ダンガンロンパ 苗木と日向になった超高校級の転生者たち 作:ヒーロー好き
放課後、日向は苗木に電話をしていた
「苗木」
「どうしたの?日向くん」
「菜摘が警察に逮捕された」
「そうらしいね・・・」
「お前、見ていたんだろ。なんで知らせなかった?」
「知らせようとしたんだけど・・・・・・実は」
そこから説明が始まった
「・・・・・・・」
日向は説明を聞いて出た言葉は
「苗木・・・・・・お前、本当に不運だな」
「言わないで」
なんとまあ不運の一言でいえないことだった
「それはしょうがないかな・・・・・・・ドンマイだ」
「うん」
「それよりも止めることが出来た・・・でいいのかな」
「前向きに考えればそうだね・・・・・・それとさ」
「ん?」
「佐藤さんだっけ、あの人も逮捕されるかもしれないよ」
「なっ!!ホントか!!」
「うん」
「なんで!!」
「なんかね・・・あの音楽室にビデオカメラがあったらしいよ」
「ビデオカメラ?」
「その音楽室で演奏を撮影していた人が録画をしたまま下校したらしくその時の様子が鮮明に映っていたって警察の人が言ってた」
「マジかよ!おれたちの知っている原作じゃあそんなのなかったぜ」
「ぼくも驚いたよ。でも安心して僕たちの姿は映ってなかったよ。その前にテープが切れたらしいから」
「あ、そう」
「でも、菜摘さん・・・・・・取り調べで僕たちのことは言ってよ。不審者にあったって」
「・・・・・・・」
「まあ、証拠はないけどね」
「・・・・・・そうか、ありがとうな」
「別にいいよ・・・それよりもさ日向くん」
「ん?」
「そろそろ例のプロジェクト期間だよ・・・本当に大丈夫なの?」
「心配ない・・・策はある。それにお前も協力してくれるだろう」
「それはそうだけど・・・・・・・何があるかわからないじゃん。今回のように若干イレギュラーがあったし」
「心配ない!なんとかなるよ。じゃあよろしくな」
「わかった」
「じゃあな、苗木」
と言い日向は電話を切った
「・・・・・・・・・・」
電話を切った後、日向は空を見上げた
「なんとかなるか・・・・・・ん?」
話声が聞こえ、視線を向けると小泉と佐藤がいた
「(・・・・・・例のことで話しているのかな)」
そう思いながらその場を離れた
2日後、苗木の言うとおり佐藤は逮捕された・・・また苗木に聞いたが学園はこのことをもみ消す動きをとっているらしい。予備学科でも二人は事情により退学したという説明をしていた。二人のことは気になるが、何もないことを祈ることにした
期限当日 日向はいつもの噴水広場に行く前に本科の校門前にいた
「・・・・・・・・」
本科を見ている日向
「(・・・・いよいよか)」
そう思いながら、日向は噴水広場に行こうとした・・・その時
「おい!」
「ん?」
振り向くと
「お前か本科に侵入しようとしている不審者は」
「(うわ!同性愛者のボクサーだ)」
逆蔵十三がいた
「ちょっと来てもらおうか」
「なんでですか?」
「お前が本科に侵入しようとしていると連絡があったんでな・・・来てもらうぞ」
「・・・・・・・身に覚えがないよ」
その場を離れようとしたが
「待て!」
肩をつかまれた
「だから身に覚えがないです」
「うるせ!!こっちは通報がきているだ!」
「何かの間違いじゃないですか?」
「それはこれから調べるんだ。ったくこれだから凡人は」
「はぁ」
「本科に大事な才能に金魚のフンがくっつきやがる」
「人生は才能だけじゃない!」
「いいこと言うじゃないか。そのとおりだ。無能は無能らしく才能をうらやんでる暇があったら、歯車みたいに生きていけってことだ。お前みたいに才能のない人間はな何も考えずにダラダラ毎日這いつくばって生きてんのがなにより幸せなんだよ」
「・・・・・・・・」
「さて、来てもらおうか。来ないなら力ずくで!」
ガシ
日向は逆蔵の左手をつかむ
「おい、貴様。何のつもり・・・!!ぐっ!」
激痛に顔がしかめる
「(なっ!なんだこいつは)」
「お前がどう思っているかは勝手だが、いい加減にしてくれないかな」
日向は右手で逆蔵の左手を強く握っていた
「こっちには身に覚えがないんだよ!それを力ずくでって。それなら俺もそれそうおうの対応をするぞ!」
「こ、この」
逆蔵は右手で日向を殴ろうとする
「・・・・・・」
日向は手を離し、簡単によける
「!!ほう・・・凡人のくせにやるな。だがこれならどうだ!」
続けて殴ろうとする
