し宙に浮き、地面に叩きつけられ、俺は意識を失った。

 

 

 

side 霊夢

 

「まったく・・・」

 

私はいま機嫌が悪い。その原因はそこで寝ている(気絶させた)男(女っぽいけど私の勘がいっているから男だ)にある。こいつはあろうことか賽銭を入れずに参拝したのだ。だから私はこいつに弾幕による天罰を与えた。まあうちの神社には信仰する神様は居ないけど。

 

「しばらくはまた貧乏生活か」

 

これからの生活を考え、思わず落ち込む。喜びがあった分落ち込みは倍増しだ。

 

「あ~あ、お札でも入ってないかしら」

 

そうして、賽銭箱の中を覗いてみる。するとそこには1枚の紙が入っていた。その紙を拾って見てみると、その紙には男性の絵が描かれており、端には10,000という数字が書かれていた。私はこの紙を見たことがある。以前紫に見せてもらった外の世界のお金。それも日本とかいう国で一番価値が高いお札だ。

 

「どうしてここに?」

 

そう口に出したとき、私ははっとした。

 

『落ち着け、お前は誤解している』

 

彼はあのときそう言っていた。つまり彼はきちんとお賽銭を入れて、参拝していたのだ。よく見れば彼の服装は幻想郷では見ないものだ。よってこの外の世界のお金は外来人である彼が入れたもので間違いない。私は恩人に弾幕をぶつけ気絶させてしまったのだ。

 

「どうしよう・・・」

 

今回のことは明らかに話を聞かず気絶させた私に非がある。

 

「とりあえず、中で寝かせるか。」

 

私は彼を連れて神社の中に入って行った。

 

 

 

side ミコト

 

俺は今夢を見ている。なぜ夢だとわかるかと言えば目の前にいるはずのない人物がいるからだ。

 

世界に愛された彼女。あらゆるものに愛された彼女。俺が生涯愛そうと誓った彼女。そして、誰からも愛されなかった俺をただ1人愛してくれた彼女。

 

その彼女が今俺の目の前にいる。俺は嬉しかった。夢とはいえ愛する彼女に会えたから。しかし、同時に悲しかった。自分のせいで死んでしまった彼女を目にして。

 

彼女は2度俺を変えた。1度目は出会った時。誰からも愛されなかった俺の悲しみと苦しみを癒やして、生きることに希望を与えてくれた。2度目は死んだ時。彼女の死が俺の中にあった命に対する思いと愛をなくさせ、生きること、そして世界そのものに絶望させた。

 

(お前はもう、俺を変えてくれないのか?)

 

そう思っていたら、彼女が俺の後ろを指差した。それに従い後ろを向く。そこには何人もの人がいた。そのほとんどが俺の知らない人物だ。ただ見覚えのある人物もいる。例えば、先ほど俺を気絶させた紅白だ。なぜここに彼女がいるのだろうか。そう考えていたら、彼女達の方から光が俺に伸びてきた。その光に包まれた時、俺は眠りから目覚めるのを感じた。

 

 

 

 

 

 

目を覚ました俺の目に最初に映ったものは建物の天井だった。どうやら俺は布団の上で横になっているようだ。

 

「知らない天井だ・・・」

 

ひとまずお約束の言葉を言っておく。次に俺は現状の確認にうつることにした。布団から起き上がり周囲を見渡してみる。一言で言えばありふれた質素な和室だ。開いた襖から外の景色が見える。外の景色から察するにここは神社の中なのだろう。

 

(あいつが運んできたのか?)

 

そう疑問に思っていると、人の近づく気配を感じた。しばらくして、近づいてきた人物が姿を現す。先ほど俺を気絶させた紅白だ。手には濡れたタオルと水の入った桶を持っている。

 

「あら、起きてたのね」

 

「ああ、ついさっき目が覚めた」

 

「そう。気分はどう?ずいぶんうなされてたけど?」

 

「うなされてた?俺がか?」

 

「他に誰がいるのよ」

 

まあ確かに俺しかいないな。タオルと桶は俺のために持ってきてくれたらしい。それにしてもうなされてたってどんな夢を見てたんだろうか?なぜか思い出せない。ただなんとなく嬉しいような悲しいような気がしていた。

 

「ちょっと、大丈夫?」

 

紅白は突然黙り込んだ俺に、心配そうに話かけた。

 

「大丈夫だ。問題ない」

 

また俺はお約束の言葉を返した。

 

「そう。ならいいわ」

 

紅白は俺の言葉を聞くと安心したようにそう返した。どうやらこのお約束の返しは知らないらしい。

 

「その、えっと・・・」

 

紅白は俺の方を向いてなぜか申し訳なさそうにどもっている。

 

「どうした?何か言いたいことでもあるのか」

 

気になった俺は聞いてみた。すると

 

「さっきは、ごめん」

 

紅白は小さな声でそう言った。恐らく俺を気絶させたことを言っているのだろう。

 

「別に、気にする必要はない」

 

「でも!」

 

