PERSON of AWAKENINGS〜覚醒者達〜   作:Mr.misto

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ごめん、寝てた

ではごゆるりと。


5人目:今橋孝行

僕は人間の底辺だった。

底辺といっても、悪いことをしたとかではなく、単純に人としての能力が極端に少なかったのだ。

言ってみれば、某青だぬきアニメの黄色い服の眼鏡の奴みたいだった。

いや、そいつよりも衰えていたのかもしれない。

 

だが、今は違う。

人間ができうることは何でもできてしまう。

運動能力、学力、コミュニケーション能力

これが、いわゆる人間の限界値を超えているのだ。

握力はトンに迫る勢い、50メートルは0.000001秒で走れる。

テストも、今受ければ100点なんて余裕だろう。

そう、僕は才能が開花したのだ。

だが、僕はそれを人にわからないように生活する。

そうしたおかげで、小、中、高とたくさんの友達ができたから。

 

それに、黙っておいた方が得する場面だってある・・・

 

 

ある日、とあるテーマパークで時が止まった。

人々の感覚ではなく、物理的に、事実、時が止まった。

 

「いるんですかねぇー、ほかにも」

 

「今度出てきたら、都合のいい人を呼び出す奴がいいな」

 

「ですね。さがすのめんどくさいなぁ」

 

「まあまあ、僕がいるだけまだましだろ?僕の方が絶対疲れるから。人の顔見て、ステータス確認しないといけないんだから。」

 

「頑張ってください!俺もやってますから、霧矢さん。」

 

4人の覚醒者が、新たな覚醒者を探している。

そのうちの一人・藤原霧矢が、ある人物のステータスを見て驚愕する。

 

「ちょっとこい、悠介」

 

「どうしましたか?」

 

「これ見てみろ」

 

「これは…」

 

霧矢、悠介は、どうしてだろう、という顔をしながら腕を組む。

 

「二人とも、何を見つけたんですかね?」

 

「さあな。俺らは動いてるやつを探すのが役目なんだから、行くぞ。琴美。」

 

「・・・」

 

相変わらず、弥は琴美の事が気になってるようだ。

琴美は嫌がっているようだが…

 

「ほらほら!マネキンチャレンジなんだから動いちゃダメだろ!」

 

ささやくような声が聞こえる。

すると、悠介は驚いたように、霧矢はすべてがわかったかのようにささやきかけてきた人物の方へ歩いて行った。

 

「なるほど、そういうことか。迷わせやがって。」

 

「ですね。ほんとにびっくりしました。並の人間がこんなステータスなわけがない。」

 

「だ~か~ら~!マネキンチャレンジ!」

 

またささやいてきた。

 

「ていうか、マネキンチャレンジってなんだよ。さっきからうるさいと思ったら。見つけたのか?」

 

「おぉぉ!これで5人目ですかね?」

 

別の区域を探しに行ってた2人が戻ってきた。

 

「え?何、5人目って。」

 

「あなたは何ができるんですか?私は時間操作です。」

 

「俺は召喚。そこにいる二人も能力者だ。」

 

「僕は思考実現、この人はステータスチェックです。」

 

「そして、僕はその能力で君のような人材を探していたんだ。新たな能力者を。」

 

突然見知らぬ人物、しかも4人に話しかけられて思考停止してるように見える…

 

(つまりは俺も何らかの能力者ってことか。あ、あれか。なんかここ1年くらい変な感じだと思ってたら。能力だったのか。)

 

「・・・!?1年前からですか?」

 

(う・・ココロ読むのやめてほしいんだけど…)

 

「あ、すいません。」

 

5人いる、止まっている”時”の中で動ける人物のうち、3人は頭上に?マークがついているようだ。

 

(じゃあアホなふるまいしててもこの人にばれるから普通にしといた方がいっか)

 

「どうも、今橋といいます。身体能力強化、並びに頭脳強化の能力を持っています。」

 

「あ?キャラ変わったぞこいつ」

 

「普段は、利用されないようにアホみたいな行動をしてるんですが、心を読まれてしまってはただの恥なので。」

 

「じゃあまず能力の実証な。頭いいのはなんとなくわかるけど、こいつ絶対力ないだろ。」

 

「わかりました。あなたは召喚ができるのですね?ならここに10トントラックを。」

 

「おいおい、それは無茶だ。持ち上げれるのか?それともぶっ壊すのか?」

 

「まあまあ、やるって言ってるんだからやらせてあげましょう、弥さん。」

 

琴美の押しには弱いということを悠介が利用し、指示したようだ。

 

「わかったよ…」

 

やはり。ちょろい男だ。

 

2~3秒待ったら、無の前に急に10トントラックが出てきた。

だが、その違和感に弥は気がついていなかった。

 

「じゃあ、とりあえずこの周りを100周しますね。」

 

「え?」

 

ものの2~3秒で終わった。

霧矢は、その様子を見て、

 

「1周多いぞ、今橋」

 

といった。

どうやら本当に100周、いや、101周を2~3秒で走り切ったらしい。

 

「次は持ち上げてみますね。」

 

軽々と持ち上がるトラックを見て、琴美や弥が怪しみ始めた。

 

「それ、本当に10tなんですか?」

 

「そうだ。今走った間に何か細工したんじゃないだろうな。」

 

すると、悠介が、驚いたような口調で

 

「いや、質量としては確実に10tです!」

 

当然その場にいたものは愕然とする。

そして孝行は、当たり前かのように

 

「じゃあ次は地球一周旅行に行ってきてもらうよ」

 

と言った。

次の瞬間、

 

ぶぅんん!

 

というけたたましい音とともに、10tもあるトラックが空の彼方へ消えていった。

 

「あ、やっちゃったwたぶん月とかに飛んで行ったよ。やべーw怒られるかもーw」

 

と、まるで小学生が公園で野球をしているときに隣の家のガラスをわったかのような口調で説明する。

 

とにかく、こいつの力は計り知れない。

味方につけておいて損はないだろう。

 

それに、この力は悠介でさえ使えない。

おそらく特殊な部類なのだろう。

 

「よかったらあなた方と行動しますが?」

 

その時、だれもが話が分かるやつだと思っただろう。

 

 

 

・・・悠介以外は。

 

 

 




アー疲れた。
久々の執筆、久々に見た設定。
思い出すのに3時間くらいかかったよ。

とりあえず、今回は話を膨らますためにいろんなところに付箋を用意しておきました。
これからこれをどう使うのか。楽しみにしててください!(まだ何も思いついてない)
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