「どうした主。急に改まって」
はい。私はずっと考えていました。考えて考えて考え抜きました。そして決めたのです。
もう一本なんの小説を書くのかを!
「は?何言ってんだお前?なんの小説書くか決めるためにアンケートをとっていたんだろ?」
はい。それはそうなんですが先日改めて各話のレジュメを見直してみたんです。すると・・・いくつかの作品で重大な欠点があることがわかりました。
「重大な欠点?」
はい、ほとんどの作品で5話もいかないほど話の内容が思い付いていなかったのです。
「どんな見切り発車しようとしてたんだお前は・・・」
はい・・・。誠に申しわけありません。そこでで私はその中でも構想が定まっている作品を書く事にしました。その題材は・・・
『バカとテストと召喚獣』
です!
「バカテスか。確か東方の設定なしで東方のキャラだけ出すんだったな。」
はい。メインはオリ主と咲夜のカップリングでほかは明久×妹紅、雄二×翔子、ムッツリーニ×愛子、秀吉×輝夜と予定しております。バカテスと東方のクロスはいくつか見たことがあり、どれも素晴らしい作品であるためハードルは高いですが、なんとか食らいついていこうと思います。
「そうか。それで?タイトルは?」
はい。タイトルはズバリ
『バカとテストと召喚獣~響き渡るバカ達の絆~』
です!
「そうか。まあ頑張れ。更新はどうすんだ?」
基本的にはこの小説と交互に更新するつもりです。その為、今後この作品の更新頻度が下がってしまいますため、読者の皆様には大変申し訳ない思いです。可能な限り頑張りますのでどうか応援してくださったら幸いです。プロローグと設定はできれば今日中にあげたいと思います。バカテスを知らない人でもできるだけわかりやすく書くつもりなのでどうか見てくれると助かります。
「皆、こんな主だが応援してやってくれ」
それではそろそろ本編に行きます。
「「第4話どうぞお楽しみください!」」
side ミコト
「お祝いをしましょう」
突然紫はそんなことを言い出した。
「お祝い?何のだ?」
「決まってるじゃない。あなたの歓迎会よ。幻想郷に新しい住人が増えるんだからお祝いしなきゃ」
俺のお祝いか。歓迎されるなんていつぶりだろうか?
「お祝いってなにするのよ」
「食事会よ。本当は宴会がいいんだけど今からじゃあ他のひとを呼ぶのは難しいから私達だけでやりましょ」
「別にやるのは構わないけど(むしろ大賛成だけど)家にはお祝いするほどの食べ物の無いわよ?」
「それは大丈夫。私の家から持ってくるわ。少し待ってなさい」
そう言うやいなや紫はスキマを開いて入って行った。というより、
(俺の意志は無視なのか?)
紫の奴、俺の意志聞かずに行きやがった。
「楽しみね。ミコト」
(まあいいか。霊夢もこう言ってるし)
俺達は食べ物を取りに行った紫の帰りを待った。
~少年少女待機中~
しばらくして、霊夢と他愛のない話をしていると紫が帰ってきた。その傍らにはふたりの女性がいる。
ひとりは金髪でスタイルがよく白と青の衣装で札の付いた帽子をかぶっている。なにより特徴てきなのは髪と同じ色をした尻尾だ。しかも9本もある。
もうひとりは見た目は小学生ぐらいの少女。茶髪で赤と白の衣装を着ていて緑色の帽子をかぶっているし。ただ帽子の隙間から黒い恐らく猫のものであろう耳がはみ出ており、黒い尻尾が二本生えている。
「随分早かったわね」
「もう少しゆっくりの方が良かったかしら?」
「っ////なに馬鹿なこと言ってるのよ!」
「ふふ♪」
「なあ紫。彼女達は?」
「私の式とその式の式よ」
「紫様から話は聞いています。私は八雲藍。紫様の式です。ほら、橙も挨拶しな」
「はい!藍様!藍様の式の橙です。よろしくお願いします!」
「ああ。こちらこそよろしく。聞いてるかもしれないけど俺も名乗っておく。俺は一夢命。ミコトと呼んでくれ」
「せっかくだからふたりも歓迎会に参加させようと思うのだけれどいいかしら?」
「ああ。構わない」
「ありがとう。それじゃあ藍、食事の用意お願いね」
「わかりました」
「俺も手伝う」
「ミコトは今回の主役なんだから、そんなことしなくていいんじゃない?」
「いや、俺のために開いてくれたからこそ俺も手伝いたいんだよ。これでも料理はできるほうだから迷惑はかけない。ダメか」
「いえ、そう言ってくれてるのに無下にはできないわ。ミコトもお願いね」
「ああ。任せてくれ」
「なら私もお手伝いします!」
「いえ、橙はダメよ。他にやってもらいたいことがあるから」
「橙にやってもらいたいことですか?」
「ええ。橙には探して欲しい猫がいるの」
「!紫・・・」
「探し猫ですか?」
「そうよ。鈴を付けた黒の猫と白の猫を探してきて欲しいの。見つけたら連れてきてくれないかしら?ミコトが探してるの」
「わかりました!友達に聞いてみます!」
「お願いね橙。食事会が始まるまでには帰ってきなさいね」
「はい!」
そう言って橙は凄い勢いで外にでていった。
「どうして橙に探しに行かせたんだ?」
「私の式の橙は化け猫なんだ。だから橙には猫の友達がたくさんいる。猫探しにはうってつけというわけだ」
「そうなのか」
「ああ。さて、私達は食事の用意をしにいこう」
「そうだな」
そうして藍と共に台所に向かう。
「待って。私も手伝「霊夢もダメよ」
霊夢も手伝おうと一緒に来ようとしたが紫は止められた。
「どうしてよ?」
「霊夢には話したいことがあるのよ。だから残りなさい」
「断るわ。私は聞くつもりないし」
「ミコトの話何だけどなあ(ボソッ)」
「聞くわ!」
さっきまでの態度と打って変わって霊夢は話を聞く気になったようだ。紫がボソッと何かを言ったようだがなんて言ったんだ?
