キラ・ヤマトの異世界転生記   作:エルシオンガンダム

1 / 39
皆様お久しぶりです。
色々考えて、今度こそはちゃんと書ける様頑張ります。
駄目な作者ですみません。




プロローグ

「それでも! 守りたい世界があるんだ!」

 

少年の操る『蒼き天使』は、『憎悪の天帝』に向かって飛ぶ。

 

「うあああああーーーーー!!」

 

頭が撃たれた、それでも飛ぶ。

 

胸が撃たれた、それでも飛ぶ。

 

「うぁああああああああーーーーーーーーーーー!!」

 

そしてついに、蒼き天使の剣が天帝を刺したのだ。

 

「!?」

 

だが、少年は光に飲み込まれ、意識を失ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

目を覚ました少年は、ムクリと起き上がり自分の右腕を見た。

「また・・・あの夢か・・・」

少年の名前は『キラ・ヤマト』。

かつてコズミックイラで『ガンダム』に乗り戦った『スーパーコーディネーター』である。

この世界に転生した際、コーディネーターとしての能力もそのままだった。

コンコン

「はい」

ガチャ

「キラ様、おはようございます」

キラの部屋にメイド服を着た翠色の髪を、お団子にしている妙齢の女性が入って来た。

「おはよう『真那』さん」

彼女は『月詠真那』。

キラと同じ転生者なのだが、別の世界から転生された。

メイドなだけあって家事などのメイドのスキルはピカ一で、武術に関しても右に出る物はいないほどである。

「朝食の準備は出来ております」

「わかった、すぐに行きます」

キラは少し背伸びした後にベッドから降りて、リビングのある一階まで降りた。リビングには白いご飯に味噌汁、肉じゃがに鮭の塩焼きが二人分並んでいる。

この家には、キラと真那しかいないのだ。そのため朝食はキラと真那の分しかない。

「「いただきます」」

二人は食前の挨拶をして朝食を取った。

『続いてのニュースです。1週間前に起きた『男性初のIS操縦者』の影響で、世界中で男性のIS適正検査が始められました』

「・・・ISか」

「・・・変わってしまいましたね」

この世界には、『インフィニット・ストラトス』といわれる兵器がある。ISは現行の兵器を上回り、世界中から注目を浴びている。

だが、そんなISにも欠点があった。

それはISが『女性にしか扱えないこと』だった。

そのため世の中は『女尊男卑』になってしまい、女性権利団体等という組織まで現れたのだ。

この世界に転生したキラもまた、女尊男卑の被害者なのだ。

「絶対防御なんて、僕達からみればないにも等しいですよ」

「そうですね。あんな兵器がスポーツをするなんて、世も末でございます」

文字通り命がけの戦いをしてきた二人にとって、スポーツとしているISに不満なのだ。

正確にはISに備わっている『絶対防御』が嫌なのだ。

 

彼女達は殺し合いをしているのを自覚していない。

 

それこそが二人の心境なのだ。

彼女達はISを兵器として見ていない。

例え見ていたとしても、『男を殺すための物』だと思っているだろう。

『絶対防御があるから大丈夫』、『死ぬことなんてありえない』、それが今の女性たちなのだ。

二人はどれだけ兵器が恐ろしい物かを知っている。だからこそ二人は今の世界が嫌なのだ。

「キラ様、そろそろ学校に行く時間でございます」

「解った真那さん」

それからキラは朝食を済ませて、中学に行く準備をしたのだった。

 

 

 

 

これは、本来いるはずのない少年たちの物語。

 

 

罪を背負った少年は、新たなる戦いに巻き込まれる。

 

 

少年の過去を知った少女たちは、少年とずっと共にいることを決意する。

 

 

 

 

 

これは、歪んだ奇跡の物語。

 

 

 

 

 

 




感想などありましたらどうぞ・・・。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。