我らの勝利と、貴公との出会い、そしてこの世界に!光りあれ! 作:薪の王
狂えば分かる。
いつか皆家族になるのだ。
我が世界と、
貴公の世界、
そして、我らの勝利に!
光りあれ!
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名も無く。
竜にもなれなんだ。
ただのなりそこない。
けれど、だからこそ。
なりそこないは竜になりたがるのさね。
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ここは、イルシール地下牢囚われの囚人や看守ばかりがいる場所。
そこに一匹のなりそこないがいた。
「ピィィィ!ギャアギャア!」
(ああ・・・五月蝿い。)
自我が芽生えた時には、もうここにいた・・・。
自分が、人間だったころの記憶も少しある。
あの懐かしい■■の生活何て言ったかはもう覚えていない。
だがここがイルシール地下牢だと言う事は何故か分かった。
自分の同族と思われる生物が、自身の尾骨を削りだしている。
故にここの悲鳴が絶える事は無かった。
ああ・・・五月蝿い。
出られるものならここから出たい。
しかし、今自分がいる場所は牢屋鍵を開けなければ、でる事は叶わない。
だから自分はここから出れる好機を待ち続ける事にした。
俺が居る牢屋には他になりそこない達が、数体いるがそれ以外は対した物はない。
「ギィ!」
なりそこないの一体が、尾骨で出来た槍を、完成させた様だ。
その時看守が、牢屋に入って来て尾骨の槍を完成させたなりそこないを連れてった。
どうやらここから移動させるだけであったがその時そのなりそこないは尾骨の槍を落として行った。
俺はその時好機だと思った尾骨の槍を拾いその力で看守を吹き飛ばした。
俺はその牢屋から逃げ出した。
他のなりそこない達もどんどん牢屋から出てくる。
俺以外のなりそこない達は知能が低いから、脱獄してるとは考えてないし、牢屋の外が珍しいから出てくるだけだと思う。
だが俺はそれを利用して看守の目から逃げ出す。
俺以外のなりそこない達は看守に捕まってどんどん牢屋に戻されていた。
俺は必死だった看守に追いつかれそうになると尾骨の槍で吹き飛ばした。
俺はそこらのなりそこないよりはずっと速かった。
やっとの思いで、イルシール地下牢を脱出した。
看守はイルシール地下牢から出てまで追う気はないらしく、俺を追うのを諦めた様だ。
しかし、必死に逃げていた為俺はもう限界だった。
ああ。意識が・・・
そう・・・言えば・・・イルシール地下牢は・・・ダークソウル3 の・・・舞台だった・・・様な・・・。
消えかけの意識の中で最後に見たのは巨人だった。
ああ・・・巨人・・・初めて見たけど・・・カッコイイなぁ・・・。
そこで俺の意識は途切れた。
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巨人ヨームは困惑していた。
本来イルシール地下牢にいるはずのなりそこないが何故罪の都にいるか分からなかったからだ。
ヨームはなりそこないを助ける為己の家に持ち帰った。
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「おお!ヨーム戻ったか。」
家に帰ったヨームを迎えたのは親友のカタリナ騎士ジークバルトである。
ヨームは己の手に持つなりそこないをジークバルトに見せる。
「ん?イルシール地下牢にいる筈のなりそこないか?」
ヨームは肯定する。
「助けてきたのか・・・。
助けたのに地下牢に戻すのは・・・。
うーむ・・・ウムムムム・・・。
うーむ・・・うーむ・・・。
!お、おお!
そうだ!
ここの隣に空き家があっただろうそこに泊めたらどうだ?
ここは街外れだし、ヨームが所有しているがここに来る時の私専用の宿と化しているからな。」
ヨームは何故と言った顔をする。
「そのなりそこないは、イルシール地下牢から出てこられたと言う事は、普通とは違うなりそこないと言う訳だ。
近くで暮していけば何か分かる事もあるだろう。
なあに心配するな、私もいるから大丈夫だろう。
ガハハハハ!」
ヨームはお人好しな友に少々呆れたが、それでこそ我が親友と言うものだ。
「まあ、何にせよなりそこないが起きてからじゃないと始まらないな。」
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目が覚める。
ここは何処だ?
