という訳でゲームする暇があるなら小説書けやって誰かに言われた気がするので書きました。
「何故避けなかった?」
はぐれ悪魔が振り下ろした異形の鉤爪はミリスに掠ること無く空を振り切ったままであった。
「だって貴方の眼が綺麗でしたから」
私がそう言ったら驚いた顔をしてそのまま笑っているような泣いているような顔になりました。
「まさかそんな理由とはな。それにお嬢さん。あんたには私がどんなに力を込めて振り下ろしたとしても。髪一つすら傷付けることは叶わんのだろうな」
彼?はそう言って振り下ろしたままの片腕ともう片方を上げ降参のポーズを取ってきました。
「降参だ。私では勝てない。それに三門芝居というのも分かってるみたいだし素の口調で行かれせてもらおう」
まぁ確かに三門芝居でしたよね。途中の下りとかがわかりやすい程素でしたよね。
「まぁ降参するならいいんですけど、とりあえず自己紹介でもしときましょうか?」
「この状況でか?」
「えぇ名前を教えるという事は大事ですよ?」
名前とはその人だけの特別なものだからですね!
「では私からいきますね。私はミリス・ミラルーツ。龍のような人間です」
「そうかミリスと言うのか。良い名前だな。私はバイサー。ただの死にたがりなはぐれ悪魔だよお嬢さん?」
さて自己紹介も済みましたし、まずは何故かここに来たのかを聞かなければ。
「さてバイサーさん。あなたは何故駒王町に来たんですか?」
「それはだなふらっと来たらここだったっていうオチだな」
「えぇーふらっと来たって、バイサーさん貴方に目的とか無いんですか?」
「うん?目的?そんなのは決まっている。死ぬ事。ただそれだけだ」
「死ぬ事ってさっきも言ってましたが何故?」
「うーんあまり話したくないのだがな。こちらの身の上話だし、正直言って胸糞悪い話だぞ?」
「構いません。貴方が街の人と心中するよりはマシです」
「何故それが出てくるのかが不思議でたまらないよ私は」
むぅー何かおかしいこと言いましたかねー?
「それは言いですからお話を!」
「ハッハッハすまないね、どこか娘と話しているような気がしてね少しからかいたくなってしまったよ」
「むっ?バイサーさんに娘さんがいるとは驚きですね。なんかこう独身ですよー的なオーラが出てたんですけど」
「それは酷いなお嬢さん。私とて悪魔になる前には世帯を築いていたんだよ?」
「ふぇ〜そうなんですか?写真とか無いんですか?私気になります」
「あぁあるとも。私にとって最高の宝物だよ。あぁあったあったこれだよ」
そう言っていつの間にか人と同じ様な手で差し出してきた写真を手に取る。
そこには笑顔でVピースを決めている私と同じぐらいな少女と優しそうな笑顔でそれでいて芯はしっかりしてそうな女性と困ったように笑っている男性の姿。
この写真を見て思うことは幸せという事がこちらにまで伝わってくるほど幸せそうな写真だった。
「とても幸せという事が分かる写真ですね」
「あぁ幸せだったよ。今でも鮮明に思い出せる」
「ではこの女性がバイサーさんでこの男性と私と同じぐらいな少女が旦那さんと娘さんですか?」
「あぁこの2人が私の大切な宝物。しかしもう無い」
「それは一体どういう、!」
「察したかお嬢さん?では詳しい話をしようか」
「これは私がはぐれ悪魔になるきっかけのはなしだよ」
ついでにこのバイサーは姿は原作と同じだけど髪がの色だけ白くなりました。
理由は次回