あぁもうどうしようどうしましょうか!?
まさか龍神様が来てるなんて思ってませんでしたよ!多分龍神様のことですからオムライスを食べたいと言うのでしょうね!さぁ作らなければ!
そう思いながらキッチンに行くとエプロン姿の白い髪の女性が何かを作っていた。てかバイサーさんだった。
「あぁすまないねお嬢ちゃん。そこにいる小さい娘がオムライスを作ってと言うものだから勝手ながら作らせてもらってるよ」
「えっ?それは別にいいんですがー」
「ん?何を心配しているんだ?まさか私が料理出来ないとでも思っているのか?」
「いえいえいえいえそんな事は思ってませんよ!いやただビックリしてしまいまして。」
「む?そういうものか?勝手に食材を使ったのは悪いと思っているが、しかし空腹になっている娘を見て見ぬ振りをするのも嫌だからな」
「我、おかわり所望する」
うわぁー無表情だけどメッチャ目がキラキラしてるー
「分かった少し待ってくれ。ふふ楽しいな、家族とのやり取りを思い出すな」
その時のバイサーさんの顔は儚く今にも消えてしまいそうな雰囲気がありました。
ハッ!見とれている場合か私!
「それにしても龍神様が来てるとは思いませんでしたよ?来るなら来るって連絡を入れて欲しいものです 」
「む、それは謝る。悪かった」
「いやまぁいいんですけど、今回もやはり食事に?」
「我ミリスの作る料理好き。だから来た。でも居なかった。ぐすん」
うぅぅ遅くなったのはまさかとある魔術の文庫本の新作が売られてるとは思わないで喜んで買って遅くなったとか言えない。ホントイエナイ
「そしたらバイサーが代わりに作ってくれた。とても美味かった」
やっぱり目がキラキラしてますねー。アレですかね?性別が女の龍は食べることが好きなんでしょうか?確かブリテンの
「姉貴ー私の事忘れてなーいー?」
「あぁ居たんですかジョーちゃん。余りにうるさかったから認識するのをやめてましたよ」
「何それ酷い!アタシが何をしたって言うのよ!この人でなし!」
「ご飯抜き」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいもう言いませんからご飯抜きはぁ!ご飯抜きはぁ!勘弁してください」
何でこのバカドラ娘は自分から墓穴を掘りに行くのでしょう。
「でも言ってしまうのがアタシです!がるる〜」
あーそうですねーとりあえず撫でときましょ可愛いですし。
さて今後の予定も考えながら私も料理を作る手伝いでもしましょうかね。
「あっそういえば龍神様」
「ん?何」
「やっぱりお菓子食べました?」
「……ごちそうさまでした」
ちくしょーやっぱり食べられてました!私のお菓子!