我らの勝利と、貴公との出会い、そしてこの世界に!光りあれ!   作:薪の王

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2話 法王サリヴァーン

虚無を纏い、罪の火を宿した無銘大斧を、持った竜は地下から罪の都に戻った。

 

 

しかし、竜は罪の都に戻り見た物は、黒焦げの死体が転がり、建物は壊れ、壊滅した罪の都だった。

 

 

竜は呆然とした。

 

 

これではまるで、ここはとっくの昔に壊滅したかの様だ。

 

 

自分は地下にどれだけいたのか?

 

 

こんな事思っている場合ではない。

 

 

友は?ヨームは無事なのか?

 

 

確認する為に竜は飛んだ。

 

 

飛び慣れていない体で・・・

 

 

竜がヨームの家に入ったら、そこは・・・

 

 

もの家の殻だった。

 

 

何もない、ヨームもいない、ジークバルトもいない・・・。

 

 

竜は最後にヨームと最後にいた崖に行った。

 

 

そこには、一本のストームルーラーがあった。

 

 

ストームルーラーの刀身には、文字が書いてあった。

 

 

 

【我が友へ、

 

 

もし、貴公が生きているなら、

 

 

このストームルーラーを見ているだろう。

 

 

この場に我がいないなら薪の王としての使命を終え眠りについているだろう。

 

 

それに、もう疲れたのだ。

 

 

そうだ、貴公には名が無かったな。

 

 

貴公の名はジークヨルム。

 

 

 

我が友に太陽あれ】

 

 

 

そうか、ヨームはもう・・・。

 

 

「■■■■■■■!!」

 

 

竜いや、ジークヨルムは吠えた。

 

 

それに呼応するかの様に、虚無が渦巻き、ストームルーラーが嵐を起こし、無銘の大斧から罪の火が吹き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔術師サリヴァーンは優秀な魔術師だった。

 

 

サリヴァーンはある日イルシールに地下がある事を噂で知った。

 

 

サリヴァーンは好機心を抑えられずにイルシールの地下に行ったのだ。

 

 

サリヴァーンが見た、イルシールの地下は牢屋だった。

 

 

牢屋には亡者やなりそこない達がいて、見つからない様に慎重に、イルシール地下牢を抜けた。

 

 

イルシール地下牢を出たサリヴァーンが最初に見た光景は、崩れた街そして、何よりも崖の上で、嵐を起こし、大斧からは火が吹き出し、悲しく吠える竜の姿だった。

 

 

その時魔術師サリヴァーンの心に野心が灯った。

 

 

あの方についていけば、私は更なる高みを目指せる。

 

 

もっと上の地位に、いやイルシールの王にすらなれるかもしれない。

 

 

そう思ったサリヴァーンは、強大な力を持つ竜に問うた。

 

 

「竜よ。何故貴方は悲しく吠えているのですか?」

 

 

竜は答えた。

 

 

「我が友はもういない。

 

 

ここが壊滅したのは、愚か者のせい。

 

 

我が友は苦しんでいた。

 

 

命を燃やして守り続けた結果がこれだ。

 

 

火継ぎは呪いだったのだ。

 

 

これ以上火継ぎの犠牲者をだす訳にはいかない。

 

 

だが火継ぎを終わらせるには、今の俺では力不足だ。

 

 

力が必要なのだ。」

 

 

 

「それなら、私をお使い下さい。

 

 

貴方様の障害となるゴミを排除しましょう。」

 

 

「何故、俺に肩入れする?」

 

 

「貴方様について行けば私はもっと高みを目指せる。

 

 

貴方様の目標のついでに。」

 

 

「そうか、俺を利用する訳だな。」

 

 

「はい。恐れながら。」

 

 

「そうか。そうか。面白い、貴公の目標の為に俺を利用するがいい。

 

 

俺は俺の目標の為に貴公を利用しよう。」

 

 

 

「友により授かった俺の名はジークヨルム。」

 

 

「私の名はサリヴァーンでございます。ジークヨルム様。」

 

 

「では、サリヴァーン貴公の大剣をこちらに差し出すがいい。」

 

 

ジークヨルムが指したのはサリヴァーンの持つなんの変哲もない大剣。

 

 

「?どうぞ。」

 

 

サリヴァーンは疑問に思いながらも大剣を差し出した。

 

 

ジークヨルムはそれを受け取りそれを無銘の大斧に宿った罪の火に当てた。

 

 

罪の火は無銘の大斧から大剣に燃え移った。

 

 

火が消えた頃には新たな大剣に生まれ変わった。

 

 

ジークヨルムはそれをサリヴァーンに渡す。

 

 

「ジークヨルム様これは?」

 

 

「罪の大剣。罪の火を一時的に呼び出すことが出来る。

念じるがいい罪の火は答える。」

 

 

サリヴァーンは罪の大剣を持ち罪の火が現れるように念じてみた。

 

 

罪の大剣に火が灯る。

 

 

「おお!ジークヨルム様ありがとうございます。」

 

 

「さて、サリヴァーンどうする?

 

 

高みを目指すとしてもどうするのだ?」

 

 

「私はイルシールの王となろうと思います。

 

 

イルシールにおける最高権力者は王です。

 

 

しかしイルシールの王は血によって受け継がれるものであり、私が王には絶対になれません。

 

 

そこで、王家を廃し、イルシールを宗教国家と化して、私は法王として王になります。」

 

 

「ほう。やってみるがいい。」

 

 

「必ずや、イルシールを手中におさめてみせます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サリヴァーンは王家を廃し、イルシールを宗教国家として確立させた。

 

 

自らを法王とした。

 

 

サリヴァーンは旧王家に二振りの剣を与え踊り子たるを命じ後に外征騎士として彼女に法王の黒い瞳を渡し追放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、法王となったサリヴァーンも主神であるグウィンドリンには立場上逆らえない。

 

 

権力を完全に掌握するにはグウィンドリンは邪魔だった。

 

 

望まぬ主従を強いられた法王の懊悩は、とある存在のお陰で解決に至る。

 

 

その者の名はエルドリッチ。陰った火の先に深海の時代を見て、遥か長い苦行の道と知ってなお神に仇なす事を決意した聖者。後世では神喰らいと呼ばれる愚者であった。




ダークソウル3 でお気に入りの装備はカタリナ装備と外征騎士装備。

カタリナ装備の時はツヴァイヘンダー。

外征騎士装備の時はボルトの大槌。







ダークソウル二次創作人気の可能性がまだ残っているという。

皮肉にもダークソウルクロスオーバー作品のお陰でもあるがな。

それらを見てくるといい。

・・・お前が、心折れるのを恐れぬならばな

フンッ・・・フッフッフッ・・・




サリヴァーンどうしようかな?

敵になるか味方のままかそれとも・・・

皆さんはどう思います?
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