ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち 作:ヒーロー好き
日向はある場所に来ていた
「・・・・・・・・・」
地面には血を流し絶命した警備員が倒れていた
「(うっ!)」
思わず目を背け嘔吐しそうになるが堪える
「二度と来るなといったはずです」
「そう言わないでください!」
江ノ島はバットで素振りをしながら言う
「こんな所に何があるというのですか」
「えっと、私の一番大切な物っていえばいいのかな・・・ぜひともカムクラ先輩に見てもらいたくて」
クネクネしながら言う
「そのために私、準備で大忙しであんまり寝れなくて・・・」
目をウルウルしながら言う江ノ島を見て
「(嘘つけ!)」
心の中でツッコみを入れる日向
「って・・・何言ってんの!!これじゃあ先輩に恩を着せているようじゃない!」
とバットを振りながら言う江ノ島
「(あぶね!!いきなり何するんだ!)」
そう言いながらも余裕で避ける日向
「ここで絶望の素晴らしさを見せてあげる!!」
「・・・・・・・」
日向は旧希望ヶ峰学園に来ていた
「(行くぞ!苗木)」
「(うぷぷ・・・楽しいイベントの始まり)」
二人に気付かれないように苗木も江ノ島達の後に付いて行った
「・・・・・・・」
教室のドアを開ける戦刃
「・・・・・・・」
中を覗くと生徒会のメンバーがいた
「・・・・・・・・」
戦刃が荷物を机の上に置く
「おい!お前ら!!あんなもの送りつけて脅しのつもりか!!」
「あの映像・・・本物なの?」
「こんな夜中にありえない」
「なんで僕達が」
「うんうん」
「(・・・一人いや八つ子がいないか)」
「生徒会の皆さん。今からあなた達にはコロシアイをしてもらいます!」
「はっ!!何言ってんのよ!あんた!頭おかしいんじゃないの?」
「飲まれるな!我々生徒会が動揺したら此奴らの思う壺だ!」
バン!!
銃声が鳴り響く
「・・・・・・」
生徒に一人が血を流し倒れた・・・・・同時にその光景に悲鳴を声が上がる
「あなた達の選べる選択しは二つ。わたしのいうとおりに殺し合うか・・・わたしに殺されるか」
「どうも・・・江ノ島盾子でーす」
江ノ島が何かを運んできた
「優柔不断なアンタたちのためにいい物持ってきたよ!」
「そ・・・それは」
「今のアンタらに一番必要なものだよ」
動揺する生徒会
「ほかにも、金に家族に秘密に支援にチョメチョメ。いろんな意味でゲキオモ、ダメ押しの動機の塊」
アッタッシュケースの中に生徒会一人ひとりの名前の書かれた箱が入っていた
「これ・・・どうしちゃおっか」
「・・・・・・・」
戦刃の持ってきた荷物にはさまざまな武器が入っていた
「な・・・何なのよ・・・これ」
ふたりは教室を出て行った
「落ち着くんだ!殺し合いなんてバカげてる・・・僕らは希望ヶ峰学園の生徒会だ!」
「そうだよ・・・私たちは仲間じゃん・・・仲間同士で殺し合いなんてするわけないよ!」
「(そう言いながら・・・実際に起こったんだよな)」
「・・・・・・・」
一人の生徒がアッタッシュケースの中を見ていた
「希望ヶ峰学園の象徴・・・生徒会同士のコロシアイ。こんなの面白くなるに決まっているわ!じゃあ・・・はい」
江ノ島は戦刃に楽譜を渡した
「え?・・・翼をください?」
「えへ・・・さん!はい!!」
「え?・・・はあああ」
顔を真っ赤にしながらも歌いだす戦刃
「(戦刃さん・・・少し言いなりになりすぎだよ)」
と近くで見ていた苗木は心の中で思った・・・・・・ちなみに苗木は無気力な幻灯機(イビルブラインド)を使用しているため二人は気付かない
教室では
「と、とりあえず外に逃げる方法がないか皆で探してみよう」
カチ
音が聞こえた方に視線を向けると
「・・・・・・」
一人の生徒が銃を手にしていた
「なにやっているんだ!」
「さっきの二人を殺すんだ!アイツの仇を取るんだよ!」
「やめろ!」
「離せよ!」
二人の生徒が掴み合いになる
「おい!二人とも手を放すんだ!!」
「お・・・おれは」
手を離し、一人はバランスを崩し後ろに下がる
「ぐはっ!!」
と思ったら前に吹っ飛んだ
「・・・・・・・」
いや日向は後ろから蹴ったのだ
「・・・誰だよ!!」
「・・・・・・・!!」
日向は危険を察知し横にずれる
ダン
すると一人の生徒が刀を振り下した
「何を・・・何をしているんだ!!」
「・・・・・・・・」
日向はその生徒を見た
「お・・・お母さんが・・・母さんがね・・・母さんが」
その生徒はお母さんと言いながら皆を見ていた
「(まずいな・・・この表情は・・・)」
と思っていると
「お母さんが!!!!」
とまた刀を振りおろす・・・・・・・・が
「・・・・・・・え?」
胸に衝撃は走り、視線を向けるとナイフが刺さっており、血も出ていた
「・・・・・・・お母さん」