「おお!起きたか。」
特徴的なこの鎧は・・・
「カタリナ・・・」
「!お、おお!貴公カタリナシリーズを知っているのか!」
「ああ、カタリナシリーズは好きだぞ。」
「貴公とは気が合いそうだ!
ガハハハハハ!」
カタリナ騎士は豪快に笑う。
「それにしても貴公なりそこないだがまともに話せる様だな。」
「俺はそこらのなりそこないとは違うからな。」
「ハハハ!違いない。
私の名はジークバルトだ。
よろしく頼む。」
「よろしく。」
「さて、貴公は帰る場所はあるのか?。」
「・・・。」
「その反応で大体分かった。
ところで貴公隣に空き家があるのだがそこに住む気はないか?」
「!いいのか!」
「ハッハッハ!困っている時はお互い様だろ。」
「ありがとう。」
「感謝なら貴公の後ろにいるヨームに言ってやってくれ。」
俺は後ろに振り向いた。
そこにはあの時に見た巨人がいた。
「貴方はあの時俺を助けてくれた!
ありがとう!」
ヨームは気にするなと言った顔をする。
「それでも感謝します!」
「ん?貴公ヨームが何を伝えようとしているかわかるのか?」
「何となく。」
「ハッハッハ!それでも十分だ。」
「さて、早速乾杯といこうか。」
ジークバルトはヨームと俺に酒を渡す。
「私特製の酒だ上手いぞ。」
「新たな友が出来たことの祝杯といこうか。」
「ちょっと待ってくれ俺何かが友でいいのか!?
なりそこないだしこんな見た目だし・・・。」
俺は困惑しながら言う。
「ハッハッハ我らの友となるのに種族も容姿も関係ないだろう!」
ジークバルトは優しく笑いながら言う。
俺は泣きそうになるのを我慢する。
「祝杯は楽しくなくてはな!」
「貴公との出会いと、
我らの誓い、
そして、我らの永遠の友情に
太陽あれ!!
ガハハハハハ!」
「さて、少し眠ろう。
祝杯の後は、そうと相場が決まっているからな。
ハハハハ!」
俺達はそのまま深い眠りについた。
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俺とヨームとジークバルトの生活は続いた。
ジークバルトが持ってきた竜体石を使って竜体になった。
竜体はなりそこないに、使ったからなのかは知らないが、ダークソウル2の竜体に似ていた。
ダークソウル3 の竜体じゃなくて良かった。
ダークソウル3 の竜体はその見た目から竜と言うよりもヤギと呼ばれるほうが多いいからだ。
罪の都にいる魔術師に魔術を教わったり、呪術師に呪術を教わった。
ジークバルトからは奇跡を学んだり、ヨームからは戦い方を教わった。
ある日ジークバルトが言った。
「竜体のままでは何かと不都合があるかもしれん。
だから私が貴公専用のカタリナ装備を自作した、来てみるといい。」
そのカタリナ装備は竜体の自分でも着れるように普通よりも自分用に調整されていて、デカかった。
「今日は我らが友となった記念日だちょうどいいだろう。」
ヨームから希少なグラン鋼を用いたというリンドの盾を貰った。
「うむ。立派なカタリナ騎士ではないか。
それにしてもヨームなぜ小盾を渡したのだ?」
ジークバルトが疑問に思いながらヨームに聞くと。
ヨームは自分の大盾を指して、次にジークバルトの中盾を指して、最後に俺が持つ小盾を指した。
「!おお、!そうか!これで大盾、中盾、小盾となってバランスがいいという訳だな!
