全てはチャットから始まった。チャット仲間とデジモンについて会話していると、突如パスワード付きのチャットルームにナビットくんが現れた。
内容はEDENで特別なプレゼントをくれるということだった。アミとノキアとアラタの3人はク-ロンガラクタ公園でそのプレゼントを受け取ったが、それはデジモン・キャプチャーというアプリだった。
そのアプリは削除不可能のアプリだった。アラタはアプリを受け取った後の謎の足音を追いかけ、ノキアは怖がったまま動けなくなり、そしてアミはアラタを追いかける。だがそこには白い少年の幽霊と思われる姿があった。
白い少年の幽霊はアミに何かをしたのだろうがアミにはわからなかった。すでに気が付いた時にはいなくなっていたのだ。
その後すぐにアミは声を掛けられた、だが声をかけてきたのは少年の幽霊にそっくりな少年だった。
先程の白い少年の幽霊にあまりにもそっくりな少年がアミの目の前にいた。アミは少年の姿に驚愕していた。
「どうした?まるで、"幽霊"でも見たような顔だ。」
「えっと信じてくれるかどうかわからないけど、今あなたにそっくりの幽霊を見たの。」
アミは少年に正直に伝えた。
「それなら…その幽霊は、僕かもしれないな。僕を"EDENに棲みついた幽鬼"と呼ぶものもいる。この世のものではないと…。」
「どういうこと?」
少年の言っているとこがいまいちわからなかったアミはどういうことか聞いた。
「真相は、僕はただ神出鬼没なだけ…そんなところだ。」
「あぁ…なるほど…。」
「安心するといい…僕は幽霊じゃない。このEDENに、ちゃんと実在しているよ。君のような"迷い後"を導くためにね。君は、ハッカーの証であるプログラム「デジモン・キャプチャー」手に入れたばかり。言わば、「ハッカーの雛鳥」だ。」
「ハッカーの雛鳥?」
「EDENには、様々な目的を持ったハッカーがいる。セキュリティ・ホールを見つけて報告する義賊的な者、他人の財産や個人情報を狙い、アカウントを強奪する者、自分の技術を磨き、ただ力を試したい者。本当にいろいろ、だ…君は、そんなハッカーになりたい?」
「どんなハッカーかぁ…う~ん。」
どんなハッカーになりたいといわれても何も思い浮かばないアミであった。
「その様子だと…雛鳥どころかまだ卵からかえってもないようだ。ハッカーを目指すか、他の何者かになるか…それは、君の自由さ。だが、経緯はどうあれ君はハッカーに興味を抱いてここまで来て、その結果「デジモン・キャプチャー」を手にした…そうだろう?だったら、試した見るといい…「デジモン」と呼ばれるプログラムの、驚くべき力を。」
少年がそう言うとアミは何も言わず頷いた。
「…それでいい。では、未来の"仲間(ハッカー)"の誕生を祝して君に、記念すべき一体目のデジモンを進呈しよう。ほら、君の後ろにいる…あれがデジモン・プログラムだ。」
アミは後ろを振り向くと隠れていたデジモンが姿を現した。
「うわぁ…この子達がデジモンなんだぁ。どれもかわいい子達ばっかり。」
「ほら、デジモン・キャプチャーのアナライズを使ってみるといい、それで名前とどんな能力か調べられる。」
少年がそう言うとアミはアナライズを起動してその場にいるデジモンをアナライズする。
【名前:テリアモン タイプ:獣型 世代:成長期 種族:ワクチン 頭部に1本角を生やした、謎に包まれたデジモン。必殺技:プチツイスター、ブレイジングファイア、ダブルタイフーン】
【名前:パルモン タイプ:直物型 世代:成長期 種族:データ 頭にトロピカルな花を咲かせた植物型デジモン。必殺技:ポイズンアイビー】
