東方~儚き命の理解者~   作:shin-Ex-

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第69話!

今回は竜希さん対空さんの戦いです!

「竜希の戦いのたびに思うのだが・・・・・お前の強さ異常すぎるだろ?」

「あはは~。まあね~」

それでは本編・・・・と、その前に皆さんに言っておくことがあります。今後竜希さんの剣術「飛天御剣流」の剣技を出すときは飛天「技名」という形で出します。理由はこっちの方がスペカっぽいからです。

「それじゃあ説明も終わったことだし」

「本編どうぞ~!」


第69話

side ミコト

 

ガキンガキンガキン!

 

向日葵畑に鳴り響く剣戟。その発生源は俺たちの目の前にいる竜希と空だ。

 

現状は空が繰り出す剣技を竜希が刀を使って捌いている。

 

竜希は・・・・・・自分からは斬りかかっていなかった。

 

「・・・・へぇ。彼結構やるわね」

 

「ですね。空さんは剣士としてかなりの実力者。その空さんの剣をあそこまで的確に捌いているんですから」

 

俺の隣で戦いを眺める幽香と文がそう呟いた。

 

「でも・・・・・結果は見えているわね」

 

「・・・・どういう意味だ幽香?」

 

「どうもこうもないわ。彼は空の斬撃を防ぐので精一杯。対する空は・・・・まだ本気を出していない。彼も中々強いようだけれど勝ち目はないわ」

 

・・・・・中々強いか。

 

「・・・・・それは「違います」妖夢?」

 

「幽香さんは竜希さんのことを中々強いと言いましたがそれは違います。彼は・・・・竜希さんは『最強』です。故に竜希さんに勝てるものなどいません」

 

妖夢は静かに、だが力強い口調で言った。

 

「『最強』?竜希さんがですか?私にはとてもそんな風には見えませんが」

 

「全くだわ。彼からは『最強』に値するほどの覇気を全く感じないもの」

 

二人は妖夢の言っていることが信じられないようだ。

 

「・・・・いいや。妖夢の言うとおりだよ。竜希は『最強』だ」

 

「ミコト」

 

「さっき幽香は言っていたな。空は本気を出していないと。だが・・・・・・竜希もだよ。それどころかあいつはまだ戦ってすらいない」

 

「?戦ってすらいない?どういうこと?」

 

「あいつは・・・・・竜希は・・・・・ただ確かめているだけだ。空の実力の底を。そしてそれももうすぐ終わる」

 

「「・・・・・・」」

 

「信じられないのなら見ていればいい。すぐに・・・・・知ることになるだろうからな」

 

俺は目の前の戦いに視線を戻した。そしてそれに伴い3人も目の前の戦いに意識を集中させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 空

 

「剣技「閃空裂破」!!」

 

「あま~いあま~い!」

 

「クッ!」

 

竜希はまたしても私の繰り出す剣技を的確にさばいた。

 

(コイツ・・・・・何なんだ一体?)

 

私は焦りを感じていた。私は今まで数え切れないほどの数の剣士と戦ってきた。だから刃を交えればそいつがどれぐらいの実力なのか、どんな思いで剣を振るっているのかを大体把握することができる。それなのに・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

わからない

 

竜希のことがなにもわからない。

 

強さも

 

思いも

 

意志も

 

竜希の件からは何も感じない。

 

まるで・・・・・・意図的に隠されているかのように。

 

「どうしたの空ちゃ~ん?随分と険しい表情しちゃってるみたいだけど?」

 

「うるさい!剣技「崩龍斬光剣」!!」

 

スペカを発動して連続で切りつける。だが・・・・

 

キンキンキン!

 

「ッ!!」

 

その全てがいとも容易く防がれてしまった。

 

「いい動きしてるね~。まさに実戦特化の剣って感じだ。何よりも()()()()()()()をきちんと理解している。剣士としての実力はかなり高いよ。それこそ俺が今までに戦ってきたどの剣士よりも圧倒的に強い」

 

竜希はヘラヘラとした笑みを浮かべてそう言ってきた。その表情からは余裕を感じる。

 

「・・・・・そんなヘラついた表情で言われても嬉しくねえな」

 

「アハハ!それはごめんね~。でも嘘はついてないよ。本当にそう思ったんだから~♪・・・・・・でも・・・・・・まあ、うん。そうだね~」

 

「・・・・・なんだよ?」

 

「・・・・・・はっきりと言わせてもらうよ。君じゃあ俺には勝てない。今も・・・・・・これから先も永遠にね」

 

「なんだと!!」

 

「気を悪くしちゃったかな?ごめんね。でも・・・・・・事実だから」

 

苦笑いを浮かべて竜希は言う。そんな竜希に私はただただ腹が立った。

 

「なんで・・・・・なんでそんなこと言い切れるんだよ!何を根拠に言ってんだ!」

 

「・・・・・・根拠ならあるよ。君が俺に永遠に勝てない根拠、それは・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君の初撃を防いだからだよ」

 

・・・・は?

