東方高次元   作:セロリ

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57話 依頼は頑張らないと……

例え報酬が少なくともね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は陣に依頼の許可を得た後に、すぐさま平助の家へと向かう。

 

もちろん他に妖怪の村の様子を見て回り、そして話しかけながら行くのだが、いかんせん反応が悪すぎる。というよりもほとんど無視される。

 

まあ、これは仕方が無いだろう。陰陽師といえど、所詮は他所の者。おまけに村長と真っ向から対立して無理矢理許可を奪い取ったようなもの。

 

当然そんな事をしてしまっているのだから、村人から嫌われてしまうのは無理もない。しかし攻撃はされないようだから不幸中の幸いといったところだろうか。

 

俺は無視されながらも色々な人に話しかけていく。

 

そんなこんなで俺は平助の家へと着き、板扉をノックする。

 

「平助さん、いらっしゃいますか? 依頼の許可が下りましたので、お姉さんの容体を詳しく見たいと思います。」

 

そうすると、バタバタと足音がして、扉が開かれる。

 

もちろん姿を現したのは両親ではなく、平助であった。さすがに両親は眼の前で依頼主を叱りつけた手前、俺と顔を合わせるのは気まずいのだろう。

 

「耕也さん、許可が取れたというのは本当ですか!?」

 

と、俺の顔を見た瞬間に表情を一気に喜びへと変え、その真偽を尋ねてくる。確かに質問してくるのは当然だろう。あんな頑固者なんて誰だって説得しづらい。

 

俺は平助の表情の変化を観察しながらそのような事を考え、素直に事実だという事を伝える。

 

「ええ、本当ですよ。今回の化け物退治の許可を頂きました。これで心置きなく潰せますね」

 

「お願いします耕也さん。……それにしても良くあの村長を説得できましたね。私達にとっては絶対とも言える存在だったのでどうしても実感がわかなくて…」

 

やっぱり陣は村人にとってそんな感じだったのか……。いや、まあ子供にとってみればあの威厳はかなりきついモノがあるだろうし仕方ないと言えば仕方ないだろう。

 

「まあ、そうですね。最初の方は双方の主張が全く通らない状態でしたからねえ。……一応自分の力を実演してみたら何とか認めてもらえたとった感じになりましたけれども」

 

そう言うと、平助は俺の話を聞いた後何かを思い出すような仕草をしてそのまま固まる。やがて、俺の顔の方を見て何か合点がいったかのように手をパチリと叩き合わせて言う。

 

「もしかして、その実演って言うのは先ほどの物凄い音の事ですか? 地面も揺れて……何事かと皆不安がっていましたが」

 

「ああ、おそらくその通りですね。やっぱり近すぎましたかね……申し訳ありません」

 

特に実害があったわけではなかったようだが、それでも迷惑を掛けてしまったことに申し訳なく思う。

 

だが、平助はその驚きよりも姉を救えるという事の方がよっぽどうれしいらしく、俺を中へと背中を押すように歩みを進めさせていく。

 

「いえいえ、お気になさらず。それよりも、どうか姉の方をよろしくお願いいたします」

 

俺はその言葉を受けて中へと入っていき、千恵さんの方へと向かっていく。やはり両親はこちらと顔を合わせるのが少し気まずいのか、少し俯き気味にしている。

 

さすがにもうココまで来てしまったのだから、これ以上溝を深めても仕方が無いと思い、両親に気にするなという旨を伝えていく。

 

「そこまで御気になさらずともよろしいかと思います。村という共同体に属する上では、私に言葉よりも村長の言葉の方が圧倒的に優先順位が高いですからね。私もあなた方の立場であったらそうしていた事でしょうし」

 

そういうと、すこしだけ気が楽になったのか、ぎこちない笑みを浮かべながらも俺に、よろしくお願いいたしますと言葉を送ってくる。

 

俺はその言葉を受けて返しに、必ず完遂いたしますと伝えて千恵の方を見る。やはり相当疲れがたまっているのか、眼に隈ができ、本来ならば美しく艶のある黒髪が心なしか痛んでいるようにもみえる。

 

彼女は俺の方を見て姿を視界に収めると、頬笑みを浮かべて会釈をしてくる。随分無理をしているのだろう。少し頭がふらふらしている。

 

やはり解決は早急に必要だなと思いながらも、どのように解決するかを考える。

 

まず最初の壁は、今回の敵である妖怪の居場所が分からないという事である。こればっかりはどうしようもない。外側の領域で包み込んで探査することもできない上に、妖力の集中個所を洗い出そうとしてもあの垂れ流し状態では俺には不可能。

 

非常に使いたくない手段ではあるが、……これを使うしかないのだろうか?