【名前:ハグルモン タイプ:マシーン型 世代:成長期 種族:ウィルス 歯車の形をした変種のマシーン型デジモン。必殺技:ダークネスギア】
【名前:ドラコモン タイプ:竜型 世代:成長期 種族:データ すべてのドラモンタイプのデジモンの「祖」であるといわれている古の純血竜型デジモン。必殺技:ベビーブレス、テイルスマッシュ、ジ・シュルネン】
【名前:[Bアグモン タイプ:爬虫類型 世代:成長期 種族:ウィルス 成長して二足歩行ができるようになった、小型の恐竜の様な姿をした爬虫類型デジモンでアグモンの亜種。必殺技:ベビーフレイム】
「おおお、ほんとだぁ~これでどんなデジモンかわかるんだね!!」
アミが嬉しそうにしていると2体のデジモンがアミに近づいてきた。
「ん?えっと君たちは…ドラコモンとBアグモンだよね。」
ドラコモンとBアグモンは頷いた。そしてドラコモンはアミにさらに近づいて声を掛ける。アミは目線を近づけるために片膝を付いた。
『君は…もしかしてアミ?』
「え?」
ドラコモンが言ったことに一瞬驚いた。なぜアミの名前を知っているのかわからなかったが確かにアミという名前なのでアミは正直に名乗った。
「どうして私の名前を知っているのかはわからないけど、確かに私はアミだよ。」
ドラコモンは喜んだ顔しながら、アミに飛びついてきた。なんとドラコモンはアミの特徴とも言えるサイドテールに噛みついた。
「痛ッッッたあああああああいいいいいいいいいい!!!」
アミのサイドテールに勢いよく噛みついてぶら下がるドラコモン。ドラコモンの体重で髪の毛が引っ張られてアミの頭に激痛が走ってつい叫んでしまったようだ。
『わあ!!やっぱりアミなんだああ。』
Bアグモンがそう言うと喜んで勢いよくアミの胸に突進してきた。
「グエエッ!!」
Bアグモンの突進がアミの胸に直撃しアミは倒れてしまった。そしてドラコモンとBアグモンの2体はアミの胸の上に乗った。
「な、なんなの一体…。」
アミにはもうわけがわからなかった。急に喜んでサイドテールに噛みつかれ、さらには突進され、もう何が何だかわからなかった。
そして一部始終を見ていた少年は苦笑いしていた。
『ねえアミ、僕らのこと覚えてる。』
『俺たち一緒に遊んだんだぜ。』
「え?どういうこと。私、今さっき初めて君たちに会ったんだけど。」
アミがそう言うとドラコモンとBアグモンはお互いの顔を見合わせる。
『う~ん。やっぱり昔のことだから忘れちゃったのかなあ。』
『あれから数年は経ってるからなあ、忘れていても無理はない。』
「どういうことなの?」
アミは少年のほうに首を向けて聞いた。
「彼女と昔に会ったと言うのか!?どういうことだ?(EDENが誕生したのは8年も前のことだが、そのころにすでに会っていたのか!?いや、そんなはずは…。)」
少年が考え込む。だがそんな考える時間すら与えてくれない出来事が起こった。少年のすぐ近くで爆音が聞こえデジモンが現れた。
「!?」
『何だ!?』
アミが驚いてドラコモンとBアグモンを抱えて立ち上がった。
『あいつは!?クリサリモン!!』
「クリ…サリモン?」
アミはすぐにアナライズした。
【名前:クリサリモン タイプ:不明 世代:成熟期 種族:フリー 蛹のような姿をした成熟期デジモン。必殺技:データクラッシャー】
クリサリモンが現れたことによってテリアモンやパルモンやハグルモンが一気に逃げ出した。クリサリモンはその3体を追いかける。
『あいつらが危ない…行くぞドラコモン!!』
『分かった。アミ…ここで待っててね!!』
Bアグモンとドラコモンはクリサリモンを追いかに行く。
「あ、待って!!」
アミは追いかけようとすると少年はアミの肩を掴んで止めた。