 

「私の初撃を・・・・・防いだから?」

 

「そ。それが根拠だよ~」

 

初撃を防いだのが根拠って・・・・

 

「・・・・・ふ、ふふふふ。アッハハハハハ!なにそれ!それが根拠?まさか竜希、あの初撃は本気で斬りかかったものだとでも思っているのか?全くもって見当違いだよ!あれは・・・・・いや、私はこの戦いで本気なんて微塵も出してない!今までのはただのウォーミングアップだ」

 

「・・・・・へえ。そうなんだ」

 

「ああ。だがまあ・・・・・そんなにお望みとあらば・・・・・見せてやるよ私の本気を!後悔するなよ!」

 

私は刀を鞘に収めた。そして抜刀術の構えを取る。

 

「いくぞ・・・・・・奥義「居合い・絶」!!」

 

私は最高速の抜刀術を放った。高速で繰り出される斬撃が竜希を捉える・・・・・

 

ガキン!

 

・・・・・ことはなかった。

 

「なっ!?」

 

私の奥義は・・・・・竜希の持つ刀によって阻まれてしまった。しかも竜希は微動だにしていない。

 

「それが空の本気か?なら・・・・・・次は俺の番だ」

 

「ッ!?」

 

そう言った竜希の声は先程までのヘラヘラとしたものとは全く違う。

 

重く

 

鋭く

 

張り詰めたものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 妖夢

 

「そんな・・・・・本気の空の奥義を・・・・・あんなに容易く」

 

「それに・・・・・なんですかあれは?なんて重い覇気・・・・・・・彼は・・・・本当に竜希さんなんですか?」

 

二人は今の竜希の雰囲気を見て表情を驚愕に染めている。先程までとは雰囲気がガラリと変わった竜希さんに、そして竜希さんの覇気に気圧されているのだろう。

 

「・・・・確かに今空さんが放った抜刀はとてつもなく早いです。威力も相当なものでしょう。ですが・・・・・・・竜希さんの抜刀術はあんなものではありません。あれを遥かに超えるものでした」

 

「空の奥義を超えるほどの抜刀術を?竜希は・・・・・そこまでの剣士なの?」

 

「ああ。言っただろう?竜希は最強だと。そしてこの勝負は・・・・・もうすぐ終わる。竜希の勝ちでな」

 

ミコトさんが幽香さんの問いかけに応えた。

 

空さんは決して弱くはない。いや、むしろとてつもなく強い方です。今の私では手も足も出ずに敗北を喫していたでしょう。先ほどの抜刀術も私では防ぎきることはできない。だが竜希はいとも容易く防ぎきってみせた。

 

(竜希さん、あなたは・・・・・・私が思うよりも遥かに『最強』なのですね。でも・・・・・・私は・・・・・・・必ずあなたを超えてみせる)

 

私は竜希さんの強さを再認識しつつも、それを必ず超えてみせると心に強く誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 空

 

「覚悟しろよ。この勝負・・・・・ここで終わらせてもらう」

 

「グ・・・・ウ・・・・」

 

なんて覇気だ。さっきまでとは全然違う。剣を交えていないのにはっきりと感じる。竜希の力を強さを。

 

わかってしまう。認めたくないけど・・・・悔しいけど・・・・・竜希は私よりも遥かに・・・・・

 

でも・・・・それでも私は・・・・・負けたくない!

 

「・・・・・来い」

 

私は刀を構え直した。これから来るであろう竜希の斬撃を防ぐために。

 

「・・・・・・覚悟を秘めたいい目をしているな。だが・・・・・・その覚悟は無意味だよ」

 

バッ!

 

竜希はものすごいスピードでこちらに迫ってきた。

 

(来る!)

 

私はこれから来るであろう斬撃に備えて身構える。

 

ビュッ!

 

ある程度近づいてきた竜希は飛び上がり刀を振り上げた。

 

「飛天「龍槌閃」」

 

そして私に向かってその剣を振りかざす。私はそれを防ごうと頭上に刀を構えようとするが・・・・

 

ギロッ!

