「じゃあ、ソフィア教えて貰って良いか」
「あっ、そうだったね」
俺はソフィアから話を聞きこの世界の事情を知った。
ソフィアの話をまとめると、この世界は7つの国に分かれていてそれぞれの国に姫がいるらしく、その姫達は7つの罪の内一つの称号を持っており、その姫を中心で国を統治しているらしく俺が今いるこの国、インウィディアがこの世界で一番の財政難に陥っているようだ。
「だいたいの世界事情はわかった。教えてくれてありがとな」
そう言った俺は席を立とうとしたとき、
「待って!タクムはどこに泊まる予定なの?」
「まだ、どこに泊まるか決めてないなぁ」
しかし、本当にどうしようか異世界の情報もまだ少ないし持ってきた物を売ればどうにかなるがそれもその場しのぎにしかならないな。
「よかったらここに泊まっていったら?」
「え?」
「えっと、その、ちゃんと安定して落ち着くまでだよ」
「いいのか」
さすがにこんな可愛い女の子と一つ屋根の下で暮らしていいのもなのか。
「うん、だっていきなり異世界から呼ばれて大変でしょ?」
ついさっき会ったばっかの俺にこんなに優しくしてくれてこの子は天使か!!
「そうか、じゃあお言葉に甘えさせて貰うか」
「うん!」
こうして俺はしばらくの間ソフィアと暮らすことになった。
ソフィアと生活する上で一番、気になっていたことがある。
「ソフィアは一人で暮らしているが生活にかかるお金とかどうしているんだ」
俺を泊めてくれたとゆうことはこの家にはソフィアしかいないことになる、俺が増えるとなるとその分の生活費が増えることになるつまりソフィアの生活費の額によっては俺も働くことになる可能性がある!
「うーん、生活にかかるお金は私一人分は足りてるけどタクムと暮らすとなると足りないかも…」
やはりそうか、高校出てから就職もしてないしアルバイトすら一度もしたことないから心配だが助けて貰い更にはしばらくの間、泊めて貰うんだソフィアの為なら俺、頑張れるはず!
「そうか、じゃあソフィアはどんな仕事しているんだ」
「私はこの町の酒場で今お仕事しているの」
「じゃあ、俺もそこで働こうかな」
「ええぇぇぇ!そんなの良いよタクムはタクムの力を必要としてる人のことを調べててよ」
「ソフィアだけに大変な想いはさせられないからな、それに酒場での情報収集はRPGの鉄則だしな」
「わかった、そのあーるぴーじーって何だかわかんないけど無理したらだめだよ」
「ああ、俺もあんまり無理するのは好きじゃないけど自分が稼ぐ分はがんばるさ。そんじゃあ、早速行きますか」
「うん!でも私、今日はお仕事お休みだから明日行こうね」
「えっそうなの、俺のやる気を返してくれぇー」