Rewrite もう一人のリライト能力者 作:yozakura
いつの間にか朝がきていた。いつも通りの何とも言えない睡眠だった。
最近よく寝れねえな。
とりあえず起き上がり洗面所に向かう。顔洗ったりしたら着替えて朝食を済ませ出発だ。
俺は普段から起きるのが遅い為さっさとやらないと時間がなくなる。
「行ってきます」
誰もいない家に呟いて家を出る。因みに今日は時間に余裕があるからゆっくり行ける。
歩いているとやはり緑が目立つ。風祭市は緑化都市として今はなっている。
そういえば今年も収穫祭やるのか。
収穫祭というのは風祭市最大のイベントというか祭りだ。
「おはよう、佑時」
いきなり挨拶をされ振り返ると昨日出会った瑚太郎がいた。
「おはよう」
そんだけを返し再び歩き始める。
歩き始めたはいいが気になることが一つある。
「何でついてくんだ!!」
瑚太郎は笑って答える。
「そりゃ学校こっちだしな」
そ、それもそうか。なら裏道入るか。
裏道に入ろうとすると腕を握られた。
「大通りから行こうぜ」
ニカッと笑い言ってくる。それにしぶしぶ承諾をする。
うぅ、こいつといると調子狂うぜ。
「佑時は超能力って信じるか?」
「あ?そんなもん信じねえ」
本当は信じるもなにもないんだが隠さなきゃならない。
あぁ、そういえばガーディアンの話忘れてたわ。
「そっかぁ、俺は信じたいけどなかっけえし」
かっこいいとかそういう問題なのか。まあどうでもいいけどな。
「じゃあよ、瑚太郎は超能力があったら何したい?」
「それは特にねえや」
考えなしか。まあそういうと思ったけど。
「じゃあ佑時は何したいんだ?」
「俺は、そうだな.....姉さんを救いたいな」
俺の唯一の家族。
「救いたいって病気か何か?」
「ああ、病気で遠いとこに入院してんだ」
違う、本当は超能力のせいでどっかの施設に強制的に預けられたんだ。姉さんの能力は無造作に周りを巻き込むものだから。
「そっか、あ、ごめん」
「いや、気にすんな」
いや、でもそうか。姉さんに会うにはガーディアンに入るのが確率が高いか。姉さんも超能力者だとすると引き込まれてるだろうし。
「........じ、聞いてるか佑時?」
「ん、ああごめん聞いてる」
よし、ガーディアンに入ろう。
「用事思い出したから先行くわ」
俺はそれだけ瑚太郎に言って走り出した。
学校につくとまず西九条を探した。職員室にいなかったので校内を駆け回った。
「こら、廊下は走っちゃダメですよ」
「あ、西九条俺をガーディアンに入れてくれ」
いきなりのことで一瞬西九条は止まったがすぐに言葉を出してきた。
「じゃあ、明日の放課後あなたの家の前に迎えに行かせるから準備しときなさい」
「はい、えと学校は?」
「もちろんこのまま通ってもらうわよ」
ということはガーディアンの訓練地からってことになるのか、遠くなきゃいいけど。
「もちろんかなり距離あるわよ」
笑顔で言うところが性格の悪さが出ているぞ西九条。
「それじゃあ教室に行きなさい」
「あ、はい」
俺はそう返事して教室に行った。
教室では生徒が半分くらいいた。
俺は自分の席に座り読者を開始する。しかしすぐに妨害された。
「おいてめえ、新入生送辞とか読んで調子のってんじゃねえか」
あーあ、まためんどいのに絡まれた。
「何のことでしょうか、僕はいつも僕にできることを精一杯やってるだけですよ」
ニコッとして言う。
これが口からでまかせというやつだ。こう言うと大抵相手は舌打ちして帰っていく。
「ちっ、うぜえ」
それだけ言って帰っていった。
それから授業が始まり放課後になるとすぐ帰った。
読んでくれた方がおりましたら感想などくれるとありがたいです。
続きは気が向いたら書きます。