「そう言う訳だから食事の用意はふたりでお願いね」
「「わかった(わかりました)」」
そう返事をして俺と藍は食材をもって台所に向かった。
トントントン♪
リズミカルな音を立てて俺は食材を切り分ける。
「手際がいいな」
汁物を作りながら藍が訪ねてきた。
「料理は普段から作っているからな。なれているんだよ。そういう藍も慣れているみたいだな」
「私も長い間作っているからな。慣れているんだ」
「そうか。そういえば、藍ってもしかして九尾の妖狐なのか?」
「ああ、そうだ。知っているのか」
「九尾の妖狐は俺たちの世界でも割と有名だからな」
主に某忍者の漫画の影響でな。それにしても、九尾を式として従えているなんて、紫の力は俺の想像以上なのかもな。結界を作ったと言っていた事から幻想郷を作ったものだということは分かっていたが。紫には下手なことはしない方がよさそうだ。
「紫の式になってどれくらいなんだ?」
「さあな。随分長い間紫様の式だからよく覚えていない」
覚えていないほど紫に式として仕えているのか。
「藍にとって紫はどんな存在だ?」
「そうだな・・・いい加減なところがあるし、仕事を押しつけるし、なに考えてるかわからないし、すぐに寝ようとする。何度あのひとの式を止めたいと思ったことか」
散々ないわれようだった。
「だが、それと同じくらい・・・いや、それ以上にあのひとの式であって良かったと思うことがある。あのひとは私にとって永遠に憧れる、畏敬の念を抱かせる存在だ」
「・・・随分と慕っているんだな」
「ああ。といっても本人の目の前では絶対に言わないがな」
まあ紫のことだから言わなくてもわかっているんだろうけどな。
「橙はどうだ?藍の式何だろ?」
「そうだな・・・橙はまだ私の式になって日が浅いからな。正直まだまだ未熟なところも多い。もっともそれは私の未熟さでもあるがな。だが橙には素質がある。それこそ私をゆうに超えるほどの才能がな。だから橙がどんなふうに成長するのか楽しみだ」
微笑みながらそう言う藍はまるで子供のことを語る親のようであった。
「・・・羨ましいな(ボソッ」
「えっ?」
「いや、なんでもない」
思わず声に出してしまったようだ。ただ小さかったようで藍には聞こえていないみたいだ。俺には藍のように想ってくれる人はいない。いや、かつてはいた。彼女は俺を想ってくれていた。ただ彼女は俺のことを想(・)い(・)すぎた。それゆえに彼女は・・・
そこで俺は考えるのをやめた。
side 藍
『一夢命』
外の世界から来た外来人だ。まあ私にとってはそこまで珍しいものではない。長年紫様に式として仕えてきたからな。紫様はたまに結界を緩め外から人を幻想郷に入れることがあるからな。大半の人は元の世界に帰っていくが希にそのまま幻想郷の住人となる者もいる。彼もそのひとりだろう。特別思うところはなかったし興味もなかった。・・・そうあくまで『なかった』なのだ。あの話のあと一瞬見せたあの表情。悲しみを孕んだ表情。後悔を孕んだ表情。今まで多くの人間を見てきた。だから似たような表情をしたものも見たことがある。だがあくまで似たようなだ。彼は違う。私は彼と同じ表情をしたものを知らない。その表情には私では計り知れない何かがあるように思えた。
(彼は一体?)
