PERSON of AWAKENINGS〜覚醒者達〜   作:Mr.misto

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時間を操ってくれる便利な娘がきましたね。
まあ、悠介さんがいるからよっぽどの事がないと必要ないですねw
やっぱり全知全能君は最後に持ってくるべきだったw


3人目-早川琴美

いつの時代にも、

 

「こんな事できたらいいな」

 

というような考えを持つ人はたくさんいる。

 

「時間を移動して過去を変えたい」

 

とか、

 

「未来を見てみたい」

 

とか、

 

「瞬間移動をしてみたい」

 

とか。

 

私は、これらの事が出来てしまう。

去年の秋だったかな、あれが起こったのは。

 

その日は仕事がとても忙しく、まさに猫の手でも借りたい気分だった。

 

「早川さん、この資料明日までにまとめてくれる?」

 

そこにはおそらく広辞苑二冊分くらいの高さの資料が積まれていた。

お前ホントに鬼なんだな、部長。

 

「はい、わかりました。やってみます。」

 

あー、しんどい。

帰ってゆっくりコーヒーでも飲んで疲れを取ってから仕事したい。

 

やるかぁ。

資料を確認する。

あ、これ会議ようにしっかりまとめられてるじゃん。

あー、まとめるって物理的なほうねw

ホッチキスでとめろって事だよね?

なら余裕じゃんw

 

そう思ってパソコンに手を伸ばす。

 

「[ゴリテッカー 威力]っと…」

 

あれ?pcぶっ壊れた?

なんかプログラム的なアルファベットと数字が「ダー!」って出てきた。

やばくね?

 

あ、戻った。

よし、ゴリチュウってどうして山壊せるんだろ。知りたいなぁ。

あれ?やっぱpcぶっ壊れたの?

検索してないのに勝手にサイトが展開されていく。

 

お、止まった。

なになに?

宝くじでも当たったか?

 

[あなたは時間を欲しいですか?]

 

なんだこれ?

欲しいっつって貰えるもんじゃねーだろ

ていうか日本語おかしくね?

 

おっと…私は女性でした。

 

そんな事はどうでもいい。

はいかいいえか選択できるみたいだ。

 

「欲しいに決まってるでしょ。」

 

[はい]のボタンをクリックする。

 

また勝手に動き出した。

今度修理に出してもらおう。

パソコンだけじゃなくて、みんなもなんか動きが変だ。

まるで、コマ送りに時間が進んでいるように。

 

その時はまだ自分でもわかっていなかった。

 

「時を操れる」なんて。

 

それからは毎日がゆっくりだ。

慣れなきゃしんどいぞ、これ。

相手に合わせて話さなきゃいけないし、聞くのもしんどい。

あー、普通に戻りたい。

 

 

戻った。

操れちゃった。

え?なんで?なんでなんで?

 

よくわからないが、時間が操れちゃった。

応用したら瞬間移動みたいにできるという事、

相手は気付いていないという事、

未来が見れる事もわかった。

 

なんだ?この夢のような力は。

よく考えてみる。

 

そうだ、私はごく普通の人なんだから、この力が使える人は他にもいるはずだ。

そんな事を思いながらテレビのニュースを入念にチェックし始める。

こういう調べもんするのにも、この能力は役に立つな。

過去に行って調べたり、未来を見てみたり。

 

結局私のような能力を持つ人は歴史上には存在しなかった。

しいて言えば、どっかの神話とかに出てきた神様とかが使えてたっけ。

 

「あー。なんなんだろ、この能力。」

 

そんな事を思いながらテレビをつける。

 

 

??

 

なんなんだこの人は。

どうして札束をてから出せるんだ?

マジシャンか?

お、サラリーマンが文句言いに来てる。

え?飛び入り参加的な?

あの人も札束出してるよね?

 

・・・?

 

他の人は出来ていない。

なのに、あの人だけが体験できる・・・

 

違う。これは何かの力だ。

今まではそういう宗教的な事考えた事もなかったけど。

おそらく私とは違うなんらかの力を持っているんだろう。

 

「これは確認しないといけないわよね!」

 

私は一瞬で画面の外側から中側へ移動した。

 

「あの、私、早川琴美って言います。ちょっと来てください。」

 

「なんだ?お前も札束出せんのか?」

 

弥は、自己紹介もせずに琴美に問いかける。

 

「いや、何か他の事ができるのかもしれない。行ってみよう、弥君。」

 

悠介が少し焦ったように弥を引き止める。

 

3人はとある喫茶店へ向かった。




次はちょっと休憩的な感じで、今まで集まった3人の能力を検証してみようかな?って思ってます。
やっぱ先が読めてしまうw
初心者丸出しですいませんw
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