ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち 作:ヒーロー好き
翌日の昼時、日向はベンチで横になっていた
「・・・・・・・・」
目を開け、空を見ていると
「日向君!!」
「うわわわ!!ってあなたですか?」
「何よ!そのがっかり声は!」
「いや、てか何んですか?」
「それはこっちのセリフよ!せっかくの休み時間を一人で過ごすなんてもったいないわ!」
「先生こそ、一人で何をやってるんですか?」
「ちょっと予備学科のことを知りたくてね」
「え?」
「ちょうどよかった!日向君はどうして予備学科に?」
「はあ・・・親に無理やり進められて・・・」
「無理やり」
「はい!俺の意見も聞かずに勝手に・・・お金もそんなに余裕もないのに」
「・・・大変なのね・・・」
「はい・・・先生。俺からも一ついいですか?」
「何?」
「先生って本科の生徒の担任ですよね。どんな生徒がいるんですか」
「・・・そうね。みんな個性あふれる生徒よ!もう少しまとまってくれたらうれしんだけどね」
「はあ・・・」
「ああ、みんな待ってるんだった。くわしい話はまた今度聞くわ!」
走って戻ろうとした時
「先生!」
「ん?」
「最後に一ついいですか?」
「何?」
「先生・・・才能を世界を滅ぼすために使おうとしている人が生徒の中にいたらどうします?」
「え?」
予想もしない質問に困惑する
「ああ、すいません!今のは忘れてください!」
「はあ・・・」
「生徒が待っているんでしょ!早く行ってください」
「わかったわ!」
雪染は戻っていった
「・・・・・・・・・・」
「あいかわらず、元気な娘だ」
声がした方に視線を向けると
「天願さん」
眼鏡をかけモスグリーンの厚手のジャケットを着た、やや腰の曲がった初老の男性がいた
「隣いいかの?」
と言うと天願は日向の隣に座った
「そろそろ期限だが・・・やはり受けるのか」
「・・・はい」
「そうか・・・わしはあの計画にさほど賛成してはおらんのだ」
「はあ」
「人が人らしくあっての希望だからな・・・」
「仕方ないですよ・・・勝手に申し込まれたとはいえうちには学費を払える余裕はないですし・・・どういっても納得してくれないでしょうから」
「君は優しいな・・・だが君は君らしく生きればいいだ」
「ありがとうございます。けどもう決めたことですから・・・それに親は俺のことただの道具にしか見てないと思うし・・・ならいっそのこと」
「・・・・・・そうか・・・ならわしから何も言うことはない」
と立ち上がる
「じゃが、わしは君をただの道具とはおもわん。それだけは覚えておいてくて」
と言いながら日向のもとを離れた
「・・・・・・・・・」
日向は空を見上げた
「人が人らしくあってか・・・けど俺は・・・」
携帯を取り出し、時間を見た
「そろそろ戻るか」
日向は立ち上がり・・・教室に戻った
「でーあるからして」
授業を受けながら、日向は考えごとをしていた
「(俺はただの道具か・・・なんか辺古山と同じこと言っているみたいな・・・あんまり憧れを抱いていないとはいえ、まさか・・・勝手に申し込まれるとはな・・・やっぱり受ける運命なのかな・・・俺)」
などを考えていると、授業が終わった
夕方、日向は噴水広場に来ていた
「・・・・・・」
空を見ていると
「日向君」
「ん?」
聞き覚えのある声に顔を向けると
「七海」
「やっぱりここにいたんだ」
「どうしたの?」
「ねえ、これからゲーセン行かない?」
「え?」
「新しい格ゲーがリリースされたんだ」
「俺、そんなにうまくないぞ」
「良いんだよ」
そう言いながら日向の手を引いた
「みんなと一緒ならゲームは楽しいよ」
笑顔でそういった。日向はゲーセンに一緒に行き遊んだ
翌日、日向が外を見ていると
「みんな、新しく入ってきた転校生を紹介する」
「!!」
視線を向け驚く
「どうも、九頭龍菜摘」
頭を下げる
「なんであんたらみたいなクズと一緒にされるのかわからないけど、まあよろしく」
「(来たな・・・九頭龍菜摘!トワイライト事件の被害者)」
心で思う日向だった