 

そんな考えが俺の頭の中を過る。その手段とは、非常に危険性が高く千恵を失いかねない案である、オトリにするという物である。

 

これは千恵が夜中に妖怪の方へ向かうという事を利用し敵の居場所を探知し、潰すという物だ。

 

だが、これは千恵や平助、もちろんの事ながら両親も反対するだろう。誰だって自分や家族を危険にさらす事を良しとするとは到底思えない。

 

一方で幽香に手伝ってもらうという手も考えてみたが、さすがにこれはマズイ事だと判断して却下する。陰陽師が妖怪退治に妖怪の力を借りるだなんて、バレたら廃業どころの騒ぎではなくなる。

 

そう考えると、先ほど思っていたやりたくない案が実行せざるを得ないという現実味を帯びたものになってくる。

 

俺は半ばやるせない気持ちになりながら平助の家族全員と話し合いをする。

 

「すみませんみなさん、今回の事件の解決には、千恵さんの協力が無くてはできないという事をあらかじめお伝えしておきます。」

 

そう言うと、父親の方が俺に向かって口を開く。

 

「ええと、耕也殿といったかな。それで耕也殿は一体千恵にどんな協力が必要だというのですか?」

 

俺は少し言いづらくも思いながら、この事だけは伝えておかなくてはならないと思い、率直に伝える。

 

「それは、……千恵さんに妖怪の所まで案内してもらうという事です」

 

その事を伝えると、父親はすぐにその意味を察して俺に口調を厳しくして言う。

 

「じゃあ、あ、あんたまさか、千恵をおとりにするという事なのか? 化け物に操られているという事を利用して!」

 

「申し訳ありませんがおっしゃる通りです。あの化け物は非常に上手く姿をくらませているという事ですよ。実にあの化け物は賢しい。本来ならば妖力の集中している所が本体の居場所なのですが、敵は妖力を山全体に垂れ流してこちらからの居場所の特定を妨害しています。おそらく自分以外の陰陽師がやっても居場所の特定は不可能でしょう…。ですから千恵さんの行動の規則性を利用するのです。そうすれば私は特定が可能となり一気に妖怪を潰せます」

 

そう言うと、まだ疑問点が残るらしく俺に再度口を開く。

 

「村長が認めたあんたが言うなら間違いは無いのだろう。……だが、本当に他の手は無いのか? 娘を危険にさらすことなく解決する方法が……」

 

「ある事にはあります……」

 

「な、ならそれでやればいいんじゃないのか!?」

 

「確かにできるといえばできます。ですが、……そうですね、時間があまり残されていない上に敵の居場所が分からないため、面制圧をする必要があります。実行した場合は、山が全く使い物にならなくなる上にこの村までもが一瞬で消滅します。よしんば村への配慮をして攻撃を敢行したとしても山の地形がガラリと変わります。当然木々は全焼して今までとれていた資源は今後一切使えなくなると考えていただいた方が良いかと思われます」

 

俺がそこまで言うと、父親は少し黙りこむ。実際砲爆撃や爆撃機による無差別爆撃、そして核による殲滅。これぐらいしかないだろう。化学兵器は……核同様にマズイ。

 

だからこそ最も成功に近い千恵をおとりにする事を提案したのだ。もしこれが本当に駄目なら千恵に掛けられている妖術を消してやってから単騎突入かな……?

 

しかし、あの広い山を一人で攻略しにかかると……一体どれぐらいかかる事やら…。下手にこの山に対して攻撃を加えては資源が駄目になってしまうしなぁ。

 

俺はそこまで考えてから、父親の様子を見る。

 

すると、父親は考えに結論が出たのか、ゆっくりと顔を上げて、俺の方を見る。

 

そして

 

「耕也殿。…………一つだけ約束してほしい」

 

「はい」

 

「娘を……決して傷つけないでほしい。……千恵、後はお前の判断に任せる」

 

そう言って千恵の方を見て、最終的な判断をゆだねる。

 

千恵は、すでに俺達の会話を聞きながら、自分なりの考えをまとめていたようだ。彼女は俺の眼をしっかりと見て、己の真の気持ちを吐露していく。

 

「耕也様。……はっきり申し上げますと、ものすごく怖いです。操られている間は意識が無く、身体は自由が利かない。ですから今回の件は物凄く怖いです。……ですが、私が妖怪退治の一助になれるのならば、協力を惜しみません。よろしくお願いいたします」

 

俺はその言葉を聞いた途端に、申し訳なさと、絶対に傷一つ付けないという考えが同時に湧いてくる。そして俺は彼女の言葉に対して自然と頭を下げてしまう。

 

「こちらこそよろしくお願いいたします。妖怪の居場所を特定でき次第、急いで妖術を解術し御自宅まで転移させていただきます」

 

そう言って俺は彼女の言葉に返す。

 