「・・・ロイヤルガート」
日向はそういうと同時に水色のオーラが出る
「・・・ブロック」
こぶしを止めた
「(おお、ロイヤルブロック)」
タイミングが良ければダメージが0になる
「な!なんだと!」
「どうしたんですか?」
「こ、この!」
再び攻撃するが
「(・・・たいしたことないな)」
日向はその攻撃をすべてロイヤルブロックする
「ば、ばかな」
そのことに驚きをかくせない逆蔵
「(冗談じゃない!俺は元超高校級のボクサーぞ!それをこんな凡人に)」
心の中で焦りが生まれてくる
「(そろそろ終わるか)」
「このやろう!!」
渾身の一撃を繰り出そうとする逆蔵
「ロイヤルリリース」
日向はパンチを繰り出す
「ぐほっ!!」
タイミングよく発動し、今まで蓄積したダメージをすべて放出した攻撃は逆蔵に当たりあまりの衝撃に10メートル飛ばされ仰向けに倒れ、立てなくなる
「ば・・・ばかな」
口から血を垂らしながら日向を睨んでいた
「(うわ・・・やりすぎた)」
そういうとその場を離れた・・・途中雪染先生と会うが気にせず走りだす
日向は噴水広場のベンチに座った
「はあ・・・やりすぎたかな。まあ相手も悪いし、いいか」
日向は時計を見た
「まだ時間あるな、すこし仮眠するか」
そういうと日向はベンチに横になる
夕方、校門前に雪染先生と逆蔵がいた
「大丈夫。逆蔵くん」
「ああ、なんとかな」
「それはそうとなんで日向君にあんなことは」
「通報があったんだよ。あいつが侵入しようとしているって」
「そんな、何かの間違いよ」
「ああ、そうだったな。さっき確認したが間違いだったらしい」
「ならなんで!」
「しかたないだろう・・・部下に示しつかないし、それに話を聞いたら解放するつもりだったよ」
「本当?」
「本当だよ!!」
「はあ、まあいいわ。日向君には私から謝罪するわ」
「おまえ本来の目的を忘れているじゃないだろうな。俺たちは宗方の命令でこの学園の暗部を調査に来ているんだぞ」
「わかっているわよ。調査はちゃんとしているわよ・・・けど間違ったら謝るそれが当然でしょう」
「・・・・・・・」
「ちゃんとわかってる」
「わかったって・・・・・・・・けど希望ヶ峰学園は宗方のいうとおり腐りきっているぜ。九頭龍のガキの事件、完全にもみ消そうとしているぜ」
「教師の間でもそういう話で進んでいるよ。あとで生徒に説明するよういわれちゃった」
「むかつくぜ。教師も評議会の連中もみんな保身しか考えてねぇ」
「希望ヶ峰学園が間違った方向に進んでいるのは確かね。正せるのは宗方くんしだけだよ」
「ああ、あいつしかいねぇ」
「あ!」
「ん?」
「例え逆蔵くんでも宗方くんは渡さないからね」
「・・・いきなり何言ってんだ」
「そろそろ戻るね」
そういうと、雪染は戻っていった
「(それにしても、日向というガキいったいなんだったんだ?)」
「ん?」
日向が目を覚ますと夕方になっていた
「起きた日向君」
「七海?」
目の前に七海の顔があった
「(なんで七海が・・・それに頭にやわらかい感触)」
その時、日向は気づいた。七海に膝枕されていることに
「って!何しているの!!」
驚いて飛び起きる
「日向君が寝ていたから・・・それにゲームで男の人はこうするのが好きらしいし」
「好きって」
「いやだった」
「そんなわけないだろう。七海は良かったのか俺なんかで」
「別に・・・日向君だからしたんだ・・・と思う?」
「なぜ疑問系?」
「それより日向君」
「ん?」
「新作出てたし一緒にやろう」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
日向は首を横に振る
「悪い。これから用事があるんだ。たぶんしばらく一緒には遊べない」
「そっか」
「七海、思い出ちゃんと作っているか?」
「それなりに」
「たくさん思い出作れよ。七海は超高校級のゲーマーだけじゃない。いい所もいっぱいあるんだからさ」
そう言われうれしそうな表情になる七海
「じゃあな」
「うん!用事が終わったらまた遊ぼう」
そう言い日向はその場を後にした
「(七海、ぜったい守ってやるよ。七海だけじゃない77期生のみんなも絶望に染まらないよう守ってやる)」
ある場所
「被検体が、プロジェクトの参加に決断したそうです」
「いやだね・・・人工の才能、人工の希望か」
「もう、止まらんだろうな」
「ついに受けるか」
「はい!俺はみんなの希望になります」