東方高次元   作:セロリ

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58話 さっさと完遂させよう……

依頼は確実に達成させなければ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は暗闇で視界が確保できないため、生活支援でこの暗さを解消していき、昼とほぼ同じような明るさまで目を良くしていく。

 

そしてその良くなった眼で正面を注視して妖怪を見据える。それと同時に頭の中に浮かびあがってきたのは、眼の前に居る妖怪は一体何なのか? それが俺の思った一つの疑問であった。

 

一体何から人化しているのか? 紫のように元から人型の可能性があるが……。

 

ただ、俺の勘ではあるが、人化の術で人の形を成している。そんな雰囲気を漂わせている。まるで水か何かを思わせるような……。というよりも一気に湿度が上がっているせいか。

 

そして眼の前の妖怪、履甲は俺の賭けを受けるや否や、眼にもとまらぬ速さで自分の手から透明に近い刃物を顕現させる。

 

俺には一瞬ガラスや宝石を思わせるような煌びやかさを持ち合わせていたが、すぐにその考えを却下し、別の答えを導き出した。

 

……あれは、ガラスではなく水か…?いや、水だろう。透明な液体が歯の先からタラタラと滴り落ちているのを見ると。

 

俺は初めて見るその妖術に少し感心しながら、相手の評価を少しだけ見直す。

 

俺には逆立ちしてもできない芸当だな。と。

 

そんな俺の様子を見たのか、履甲は俺を小馬鹿にしたような笑みを浮かべてポツリポツリと話し始める。

 

「こういった術を見るのは初めてか?……数百年という長い年月を生きているとな。どうもこのような細かい事ができるようにな……」

 

そう言って近くの岩を俺に見せつけるかのように切り刻んでいく。

 

その様子を見ていると、まるで昔に相対したあの怨念を相手しているかのような気分にさえなる。

 

俺は少し昔の事を思い出して、気分が悪くなるのを自覚しながら、どのように潰していこうかを考える。

 

この山は麓の村人がよく活用するため、大火力をもって攻撃はこの山に存在する使用可能な資源を減じさせる。さすがに生物を直すことは俺にはできない。

 

だから非常に指向性を持ち、かつ殺傷能力の高い武器が必要となってくる。もちろん航空爆撃などはもっての外。

 

使えるとしてもグレネード程度だろうか?

 

自分の使える武器の威力と範囲を確認しながら、相手の出方を見る。

 

……いや、偶には此方から仕掛けてみようか?

 

俺は何時も相手の出方を見てから戦闘を開始しているなと思いながら、相手の側頭部付近ににSPAS15を創造して即座に発射する。

 

渇いた炸裂音が周囲に響き渡ると同時に火薬の力によって猛烈な勢いで加速された散弾が放たれ、履甲の頭を粉々に吹き飛ばす。

 

頭部を失った胴体は、血圧によって首から血を噴出しながら、だらりと力を失って前のめりに倒れ込む。そして吹き飛ばされた頭部も、脳漿と血を弾丸が発射された方向へと素直に飛び散らせ、周りの木々へを汚していく。

 

俺はその様子を見ながら、やけに手ごたえが無いなと感想を持ちつつも、一応の確認のためにその無残な亡骸を見に行く。

 

そして俺が十分に近づきながら即死だと断定しようと思った矢先に、変化は起きた。

 

あれほど地面や木々を赤黒く染めていた血が段々と色を無くしているのだ。そして倒れた胴体も心なしか地面が透けて見えるようになっている。

 

……これは、少し面倒だな。

 

そう思いながら、今まで血と思っていた赤い液体が、透明へと変化していくのを眺めていく。そして同時に俺の背後から禍々しい殺気を垂れ流している妖怪の気配も感じつつ俺は口を開く。

 

「さすがに数百年生きているだけあるなぁ……。随分と面倒な防御を持っているじゃないか」

 

そう言って俺は後ろを振り返る。そこには、無傷の履甲が苛立ちをあらわにしながら立っていた。

 

「お前も、相当な攻撃を持っているようだな……。いやはや、本当に驚かされる。雑魚だと思っていたらまさかこのような攻撃してくるとは。……あと少し遅れていたら即死だったな」

 

「俺としては即死させる気満々だったのだがなぁ……お前たち妖怪が扱う力よりも指向性が非常に高く、威力も申し分ない攻撃をしたというのに」

 

俺はその言葉を放つと同時に先ほどの散弾銃の銃口を履甲へと向け、ぶっ放す。

 

今度は首からわき腹にかけてを吹き飛ばすが、今度は血のような液体ではなく、水そのものが周囲にぶちまけられる。

 

そしてぶちまけられた水と、倒れた身体は地面に染み込むように消え、今度は俺の目と鼻の先に身体を構成させ、両手に持った水の刀で俺を串刺しに掛かる。

 

「終わりだ雑魚」

 

その言葉とともに振り下ろされた刀は、丸鋸が金属を切断する時のような甲高い音を立てながら、俺の領域に弾かれ砕け散り、唯の水へと戻っていく。

 

「それはお前も同じだぞ?」

 

そう一言だけ履甲に言って一気に内側の領域に晒すために、掴みにかかる。

 

だが、当然妖怪は反射神経が人間のそれを軽く凌駕しているようで、俺の掴む手をすり抜け、リーチ外に逃げてしまう。

 

……外側も起動させるか?