「やめておいた方がいい。彼らの言う人間が君のことかどうかわからないのに追いかける必要はない。」
「な、何を言ってるの!?」
「クリサリモンはおそらく程度の低いハッカーが悪ふざけで離したんだろう、安心してくれすぐに代わり見つけ―。」
「それでも!!放って置けない!!」
アミは少年の手を払いのけ走り出だし、ドラコモンたちを追いかける。
「フッ随分物好きだね…君は。」
少年はアミの背中を見て小さくつぶやいた。
そしてクーロンlevel1のさらに奥に進んだアミはやっとドラコモンとBアグモンを見つけた。だがドラコモンとBアグモンはクリサリモンと睨み合っていた。
『どうするドラコモン…あの3体は逃がせたが…。』
『相手は成熟期、まずいね…。』
2体は少し諦めかけていた。成熟期にはかなわないと、だが突如アミの声がその空間中に響き渡った。
「こんんっっのおおおおおおおおお!!」
アミがクリサリモンに助走をつけてドロップキックを放った。クリサリモンはふっ飛ばされたがすぐに起き上がった。アミはすぐに体制を立て直しドラコモンとBアグモンの前に立ち両腕を大きく広げた。
「この子達はやらせない!!」
『アミ!!』
『アミ!どうしてここに!?』
ドラコモンがそう言うとアミは笑顔で答えた。
「私は困ってる人を見捨てておけないタチなの、だからあなたたちも私が助ける!!」
アミのその言葉にドラコモンとBアグモンは確信した。
『やっぱり…あの時のアミだ!!』
『ああ…あの時のアミだ。だったら俺たちのやるべきことは一つだ。』
Bアグモンがそう言うとドラコモンは頷いた。そしてアミの右隣にドラコモンが、左隣にBアグモンが立った。
『大丈夫だよアミ。僕たちは戦える!!』
『アミには俺たちがついてる!俺たちにはアミがついてる!だから負けない!!』
「君たち…分かったやろう二人とも!!」
『うん!!』
『ああ!!』
VSクリサリモン
クリサリモンがこちらに向かって来る。ドラコモンは必殺技を使い迎撃する。
『ベビーブレス!!』
ドラコモンの高温の吐息がクリサリモンに当たった。だが動きを止められた程度だった。
『止まったか、よし今なら!!ベビーフレイム!』
Bアグモンの口から発射された火炎攻撃がクリサリモンに直撃した。クリサリモンは少し後ろに下がり背中から伸びる触手を使って攻撃する。
ドラコモンとBアグモンはジャンプしたり体を傾けたりして触手を避けた。そしてクリサリモンはドラコモンに向かって突進する。
『テイルスマッシュ!』
ドラコモンはクリサリモンの突進を避け全身を回転させて尻尾で何度も攻撃した。クリサリモンは堪らず怯み地面に落ちた。
「今だよ二人とも!!」
アミがそう言うとドラコモンとBアグモンはさらに必殺技を打ち込む。
『くらええ!!ジ・シュルテン!!』
『ベビーフレイム!!』
ドラコモンは頭部の角を激しく発行させて口からビームを放ち、Bアグモンは口から火炎攻撃を放った。その攻撃を受けたクリサリモンは消滅した。
「やったあ!!やってね二人とも!!」
アミを喜んでドラコモンとBアグモンを抱き上げた。
「驚いたよ。本当に倒してしまうとはね。」
白い少年がアミに声を掛けた。
「あ、あのさぁ…この子達私がもらっていいかな?」
アミが恐る恐る少年に聞いた。
「ああ、構わない。」
「ありがとう!!」
アミは少年に礼を言いドラコモンとBアグモンを抱きしめる。本当にうれしそうだ。
「…デジモン・キャプチャーのスキャンを介さずにデジモンが手に入ることは、稀だ。ましてや。プログラムが人に懐いたりなど。何とも奇妙な光景だ…君は、ハッカーの中でも相当”規格外(イレギュラー)”な存在になるだろう。ともかく、卵は孵った…この先は君次第だよ。それじゃあ僕はそろそろ消えるとしよう。」
