ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち   作:ヒーロー好き

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苗木の幸運?

「此処で良いです」

苗木に連れてこられた雪染

 

「・・・ありがとう」

 

「いえ・・・ではこれで」

そういう苗木

 

「待って!!貴方・・・ってあれ?」

後ろを振り向くが既に苗木はいなかった

 

「いったい誰だったの?」

考えながら雪染はその場を離れた

 

「・・・・・・」

苗木はその様子を見ていた。この時苗木は魔界777ツ能力!無気力な幻灯機(イビルブラインド)を使っていたため雪染は気付かなかったのだ

 

 

「・・・・・・」

居なくなるのを確認すると日向に電話を掛ける

 

 

「日向くん」

 

「苗木か・・・先生、戻った?」

 

「うん。いま戻った」

 

「そうか」

 

「けど・・・先生に会うって言い出すなんて驚いたよ」

 

「はは・・・まあな・・・けど会うことになるんだし」

 

「そうだけど・・・本当に例のことやるの?」

 

「当り前だ!絶望を止めるためにはやるしかないし・・・それにあの子たちにも救いたいだろ、苗木も」

 

「それはそうだけど・・・うまく出来るかな」

 

「おいおいどうした?いつもみたいに前向きに考えろよ・・・お前らしくないぞ!」

 

「・・・そうだね!希望を捨てちゃだめだね!・・・ハックッシュン!!」

 

「?・・・どうした?」

 

「ごめん。外で待ってたら寒くなって・・・もしかしたら風邪ひいたかも」

 

「マジかよ」

 

「明日、病院いくよ。ついでに江ノ島さんの様子も見てくる」

 

「そうか・・・くれぐれも御手洗と江ノ島を会わせないようにしろよ。俺はいろいろやることがあるんだし」

 

「・・・わ、わかった」

 

「じゃあな」

そういうと電話が切れた

 

「(どうやって会わせないようにするの?)」

策が思いつかない苗木であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、学園の病院のある一室に頭に包帯を巻いた江ノ島が眠っていた。隣に戦刃が座っている

 

「・・・・・・ん?」

 

「よ・・・よかった」

 

「・・・・・・・・」

目を覚まし辺りを見る江ノ島

 

「此処は学園の病院だよ・・・・・怪我のことはヒールで躓いて階段から落ちたってことにしておいたけど」

 

「アイツは?」

 

「う!んーー」

戦刃はあの後のことを話す

 

 

 

『盾子ちゃん!!』

這いつくばりながら江ノ島の元にいく戦刃

 

『はっ!!』

駆け寄ると日向は立ち上がる

 

『目が覚めたら伝えて欲しいことがあります・・・・・・二度と来るなっと』

 

 

 

「私たちのことは学園に話してないみたい。病院にも普通に入れたから」

 

「いやだ・・・私、振られちゃったんだ・・・でもそう言われるとますます会いたくなっちゃうじゃん」

 

「私はあの男・・・あまり好きじゃないけど・・・」

 

「はぁ!!殺ししか能がないド貧乳変態女の好みなんて聞いてないんだけど!」

 

「え!!そ、そういう意味じゃなくて・・・あ!!」

江ノ島が靴を履く

 

「駄目だよ!盾子ちゃん!もう少し安静にしてた方がいいよ」

 

「平気平気。久しぶりにひどい目にあってむしろ絶望的に気分爽快なのね」

と言いながら扉を開ける江ノ島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江ノ島が目を覚ます頃

 

「お大事にしてください」

 

「ありがとうごさいます」

苗木も学園の病院に来ていた

 

「・・・さて、薬ももらったし江ノ島さんの様子でも見に行こう」

医者から江ノ島が寝ている病室を教えてもらい向かう苗木

 

「・・・・・・・」

向かいながら考える苗木

 

「(・・・それにしても・・・どうやって会わせないようにすればいいのかな)」

良い考えがいまだに思いついていなかった

 

「・・・・・・・」

よそ見をしながらも江ノ島がいる病室の前に来て扉を開けようとする・・・すると

 

 

 

 

 

ムニュ

 

 

「ん?」

変な感触が右手に感じた

 

「・・・・・・・」

目の前に江ノ島がいる・・・そして右手を見ると

 

「・・・・・・・え?」

苗木が江ノ島の胸を鷲掴みしていた

 

「!!え!いや・・・あの・・・これは」

 

「い」

 

「い?」

江ノ島は苗木の右腕を掴み

 

「いやああああああああ!!!!!!」

悲鳴あげながら苗木を投げた

 

「うわあああああ!!」

目の前に戦刃が見えた

 

「え!!な、苗木君!!」

戦刃も突然のことに反応が遅れ

 

