「・・・・」
お風呂場の扉を開けた俺は一瞬、フリーズした…。
少しずつ状況が見えてきた、目の前には先ほどまで2階に居ると思っていたソフィアの姿があった。
だが、問題はそこでは無い。
お風呂場に居るのは良い。何故ならばソフィアの家だからだ。
俺があと30秒いや、20秒早ければこんな事にならなかったのかそれともソフィアが2階に居ると確信せずにちゃんとノックすれば良かったのだろうか。
なぜ、俺がこんなにも後悔しているのかと言うとソフィアのほぼ、裸に近い姿を見てしまったからだ。
だが、俺の記憶には鮮明に残っている。
見ただけでわかるような白くツヤツヤしていて触ればもちもちと弾力のありそうな肌。
まだ、発育途中ではあるが触れたら柔らかいであろう胸。
本当にソフィアには申し訳ないと思っているが、
俺も男の子だからしょうがない事だ、ソフィアの為に目を晒すか閉じようとしたがしっかりと見てしまった。
そんな事を頭で考えていても現実では数秒の事
ソフィアはびっくりして屈み込んでしまった。
やっと周りの事が見えるようになり俺は急いでお風呂場から出た。
「ソフィアごめん!すまん!」
「・・・・・」
ソフィアからは何とも言われなく沈黙が訪れる。
数分たったがまだ沈黙は終わらない。
気まずい…
ソフィアはどう思ってるんだ…
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
私の名前はソフィアです。
今日の朝、買い物から帰って来たら知らないお兄さんが私の家の前で倒れていたのでとりあえず私の家に入れて看病する事にしました。
そのお兄さんはいきなり違う世界から来ちゃったみたいで可哀想だったのでとりあえず私の家で一緒に暮らす事になりました。
昔からお友達が作るのが苦手で町でも親しい人は余り居なくてどう接して良いかわからなかったんですが、お腹が減っていたみたいなのでご飯を作ってあげたら物凄く喜んでくれて、それに褒めてくれて嬉しかったです。
でも、今私がお風呂に入ろうとしたらいきなりタクムがドアを開けちゃって…わ、私のは、裸姿を見られちゃって今、どうして良いかわかりません…
「ううぅぅぅ…」
どうしよう、タクムに見られちゃったよ…
恥ずかしくて何て言えば良いのかわからないよ。
「そ、ソフィア、本当にごめん!その、俺も悪気は無かったんだ。ソフィアが2階に居ると思っててその、本当にすいませんでした!!」
「うん、わざとじゃ無いなら良いよ私もいつもの感覚だったから鍵をかけ忘れてたしうん、だ、大丈夫だよ…」
「あ、ありがとうソフィア!」
「ところでタクムは何しにお風呂場まで来たの?」
「ああ、そのお風呂場にあるタオルを取りに来たんだ」
「そうなんだ、じゃあ今取ってあげるね」
「いや、ソフィアまだ俺の前に出れる格好じゃ無いだろ。お風呂から出たら後で持って来て貰えるか?」
「わ、わかった!」
「・・・・」
「・・・・」
まだ、少し気まずいせいで二人とも無言になってしまった。
「じゃあ、リビングに戻って待ってるからな」
「う、うん」
そう言って俺はリビングに戻った。