少年が去ろうとするとアミが声を掛ける。
「あ、待ってフード被ってて目つきの悪い子がいなかった?私の友達なんだけど…。」
「…ああ、"もう一人のイレギュラー"の彼か。彼なら先のエリアに向かった。」
少年がアラタが向かった方向に指をさした。
「そこはかつて、EDENのエントランスだった旧いエリアだ…創造期の遺物、忘れ去られた過去の残滓さ。その証拠に、初期タイプの『ログアウトゾーン』も残されたままだ。今はプロテクトがされていて、使用できないが…あの程度のロック、ハッカーであればどうということはない…ここから帰りたくなったらそのログアウトゾーンを使うといい。目つきの悪い彼なら問題なく解除できるはずだ。彼の"腕"が落ちていなければね。」
「それってアラタはハッカーってこと!?」
アミは驚いた。アラタ(ブルーボックス)が今までハッカーだったなんて聞かされていないからである。
「…なぜ驚く?まさか…彼から何も聞かされていないのか?」
「う、うん…少なくともそんな話聞いたことないと思う…。」
「…なら僕から言うべきことはない、本人に直接聞いてくれ。」
そして少年は去ろうとしたがすぐに足を止めてアミに言う。
「…そう言えば、まだ名乗っていなかったな。僕は「ユーゴ」チーム「ザクソン」のユーゴだ。君が誇り高きハッカーを目指すのであれば我らザクソンを訪れるといい。扉はいつでも開いている。」
ユーゴという少年はそれだけを言って去って行った。
アミはアラタがいるエリアが分かったのでノキアを迎えに行くことにした。だがノキアを迎えに行く途中で、ノキアの声と思われる悲鳴が聞こえた。
『何だ今の!?』
「ノキアの声!?まさか!!」
アミはすぐにノキアの元まで走り出した。もしかしたらハッカーやさっきのクリサリモンのように危険なデジモンに襲われているのかもしれないと思ったアミは背中に冷や汗をかいていた。
そしてノキアのいる場所までたどり着いた。だが…。
「うん?ノキア…?」
アミがノキアのほうを見ると2体のデジモンがノキアの周りをぐるぐると回っていた。
「きゃあ、きゃあ!?なになになに、きみたち!?」
ノキアがそう言うと2体のデジモンが足を止めてノキアに声を掛ける。
『ねえねえ、キミだれ?』
「しゃ、しゃべったーーー!?きゃ、きゃ、きゃ、きゃわうぃぃいー♡。あたたたた、あた、あたしノキア♡キミの名前は?」
『ボク、「アグモン」っていうんだ!』
『オ…オレは、「ガブモン」…』
アグモンに比べてガブモンは少し恥ずかしそうにしていた。
「アグモン君にガブモン君かぁ~ふふ、へんてこな名前だね~♡。」
『へ、ヘンじゃないもん…!』
『キミこそ、ヘンな名前だ!』
「ふ~んだ、ヘンじゃないも~ん!ふふ♡。」
このやり取りをしたアグモンとガブモンは不思議そうな表情をして言う。
『……あれ?』
「ん?どしたのかな~?あたしのお顔が激きゃわ♡すぎて、フリーズしちゃった?」
『……なんだか、なつかしい"ニオイ"がする。』
「…え?あ、あたし?」
『うん…それに、あんしんする"ニオイ"だ…。』
「え…ええ~?な、なんか照れちゃうなぁ~。ごめんね?あたしのえろ"かわふぇろもん"がぁ~仕事しまくっちゃってるみたいでぇ~。」
「何分けのわかんないこと言ってんのさ…。」
アミが先程から変なやり取りをしているノキアに近づいて声を掛けた。
「あ、アミ!?もー、どこに行ってたの!?」
『わぁ!?ま、また、こわいひと!?』
『追いかけまわされるのはこりごりだ…逃げろー!』