いいじゃないか!」
ヨームは付いてこいと言った顔で移動する。
ヨームに付いて行くと、罪の都の下層にきた。
「ここに何かあるのか?」
俺はヨームに聞く。
ヨームは前の方を指す。
そこには、台座に刺さった斧があった。
その斧は斧と言っていいかもわからない塊。
その斧は焼け爛れて炭化したような、質感であり、斧の内側からは何かを宿していた様に感じ取れる。
その大きさと形状はデーモンの大斧に近い。
「ヨームあの大斧は!」
ジークバルトは吃驚していう。
「今まで誰も引き抜け無かったという、名前が無いがゆえの無銘の大斧ではないか!」
「俺なら引き抜けると言うのか?」
俺はヨームに聞く。
ヨームは頷いた。
「そこまで信用されたら引き抜くしかないだろう。」
「無銘の大斧は、資格なき者が触れると発狂してしまう、それでもいいのか?」
ジークバルトが不安そうに聞いてくる。
俺は「愚問だな。」と答えた。
ジークバルトは一瞬黙って。
「そうか!そうか!愚問だったな!ガハハハハハ!」
笑いながら言った。
俺は無銘の大斧に手に触る。
その時俺の頭の中に一瞬ナニカが流れこんでくる。
タラヌ、ヒカリガ、■■、■■、■■、■■、■■、■■、■■、ヌケテイル。
ソシテ、ナンジ、シンノシカク、アルナラ、■■■■ダロウ。
!何だったんだ今のは。
よく分からないが、今までこの斧を触れた奴らはさっきので、正気を失ったのか・・・。
俺はそのまま無銘の大斧を抜いた。
「!お、おお!ハッハッハ!誰にも抜けなかった無銘の特大剣を抜いたか!」
ジークバルトは嬉しそうに言う。
ヨームも嬉しそうな顔をしている。
「ハッハッハ!それでは戻るとするか。」
俺達は地下をでた。
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その後罪の都の罪の火が暴走した。
罪の都の最大の罪は罪の火である。
イザリスの魔女は始まりの火の燃料や始まりの火を擬似的に作ろうとしたが、火を制御出来ずに、娘達と共に混沌の炎に飲み込まれた。
それと同じく罪の都の住民達は擬似的な始まりの火として、罪の火を作ったが制御出来なくなった。
しかし、罪の都の住民は罪の火を始まりの火の燃料とする事を思いつくこれは、勝手な妄想であり何の証拠もないが、罪の都の住民はそれが、可能と信じて疑わなかった。
そこで、薪の王として白羽の矢が立ったのが巨人ヨームだった。
薪の王となれば罪の火を鎮められるばかりか、罪の火を始まりの火の燃料にできる。
罪の都の住民達はヨームに請うた。
「我らの王に。薪の王になって下さい。」
住民達がヨームを王と呼ぶその声には心が無かった。
ヨームは、住民に心から慕われて無い事は、知っていたが、この世界の為、薪の王として、人々の王として、その重い刃として、硬い盾となる事を決意した。
ヨームは薪の王となる前に二人の友とある約束をした。
もし、玉座を放棄したら・・・
このストームルーラーで■■■■■■。
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ヨームが薪の王となった後罪の都にたいして、大規模な侵略があった。
侵略者の軍勢が罪の都を侵略してくる。
罪の都にある様々な財宝とそして何より罪の火に目をつけたのだろう。
侵略者の軍勢にたいしてヨームは一歩も引かなかった。
大盾と大鉈を振るい敵をなぎ倒して行った。
俺とジークバルトもヨームと同じく侵略者の軍勢と戦った。
侵略者の軍勢の大半はヨームの方を向いている。
ジークバルトはツヴァイヘンダーを振るい。
俺は無銘の大斧を振るった。
俺は、魔術や呪術、奇跡を教わっているので色々出来る。
無銘の大斧を振るう合間に魔術や呪術、奇跡で攻撃した。
それらの素質が高いのか俺の魔法は他の人とは違って・・・いや、異常に性能が良かった。
ソウルの奔流でなぎ倒して、混沌の嵐で敵を焼き、神の怒りで敵を吹き飛ばしたりもした。
長きに渡る戦の途中で罪の都にいたガーゴイルが奪われるなど不測の事態も発生した。
しかし、俺達三人の奮闘もあり、最終的には侵略者の軍勢は形勢の不利を悟り撤退していった。
「ふぅ。終わったな。」
ジークバルトが安心して言う。
「先ずは、乾杯だな。
我が剣と、
我が友の勇気、
そして、我らの勝利に!
