ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち 作:ヒーロー好き
翌日の夕方、日向が廊下を歩いていると、話し声が聞こえた
「その陰険なやり口は通用しないって言っているの!あんたがどんなにえらくたって、極道の娘だからって、あの子の才能には絶対かなわないんだから!」
「うざい!あいつの金魚のフンをやっているようなボンクラが私に意見するな!」
「こっこの!!」
佐藤は菜摘を叩こうとする
「おい!やめろ!」
日向がその手をつかんで止める
「くっ・・・」
「次は殺してやる」
菜摘は睨みつけながら言い、その場を離れた
「・・・おい!待てよ!」
日向は追いかけようとするが
ブツブツブツ
佐藤が何かを言っており、異様な雰囲気を見た後、すぐに追いかけた
「ここにいたか」
日向は菜摘を見つけた
「何?」
「あれじゃ・・・ただの脅迫だ!あんなのもうやめろ!」
「うざい!予備学科の無能風情がこのわたしに説教するな!」
「本科どころか予備学科からも追い出されるぞ!それでもいいのかよ!」
「うるさい!私は絶対に本科にいくの!!絶対に!!」
菜摘の目には涙があふれていた
「・・・・・・・・」
「なんでそんなに・・・」
「お兄ちゃんは超高校級の極道。私も超高校級の妹じゃないと置いていかれるじゃんそんなのいやだ!」
「別に才能だけがすべてじゃないのに・・・」
「あんたに何がわかるの?」
「兄貴が好きなんだろう!家族なんだろう!だったら思い出をいっぱい作れば」
「才能のない人間なんてお兄ちゃんと一緒にいる資格なんてない!」
「・・・・・・」
「胸を張りたいんだよ!見上げるんじゃなくてお兄ちゃんの横に居たいんだよ!超高校級の妹だって認めてもらええば、お兄ちゃんの横に居られるもん」
「・・・・・・別にそんなのなくてもいられると思うのに」
「何よ?」
「俺にはお前が羨ましいよ!俺なんて親から道具のような扱いを受けているし、俺の知らないうちに勝手なことをするし・・・人として扱われたことないから交換してほしいと思うよ」
と言いながら日向はその場を離れた
夕方、日向は苗木に電話をかけていた
「苗木」
「どうしたの?日向くん?」
「苗木・・・トワイライトが始まるぞ!」
「うそ!本当に!!」
「ああ、間違いない。予備学科に着てくれ」
「うん。ボクも向かうよ」
「頼むぞ!」
夜、日向と苗木は事件が起こる音楽室にいた
「さて、張り込みだ!」
「なんでこんなことしないといけないの?」
「しょうがないだろう!何時ごろ事件が起きたのかわからないんだから」
「それはそうだけど・・・」
「それにお前の能力を使えば気づかれずに入れるんだし」
「魔界777ツ能力!魔界の凝視虫(イビルフライデー)と毒入り消毒液(イビルキャンセラー)のこと言っているの?」
「イビルフライデーは無数の虫で探索できるし、イビルキャンセラーで姿を隠せるし俺たち以外は見れないし」
「まあ、そうだけど」
「それに探偵みたいで楽しそうじゃん」
「楽しそうって・・・日向くん?」
「わかってる!さて張り込むぞ!」
「わかったよ」
それから二人は待った
「・・・・・・・・」
待った
「・・・・・・・・」
待ったが・・・来ない
「眠い」
「・・・おいやめろ!俺も眠いんだから」
だんだん眠気が襲ってくる
「・・・・・・・」
眠気に襲われ、二人は夢の世界に落ちようとした
その時
ダン
「!!」
大きな音に二人は驚く
「な、なんだ?」
視線を上げると、いつも間にかいた佐藤と菜摘がいた
「おい!もう来ているぞ!」
「いつの間にか寝ちゃったの?」
「そんなことはいい早く止めるぞ」
「その前に正体を隠してね」
二人は黒いコートを着て、モノクマのマスクをがぶった
サイド佐藤
菜摘と話しをしていて、後ろを向いた
「(真昼はあたしが守らないと・・・わたしが・・・わたしが)」
ジャリを詰めた水着で殴ろうとした
「(わたしが守るんだ!!)」
殴ろうとした時
「待て!!」
右首に冷たいものが、見ると刃物が目に映った
サイドアウト
日向は佐藤が菜摘を殴ろうとした所を見て、閻魔刀を抜き首元に当てた
「待て!!」
「ひっ」
悲鳴をあげる佐藤
「あ、あんた何者!!」
「君も動かないで」
苗木は菜摘のコメカミにブルーローズを当てる
「何者なのよ!」
「そんなことはどうでもいい!」
「それよりお前!何をしようとした?」
「あんたには関係ないでしょう!それよりこいつら誰よ!!」
「し、しらないわよ!!」
「どうせあんたの組員を連れて来たんでしょう!!あたしを殺すために」
「違うわよ!!殺そうとしたのはあんたでしょう!!」
「うるさい!絶対真昼には手を出させないんだから」
「あの、ふたりとも」
「これ収集つかないぞ!」
「あんたも」
「ん?」
「あんたもこんなことしてただで済まないわよ!!」
「しょうがない!歩いて!」
「誰に命令して」
「・・・・・・・」
撃鉄を指で起こす
「ちっ!!」
菜摘は歩きだす
「君も」
「・・・・・・・」
佐藤も歩き出す
「・・・・・・」
ふたりは一緒になる
「どうする?」
「ちょっとおしおきする」
「おしおき!」
「スペシャルなおしおきを用意しました」
というと苗木は大きな傘を取り出した
「魔界777ツ能力!幻覚色眼鏡(イビルイリュージョン)!!」
「な、なによこれ!!」
「なにをするの!」
「では、張り切っていきましょ!おしおきタイム!!」
「「いやーーーーーーー!!」」
大きな傘が二人を覆う
「苗木!これって」
「ちょっとした幻覚を見せているだけだよ!」
「俺にはだだ悲鳴を上げているだけに見えているぞ・・・ほかに方法はなかったの」
「・・・・・・ごめん!思いつかなかった」
二人はしばらく悲鳴を上げた後、気を失った
「これでよかったの?」
「わからないよ・・・僕だってほかに方法があったかもしれないけど・・・」
「・・・・・・」
「しばらくすれば目を覚ますと思うよ・・・心配なら日向君が何とかしてよ」
「なんとかって」
コンコン
足音が聞こえてくる
「あ!!やべ!」
「逃げるぞ!!」
二人は窓から脱出した・・・その後すこし話をした後、解散した
朝、日向は何事もなかったように学校に登校した・・・すると学校の前にパトカーが止まっていた
「!!ま、まさか」
日向は走りだし、近くいた生徒に聞く
「な、何があったんだ?」」
「ん?殺人未遂だよ!ほら転校生の九頭龍菜摘が人を殺そうとした所を取り押さえられたんだとよ!」
「え!!」
日向を驚き、バックを落とす
「そ、それで菜摘は」
「もう警察に連れていかれたよ!」
「そ、そうか(犠牲も出さずに止められたのかな・・・けどやりきれないな)」
安堵する一方で複雑な気持ちになる日向だった
「(苗木はなんで知らせなかったんだ?放課後に電話してみるか)」