「ちょ、ちょっと落ち着いて!この子、友達だから…!」
ノキアがそう言うがそれを聞かずにガブモンとアグモンはアミが来た瞬間逃げ去ってしまった。
「あ~あ、いっちゃった…なんだったんだろ、あのカワイイ物体Xは。ていうか、あれ?君が連れてる、その…」
「そう、この子達もさっきのあの子達もデジモンだよ。」
アミはドラコモンとBアグモンを抱き上げてノキアに見せる。
「そうなの!?けど…そのデジモンも、あの子達も…悪そうなプログラムには見えないよね…?」
ノキアのその質問にBアグモンとドラコモンが答えた。
『俺たちのことそんなふうに伝わっているのか?』
『でも…ある意味間違ってないよ。中には危ないのもいるってことだよ。』
「そうなんだぁ…でもあの子達と一緒にいられるならいいかも…デジモン・キャプチャー…。」
「ノキア、話変わるけどアラタの居場所が分かったからついてきて。おそらくそこに出口もあるよ。」
アミがそう言うとノキアは頷いた。ノキアはアミについていきながらアミのデジモンと会話したりしていた。
そしてクーロンlevel1の奥のエリアに向かう途中…。
「う~ん…なんかフシギなカンジだなぁ。子供のころに、こんなことがあった気がするんだよね…。アミとアラタとも、会ったことがあるような…。」
ノキアがそう言うとアミは首を傾げた。今日が初対面のはずなのにあったことがあるはずないとアミは思っていた。
「まぁ昨日チャットで会ったよね。」
「そういう意味じゃなくて…あれ?…そっか…そうかも…なんか変。」
ノキアがそう言うとノキアとアミの頭に5人の少年達が浮かんだ。
「な、なな、何今の…!?き、君も…見た!?」
「うん…今のは一体!?」
ノキアはさらに怖がってしまったのでアミはノキアを連れて早くアラタのところへ向か追うことにした。
クーロンlevel1 旧エントランスエリア
旧エントランスエリアのログアウトゾーンの前にいたアラタはノキアとアミが見た5人の子供たちの光景が一瞬頭の中に浮かんだ。
「何だよ、今の映像…子供…?気味ワリィ…。畜生何だってんだよ…!すげえ…いやな、気分だ…。」
「あ~~~!!いたいた~~~~!!ちょっと、も~!?一人で勝手に行くとか!?どんだけジコチューカマせばよかですかー。」
アラタを見つけたアミとノキア。ノキアがアラタにそう言いながら歩いていた、その時。
旧エントランスエリア全体にノイズが走り出した。3人は嫌な予感がして後ろを向くと空中から謎の動く黒と白の物体が現れた。
「何…あれ!?もしかしてあれもデジモン!?」
『いや、違う…あれは…。』
『アミ…今すぐ逃げるんだ!!』
デジヴァイスの中に戻していたBアグモンとドラコモンが焦っているのが分かる。アミはすぐにわかった。この黒い物体は危険だということが。
「まさか、噂で聞いた"EDENの黒い怪物"か?データを食い漁ってる、とか言う…。お前等、こっちへ走れ!!なんだかわかんねえが、相当ヤバそうだ…!ログアウトゾーンのロックを解除する!ログアウトして、とっとと逃げるぞ!!」
アミはすぐにアラタの元へ向かおうとしたがノキアはあまりの恐怖に腰が抜けてしまっていた。黒い怪物はノキアのほうへジリジリと近づいてくる。だがノキアの目の前にアグモンとガブモンが立った。
「き、君…たち…!」
『ボクたちがノキアを守る!』
『に、逃げて…ノキア!』
アグモンとガブモンがノキアを守るために怪物に立ち向かおうとしていた。
「ノキア、ここは任せて!君は早く逃げて!」
「アミ…!!」
「大丈夫!ここは私達に任せて早く。」
そんな会話をしている間にも黒い怪物はジリジリと近づいて来る。そしてアミとアグモンとガブモンは黒い怪物と戦い始める。