年はまだ16~18といったところだろう。少年もいいところだ。そんな少年がなぜあんな表情をする?なぜあんな表情ができる?一体彼に何があった?私はそんなことを思いながら食材を切り分ける。
「っ痛!」
「・・・!藍!」
考えながら包丁を使っていたからだろう。指を切ってしまった。
「大丈夫か?」
「ああ。問題ない」
少し深く切ってしまったが私は妖獣だ。この程度の怪我すぐに治る。そうして調理に戻ろうとすると、彼の手が伸びてきた。彼は怪我した手を取ると。
パクッ
怪我した箇所を口に含んだ。
(っ/////)
私は突然の彼の行動に驚いた。熱い。顔が赤くなるのがわかる。一体ミコトは何をしているんだ!しばらくするとミコトは口をはなした。
「待ってろ。霊夢に包帯かなにかもらってくる」
「ちょ、ちょっと待て!」
「?なんだ?」
「ななな、なぜ、ああ、あんなことを」
「傷は舐めれば早く治ると言うだろう」
「だからって本当にやるやつがあるか!」
「そうか。まあ気にするな」
「気にする!」
「もしかして嫌だったか?だとしたら悪かった。勝手なことをしてしまって」
「い、いや。別に嫌だったわけでは////というか私は妖獣なんだ!この程度の怪我何もしてなくてもすぐに治る」
「そうだったのか。やはり俺が悪かったな。済まない」
「も、もういい。以後気をつけてくれ//」
「わかった。肝に銘じておくよ」
そう言って私と彼は調理の戻った。まったく、何なんだ彼は?見た目の雰囲気からしてもっとクールなものだと思ってたが。全然違うじゃないか。ある意味詐欺だろう。
(・・・まあ悪い気分ではなかったが)
そんなことを考えながら、私は調理を続けた。
この時、私は気づかなかった。
彼が口に含んだ指の怪我が、いつもより早く治っていたことに。
あとがき座談会のコーナー!
本日のゲストは幻想郷最強の妖獣。藍しゃまこと八雲藍さんで~す!
「よろしく頼む」
「というか主、ゲストをしゃま付けするのはどうなんだよ」
いや~だって藍さんの呼称といえばやっぱり藍しゃまじゃあないですか!
「この小説の橙はそんなふうに呼んでないだろ」
ええ呼んでませんよ。・・・今はね。
「藍、こいつボコってもいいぞ」
ちょっ!ミコトさん!?
「橙が私を藍しゃまと・・・」
「待て、藍。この小説のお前は橙中毒じゃないんだぞ。なぜそんなに『悪くないな』みたいな顔をしている」
まあまあ。ここはあとがきなんだからいいじゃないですか。
「はあ、今回も疲れそうだ」
「まあ頑張れ。ミコト」
「ありがと、藍・・・」
さてそれでは今回ミコトさんは藍さんにフラグを立てましたね。
「というか主!なんであんな建て方したんだ!される方の身にもなってみろ!」
いや~、ちゃんと理由があるんですよ。あれはフラグを立てると同時にミコトさんの能力の一端を見せるためにしたことですからね。
「あの怪我が早く治ったってやつか」
「ミコトの能力は治癒なのか?」
いえ、あくまで今回のは能力の一端であって能力そのものではないです。いきものの気配がわかるのも一端ですね。ミコトさんの能力は私の中ではチートだと考えていますから。
「今のところわかってるのはいきものの気配がわかるのと治癒か・・・」
「まだ決定打にはいかないな」
まぁ、そのうちわかりますよ。ところで藍さん。一つお願いがあるのですが・・・
「なんだ?」
尻尾をもふもふさせてください!(DOGEZA!発動)
「「何言ってんだ主!」」
だって、藍さんのファンだったら一度はやってみたいことでしょう!
「まあ気持ちはわからんでもないが・・・」
でしょう!だから藍さんどうかお願いします!
「わ、わかった。少しだけだぞ」
ありがとうございます!では・・・
~主堪能中~
はあ~。癒された~。
「ゆるみまくってるぞ、主」
そりゃあもう、もふもふのふさふさで最高でしたよ~。
「そうか」
「な、なあミコト」
「なんだ?」
「その、ミコトも私のしっぽ・・・
さて!それじゃあそろそろ締めましょう!
「・・・・・」
「主、藍が喋ってる途中だろ」
おっとそれはすみません。藍さん続きをどうぞ。
「もういい!」
な、なぜ藍さんは起こっておられるので?
「さあな」
ま、まあわからないことを考えてもしょうがないので次回予告で締めますか!
ミコトと藍が料理をしているとき、霊夢は紫とミコトについての話をしていた。
紫が語るミコトについて霊夢の反応は?
そしてミコトの歓迎会が始まる。
次回 東方~儚き命の理解者~ 第5話
「「「次回もまた来てくれ(ください)!」」」