「では、皆さんに今後の予定を申し上げます。皆さんは普段通りの生活をしていただいて構いません。ただし、就寝時における千恵さんの行動は自由であるようにお願いいたします。私は見張りでずっと起きていますので……よろしくお願いします」

 

俺が言うと、皆一様に頷きそれぞれの仕事を片付けていく。

 

一方俺は千恵の様子を注意深く見つめていく。……やはり、普通の人間とは差異が全くない。

 

千恵は包丁のような刃物を使用して食材を切っていく。行動にはふらつきなどはあったが、これは十分な休息ができていないからだろう。

 

これはやはり当然と言ったところか。本来ならば睡眠状態に入り、次の日に向けて身体を準備させるという重要な時間だというのに、妖術に無理矢理叩き起された揚句、身体を延々と動かされるのだ。溜まったものではない。

 

結論付けるにはまだ早いかもしれないが、平助の話してくれたことも加味して考えていくと、彼女が睡眠に入った時に仕込まれた妖術が発動するだけで、特にその他の毒などは無いようだ。

 

妖怪としては早く彼女を食べてしまいたいというところだろうが、今まで家族に妨害されていたという事もあって相当腹を立てているのではないかと予想してみる。

 

今でこそ彼女に触れても大丈夫なように領域をOFFにしてはいるが、……果たして全て事が上手くいけばいいのだが。

 

俺はそんな事を考えた後に、千恵の方へと向かい、料理の手伝いを申し出る。

 

「千恵さん、自分がやりましょう。貴女の身体は今非常に衰弱しています。ですから、なるべく労働は控えた方が良いかと」

 

「いえ、これは自分の仕事ですので、私がやらなければ……」

 

「今回ばかりは仕事よりも自分の体調の方を優先すべきです。ですので、刃物を私に」

 

そういって、ゴネる千恵から半ば無理矢理包丁を取り、食材を切っていき、調理を開始していく。

 

……頼むから上手くいってくれよと思いながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就寝時間までは特に何の異変も無く、非常にスムーズに事が進んでいるという事が実感できる。

 

ただ、千恵が寝てから約一時間……何も起きない。……警戒されているのか?

 

そんな不安が俺の頭を過る。俺としては、早く事件を解決したいというのに、これでは長引くばかり。

 

千恵はもう精神的にもかなり参っているのだ。……一体何で。……ああ、喉が渇いてきた。

 

俺がそろそろ喉の渇きを癒そうと、コーヒーを口にした時、ついに異変が起こり始めた。千恵がムクリと起きたのだ。

 

俺は即座に対応できるように領域を起動し、千恵の動きを観察する。寝床から起きた千恵はどこか虚ろな目をし、平助の言っていたような言葉をブツブツと口にしながら板扉へと向かう。

 

そして千恵が板扉を開けて外に出ていく。それにつられて俺も床から立ち上がり、扉から出ていこうとする。そこに小声で後ろから話しかけられる。

 

「どうか、よろしくお願いします」

 

その声を元に振り返ってみると、何と平助とその両親が起きていた。……どう見ても寝ていたのに。

 

だが呆けている場合ではないので、俺は家族らの声に返事をして出ていく。

 

「必ず成功させます」

 

そう言って千恵の後ろに着いていく。その足取りは、元々の身体の衰弱もあるのか、フラフラしている。

 

ゆっくりと、本当にゆっくりとだが確実に山へと歩いていく。山までの道のりが地味にあるために少し歯痒くなってしまう。

 

おまけに非常に暗いため、彼女の姿を捉えるのが非常に困難である。

 

敵にバレたくは無いのだが、背に腹は代えられない。見失ってしまったら本末転倒なのである。

 

だから俺は懐中電灯を4つほど空中に浮かべ、そのうち2つを身体の向きに固定し、残りを自由に角度を変えられるようにする。傍から見たら非常に変な格好なのだろうが、そんなものは気にしない。

 

そして領域を消して、千恵にこっそり近づいて反射板の付いたタスキを掛ける。そして再び領域をONにする。

 

俺は万が一見失っても、何とか見つけられるように少しの配慮をして敵地へと足を踏み入れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、非常にやりづらい。山の中は非常に暗い上に、濃い霧まで出てきている。これも妖怪のやった侵入者への対策だろうか?

 

試しに領域を切って周囲を見渡してみる。すると、千恵の歩く方向に木がと丁度鎮座しているのが見える。

 

千恵は何のためらいもなく、その木へと歩みを進めていく。俺は思わず警告してしまいそうになったが、その前に千恵が木をすり抜けて歩いていってしまったのを見て、思わず口を開けてそれに見入ってしまう。

 

俺は、不思議に思って再び領域を起動させる。すると、先ほどまであった木が消え、千恵の姿がくっきりと映るようになる。

 

そこで、千恵を追いかけながら一つの推測が頭の中へと浮かんでくる。

 

……よくありがちな話だが、この発生している霧が妖怪の仕業だとすると、この霧には相手に幻覚を見させる効果があるのかもしれない。と。

 

そう、この霧のせいだとすると、妖怪は獲物を逃がさないようにするための一応の保険なのだろう。

 

もし獲物に掛かっている幻惑が何らかのきっかけで切れてしまった場合、この幻覚を見せる霧で獲物の感覚などを狂わせて自分のもとへ来るように誘導しているのではないか?