 

そんな考えが浮かびあがってきて、実際に起動させてしまおうかと考えてしまう。

 

もし起動してしまえば、履甲は身体を水に変化させる事ができず術も行使する事ができなくなるため、非常に対処しやすくなる。

 

思いのほか妙案であるため、俺の中でその考えという芽がどんどん成長してくる。

 

だが、実行しようか実行しまいかと考えているうちに、今度は右横から履甲が現れ、右手をかざして一言小さく言う。

 

「水砲」

 

その言葉とともに、直径20cm程の水の塊が3発放たれ俺に牙をむく。一発は俺の肩付近に命中し弾かれ俺の服をびしょ濡れにする。また、残りの2発は岩と木を削りその形を失って唯の水へと還る。

 

俺は発射された方向に向かって、ダネルMGLを森の陰に創造して全弾打ち込む。もちろん破片などは俺の方にも来るが、全て領域で防がれるので問題ない。

 

しかし、幽香よりは劣るが、この長生きしている妖怪はその武器から発せられる殺気などを感知できるようであり、着弾する前に身体を水に変えて逃げおおせる。

 

再び気配が消えてしまうので急いで周囲を見渡して履甲の居場所の特定を急ぐ。

 

俺はこの退治について、一つの懸念事項が頭の中にあった。

 

それは、俺との勝負がつかない場合、履甲が俺との戦闘を放棄して、麓の村へと襲いかかりに行くという事である。

 

もしそんな事をされたら、俺としては、かなりの苦戦を強いられる可能性の方が高い。あんな大勢の村人を一気にどこかに転移するなど今の俺の力では不可能であり、さらには村人を守りながら戦うのはどうしても防御に回りがちになってしまう。

 

俺はその事が何より心配であった。

 

そして今のところは俺を食う事に興味があるようだから、それは免れているが……いつその懸念が現実になったとしてもおかしくない状況である。

 

そうこう考えているうちに、擲弾の回避に成功した履甲は俺を殺そうと再び攻撃を仕掛けてくる。

 

「水閃」

 

その短い言葉とともに、水の刀が横に振られ、水でできた三日月状の刃が飛んでくる。

 

飛んでくる弾に俺は避ける気が起きない。だが、ここはわざと避けておく。なぜならこれ以上俺に対して攻撃が効かないという事を奴が十分に理解してしまったら、俺との戦闘に絶対に飽きてしまう。

 

俺は最初からこうして避けておけばよかったかも知れない。奴は村を襲う事は無いのではないか? と、両方の考えが頭に浮かびながらも、胴体を切断しようとする刃を伏せて避ける。

 

伏せながらも、その刃の行方を目で追ってしまう。水閃とやらは、相当な切れ味を持っているようで、斜め後方にあった岩を切り裂くのみにとどまらず、さらに奥の木を切り倒してようやく止まる。

 

領域が無いと胴体真っ二つだなと心の中で冷や汗を流しながら、ゆっくりと立ち上がって履甲を見つつ一言言う。

 

「お前は……今まで、麓の村から何人の人間を食った?」

 

そう言うと、履甲は俺の方を見て、背筋が寒くなるような獰猛な笑みを浮かべて静かに言う。

 

「何人食ったかだと?……ククク、覚えとらんなぁ。…俺は単に私の縄張りに入ってきた愚かな人間を食っていただけだしなぁ……まあ、所詮は人間だが美味い事は美味いな」

 

本来ならば妖怪の価値観はこれが正しいのだろうが、自分の中ではどうしても納得がいかない。その人間をぞんざいに扱う言動から湧きおこる怒りを抑えつつ静かに言う。

 

「ではもう一つ聞かせてくれ……。お前が食った人間は最後にどんな事を呟いていた?」

 

すると、履甲は俺の事を信じられないものを見るかのような目で見る。そしてそのまま表情を歪ませて、まるで俺の質問があまりにも下らない質問だとばかりに履甲は大笑いし始める。

 

確かに、俺の聞いている事は、かなり無駄な事であろう。妖怪にとってみれば。だが、俺にとっては非常に重要な事であり、そしてお前を潰す際に必要なことの一つでもある。

 