「謝ったってことは誤解だって気づいたんだろう?だったら俺はもう何も言ないし気にしていない。むしろあんな紛らわしいことをした俺にも非がある」

 

「そんなこと」

 

「本人がいいと言っているんだからもういいだろ。この話はもうおしまいだ」

 

実際俺は気にしていないし、怒ってもいない。何より、正直この話は早く終わらせたかった。

 

「そう。わかったわ。もう謝らない」

 

「それでいい」

 

こうして、この件は幕を閉じた。

 

「そういえばまだ自己紹介してなかったわね。私は博麗霊夢。

この博麗神社の巫女よ。あなたは?」

 

「俺は一夢命だ。一夢と呼ばれるのは慣れていないからできればミコトって呼んでくれ」

 

「わかったわ。よろしく、ミコト。私も霊夢って呼んでくれていいわ」

 

「わかった。よろしく霊夢」

 

これが、俺がかつての俺に戻るきっかけを与えてくれた、楽園の素敵な巫女、霊夢との出会いである。




あとがき座談会のコーナー!ということで座談会をしたいと思います。ゲストは本小説の主役。

「ミコトだ」

そしてもう1人、この小説のメインヒロイン。

「霊夢よ」

さて、第1話が終わったわけですが、感想はどうですか?

「まさかいきなり気絶させられるとは思わなかった」

「まさかいきなり気絶させることになるとは思わなかったわ」

さすがメインカップル。息ぴったりですね。

「メインカップルって・・・まだフラグは立ってないだろう」

「というより、どうして私がメインヒロインなの?」

それはもちろん、霊夢さんが東方の主役だからですよ!

「・・・本当にそれだけか?」

正直巫女さんが大好きです!

「「この変態!」」

変態で結構!男とは皆変態という名の紳士だ!それにミコトさんだってお好きでしょう?

「・・・ノーコメントで」

うんうん。気持ちはわかりますよ~。

(大丈夫かしら?この小説)

「そんなことより主、いろいろ聞きたいことがあるんだが」

はい。何ですか?

「俺の性格、設定と比べて矛盾しているところないか?」

「あっ、それ私も思った」

ああ、それですね、実はそれわざとやってるんですよ。

「わざと?ミスじゃないのか」

はい。私の考えでは人って皆矛盾した性格の持ち主だと思うんですよ。だからあえて設定ではその矛盾を目立たせているんです。まあ基本的な性格は設定で書いたとおりなんですけどね。

「へぇ、そうなんだ。私も聞きたいことがあるんだけどいい?」

何ですか?私の3サイズですか?

「そんなの聞いてどうすんのよ!私が知りたいのはミコトが愛したっていう女のことよ!」

おやおや~( ̄∀ ̄)嫉妬ですか?

「違うわよ///!ただ単に気になっただけよ。名前も出てきてないし」

はいはい。そういうことにしときますよ( ̄▽ ̄)

「霊符「夢想・・・」

ワー!?冗談です!答えますんで勘弁してください!

「なら早く言いなさい」

はい。ぶっちゃけると名前を伏せる理由はないんですよね。ただそうした方が話を引っ張りやすいんですよ。特に意外な人物というわけでもありませんし。もし感想で名前を教えて欲しいと言っていただ教えますよ。

「ふーん。そうなの」

そうなんです。他に聞きたいこととかあります。

「いろいろあるけど今回はあと一つにしとく。なんでハーレムなんだ?」

ぴく!

おや~( ̄∀ ̄)やっぱり霊夢さん気になります?

「神技「八方龍殺・・・」

心の底からごめんなさい(DOGEZA!発動!)

え~、ハーレムの理由ですが、まず単純に私が東方キャラが好きだからですね。だから彼女たちにも見せ場を作りたんですよ。もう1つ、ミコトさんには愛されて欲しいんですよね~。自分で作ったキャラとはいえ、あの設定には思うことがあるので、愛されて幸せになって欲しいんですよ。

「そう・・・ところで、誰がミコトの相手になるの?」

あんまり言い過ぎると楽しみがなくなるんで2人だけ教えます。魔理沙さん、藍さんはヒロイン決定です。

「どうしてその2人なの?」

魔理沙さんは持ち前の明るさでミコトさんを支えてくれそうですし、藍さんは設定上ミコトさんと気が合いそうだからですね。でも安心してください。あくまで、メインヒロインは霊夢さんですので。

「べ、別に不安になんてなってないわよ///!」

「なあ、少しいいか?」

はいはい、何ですか?

「とりあえず2人って言ってたけど、一体何人のハーレムなんだ?」

それは後のお・た・の・し・み♪

「混符「黒と白の・・・」

わ~!!ちょっと待ってください!それいま使えないやつでしょ!

「お前がキモいこと言うからだろうが」

どんな時も遊び心を忘れないのが私です(キリッ)

「ハア・・・もういい」

それでは長くなってしまったのでここらで締めます。

それではこれからも東方~儚き命の理解者~を

「「「よろしくお願いします!」」」

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