龍に愛された少女   作:腐った饅頭

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そういえば何気にお気に入りに追加している人が300人越えたんだよね
20人や30人で死にかけてたあの時が懐かしいわぁ(顔からエクトプラズム)0(:3 _ )~(°д°)


33話

扉を開け、最初に感じたのは噎せ返る様に濃密な血の臭い。そして女の甲高い笑い声。

 

血の臭いの発生源である血だまりは、壁を沿って流れていてソレを辿ると、今も全身を光の何かで壁に磔にされ血を流し左腕の無いドーナシークのオッサンが姿があった。

向かい側にはそれを笑いながら見ているレイナーレの姿もあった。

 

(クソッタレが……!)

さらに体に力が入る。

 

「アッハッハッハッハッ!!ねぇドーナシーク?あなたが私に勝てるとでも思ってたの?私達の中じゃ一番弱かったのに?」

 

「そうだからと言って、逃げるのは違う話であろうが」

 

「あっそ。私にとってはそんなのどうでもいいし、さっさとトドメとでもいきましょうか」

 

レイナーレはそう言って掌から光の槍の様なものをを作り、それをドーナシークのオッサンに投げた。

 

だけど光の槍がオッサンに刺さることは無かった。何故ならその前に俺が槍をぶん殴って壊したから。

その結果、ちょっと手が痛いけど

 

『馬鹿か貴様?魔力すら纏わせてない拳で殴ればそうなるだろうよ。俺の鱗がなければ貴様の手は無くなっているぞ?』

 

それを言われると何も言えねぇ。

いやだって仕方ないじゃん?勝手に体が動いちゃったんだし。

まっでもあっちも驚いてるみたいだけどな

 

「うそ、?貴方はいち、?いや違うわね。あなた、一体誰なのかしら?」

 

おいおいまだ一ヶ月も経ってねぇーんだけどなー?まさか忘れられてるとは

 

「まさか忘れちゃったのかよ夕麻ちゃん?いやレイナーレって言った方がいいのか?」

 

「あぁー思い出したわ。あなたイッセー君ね?何かしらまた死にに来たのかしら?」

 

「な訳あるかよ。俺はただアーシアを助けに来た。そのついでにお前をぶっ飛ばす。ただそれだけだ」

 

「……この声は、少年……か?」

 

「オッサン!?まだ生きてたのか!?」

 

壁に磔にされているドーナシークのオッサンから話し掛けられたから安心すると共にびっくりした。

 

「勝手に……殺すな少年」

 

「イヤでもアンタ今磔じゃねーか!今のアンタじゃ喋るだけでも辛いだろ!?」

 

「そうだが、すまない。時間を稼ぐと言っておきながらこの体たらくだ」

 

「充分だよオッサン!ミリスさんも呼んだ、あと少しで来るから安心して待ってくれ!」

 

「アーシア……はあの奥の十字架に磔られている」

 

「分かった。必ず助ける」

 

「そうか……では任せる……私は少し…休ませてもらおう」

 

そう言って目を閉じるオッサン。見た感じでは死んでいるように見えるが、まだ生きてる。でもそれ時間の問題。

 

さっさとあの光の槍を脱いて手当てをしねーと。

 

だけどその前にあの女が居るとそれすら出来なさそうだな。

 

「で?面白そうだから待っててあげたけど、アレでおしまい?だとしたらすっごくつまんないだけど、どうしてくれんのよアナタ?」

 

「知るかよそんなこと。今は時間が惜しい。オッサンやアーシアが心配なんだ、さっさと終わらせるぞ」

 

「あ"ぁ?」

 

俺が言った言葉に勘でも触ったのか怒り始めるレイナーレ。

 

「テメェみたいな堕天使よりも下等な人間風情が生意気言ってんじゃないわよ!!」

 

そう言って新たに作り出した光の槍を片手に突っ込んで来るレイナーレ。

 

それを前にしても不思議と冷静にいられた。

 

「リオレウス」

 

『なんだ小僧』

 

「お前の力を貸してくれ」

 

「今俺の前にいる敵を倒す、お前の、龍の力を貸してくれ!!」

 

『なるほどいいだろう小僧ッ!!我が力を貸してやろう!』

 

『夢での訓練を思い出せ小僧!そして見せてみろ!お前の力って奴を!!』

 

「分かったァッ!!」

 

「『今現すはは空の王の翼にして剣』」

 

「『我が敵を切り伏せし炎の大剣』」

 

「『今こそいでよ!』」

 

「『炎剣リオレウス!!』」

 

そして一誠を中心に炎が包み込んだ

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