 

(!?うご・・・・けない?)

 

竜希の鋭い眼光に睨まれ、身動きがとれなくなってしまった。そして刀は振り下ろされ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ザンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の立つ位置からほんの僅か横にそれた場所に斬撃が繰り出された。斬撃を受けた大地は深く抉られている。

 

竜希は・・・・・わざと私から斬撃を外していた。

 

「あ・・・・・ああ・・・」

 

「・・・・・俺の勝ちだな。雲上空」

 

竜希は刀を鞘に収めながらそう言った。

 

「ふ・・・・ふざけ・・・・」

 

ふざけるなと言おうと思った。こんなのが決着だなんて認められない。でも・・・・・・うまく声が出なかった。

 

「・・・・・・いいや、これで決着だよ。君はもう・・・・・・俺に剣を向けることはできない。二つの意味でな」

 

「二つの・・・・意味?」

 

「・・・・・お前の持ってる刀見てみろよ」

 

言われるがままに私は刀を見た。

 

「!?これは・・・・・」

 

私の刀は・・・・・・刀身が半分になっていた。周囲を見渡すと折れた刀の残骸が地面に突き刺さっているのを見つけた。

 

「いつの・・・・間に?」

 

「お前の抜刀を防いだ時だよ。あの時からそいつはもう折れていた。そんな刀じゃあ・・・もう戦えないだろう?」

 

「クッ・・・・」

 

「それに何より・・・・・お前自身がもう俺に対する戦意を失っている」

 

「そんなこと・・・」

 

「ないと言えるか?」

 

「・・・・・・・」

 

・・・・・反論できなかった。事実私はもう・・・・・・・竜希と戦う気にはなれなかった。竜希と・・・・・・戦いたいとは思えなくなった。

 

「そんな状態でさっきまでと同じように剣を振るうなんて不可能だよ。それはお前自身よくわかっているだろう?だからこの勝負は・・・・・・俺の勝ちだ」

 

・・・・・私は紫黑竜希という圧倒的な・・・・・・『最強』の剣士に敗北を喫した。

 

 

 

 

 

 




あとがき座談会のコーナー!IN東方!

今回のゲストも雲上空さんです!

「よろしくな~」

はいよろしくお願いします!さてそれではいってみましょう!

「今回は竜希と空の戦いであったわけだが・・・・」

「・・・・おい、竜希。お前一体どれだけ強んだよ?私がても足も出ないってありえないんだが」

「あはは~。まあ俺は最強だからね~。それはしょうがないよ~」

にしたってあれは・・・・・・本当にあなたはバランスブレイカーですね。空さんは幻想郷でも上位に組み込むレベルの強さなのに。

「というか上位って言うけど具体的にはどれぐらいなんだよ?私としてはかなり気になるんだが」

そうですね。でしたらこの辺で今まで出てきたキャラを強い順でトップ10を発表します。それである程度わかると思いますので。あ、ちなみにこのトップ10は私が考える現状のものですので読者の皆さんのものとは違うかもなのでそこはご了承ください。

1.竜希(圧倒的)
2.永琳
3.紫
4.美鈴(接近戦は竜希に次ぐ)
5.霊夢(夢想天生あるから)
6.空
7.幽香
8.ミコト
9.幽々子
10.フラン

とまあこんな感じですね。

「なるほど。私はトップ10に入るぐらいには強いんだな」

そうですね。私の中ではこうなってます。ただはっきり言ってしまいますと5位以下は団子状態なので殆ど差はないですね。その時の調子や戦い方次第では変動しますし何より相性はあまり考慮されていませんから。これが絶対というわけではありません。

「まあそれは言えるな。俺の場合命がないやつとは相性悪いし」

「俺も戦いにくい相手はいるしね~」

(((・・・・・それでもコイツは勝てるんだろうけどな)))

「というよりさ・・・・・さっき主は5位以下は団子状態って言ってたよな?」

「はい、言いましたよ空さん」

「・・・・・美鈴が4位ってどんだけだよ?館の主よりも圧倒的に強いじゃねえか」

まあそれは・・・・・私の中では美鈴さんはチートな強さを持っている設定なので。

「・・・・・そうか。まあいいけどさ」

さて、それではこれげ締めますか。

「なんか本編の話全然してないような・・・・」

それは・・・・・・ネタが思いつかなくて。

「・・・・・まあいいや。とっとと締めろよ」

はい。それでは・・・・・



「「「「次回もまたきてくれ(きてね~)(こいよ~)(きてください)!!」」」」
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