「はっはははっはは、はあっははははははっ! 随分と変な事を聞いてくれるな人間。くっくっくっく、……そんなの決まっているだろう? 唯黙って、何の遺言も無く、命乞いも無く、無様に死んだにきまっているだろう?」

 

「…………ありがとう、それだけで十分だ」

 

履甲の放った言葉に即座に返し、俺は外側の領域を展開して妖術を一気に封じ込める。

 

「なっあっ……くっ!」

 

そう言いながら履甲は片膝をついて、息を荒くしていく。履甲の身体には、領域の作用により次々と変化が起きていく。灰色であった皮膚が肌色へと戻り、次には人型から一気に体長3メートル程もある大亀へと変化していった。

 

おそらく人化の術が解けてしまったのだろう。この亀の姿が元々の履甲であり、水を使った術を俺に使用していたのも、亀の妖怪だったからであろう。……最初は河童かと思っていたのだが。

 

俺は、自分の身に何が起こったのか把握できていない履甲のもとへと足を運び、生活支援によって一気に足に力を入れ履甲の甲羅を蹴り飛ばし、ひっくり返す。

 

「な、この卑怯者めっ! ……一体私に何をしたっ!?」

 

「あ? 卑怯者? 御冗談を。俺の力を最大限に使ったまでだ。……履甲、これからお前は本格的に退治されるのさ」

 

履甲にそう言いながら直径2mの金属切断用と同じ材質の丸鋸を一つ用意する。

 

そしてそのまま一気に5000rpmまで回転させる。5000rpmまで達した事が分かった俺は、丸鋸の発する風切り音を聞きながら履甲に一言ずつ言葉を言っていく。

 

「履甲、これが何か分かるか?」

 

そう言うと、逆さまのまま必死に首を曲げながら、履甲は丸鋸を見て狼狽した声を出す。

 

「…………い、一体それをどうするつもりだ!?」

 

俺は間髪いれずに

 

「お前も分かってるんだろ? こいつは物体の……主に金属を切断する刃物だ。」

 

それを聞くと、どうにかして起き上がろうと四苦八苦する履甲だが、俺が足を甲羅に載せて内側の領域と接触させているため、思うように力が入らないのだろう。無様にジタバタするのみ。

 

「無様だなぁ履甲。……今のお前は、お前の言っていた人間のように無様なんだろうなぁ?」

 

俺の言葉を聞いた履甲は自分の自尊心を傷つけられたらしく、大声で俺を罵倒する。

 

「貴様ぁ! 人間ごときが、人間ごときがぁっ!」

 

だが、それを無視して次の言葉を言う。

 

「なあ、履甲。もちろんお前に遺言なんてものは必要ないよなぁ……? ん?」

 

「き……貴様っ」

 

そう言いながら俺を視線で抉るように睨みつける。大抵の人間なら今の状態でも気圧されてしまうのではないか? と思えるほどである。

 

だがそんなものに俺は動ずるわけもなく、そのまま言葉をつづけていく。

 

「当然のことながら、お前は死ぬ時ぐらいは黙ってくれるよな……?」

 

「お前の食い散らかした人もお前と同じ、いやお前よりももっと酷かったはずだ。自由に話す事も出来ず、そして何も考えられず、ただお前の術によって言いたくもない言葉を言わされた揚句に遺言も無しに殺され、食われる。……お前は今十分に幸せだと思うがね?」

 

そう言うと、ジタバタしていた足を止め、先ほどとは打って変わって命乞いをしてくる。

 

「………………………っ! ……た、頼む、助けてくれ。人間はもう食わん。だ、だから」

 

「お前は物凄く贅沢だなあ。死ぬ前に命乞いをできるとはなんて贅沢なんだろうな。……そう思わないか? どう考えても普通の人だったらせめてそれぐらいはしたかったと思うがねぇ……。お前は頭の自由も、五感の自由も利くまま死ねるんだ。元凶がこんな特別待遇だなんて幸せだなぁ? ……なぁ、履甲?」

 

そう言うと、人間ならもはや顔を青ざめているのだろう。皮膚の色が茶色からさらに酷い焦げ茶色へと変化していく。

 

そして呂律の回らなくなってしまった口で必死に俺の攻撃を止めようと言葉を言う。

 

「ほ、ほほ、本当に反省しているんだ。いや、は、反省しています。ですからどうか、どうか」

 

最後にここまで無様になった履甲を俺は見届けながら丸鋸を振り下ろす。

 

あたりには、肉と血が飛び散る怪音と、履甲の死への恐怖と激痛からくる絶叫が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は履甲を殺し、後始末をした後、思う存分に吐いた。

 

あんな事をやったのは人生で初めてであり、真に自分らしくないと思いながら山を下っていく。

 

