いとも容易く立てられるえげつないフラグ 作:yourphone
打ち切らせはしない!
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フラグじゃないと言い切れないなぁ。くそっ!
(青年はそう吐き捨てると、胸元のペンダントを開いた。そこには、女性と少年の写真が入っていた)
ペンダントなんて着けて無いから! それと何のフラグだよ!
・・・で、どこまで話したっけか?
あぁ、英語の授業までか。
んーと、次は…国語か。
(何時もの先生ではなく、臨時の教師が来ていた。)
何時もの先生だよ!
正直、国語が一番詰まらない授業なんだよな。
小さい頃から本を沢山読んできたから、何となくでテストが出来る。
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ふっ、フラグ立てられてもここまで安全だと思える科目は他には無いね。
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…いや、ここまで静かだと逆に怖いんですけど。え、何?俺そんなにフラグ立ててるの?
(急に携帯が鳴り出す。件名は…)
ホラーかよ! 急にホラーかよ! ビックリしたわ!
(『お兄ちゃん、お弁当忘れたでしょ!』)
恋愛ものだった!?
ってだから俺は一人っ子だっての!
なんてツッコミしてる内に二時間目が終わる。
―↑そんなフラグで大丈夫か?↓―
充分だ、必要ない。
三時間目と四時間目は歴史。
白髪で眼鏡のおじいさんが担当だ。そこそこがっしりした体型だ。
(ま、俺にかかればあんなジジイデコピン一撃で
殺らねぇよ。なんでそんなに殺伐しなきゃならねぇんだよ。
(ま、余裕っしょ。余裕)
何 が だ ! ?
あ、ちょっと! まだノート取りきれてないのに消さないで~!
―↑フラグ回収業者社長、お疲れ様です↓―
ちげぇし。
……はっ! しまったいつの間にかツッコんでしまっていた!?
でもなんかもういいや、次。
つってもお昼なんだけどな。
(席を立つ。と誰かとぶつかる)
おっとごめん。…って席を立ってさえねぇっての!
(ふふふ。今日の弁当は一年に一度出来るかどうかのクオリティ!)
わりぃ、俺、買い弁。
(金はあるかなーっと、あれ?)
あるわ! 普通にあるわ! 充分あるわ!
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フラグじゃねーーーーー!!!
・・・周りにはどう見られてんだろうな?
たまーに口に出しちゃうからなー。変な奴ぐらいには思われてんだろーなー。
(ふと女子の方に目を向ける。すると女子は)
顔を背けてお友達と話し始めたな。空しい。
ちなみに、買ったのはカツ丼だった。旨いんだよね。少し高いけど。
(これで勝つる!)
何にだよ!
―↑君の名は、フラグ↓―
ネタバレ!?
…いや、ネタバレにさえなれないのか。フラグだから。
五時間目。体育。
(なんだろう…流れが来てる…風…)
それ、何かのフラグだったんか?
まあ、風が強いな。テニス、バドミントン、卓球(フラグ)の選択じゅぎょちょっと待て。何で卓球がフラグなんだよ!? おかしいだろ!
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いやなーんもフラグになるような事言ってねーし!
ちっ! ならば卓球だ! 選んでやるよ!
(俺は卓球をするぞーッ! ジョジョーッッ!)
石仮面持ってねーーーし!
―↑そして、舞台は文頭へ・・・↓―
文頭じゃ意味ないだろぅが!!!
冒頭だろ!
ふぅ、体育後のツッコミは疲れる。ただでさえ卓球の途中でもフラグ乱立されるからいちいち突っ込んでるのに。
(こ、これは夢だ…寝て起きれば何時もの日常に戻るはずだ…)
本当にそれな! マジでこのフラグ乱立が無かった頃に戻りたいわ!
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フラグなん!? 今の、フラグなん!?
「ほれーぃ、席に座れーぃ」
・・・俺らの担任かつ現代社会の先生。
通称、ドドドー。
(この中で、俺だけが気付いている…奴が)
普通の先生だと。っていうかそれぐらい皆気付いているわ! なにもんだよ、俺!
「・・・となってー、ピピッと」
いやー、この先生流石だわ。ドドドーなだけあるわ。
ただな?
「…うん。あー、映画館の絵ですね。ドドドーっと座っていますね」(これが、あんな事になるなんて…)
どうなんだよ!?
…と、こう、何と言うか、連携組んで俺の笑いのツボを狙ってくるんだよ。
皆はクスクスだけど俺だけ必死に声を押さえなきゃいけないんだよ!
理不尽だーーー!!!
(そして、青年は理不尽を覆す旅に出る)
(青年は理不尽を覆せるのか!?)
(そして、フラグを折れるのか!?)
(金銀先生の次回作にご期待ください!)