そう言いながら崩れおち倒れた
「・・・・・・・・・」
日向の手にはそのナイフを持っていた
「・・・・・・」
その光景に言葉を失う
「・・・・・・・くっ!!」
一人の生徒は武器を取ったと同時に
ババババババ
一人の生徒が日向に向かってマシンガンを撃つ・・・・・・が
「・・・・・・・・がは」
一発も当たらす、お腹に蹴りが当たり、飛ばされた
「・・・・・・・」
視線をムキムキの男子とオッドアイの女子に向ける
「いやだ!いやだ!いやだ!死にたくないよ!!」
フライパンを振りながら泣く
「大丈夫だ!!」
男子が日向を押し倒し首を絞める
「・・・・・・・どうだ!」
「・・・・・・・・」
日向は相手も手首を掴む
「何を・・・・ぐあああああ!!」
男子生徒は悲鳴を上げ、苦痛の表情が浮かぶ
「・・・・・・・」
手首を掴みながら、自分に首から相手に手を剥がし立ち上がる。生徒はあまりの痛さに両膝をつく
「き・・・きさま」
ダン
日向は蹴り、男子生徒は後ろの壁にぶつかりうつ伏せに倒れた
「・・・・・・ひっ」
男子生徒から血が流れる。その光景にオットアイの女子は悲鳴をあげる
「・・・・・・がっ!!」
がその女子も日向にナイフで刺され、血を流しながら倒れた
「・・・・・・・・・・」
「(希望は予定調和。正しい心で・・・光に向かって・・・それに一辺倒・・・絶望は希望の対極の存在)」
江ノ島はモニター室に来て、椅子に座った。その手にはモノクマを抱えていた。戦刃も楽譜を持ちながらまだ歌っていた。そして苗木も来ていた。二人はそれに気づかない
「うわあああああああ!!」
廊下では赤い髪の生徒が逃げていた
「死ねええええええ!!」
ピンク髪の生徒がスコップで日向を殴ろうとしたが
「がはっ!!」
簡単に避られ、女子のお腹に衝撃が走り、仰向けに倒れる
「・・・・・・・」
お腹から血を流しながら動かなくなる
「な・・・なんだよ」
「(ドロドロで・・・グチャグチャで・・・愛も憎悪もすべてを呑みこむのが絶望だから)」
「僕たちは・・・アイツに殺されたくない」
「私たちは・・・自分で命を絶ちましょ」
別の場所では・・・男女ひとりずつ拳銃をお互いに向けあい自殺しようとしていた
ドン
鈍い音が聞こえ、女子生徒が目を開けると
「ひっ!!」
男子生徒は頭から血を流していた・・・そして女子生徒を押し倒すように倒れた
「な・・・なんで」
視線を前に向けると
「・・・・・・・・」
日向が立っていた・・・そして近づく
「や・・・やめて・・・やめてよ!!」
日向は銅器を振り下す
「・・・ああ・・・あ」
女子生徒の頭から血が流れ、動かなくなる
「うわああああああああ!!」
その光景を見ていた赤い髪の生徒は涙を流しながら泣いていた
「・・・・・・・」
日向はその生徒に近づく
「(アンタでも予想がつかないのが絶望だから・・・予想のつかない絶望だけがアンタをつまらない未来から救ってくれる)」
最初の教室に戻ってきた日向
「や・・・やめて・・・たすけて」
血が飛び散る
「・・・・・・・」
スタンガンを持った女子生徒が倒れた
「・・・・・・・・・・・」
教室の中を見渡すと、教室中血しぶきだらけで生徒も倒れ、床にもびっしりと血で汚れていた
「・・・・・・・ん」
気配を感じ視線を向けると
「なんだ・・・お前は・・・」
メガネをかけた生徒が日向に銃を向けていた。反対の手にはチェンソーを持っていた
「貴方では・・・僕には勝てません」
「・・・・・・・」
絶望の表情を浮かべ、銃を下す
「安心してください・・・あなたが目覚めた時は・・・・・・」
「うわああああああ!!」
チェンソーを動かし襲って来た
「・・・・・・・」
日向は横に避けた後・・・男子生徒の後ろに立ち、その人の首にナイフを当てる
「・・・・・・や・・・やめ」
「・・・・・・」
日向はナイフを引くと同時の男子の首から血が噴き出す
ドサ
生徒はうつ伏せで倒れた
「・・・・・・・・・・・・」
日向は教室にあった監視カメラを見た
「どお・・・興奮した・・・でもこんなもんじゃないよ。絶望の素晴らしさは・・・これからもっっと退屈しないよ」
江ノ島と戦刃そして苗木はその様子をモニターで見ていた
「けど・・・やっぱりアンタは最高だよ!!カムクラ先輩!!まさか一人で全員殺すなんて・・・こんなの私でも予想がつかなかったよ!!」
興奮する江ノ島
「アンタとは仲良くやっていけそう・・・・・・・ふふ」
こうして(希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件)は幕を下ろした
ねぇ・・・・・これで終わりだと思った・・・うぷぷぷ・・・そんな訳ないよ!裏側を見ない限りはね
まあ、勘のいい人は分かると思うけどね・・・・・・・・それは次回にて・・・・・・・では、サイナラ