SSR   作:真田丸

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近日スタート!・・・・と言っておきながら大変時間が掛かってしまいました。
あんな予告でも見てくれた方には本当に申し訳ありません!
今回はまだプロローグ的なものですがどうぞよろしくお願いします!


メモリー1

10年前、日本に無数のミサイルが飛来した。何者かにより各国の軍事システムがハッキングされたのである。

しかし、突如現れた1機のパワードスーツを着た女性によりミサイルは撃ち落とされた。

この事件は後に[白騎士事件]と呼ばれ世界はパワードスーツ[インフィニット・ストラトス]通称ISとそれを操る事が出来る女性中心の女尊男卑の世界となった。

 

 

 

 

 

 

 

「う・・・う~ん・・」

 

窓から降り注ぐ朝日に照らされたベットの上で1人の少年が目を覚ました。

ベットから起き上がり窓を開けると2月の冷たい空気が部屋の中に入って来た。その寒さに妙な心地よさを感じながら少年は16年間見慣れた街を眺めた。

 

「うん!今日もいい日になりそうだな」

 

 

部屋を出て1階にあるリビングに入ると部屋の片隅にある仏壇の前に座った。仏壇に飾られている男女の写真に手を合わせる。2年前からの少年の毎日の日課である。

 

「お父さん、お母さんお早う」

両親の遺影に挨拶をした後はリビングで朝食を取る。この日は簡単にトーストと目玉焼きに牛乳にした。

何気なくテレビをつけるとニュースキャスターが慌てたように渡された原稿に目を通していた。

 

『たっ!たった今は行ったニュースです!』

いつも冷静にニュースを伝えるキャスターの慌て具合に興味を持った少年はトーストを食べながらニュースに見入った。

『昨日、世界初のIS男性操縦者が発見されたとのことです!それに伴い世界各国で一斉に男性を対象としたIS適性検査が行われるとのことです。テレビをご覧の皆様は最寄りのIS機関にお越しください。』

 

「・・・・え?」

テレビから聞こえた言葉に耳を疑った少年は咥えていたトーストを落としてしまった。

本来ISは女性しか動かす事が出来ずそれにより世界中で女性を敬う風潮になり女尊男卑が広まったのである。そんな中、男性がISを動かしたとなれば世の中がひっくり返る可能性だってある。

 

―もしかしたら自分も―

そんな思いを胸に少年は出かける準備をした。

朝食を早々と食べ、部屋に戻ると寝間着から私服に着替え机の上に置かれた財布と携帯を持った

『昨夜未明、都内で謎の怪物と仮面の人物が戦っているとの目撃情報がっ』

点けっぱなしのテレビが新たに他のニュースを伝えているのに気づきテレビを消た少年は家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

少年が適性検査会場に着くとまだ朝の8時前だというのにすでに長蛇の列が出来ていた。

列に並びながら少年は他の並んでいる人たちを観察した。ある人はもしかしたら自分も動かせるんではないかとソワソワしており、ある者は、自分は動かせて当然だとばかりに自信満々でまたある者は、動かせたらどうしよと不安気味に並んでいた。

 

10数分後会場の入り口が開き次々と中に列が吸い込まれていった。

 

列は長さのわりに次々と進んでいった。しかし、会場から出てくる者たちは殆どがガッカリしたような表情で時折ホッとした表情の者が少年の横を通っていく、どうやら全員適正無しと判断されたようだ。

 

暫くして出番が回って来た少年は部屋の中に通された。中にはIS機関の職員と思われる女性と1機のISが置かれていた。

「はい、次の人ど~ぞ~そこのISに触れてみてくださ~~い・・・サッサとしろよな・・・」

女性はやる気のない声で少年に指示をした。最後の部分は聞こえないように小声で言ったつもりだろうが少年の耳にはしっかりと聞こえていた。しかし、無理もないだろうほとんど結果の見えている検査にもう何時間も付き合わされているのだから。

 

(これを動かせたら俺の人生も少しは変わるかも・・・)

女性のイライラをしりめに少年は緊張で高まる胸の鼓動を必死に抑えながらISに手を伸ばす。

 

そして少年の手がISに触れた瞬間

(っ!?)

少年の頭に電撃の様なものが走った。

脳に直接流れ込むように様々な映像が頭の中に浮かぶ。空手やボクシング剣道・・・様々な武術の達人の人たちが、チームの中心となりチームのピンチを救うスポーツ選手が、ノーベル賞を取った学者たちが、色々な分野におけるエースと呼ばれる人たちの姿が少年の記憶に刻み込まれる。

(何だ・・・これ・・?頭が・・・割れる・・!)

1度に大量の情報が入り込み酷い頭痛が襲い掛かる。

必死に耐えながら流れ来る映像を見続けると無数の映像の一番奥にの映像が目に映った。

それは、赤い仮面の様な顔の戦士だった。戦士は迫り来る怪物たちを次々と倒していくその姿を見て少年は小さく呟いた。

「エース・・・」

 

 

 

 

「そ・・・そんな、まさか・・」

職員の女性の驚愕の声で我に返った少年が女性の方を見ると女性は信じられない物を見たように目を見開き慌てて部屋に設置された電話を何処かに繋げた。

「みっ見つかりました!2人目です!」

その時少年は初めて自分が何か鎧の様なものを纏い僅かに宙に浮いていることに気付いた。

 

「番号001642番!名前は・・・・!」

女性の視線に少年は先程以上に興奮している自我を必死に抑えながら口を開く

「一、秋元一(あきもと はじめ)です。」

 

 

 




遅くなった割りには駄文でしたね。
今後ももう一つの作品とランダムに投稿していくので時間はかかりますがキッチリと完結は目指していくので末永くお願いします。
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