VS謎の黒い怪物
「お願いドラコモン、Bアグモン!」
ドラコモンとBアグモンを召喚しアグモンとガブモンと一緒に黒い怪物と対峙する。
『ベビーフレイム!!』
『ブチファイアー!!』
アグモンとガブモンが必殺技を怪物に必殺技を放ち怪物に直撃したが、効いているようには見えない。
『僕たちもベビーブレス!!』
『ベビーフレイム!!』
アミのドラコモンとBアグモンも必殺技を放ったが効いていないように見えた。
「うそ!?効いてないなんて!?」
『ど、どうしよう…強すぎるよ…!』
『ボク…なんでこんなに弱いんだ…!ノキアを…みんなを守りたいのに…ッ!』
アミと同じくガブモンとアグモンも絶望しかなかった。
「よしッロックを解除した、ログアウトできるぞッ!おいノキア、早くッ!」
アラタがロックの解除を終えてノキアとアミに伝えた。だがノキアはアグモンとガブモンが心配で仕方がなかった。
「で、でも、あの子達が、まだ…!?」
「わかんねぇのか、足手まといはお前なんだよッ!お前が逃げおおせりゃ、あいつらはどうにでもなるんだ…!」
「……ッ!!」
アラタの言葉を聞いたノキアは仕方なくログアウトゾーンに立ちログアウトした。
「アミ!ノキアはログアウトした、俺も続く…!お前も急げッ!いいなッ!?」
アラタはそれだけを言うとログアウトゾーンに立ちログアウトした。
「わかった!!は…!?危ない!?」
アミはアグモンとガブモンを怪物の触手で攻撃される寸前のところで抱えて一回転した。
「大丈夫君たち!?」
『う、うん!』
『ど、どうしてオレ達を!!』
アグモンとガブモンが驚いて声をあげた。
「私は困っている人は困っている人を見捨てておけないタチなの!このセリフ言ったの今日で二回目。」
アミはアグモンとガブモンを逃げやすいところまで抱えて連れて行った。
「よし、ここからなら逃げられるでしょ?さあ、行って!!」
『う、うん!!』
アグモンとガブモンは走り出すがすぐに足を止めてアミの方を見た。アミはすぐにドラコモンとBアグモンをデジヴァイスに戻しイーターを引き付けてログアウトゾーンに向かっていた。そしてログアウトゾーンに着いた。
「よし、ログアウト!!」
アミはすぐにログアウトを開始する。そしてアミの体が浮き上がった瞬間。
「なッ!?」
『あ!?あの人!?』
アミの足首に怪物の触手が巻き付いてしまった。そして怪物は触手をアミの足首に絡みついたまま体を浮かせもう一本の触手を浮きあがって行くアミの膝に巻き付いて拘束し、本体がアミに張り付いた。
「クッこんの!!」
アミは怪物の赤く光っている部分に拘束されていない左腕でパンチして引き離そうとした。だが次の瞬間、何かが割れる音が聞こえた。怪物は触手をアミから離してた。そして黒い怪物がアミから離れたとたんアミの体にノイズが発生していた。
”記憶(ぼくたち)を、見つけて”
そして謎の音声をアミは聞いた。次の瞬間デジヴァイスに警告文が現れた。
警告 相羽アミさんのログアウト処理中 に
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こうしてなんとかログアウトに成功したアミだったが、さらに予期せぬ事態になっていたのはまだアミには知る由もない。
さて、いかがでしたか?
今回は原作には登場しないドラコモンをアミのパートナーとして出してみました。
もしかしたら私が書くアミのパートナーは全然アミっぽくないかもしれませんねww
現在のレベル
ドラコモン:level6
Bアグモン:level6
次回 Chapter1 暮海探偵事務所へ、ようこそ