 

ドン

 

ぶつかった

 

「(い、いたたた・・・ってあれ?なんで目の前が暗いの?それにこの感触は?)」

 

「ひう」

 

「ん?・・・!?」

苗木は状況を理解する

 

「・・・・・・・」

苗木は戦刃のスカートの中に頭を突っ込んでいて、両手は戦刃のお尻を鷲掴みしていた

 

「うわあああ!!ごめんなさい!!」

直ぐに顔を上げる・・・目の前には顔を真っ赤に震えている戦刃

 

「わざとじゃない!わざとじゃ」

 

「苗木君の・・・」

右手を上げる戦刃

 

「苗木君のエッチィィィィィィィィ!!!!!!!」

思いっきり苗木の頬を叩き、苗木は一回転してその場で気絶した

 

「(なんでこうなるの!!!!)」

 

 

ちなみに御手洗は、騒がしいと思いながらも診察を終え、病院を後にした。江ノ島に出会わず

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、日向はというと

 

 

「・・・貴様・・・いったいどういうつもりだ」

 

「・・・・・・・・」

日向は評議員達と話をしていた

 

「答えろ!!」

 

「そのままの意味ですよ・・・才能を使って結果を出しただけです」

 

「・・・き、貴様」

 

「どうしたんですか?才能をテストするはずでしょう」

 

「ふざけるな!!明らかに我々を脅してではないか」

 

「・・・どこがですか」

 

「・・・おのれ」

 

「落ち着け」

 

「落ち着けるか!!これが外に漏れたら我々も学園もおしまいではないか!!」

 

「だからって」

 

「対抗しようというツマラナイ考えはやめた方がいいですよ」

 

「!!」

 

「ぐっ!!」

 

「化け物め」

 

「その化け物を作ったのはあなた達でしょう」

 

「貴様・・・なにが目的だ」

 

「目的?別にありませんよ。私はただ、貴方たちに協力しようとしただけですよ」

 

「どこが協力だ!!」

 

「・・・・・・・・」

 

「どうです?取引しません?」

 

「取引だど!」

 

「私の条件を呑んでくれたのなら、これは削除しますよ。もちろん貴方たちにも調査にも協力します」

 

「ふ、ふざけるな!!誰が貴様なんかと!!」

 

「わかりました・・・じゃあ・・・」

 

「待て!!分かった!取引しよう」

 

「しかし」

 

「こいつには勝てない。取引しなければ我々も学園もおしまいだ!」

 

「!!・・・くそ!!」

 

「それで・・・取引というのは」

 

「お願いがあるのです」

 

「願いだと」

 

「はい」

評議員達はカムクライズルもとい日向と話し合いをした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗木はというと

 

「ご・・・ごめんなさい」

床に正座して江ノ島と戦刃に謝っていた

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「ホントわざとじゃないから」

 

「・・・本当かな」

 

「苗木君のエッチ」

 

「ご、ごめんなさい」

 

「はあ・・・まあ、アンタがこういうことしない人間なのは分かるし、ここまでしましょう。それでいいお姉ちゃん」

 

「盾子ちゃんがそういうのなら」

 

「あ、ありがとう」

 

「ただし・・・今日の放課後に私の買い物に付き合ってね。もちろんアンタのオゴリで」

 

「え?」

 

「当たり前じゃん!ただで許してくれると思ってるの?」

 

「いや、でも」

 

「じゃあ・・・このことをクラスメイトに・・・」

 

「わ、分かりました!付き合います!!」

 

「よろしい」

 

「(お小遣い・・・足りるかな)」

 

「さーて戻るわよ」

 

「大丈夫?苗木君」

 

「うん・・・ごめんね」

 

「別に良いよ。謝ってくれたし」

 

「けど・・・」

 

「それに苗木君にだったら別に・・・」

 

「戦刃さん」

 

「苗木君」

 

「・・・・・・・・」

その様子を見てた江ノ島は苗木も右頬を引っ張った

 

「いはい!いはいお」

 

「さっさと来る!!」

 

「待ってよ!盾子ちゃん」

病室を出る3人であった

 

 

 

 

 

その後、学校に登校した時、江ノ島さんが病室であったことを盛大に暴露した。驚くクラスメイト

苗木は石田くんに説教され、一日中一部の男子から嫉妬され、女子からは冷たい視線を浴びた。特に一部の女子からはニコニコしながら苗木を見ていた。また休み時間には一人の女子から圧迫面接さながらの説教を受けた

 

 

 

 

 

 

「(はは、これが・・・絶望か・・・厄日だ・・・不幸だ!!!!!と叫びたい)」

 

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