太陽あれ!
ハッハッハ!」
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ジークバルトが旅にでていていない時。
ある日罪の都は炎によって滅びた。
それは、空より生じ、人々だけを焼いた。
それは突然だった。
「ん?何だあれ?」
上空にいきなり炎がでたのを罪の都の住民は不思議がっていたが、その炎は人々の近くにも現れ、人々を焼き始めた。
「「「!?ギャァァァァァ!?」」」
訳も解らず焼かれる人々。
薪の王となった巨人ヨームは、その異変にいち早く気づいた。
そう、空より生じた、炎が人々を焼いている事を
ヨーム達がいる場所は罪の都の外れ、しかし、その炎はヨームの友の近くにも現れた。
ヨームはそれを察知して、大盾で友を守ろうとした。
だが、遅かった。
炎のほうが早かったのだ。
炎に焼かれた友は悲鳴をあげながら無銘の大斧と共に奈落に落ちていった。
ヨームがいた場所は崖がすぐ近くにあり、炎に焼かれた友はパニックになり落ちてしまったのだ。
目の前にいた友すら守れなかった・・・。
人々を守る大盾は、一人の友すら守れなかった・・・。
ヨームは大切な友を失った事を嘆き叫んだ。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!」
声なのか分からない声で・・・。
守るべき人々とそして、友を失い、守れなかったヨームは、守る為の大盾を友が落ちた崖の下に捨てた。
ヨームは大蛇一本で戦うようになった。その様は、彼の晩年、凄まじい戦いの語り草になった。
その後、薪の王ヨームは王としての責務を終え長い眠りについた。
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ここは・・・何処だ?
俺は確か炎に焼かれて・・・
周りが暗い、しかし先のほうに光りが見える。
俺は光りに向かって歩きだした。
光りの所についた瞬間体が燃え始めた。
突然燃えだした事に驚くも、何故か痛みが無かった。
『―――選ばれし者よ。』
・・・誰だ?
『―――原初より世界に広がる虚無。』
始まりの火ではないのか?
『―――否、始まりの火と我々は別物。』
さっきの声とは別の声で聞こえてくる。
『―――我々は世界の■■■であり、今はただ世界の中心で■■■するのみ。』
一部の言葉が聞き取れない。
『虚無は暴走しかけていた。』
『我々の意識は消え、世界に先の見えない暗黒の時代が訪れていただろう。
『全てを犠牲にして世界は■■。』
『そうなる前に、虚無を制御する者が必要。』
『汝、生き残りたいと、思うなら、
虚無を纏うがいい。
その覚悟があるなら。』
ああ、虚無を纏う。
俺はまだやるべき事がある。
『それでは、汝、二つの姿を与えよう。』
『人の姿、汝の祖たる竜の姿。』
『竜の姿は他の竜とは違う。
虚無を纏い、直立立ちした竜。』
『さあ、行くがいい。
この罪の火を纏った無銘の大斧と共に、
ここはもう汝には窮屈だ。』
世話になったな。
『よい。我々は滅びゆく
さて、行くか。
虚無を纏った竜は上空に向かって飛んだ罪の火を宿した無銘の大斧を持って。
『汝に光りあれ。』
この先苦しみがあるぞ。
絶望とはな・・・。
ああ、その資格は無い。
ジェスチャーの時間た。
・・・苦しいです。評価してください。
ああ、お前、どうやら足掻いてるみたいだな結構な事だ。
アイツも、さぞ喜んでいるだろうさ。
だが、お前は知っているか?クロスオーバー作品が人気でやすい理由を
例えば、二つの作品のクロスオーバーさ
二つの作品を混ぜればどちらで検索しても引っかかる。
片方が同じなら、もう片方の作品の分だけネームバリューで負けるという訳だ。
どんなに良い作品だって見つけられないと意味がない。
俺達の作品は見つけられずらい。
クロスオーバー作品は俺達よりは見つけやすい。
クロスオーバーとはつまりそう言うもの。そんなのに挑もうってのかい?
・・・アッハッハッ・・・。