ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち 作:ヒーロー好き
夜、日向は苗木に電話をしていた
「おーい苗木」
「日向・・・くん・・・」
「お、おい・・・どうした。この世の終わりみたいな声を出して」
「日向くん、今日絶望を知ったよ」
「何があったの?」
「・・・・・・・」
苗木は今日の出来事を日向に話した
「・・・・・・・・」
それを聞いた日向は一言は
「・・・どんまい」
「・・・それだけ!!」
「ごめん。それしか思いつかなかった」
「・・・・・・・ひどい」
「でも、幸運だったんじゃないのか?」
「何処が!!」
「絶対羨ましいと思う奴だっているじゃん」
「・・・(確かに桑田くんはそうだったけど)」
「流石、超高校級の幸運」
「不運の間違いじゃないの。おかげで財布の中スッカラカンだよ。それに女子からの冷たい視線や説教のせいで心のライフが・・・」
「いつもみたいに前向きに考えられないの?」
「日向くん、こればかりは前向きに考えられないよ」
「・・・・・・・」
苗木の声を聴いた日向は
「なんかごめん」
「気にしないで・・・それより御手洗さんと江ノ島さんの遭遇はなかったよ」
「そうか・・・よかった。俺の方も何とかなったよ」
「そう・・・いよいよか」
「ああ」
「それにしても、本当にやったんだ」
「うん。改めてカムクライズルの才能のすごさに舌を巻いたよ」
「所でさ日向くん」
「ん?」
「仲良くなってもパンツは貰わないでね」
そういうと苗木は電話を切った
「はっ!!・・・・・・おい!苗木!俺はそんな・・・って切れた」
翌日、雪染は学園長室にいた
「あの・・・学園長・・・いったいどのような用件で?」
机に座っているのは希望ヶ峰学園の学園長 霧切仁。そして学園長室にあるソファーに座っているのが、希望ヶ峰学園スカウト主任の黄桜公一が居た
「実は君のクラスに転校生が来ることになった」
「転校生ですか?」
「ああ、一人増えて大変だろうがよろしく頼む」
「任せてください!」
「はは、相変わらずだね」
「それで転校生というのは」
「入ってきてくれ」
学園長室の扉が開かれた
「え!?」
入ってきた人物に驚く
「どうも、日向創です」
日向だった。カムクラ用のカツラはかぶっていないが、両目は赤いカラーコンタクトをしていた
「え?学園長・・・どういう事ですか?」
「何がだ?」
「だって日向くんは予備学科を退学したんじゃ・・・」
「ああ、そのこと何だか・・・いろいろあってな・・・評議会からの彼を本科に入学させる通知が来たんだ」
「そ、そうなんですか」
「あれ?ちさちゃん。この子と顔見知り」
「ええ、まあ」
「おやおや・・・これは意外」
「とにかく君のクラスに超高校級の相談窓口である日向創を入れることになった。よろしく頼むよ」
「わかりました」
そう言うと雪染と日向は学園長室を後にした
「カムクライズル」
「日向君と言ってくださいよ」
「じゃあ日向君」
「ん?」
「いったいどういうつもり?」
「はい?」
「私のクラスに来るなんて」
「興味が湧いたからですよ・・・貴方の言った、人とかかわって思い出を作ることで、才能より大切な希望が生まれるって言う言葉に」
「え?」
「俺も実際に人とかかわって、才能より大切な希望が生まれるかどうか、興味がありまして」
「そんなことで」
「ツマラナイことだと思いますけど」
「そんなことはない!絶対に生まれる」
「その根拠は?・・・・・・実体験はなしで」
「そ、そんな・・・けどウチの生徒になる以上きっちり思い出を作るように」
「はい!よろしくお願いします」
そう言いながら教室に向かった
「(七海、元気にしているかな)」
その頃、学園長室では
「ふう・・・行ったか」
「そうだな・・・それにしても、ちさちゃんのクラスにカムクライズルが入るとは」
「ああ、正直驚いたよ」
「どういうつもりなんだろうね・・・聞いた話じゃ評議員を脅しみたいだぞ」
「それを聞いた時は、何かに間違いだと思ったよ」
「あの評議員を脅すとは・・・恐るべし・・・何を考えているのやら」
「なあ」
「ん?」
「もし俺に何かあった時は・・・」
「弱気なことは言うなよ・・・まあ、万が一何かあった時は響子ちゃんは俺が命を懸けても守ってやるよ!仁!」
「すまない」
「そういえば響子ちゃん。今年の幸運で入学した子と結構仲良くしてるらしいけど・・・ひょっとして」
「・・・奴に娘はやらん!」
「そう言うなよ。まだ決まったわけじゃ・・・」
「・・・・・・・」
「そんなに怖い顔しないで」
そのこと苗木は
「・・・・・・・・・・はあああああ」
まだ立ち直っておらず、自分の席に座っていた
「・・・・・・・・・」
苗木は霧切の方を見る
「・・・・・・・・・」
「(まだ怒っているな・・・あれ)」
昨日の出来事で口も聴いてくれない状態であった
「はあああああ」
「大丈夫?苗木」
「朝日奈さん」
「元気だして!いつもの苗木らしくないよ」
「そう言われても・・・・・・」
苗木の後ろから冷たい視線が刺さる
「(舞園さんとセレスさん・・・ニコニコしているのに目が笑っていないよ)」
後ろを見てそう思う苗木であった
「あれ、どうしたの?苗木?」
「江ノ島さん」
「すっごく絶望的な表情ね」
「ごめん。今は話しかけないで」
「何で?せっかく面白い現状になっているのに」
「そうしたのは江ノ島さんでしょ!」
「そう・・・怒らない」
「はあああああ」
「ほらほら元気だして・・・今日デートしてあげるからさ」
「・・・・・・・」
「なんで嬉しそうにしないのよ」
「こんな状況じゃあ・・・うれしくもないよ」
「ねえ、ねえ、江ノ島ちゃん!何だったら俺と・・・」
「ごめん。桑田とは一生ないから」
「・・・アポ」
「撃沈ですな」
「うるせっ!!」
「・・・一人にさせて」
「ああ、良い表情!!ハグしちゃう!!」
そう言うと江ノ島が苗木に抱き着いた
「!!ちょっと!江ノ島さん!!」
「くっそーーーー!何で苗木ばっかり」
「日頃の行いにせいですな」
「ふん」
「風紀が乱れる」
「そう言うな・・・兄弟」
「あはは」
「不潔」
「あわあわあわ」
「それでこそ、苗木だべ」
「騒がしいな」
「「「「・・・・・・・」」」」
「(3人の視線がさっきより冷たくなっている・・・もう一人増えた)」
「(苗木君のクセに生意気よ!)」
「(フフフ)」
「(これはおしおきが必要ですね)」
「(苗木君ばかりずるい・・・・・・・・・私も苗木君に抱き着きたい)」
こんな感じで78期生の日常は過ぎるのであった
場所が変わって77期生がいる教室
「みんな!今日も全員居るわね・・・狛枝以外は」
「アイツはいつ来るんだよ」
「それより皆にお知らせがあります」
「お知らせ?」
「今日・・・このクラスに転校生が来ます」
「転校生?」
「入ってきて」
と扉が開かれ日向が入ってくる
「・・・・・・・嘘」
七海は驚き、ゲームを落としそうになる
「(あれ?あの人は)」
「自己紹介して」
「どうも、予備学科からこのクラスに転校してきた・・・超高校級の相談窓口の日向創です!」
「皆、仲良くしてね」
「(・・・本物の77期生だ!感動的だな)」
感動する日向であった