 

そんな感じだったら、一応説明がつくのだが……。俺はそんな事を推測しながら彼女の歩きに再び注視する。

 

彼女の姿はもちろんこの目にはっきりと見えるのだが、やはりその歩き方から出てくるバランスの悪さは少々慌てさせられる。

 

千恵が木にぶつからないか、木の根や石に躓かないか、そんな事が頭の中で頻繁に浮かんでは沈んでいく。

 

そんな事を繰り返しているうちに、俺は随分と山を登っていたのか、息が荒くなっているという事に気がつく。

 

……まったく、自分の体力のなさには悉く呆れさせられる。妖怪並の体力があったら文句なしなんだが……ムリだよな。

 

そうこうしているうちに、俺達二人は丁度木々が屋根になっている広場へと来た。

 

……どう考えてもボスフラグなんだが。いや、この上空に対してのカモフラージュとかもう完全にね。

 

そして俺はボスの登場を待つ。……おそらくここで良いはずだ。なにせ千恵がここでずっと立ちすくんでいるのだから。

 

俺がボスの登場を待っていると、千恵がいきなり大声で話し始めた。

 

「どうか、どうか……私を食べて下さいっ!! 私を、貴方様の血と肉にしてください!」

 

このような叫びを、10回ほど繰り返しただろうか? 千恵の叫びに応えるようにどこからか声が聞こえてくる。

 

「よかろう、その願い承った。……しかし今回は……不純物がいるようだ」

 

そう言いながら、俺から約20歩先に180cm程の男がフェードインしてくる。

 

肌はどこかしら灰色に近く、髪の毛は白、眼は見事なエメラルド色。服装はこの時代に良く似合ったものであり、男の容姿は総合的に非常に整ったものであった。

 

ただ、身体から溢れる妖気がそのものが人間でないことを決定づけていた。

 

そして俺の姿をジロジロと見て一言言う。

 

「フン……ゴミか」

 

…………今ものすごくイラッと来たのは間違っていない筈。俺は多分怒っていいような気がする。

 

でも、ここはまだ怒らない。

 

俺は千恵の前に立ち、目の前の妖怪に対して一応名乗っておく。

 

「自分は陰陽師の大正耕也。……お前さんは?」

 

すると、目の前のいけ好かない男は俺に向かってさらに馬鹿にしたような表情をして仕方なさそうに言う。

 

「俺か? ……俺の名は履甲。……一応妖怪をな。……それにしても、不純物がどの程度かと思えば……前に来た雑魚よりも遥かに劣るとは…私も舐められたものだ」

 

村長が過去に送った陰陽師を指していっているのだろう。

 

とりあえず、潰す理由をしっかり確保しておかないとな。

 

「一つ聞こう。……麓の村に手を出すのはやめてくれないかね? 滅茶苦茶迷惑しているのさ。お分かり頂けるかな?」

 

「それは不可能というものだ雑魚よ。私は妖怪。無論、人間と同じ食事も可能だが、やはり、人間の恐怖を食らわねば生きていけないのでな…」

 

それを聞いた俺は後ろに居る千恵にそっと触れてやり、幻惑を完全に解除してやる。そしてそのまま自宅へとジャンプさせる。

 

ここまでくれば俺は遠慮なく履甲を潰す事ができる。

 

そして履甲は、俺のしたことに大層驚いたようで、目じりを釣り上げながら言葉を投げつけてくる。

 

「何をした雑魚。有象無象が一体何をした」

 

「いや~、ただ賭けをしようと思ってね。どうだい? 俺が負けたらお前におとなしく食われてやろう。俺が勝ったら……もちろん死んでもらうが…どうだ? こう見えても、俺は結構妖怪に美味そうだと言われるのだが…?」

 

俺が提案をしてみると、どうやら少しだけ興味を示したらしく、少しの間俺を品定めするようにジロジロと見てくる。

 

正直あまり気分のいいものではないが、仕方が無いと言えば仕方が無い。

 

そして考えがまとまったのか、俺の方を見ながらニヤリと笑みを浮かべて

 

「では、乗らせてもらおう。確かにお前は、なぜかあの女よりも肉が美味そうだ。そして魂も……」

 

気持ち悪い事この上ないが、さっさと潰してしまおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「履甲。雑魚をあまり舐めるなよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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