血まみれの服を即座に水で流してみたのだが、染み込み過ぎたようで全くと言っていいほど改善しない。

 

俺はまた新しい服を創造して着替え、人前に出られるような服装に仕立てていく。

 

この依頼は達成できたが、俺はまだ村長と平助らに報告が終わっていない。そのために俺は態々着替えたのだ。

 

そして今は夜中であるため、平助や村長の家まで行くのは失礼だと思い、村の外れまでジャンプしてそこでテントを創造して寝ることにした。

 

 

 

 

 

「……一番後味の悪い依頼だったな。奴を始末しても死んだ人々は返ってこないしなぁ……何ともまあ」

 

朝一番に俺はそんな事を呟きながら平助の自宅までジャンプする。

 

そして俺は平助宅の板扉をノックすると、またもやバタバタと激しい足音が聞こえてきて、ガラリと開かれる。

 

もちろんそこには平助。俺の顔を見るや否や、後ろを振り返り、両親と姉を大声で呼ぶ。

 

「父さん、母さん、お姉ちゃん。耕也さんだよ。耕也さんが帰って来たよ!」

 

その声に釣られるように、残りの3人が急いで出口まで来る。千恵の顔は先ほどまで寝ていたのだろう。顔色が随分マシになっている。

 

その様子にホッとしながら平助の頭を撫でてやり、状況の説明と任務完了の報告を開始していく。

 

「皆さん、朝早く申し訳ありません。……では、今回の依頼の完遂の御報告を始めさせていただきます。今回は、大亀の妖怪履甲による村への危害を食い止めることに成功いたしました。また、千恵さんに掛けられた術は完全に解かれているという事を私が自信を持って保証いたします」

 

そう言うと、皆は口々にお礼の言葉を言ってくる。まずは父親から

 

「耕也殿、娘を助けて下さり本当にありがとうございますっ!」

 

次に母親

 

「耕也さん、本当にありがとうございます」

 

3番目に千恵

 

「助けて下さり、誠にありがとうございます」

 

そして最後に平助

 

「ありがとうございます、耕也さん。自分のような子供の言う事を信じてくれて本当にありがとうございます」

 

皆の言葉を聞いた俺は、返事を返していく。

 

「いえ、これもみなさんのご協力によるものです。こちらこそ、ありがとうございました。……すみません、これから村長にも報告をしなければなりませんので、これで失礼いたします」

 

そう言って俺は引きとめられながらも村長宅へと足を運んでいく。すれ違う人達の態度は、まだ村長への報告が終わっていないせいか、冷たいままである。

 

まあ、手のひら返しはこちらとしても対応しにくいから良いかな。と、考えながら村長宅の板扉をノックする。

 

「村長、陰陽師の大正耕也です。妖怪退治の完遂の報告に参りました」

 

そう言うと、パタリパタリと静かな足音が聞こえ、やがてゆっくりと扉が開かれる。

 

目の前に居る村長は、俺の顔を見るや否や、こう切り出してくる。

 

「退治したというのは本当か? 嘘を吐いていないだろうな?」

 

と言ってくるので、俺はしかたねぇなあ、と思いながら

 

「嘘じゃあありませんよ。第一嘘だったら千恵さんは今生きていませんし、この村は俺の攻撃の失敗によって報復されてますよ。……なんなら見てみます? 千恵さんを」

 

と言うと、陣は

 

「いや、いい」

 

そういって、安心しきったように息を深く深く吐いていく。

 

そして俺を手招きしながら中へ入れと合図をしてくる。当然、俺は逆らう必要性を感じないので、素直に中へと入っていく。

 

中へと入り、村長と一対一で正面で向かい合う。

 

最初に口を開いたのは、村長だった。

 

「大正耕也。……いや、大正耕也殿。…この度は誠に申し訳なかった。そして、心の底から礼を言う。ありがとう」

 

「いえ、私はただ皆さんの協力があってこそできただけですので」

 

そう言いながら一つだけ言っておかなければならない事を思い出し、村長に言う事にする。

 

「そうでした、……村長はまず、平助に謝ってください。私からはこれ以上の要求はありません」

 

そういうと、陣は素直に

 

「ああ、分かった。謝っておこう」

 

と、返してくる。

 

俺は、もうここに長居しても仕方が無いだろうと思い、一言言ってから席を立つ。

 

「では、今回はこれにて一件落着という事で」

 

そう言って玄関まで向かおうとすると、村長から呼び止められる。

 

「おい、耕也殿。……礼と言ってはなんだが、今夜この村で宴会を開こうと思う。参加していってくれないか?」

 

俺は一瞬どうしようかと思ったが、宴会は大好きなのでつい二つ返事でOKを出してしまう。

 

「ええ、いいですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は翌朝まで飲みまくり、再びグロッキーになってしまった俺がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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